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けいりう堂日記

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2004-06-25

_ うざい会議は無難に終了。

久しぶりに家の一階の和室に風を通し、

刺身と蕎麦で一杯(ではすまないが)やる。

そのあと「100万回生きたねこ」を音読してあちこちの場面で声が詰まる。

我が家ももうすぐ猫100万匹!(違)


2005-06-25 アングルは大変/国会図書館には床屋まで!/神保町で死す

_ 寝床が漫画だらけになって身動き取れないので、アングル(スチール棚)を組み立てることにした。やってみるとかなり重労働になってしまって朝から汗だく。もう一つあると思うとうんざりする。現在一時的に寝床が眠れない場所になっています…

_ アングルはとりあえずそのままにして国会図書館へ。行ってみて気づいたが、なんと床屋がある。服屋や靴屋があってしかも床屋…。食堂もあるし、ここで暮らしてる人でもいるんでしょうか?職員の人とか。

_ 図書館から神保町に行く。理系の明倫館以外にもいろいろ廻るが、特に掘り出し物は無く、何故か岩石鉱物図鑑を購入。そのままインドカレーの「エチオピア」で辛さ50倍のチキンカレーを食べて泣きそうになる。しかも大盛り。泣かなかったけど。

そしてお気に入りの「神田伯剌西爾(ぶらじる)」へ。もう20年近く前から折に触れ来る場所。囲炉裏も障子もある和風の店内はだいぶくすんだ感じになっているけれど、落ち着けることに変わりが無い。

「焙煎も お湯の温度も 俺好み」

一日遊び呆けたなあ。


2006-06-25

_ 休日らしい休日

昨日の登山で今日はものすごくふくらはぎが痛い。午後から図書館に行き分割表の統計を扱う本を借りた。「ノエイン」DVDとか見ながら夜は更けていく。

明日の朝には足の痛みが引いていますように。


2007-06-25 少し前向き。

_ 薬の助けを借りて、お酒を飲まずにいるとやはりメンタリティは良好になる。論文を入れる棚を組み立てた。


2009-06-25 作文三昧。

_ レポートすることは組織の人間であることの義務なのだが。。。

問題なのは、階層構造がアルゴリズムの世界のように木構造でなくてあちこちに"忌まわしいループ"があるということだ。最悪なジョークと言えるが、そういう組織表を描いて平然としているような組織があったりする。それがフローの複雑度を大きくして、情報をよどませて感情を傷つけたりする原因になる。俺たちを締め付ける前にそういう構造にメスを入れるべきではないのか?

作文は好きな方だ。最近、ため込んだ論文の整理をできる限りやろうとしている(おそうじ力強化施策の一環)のだが、その関連で、入社一年目の時に新人研修中に書かされた作文が出てきた。

自分の文章ながら、感動的だ。ベテランになってそんな輝きを失ってしまったなどというネガティブ・ワードを吐くことは止そう。ただ、不安な航海に乗り出そうとしている若い才能(恥知らずにも、20年ほど昔の自分のことだ、はは)に、君の未来は明るいのだと告げてあげたい。私を見ている似たような若い才能にもそのことを告げてあげたい。

こんな上司はいらない論でも書こうかと思ったが、時間の無駄になるからやめた。あまり守れていないと思うが、愚痴や蔭口を叩くのがめめしいことだという教育を受けて育ったことはたぶん間違っていない。その教えに従おうと思う。マンデルブロの「禁断の市場」は眠る時間を削っても読むべき価値がある。ただし5時間を切ってはならない。大事な雑用、ウェットウェアというかピープルウェアの大事な潤滑剤に、余り多くの注意を傾けられなくなってきたことが残念だ。やりたいことがあるのならそれもやむを得ないのかもしれないな。組織の中で自分のやりたいことをやるためには様々な戦略が必要だ。そろそろ人を頼ることを考えても好いように思い始めた。以前の私には絶対に受け入れられないことだ。

結論なし。悪い作文の見本でした。

_ NHK趣味悠々。

ヨガで元気に、が終わってしまった。後続の企画は「茶の湯」だ。近頃そういう枯れた趣味には興味が出てきてるのでナイスですね♪

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃにゃ [女々しい・・・女性はやっぱり女々しいのかな。ちょっと悔しいです。趣味悠々、絵画にまたなって欲しいです]

_ けい [私たちが理解し合う助けのために、まずそういう意図で使った言葉ではないことをお断りしておきましょう。そして女性蔑視を想..]


2011-06-25

_ 朝なかなか起きられなかったけどゴミ出して朝食取ってジム行って買い物して帰宅。

_ [コンピュータ] 外付けブルーレイドライブ買ってきた。

買ってきたのだが、ブルーレイディスクが見られない!DVDは見れる。でもそれはこれまでも見れていたので意味が無い!先日増設したメモリもどうやらマザーボードが古いせいか3.2ギガまでしか増えてない。ブルーレイが見れないのはOSが古いせいかメモリが足りないせいか全体的にPCが古いせいかREGZAで録画したのが見られないのか今原因が絞り込めない。ただ、PCのアップグレードは全体的に良い方向に向かうことだとは思う。でもドライブ動かすために、というのはなんか違う気がする。PCのスペックが低くて困っていることは特になかったのだし。ただちょっと気になるのは、妙に古いグラフィックボードを使っていることで、これを外してみる価値はあるかなと思う。


2012-06-25

_ [食べ物・飲み物] ペヤング!

昨日の「焼きそば弁当事件」を検証すべく、帰宅遅くなったこともあり、ペヤング焼きそばを買ってきた。そして食した!結論。焼きそば弁当よりペヤングの方が旨い!と感じた。たぶんこっちのほうがどぎつい味なのだ。そしてそのどぎつさにいつしか馴らされてしまった俺がいる。そういうわけだから次は一平ちゃん食べることにする。せっかくだからサクラエビも買ってかやく増量すっかな。明日は年休取って久しぶりに神保町いっちくるじ。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [く、くやしい;; 今日はお休みだったんだね〜天気よかったしさわやかな日だったよね。実は私もお休みしたさvv]


2013-06-25

_ スカパー!がネットワーク接続エラーになる件。LANケーブルがだめになってたので交換してOKに。そもそもアクセスランプが入側も出側もついてなかったことにまったく頓着してなかったというのが愚かだった。接続エラーが解決した途端に録画領域が足りなくなって困るという。この現象を経済学における石炭問題にたとえることは簡単ではあるが、これは一方で記録的資料の入手はそれを怠った途端に難しくなってしまうことでもある。俺は「断捨離で家を片付ける」という考え方や、「捨てる技術」(この著作は、かの野口悠紀雄氏によって技術などと呼べるものではないと反駁されている)に書かれた考え方には全く賛同してはいない。1年間手を付けなかったものであっても10年以上たった後に手をつけることは俺には良くある。そのときに、「やはり捨てないでよかった」という気持ちもまああるが、それよりも大事にしたいのは、過去のある時点である動機付けがなされてそれを入手したという、その過去における自分の問題意識なのである。これはそれを入手した時の時代の証言なのである。かくして部屋の中はどんどんもので満たされていくし、ハードディスクの中は他者にはその価値を見出すことがどうしてもできないであろうコンテンツによって満たされていく。まさに、「自然は真空を嫌う」とアリストテレスが言った通りのことが、俺の家と家にある記録媒体の中で常に実現されているのである。実際には自然は空隙だらけなのだから、俺の家は”アリストテレス的自然空間”、あるいはフォークトに倣って”Aの世界”と呼ばれるべき場所なのである。それで石炭問題というのは、19世紀の半ばに活躍したジェボンズというイギリスの経済学者が、今日においてもきわめて重要な「効用」の理論を広めるのに貢献した(効用理論のオリジンは少し先輩のドイツ・プロイセンの学者ゴッセンに帰されるものとされる)のと並ぶもう一つの業績である。いわく、石炭の効率的な利用技術が進めば進むほど、本来は石炭というリソースを節約するはずだった目的にもかかわらず、消費量の増加率が供給量の増加率を上回っていくというある意味悲観論的な分析、すなわちジェヴォンスのパラドックスなのである。これと同じ状況が、今日的問題としては記憶媒体の容量の増加とその使用量の増加にも見られるのではないかと俺は見ている。このパラドクスが実現してしまう原因はなかなか複雑なようだが、経済の現象が決して理性的な行動から生まれるのではないということの好例のように思われるのである。


_ [漫画] 水木しげる漫画大全集、21、29、81巻

第1回配本の3巻が今月の3日に無事刊行された。が、そのことにしばらく気づかず、全巻予約した横浜でおそらく現在も最大の某店舗型書店からも連絡はなかった。今日取りに行って尋ねてみたところ、どうやら毎月発行日が決まっているようなものについては連絡は基本的にはしないということのようだった。刊行が遅れる場合には連絡をくれるということだが、こうなってくると、店舗型書店でこのような全集を全巻予約することの意義は、在庫切れで入手できないリスクを防ぐことにしか無いことになる。刊行日を自己管理せねばならないのならば、アマゾンで買った方が良い。なぜならアマゾンの場合は購入履歴を元に新刊の連絡をちょっと怖いくらい的確にメールで知らせてくれるからである。この仕組みはこちらの志向が完全に把握されてしまうというリスクをはらむ反面新刊を入手できないリスクを減らしてくれるので、絶版恐怖症には良い薬となる。さらに、現物は、これもまた時として酷使ともいえるほど利便性の高い宅配便のシステムと密接に連携して、今回のように数巻同時に刊行されても重たい思いをして抱えて帰る必要がないのである。こうして、紙の本が電子書籍に代わっていこうという流れの中でさらに店舗型書店は利便性の点でさらに不利になっていくのである。店舗ならではのきめ細やかなサービスというのは不利を跳ね返すための一つの方法になりうるが、今回のことを見ると、店舗型書店を動かしているスタッフの中に、すでに敗戦色のようなものさえ漂っているように見えてしまうのである。ここ1−2年くらいで勝負が決定してしまうのではないか。街の本屋は、現在の形態からは想像もできないようなサービスを提供する空間とならない限り存続できないのではないか。そのように危惧されてならない。これが解決に直接つながるものとは思わないが、ネット書店になくて店舗型書店にあるものの一つは、直に書物に触れることによるリラクセーションと関連があるかもしれないということはヒントになるかと思う。大原まり子が書店に入ると必ず便意を催すように、書店という空間には特異性がある。その特異性が図書館においても実現されているのだとしたら、書店は"何かを売る"(それは将来的には必ずしも書籍類を意味しないであろう)ことによってさらに図書館との差別化を図らねばならないのである。その"何か売るもの"の一部はあきらかに、サービスである。だがそれが、書店の中に喫茶店を置いたり、何時間でも好きなだけ立ち読み(?)できる椅子を設けることなのでは少々安易な気がする。だったらただ座らせるだけではなく読書を邪魔しない程度の室内楽でも流してみてはどうか。あるいは単に閲覧の利便性を向上するのではなく、博物館のように見て歩く動線が意識された陳列の方法などはどうか。キュレーターのいる書店…あ、たぶんすでにあるよ、そういうの。絵本専門店にそんなのがあったような気がする。見せる本だからこそそういう工夫をするのだろう。そんな風に考えると、一つもしかすると読書家にアピールするような店舗がイメージされる。書斎そのものの例示をするショールームのようなコーナーである。そのエリアの真ん中には座り心地が良くて四方に向くことのできる椅子があり、手の届くところには整理法のメソッドに裏付けられた収納棚やロッカーなどがある。これがアピールすると、たぶん分厚く巻数の多い事/辞典や全集モノの購買意欲が増すことだろう…と思う。まあ責任がないので好き勝手に書いてるだけだが、子供の頃に友達の家に行って感じる驚きの一つは、勉強部屋が自分のそれとずいぶん違うということだった。そんな気分を思い出すよすがにはなるのではないかと思うのだ。カテゴリがマンガなのに全然漫画と違うことを書いてる。最近脱線することを前提に書いてて、ローラの発言より自由な日記になってやしないか?一応今回刊行されたのは、「忍法秘話」に掲載された全話、少年マガジン版「ゲゲゲの鬼太郎」の1、ビッグゴールド掲載の「不思議シリーズ(全)」、である。楽しみだのう、ヒヒヒヒヒ。そうですか、ヒヒヒヒヒ。


_ [読書] 「澁澤龍彦全集1」

いつものノリならば水木さんの漫画も寝床に持ち込んで眠くなるまで読みふけるのだが、うかつにほったらかすと時々猫の吐瀉物に汚染されてしまうのである。つい今朝がたも、すでにしみだらけになっていた澁澤龍彦全集の表紙には、抜け毛の混ざった黄土色の吐瀉物が載っており、いよいよ新刊本を買わねば気が済まないという状況になっている。まあダメ押ししてくれたのだというほかない。どうせ新しいのを買うのであれば、書き込みや付箋が大量になって移行するのが大変にならないうちに買ってしまう方がいいのだろうとは思う。少なくとも寝床に持ち込んだ本は棚に置くなりして嘔吐対策をしといた方がいいな、とは思った。猫達との付き合いは長いのに、なぜ今頃になってそんなことに思い至ったのかよくわからないが、これもきっかけだ。改善する。ってこの記事も全く本の内容に触れてないじゃないか。今読んでるのは「錬金術的コント」。初めて知る人物のことがどんどん出てきて名前だけ知ってるのがブルトンくらいという感じで唖然としながら読んでる。以上。


_ 最近政治家をはじめとしてネットでの発言が進退にかかわるような事例がたくさんあって、あちこちで夏を前にして祭りが始まっている。「口は災いのもと」とはよく言ったもので、ネット上の情報は言い捨てにできない怖さがある。ちなみに俺は過去の日記を見直してちょいちょい直したりもしてるくらいだが、それでも書いてるうちにタッチが荒くなってきて暴走するような局面は多々あるように思う。まあなんというか、ヒトの振り見て我が振りなおそーっと。そういえばローラの父が罪に問われたり天海祐希が入院したりして、福田彩乃が一時的にピンチだ!だが、彼女はどんどん次のネタを仕込んでいる。wktkラジオ学園の中では、おそらく意図的に番組の中で熟成させていると思われるのだが、篠原涼子が回を追うごとにどんどん似てくるのが面白い。俺も頑張って西田敏行のものまね練習するかな。「覚馬、控えよ」まだまだだな。


2014-06-25

_ ジム行ってきた。

本当は7/1からの利用になるのだが、契約の際に俺の決断を促そうとしてスタッフさんが優待券を3枚くれたのだ。その1枚を使って、夜のヨガクラスに参加。あちこちだいぶ堅くなってるし、腹部の脂肪もだいぶ厚みを増している。だが少しやっているうちにダウンドッグがいい感じに決まり始めて、体がヨガと言う生き方を思い出し始めた。シャヴァ・アーサナのときにこの心地良さに感動を覚えて目頭が熱くなった。これが本当に"生きている"ということ、地球の中心からはるか天に向かう一本の線上に俺が実在している、という肉体感覚なのだ。死体のポーズをしながらそう思うというのも何ではあるが。つまりヨガ行法を行なうものは、そのことによってようやく自らの肉体の主人となれるということだ。終了後は施設の温泉浴を利用。この選択は良い選択だった。次はオリエンテーションを受けてからマシントレーニングなども始めるつもりだ。そこで俺がしなくてはいけないこと。それはプロテインを購入することに他ならない。バニラ味のやつ買って寝る前に飲む。

_ [新聞を読んで]ちらしずし駅弁が消えた!!

日経の文化欄で紹介されていた自費出版本なのだが、残念なことにもう増版しないということらしい。国会図書館にも収蔵されていない。あー読みてえなあ!


2016-06-25

_ 英会話。当然のように昨日のUKの選択を批判的に議論する話題を、そしてなぜか「斑猫(ハンミョウ)」のことを語り合う。先回のクラスでクジャクグモの話をしていたら、私の教師であるテリー先生(仮名)が、甲虫にも(蜘蛛と同様な)プレデターがいる。Tiger Beetleなぞはその類だと言ったので、Tiger Beetleとは何かと調べたら、これが斑猫のことだったという訳だ。確かに、昆虫の中には多くのプレデターがいると気付いた。カマキリもそうだし、他の虫の幼虫を噛み砕いて肉団子を作るハチの類もいたと思う。Tiger Beetleは日本ではSpotted Cat(斑のある猫)と呼んでいる。またの名をナビゲーター(ミチオシエ)とも言い、人間が近づくと少しの距離を飛んで着地し、さらにまた人間が近づくと同じように少し飛んで着地するのが、まるでその人間に道を教えているような仕草だからだ。そんなことを語った。
 実は今月のこの回でこの教室とはしばしのお別れ、と言うことにしたのだった。何かを選ぶ時は何かを諦める必要がある。どちらも選べるという幸運な場合も時にはあるのだろうが、人生においてはほとんどは択一なのではないか。選択が深刻なものでありどちらを選ぶかで行く末が大きく変わってしまうときほど、どちらも選ぶわけにはいかないようだ。そのことはまるで数論における定理のように自明だがなぜそうなるのかを証明することが難しい。まあ今回の選択はUKの選択以上に愚かなことではないと思っているし、意志と健全な肉体さえあればいずれまたリカバーできるほどの軽微なものであり、これが英会話を諦めたことにはならないのは自分がそう納得しているから証明としては十分だ。だが、割合長期間相手してもらったテリー先生(仮名)には別れの言葉を言い出せなかったのであり、わが心も石ではなかったと思い知る。俺は泣かなかった。だがもう少しで泣きそうだった、という訳でもなかった。


_ ビートルつながりではないのだがBSではザ・ビートルズフェスという特番をやっている。感心したのは、森高千里の歌う"Hello Goodbye”が、まるで彼女のための歌のように彼女らしく歌っていたことだった。決して賞賛しているのではなく、何を歌ってもそうなってしまう平板のような様をそう言っているに過ぎない。それ以上に森高千里を語る材料は私には無いが、このような個性の出し方もあるのだということに感心した次第。
 そのあとの平原綾香なんだが、彼女は私の先入観ほどには声量も音域も持っていないのでは、と感じた。酔った勢いで恥を忘れて声帯も裂けよと高音域を力押しして歌うオジサンのカラオケに似ている。もう少し風雅にけなすなら「その心あまりて言葉足らず しぼめる花の色なくしてにほひ残れるが如し」といったところだ。意味わからなくても構わないが、頭の中のセルフイメージほどには表現力がおぼついていない、という意味で言った。 ともかくもこの番組はビートルズ縛りのカラオケ大会に似ている。それはビートルズのカバーと言うも愚かなほど、ビートル・ソングがポピュラーなものとなっているせいでもあるのだろうが、せめてカラオケ大会であるにせよミュージシャンのカラオケ大会ならばもう少し聞く方を唸らせて欲しいと思ったのだ。受信料も安く無い。そのことを出演者は自覚する必要がある。出演者それぞれのビートルズ愛の強さと我勝ちな有様が、たとえば無駄な声の張りとしてあらわれているのだろうか。ダイアモンド☆ユカイもアドリブがしっくりきていない。
 財津和夫さんの”Yesterday”はもう少し聞けるものかと思ったが、さほどでもなく、タイガースの再結成コンサードで車いすに載って出てきて同曲を歌った岸部シローの方が、よりつたないとはいえより聞かせる。だが、ラブ・サイケデリコのカバーは悪くなかった。最後の”Come Together”くらいちゃんとハモれば良いのに、ミュージシャン達。
 なんか無理して辛辣なこと書いてしまっているのは、私自身ビートルズに愛憎ともいうべき複雑で強い思いを抱いているせいなのだろう。特に”Yesterday”は、自覚なく聞き覚えていた”Let It Be”とどちらが古い記憶かわからないが,、私にとっては歌うことを意識して歌詞を覚えた初めてのビートル・ソングだ。初めてのことが重なるが、初めて聞いたのは、初めて買ってもらったアイワのラジカセに付属していたデモテープに収録されていた2つの曲の一つとしてだった(もう一つは”マルタ島の砂”)。誰が演奏していたのかしれないインストルメンタル曲で、ボーカルの代わりにむせび泣けと言わんばかりのムーディなテナーサックスが使われていた。これがビートル・ソングの一つだということはずいぶん後になって知った。もう一つの思い出は、自宅浪人をしていた時代にペースメーカーとして聞いていた旺文社のラジオ講座の「英語総合学習室」と言うプログラムで、カーペンターズ、ビートルズ、S&G、ビリー・ジョエル、ボブ・ディランなどの代表曲が教材に使われていた。このプログラムは今にして、私の洋楽の趣味に大きな影響を与えたものだったのだな、と思う。ここまでは愛憎の「愛」の部分だが、「憎」の部分は、中学の時ににわかに周囲の友人の間で起きたビートルズ・ブームに対する反感の思い出に関係している。
 思い出ある歌は大事に歌うべきだ。自らの思い出を冒涜しないためにも。「トットてれび」で「男はつらいよ」を歌った中村獅童や「知床旅情」を歌った…あの役者は誰?(→吉田鋼太郎)、彼らの歌った歌のように、歌詞の意味を一つ一つかみしめて丁寧に音律に載せるのである。昔鼻をツンとさせながら歌った唱歌のように。装飾的な音でごまかすことなく。


_ UKの誤った選択は、単に民族間の問題のみならず、世代間の確執を生んでいるようだ。この問題は国境にジェリコの壁を築くような愚かな発想では避けることができない。私も時には、自分の世代が団塊の世代の犠牲になっているのでは、と疑念をいだくことがある。父母の世代や伯父伯母の世代に憎しみを抱きながら生きるなんて、そんな浅ましい生き地獄があって良いものだろうか。骨肉の争いは酸鼻を極めるものと昔から決まっている。
 今日の日経の「春秋」には、ナチスドイツが巧妙に国民投票を利用した故事を書いていた。もっとも投票はナチスによる厳重な監視など、不正にまみれていたらしいが。心ある人は皆、デモクラシーに絶望することになるかもしれない。民主主義に師ソクラテスを殺されたと見なしていたプラトンのようにだ。


2018-06-25

_ 暑かった。が、夜になってだいぶ涼しげに。明日は?曇り、あまり涼しくならない模様。嫌な渡世だなあ。


2019-06-25

_ 夕飯食べて少し数学のおさらい。漸近線の描き方身についてなかった。スミルノフはやはり良い。片付けしてたら、インスタントラーメンの袋をスクラップしかけてたファイルが見つかる。これ、どうしよう。。食生活に気をつけつつラーメンの袋を収集するなんてちょっとできそうに無いのだけど。


2020-06-25

_ 昨日のヨーガで骨盤を動かしたせいか夕方のウォーキングが捗る。途中(と言っても自宅から8キロほど歩いた先だけど)、よく行ってたインド料理屋でシークカバブとタンドリーチキンを買ってテイクアウト。リュックからいい匂いが漂う。あー久しぶりだなー。久しぶりに辛いインドカレーも食べたい。週末はそれかな。


2023-06-25

_ 昨日はえらく蒸し暑くて筋トレするのが苦痛だった。しかしさすがの変態のプロはやはり黙々と励むのであった。そしてドラマ『めんつゆひとり飯』も終わってしまった。。。そして『やさしい猫』なんか見始めるのであった。以前はあまり好きになれなかった優香の演技、というよりも表情や仕草が刺さってきたので若い頃の写真集とか見たくなる。現在と比べて「これがこうなってこうか。。。」と呟いてみたり。


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