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2004-06-30
_ 妊娠中の猫は通常の2.5倍ぐらいにおなかをふくらませているというのに、いつも同様に元気いっぱいあちこちを飛びはぜている。むろんスピードは低下してるが。
明日は久々に街道行脚を進めようと思ったのに行き付け(というほど行きつけてもいないが一応なじみ)の飲み屋で飲み且つ食べてしまった。
ゆえに明日の行脚の成否は知れず。
朝の通勤途中、電車の中で定期券・従業員証その他同時になくす。会社に着いたら拾得物の届けがすでに来ていた。
6年位前にも同じように、大事なもの一式落としたことがある。そのときはちょっと人に言えないようなところに落としたので毎日かなりびくびくしながら過ごしていたのだったが、今回はぜんぜんそんな不安が無かった。
甲を経たとはこういうことなのか。
2005-06-30 風邪ぶり返し
_ 昨日完全回復したと思ったら今日の午後にはまた鼻がぐしゅぐしゅ。先々週末と同じような症状だ。これで雨降りの中を歩き回ったら結構やばいんじゃないだろうか。
しかし旅心は止まない。
2006-06-30
_ レゲエダンス・続
HMVとタワーレコーズで一枚ずつDVDを購入してみた。ついでにボブ・マーリィのCDを買って、レゲエデビュー。しかしレゲエとレゲエダンスは全然別物に思える。
なんてったって努力の努と書いて「オンナマタヂカラ」。力入ってる。
まあしかしこのマイブームはあまり長くないのではないかと。
2008-06-30 明日は「開港記念日」
●○記念日と言ったところで、実際に●○が起こったのは過去にたった一度だけのことだから、その記念日をどこにしようとどうということはないのかも知れない。
明日は西暦で数えた開港記念日となるらしい。これをあえて旧暦六月二日に定めたのは昔の横浜の市長。彼の誕生日がまさにその六月二日であったのだという。
別にかまやしない。ただ、無粋な花火の音が届かないことだけ願っている。
2009-06-30 あわわ。。。夜の水漏れ。
_ 洗濯機から水漏れ。
この洗濯機も中古をリサイクルショップで買ったものなのでずいぶん古かったりする。何度かホースの修繕をしているが、またしても漏れた。漏れたというよりも、どうも底の方でぶった切れてるような感じで盛大に床に向かって排水してる。ただでさえ蒸すのに…。仕方なくそのまま脱水だけして明日の朝様子を見ようと思う。風呂場のそばで良かった。床の水はそちらに流れる。運が良いならばホースの交換でまだまだ使う。運が悪ければなけなしのボーナスはここに費やされるかもしれないな。回収してもらわないと庭に使えない洗濯機が2台になってしまうという。。。ちょうど昨日庭に置いた古い洗濯機のことを書いたばかりなのでちょっと不気味だな。
_ [漫画・アニメ] 「プルート」浦沢直樹&&手塚治虫、最終巻。
この単行本は豪華版が先行で発売になるので、1週間待たないと通常版が売られない。で、今日昼休みに会社のそばにある本屋で買って夜帰宅途中にむさぼり読む。うう。。。電車の中で号泣寸前でした。やはりやはり…手塚治虫漫画全集を読み始めることにいたします。
_ [猫の額] 自然農薬。
本当は家で学会の予稿を書こうと思っていた。なのに、材料を買い込んでいたから気になり続けていたために、自然農薬を作ってしまう。やることは餃子の具を作ってるような感じに近い。ニンニク50g、とうがらし50g、どくだみひと束。細かく切っておいて、木酢液1Lに漬ける。3か月ほど寝かせる、と本には書いてあるが、木酢液自体がすでに虫よけになるわけなので、ちょっとづつ使い始めてかまわないだろう。こんなことやった手でそのままHとかするとものすごく悲惨なことになりそうですな。唐辛子の焼酎漬けも作った。あと、コーヒーも冷ませばそのまま虫よけになるらしいっす。これらと、コンパニオンプラントとしてのミントとかローズマリーを併用して、今度こそは高菜の大収穫を目指さんと思う。まだ季節的には大丈夫かな??
天水鉢を楽天で物色してみた。いろいろあって楽しそうなのではあるが、実はこの計画にはいろいろの困難が予想される。1)家の周りには野良猫が多い。2)家の中にも猫がいる。3)金魚とか飼うなんて…!そんなもののケアなんかしてたら夏の歩き旅なんてできっこない。4)万一子供がおぼれたりしたら前科者になる。
そんなわけで、天水桶は密封式にすることにしました。ふたつきのポリペールを使う。これなら蚊が湧かないから金魚を飼う必要もない。でもなんか庭に水のある風景を想像してしまったのでこれでは物足りない。そこで次のアイディア。軒下に水琴窟を作るというのはどうだ!目にはさやかに見えねども、耳にかすかに聞こえる水の動き。これが、なんとなく刈り取りきれない小笹に隠されてひっそりしてる風情は結構想像力があれば楽しめるんじゃないかな??さて、どうやって作りますやら。
2011-06-30
_ やはり夏カゼ。昨日がちょっときつかった。鼻がぐすぐすし出した。そういう状態のときは治り始めてるんだと思うんだが。。。
夏カゼは治りにくいと言うけど、たぶん対処療法がいまいち季節に合わないせいだろうな。体を温めたりミカン食べたり汗をたくさんかいて寝るとか、考えるだけで風邪のままでいいやと思いたくもなる。
2012-06-30
_ 6月終わり。放送大学面接授業「古事記を楽しむ」楽しめた。日本書紀の日本武尊読めて良かった。古事記の記述は景行帝に対する不信感のようなものが見えている一方書紀の方はもっといい子ちゃんだ。「日本誕生」がとても見たくなってきている。読むものばかりか見るべきものもたまりにたまっているため、定年が待ち遠しい。
2013-06-30
_ 暗鬼紅灯の巷では「困り眉」なるメイクが流行っておるのだとか。これでは女子全員三原勇希の萌え顔、ではないか。
_ [漫画] 「水木しげる漫画大全集 021 忍法秘話掲載作品 全」
「未完成交響楽」の柱に、「フハ…とは、鼻から空気が出る音。失望ラクタンの時、しばしば出る空気が鼻毛をふれる音である。」と書いてあった。「金太とピン子」第一話では、金太を育てていたおじいさんが息を引き取るときに「フハーッ」と言って両手を開いて逝ってしまう。正に息を引き取るという感じが良く出ていると思う。
全巻予約すると捗る特典が付いてくるようだ。一つはねずみ男の名刺のついた「ビビビの名刺入れ」。これ使って活躍するサラリーマンを想像できねえよ。うっさん臭いなあ。今一つは描き下ろしのゲゲゲの鬼太郎と資料満載のスペシャル別巻。別巻1と書いてあるからその後も発行されるんだろうか。期待してしまう。ところで全巻予約は横浜で有名な某店舗型書店ですでにしてあるのだが、特典、ちゃんと入手できるのか少し心配だ。
_ ローラにまつわる最近の事件。少なくともネット上では擁護の声が大きいようだ。人徳とはこういうことを言うのであろう。
_ 先日パロディ全集を読み始めた長谷邦夫さんだが、先月脳出血を患い現在は入院治療中とのことである。wkipedia見ると、フジオプロとは金銭トラブルのために絶縁中であるとのことであり、赤塚氏の葬儀にも参列はしなかったのだそうだ。
_ [特撮] 獣電戦隊キョウリュウジャー
今日はウッチー大活躍の巻でござった。ござる言葉を使うと、拙者まるでオタクみたいドブフォw それはどうでもいい。モンスターペアレンツの群れに襲われる空蝉丸。怖すぎるよ。そして子供番組にはあるまじきキスシーン&輪姦シーン。いやー怪しからんな今回はwww でも情操教育的な意味では戦隊モノにふさわしい回だった。
_ [特撮] 仮面ライダーウィザード
メデューサ対仮面ライダ―メイジ。メイジの動きがなかなか良い。登場していきなりキレキレのアクションを見せつけるというのはこれからの展開を期待させる上で実に効果的な演出と言えるようだ。キョウリュウジャーのモンスターペアレンツ(とその歪みを越えようとする子供)といいウィザードのファントムと言い、近頃の特撮は具体的に描きにくい現代の問題やそれに通じることを果敢に表現しようとしている。。。いやいやそれは特撮番組がこの世に出現した時からそういう機能を目指していたのではないのか。と思う。工事現場で多くののぼりを立てて、風と風の対立を表現する場面が印象的だ。メイジに変身した真由は今後も戦うことを表明している。だとすると、昭和平成を通じてテレビ番組中で戦い続ける女性ライダーの初めての登場、ということになるだろう。(あーでもそんなこと書く前にストロンガーちゃんと見てタックルが仮面ライダーと呼ぶにふさわしいかどうかは自分なりに決着着けておかなくちゃいかんな)。
_ [特撮] 仮面ライダー
第55話、ゴキブリ男登場。ショッカーはついに人間を老化させる細菌を開発した。すげえ!わがショッカーのオオ、科学力はあ、世界一イイイ!そしてそれを広めるためにゴキブリに細菌を植えつけることを計画するのだが、そこに表れたチンピラ2人。彼らは団地のみなさんに全く効かないゴキブリ駆除薬を売りつけていたところを、ショッカーに見とがめられ、計画の邪魔をするものと見なされて拉致され、ゴキブリ計画の責任者としてゴキブリ男に改造されるのである。ショッカーは卓越した科学技術の開発力を持っていながら、作戦を展開するための人材には問題を抱えているようである。しかしゴキブリ男というのはゴキブリの嫌いな人にはかなりインパクト大きいだろうな。でかい体に薄い羽を備えているあたりがすごく嫌な感じだ。ショッカーの科学力の凄さというのは、この最近に対する治療薬も開発されているということなのだ。これはつまり、アンチエイジングの効果の高い薬剤をも開発しているということなのではないのだろうか?ショッカーは老化を克服している!だが、その薬を分析してコピーした人類もまた、老化を克服したはずなのである。しかし老化を克服することはできても、本郷の改造された体を元に戻す術は無いのだ。改造手術は超人への片道切符なのである。
_ ぺヤングのたらこ焼きそば見つけたので今日の昼飯にした。ピンクのパッケージが一瞬イチゴ焼きそばかと見まごうばかりである。感想は、まあ旨い。ただ、たらこ特有の魚卵のプチプチ感が完全に失われていて、これは本当にたらこ味なのかどうかが良くわからないのだ。そういうところがジャンクフードの本道たるところかもしれない。暑くて今日は外でたくないの。天気良いけど。
_ [特撮] 仮面ライダー
第56話。路面に怪しい粉を見つける本郷と滝。本郷は知能指数600の超天才であり、それにふさわしく自ら顕微鏡によってこの粉が蝶の鱗粉であることを見出す。ちなみに知能指数600をまともに受け取って、知能指数の分布を田中ビネー式で算出した場合の標準偏差16を採用してN(100,162)の正規分布に従うものとした場合、知能指数200以上の人間であっても5000億人に1人存在する程度となる。正規性の仮定も怪しいが、よほど高い方に裾を引くような分布でない限り、知能指数600を越える人間の全人類に占める割合は実質的に0と違いがない。ちなみに現在の地球人口は70億程度である。本郷猛はそれほどすごい超人なのだ。彼がヒーローの資格を持つものであることに疑いの余地はないが、こうまでショッカーに手を焼いているからにはショッカーという組織も数多くの人材を擁しているとしか思えない。すると彼らが慢性的に幹部資格者の欠如に苦しんでいることは、知能指数の面での人材不足なのではなく、悪の能力を有する人材が足りないということなのだ。したがって、ゾル大佐や死神博士や地獄大使らが悪のエリートであることの意味を再考するならば、彼らの巨悪さ加減には改めて戦慄せねばならないのである。
2014-06-30
_ 今日は俺が糞野郎な仕事振りだった。最低限やる約束のことだけやって、午後は黒い犬にがぶがぶかみつかれて半身飲み込まれた状態で帰宅。それでも、生きていかざるを、得ない。ヨブの信仰する宗教に属しているというわけではないが、そうであっても俺にも禁じられている行為はある。
2015-06-30
_ 「しょんないTV」の録画見てる。今回静岡からなんと山口に出張して松村邦洋と「静岡から総理大臣を輩出するにはどうすれば」と盛んに議論してる。確かに県民性全然違うもんなあ。東海道の宿場は静岡にいちばん多くあるのに東海道新幹線のぞみは静岡に止まらない!確かに。まあのぞみを止めなきゃならないほど急ぎの用は静岡には無いかもなあ、なんて思ってしまうけど。
2017-06-30
_ この一週間、すっかり湿邪にやられていた。今日買った漫画:白暮のクロニクル、へうげもの、猫のお寺の知恩さん、フイチン再見、いずれも新刊。白暮とフイチンは最終巻。そのうち感想書くかも。最近寝つき悪し。でも寝る。あばよ。
2018-06-30
_ 朝食摂り、さて図書館に本を返して床屋行ってジムへ、と思っているのだけど、NHKラジオで真打競演が始まって松鶴家千とせが出てきた。御歳八十のでえベテランだ。相変わらずハリのある声。声って結構若さが保たれる。声の仕事の人は長く仕事できるように感じる。どうだ。どうだと言われても困るだろ?シャバダバダ、イェー。
_ 明日からもう7月か。
まあ星に願ったところでどうしょうもないのだけど。せっかく長くジムの会費払い続けてるのだし、一生に一度はあのスジが自分の腹にもあるのかどうか確かめてみたい。おやつ食べたくなったらハリウッド・ザコシショウ の腹部を思い浮かべて「ああはなるまい」と思うことにしよう。あのくらいのお腹なら油断するとすぐなってしまうからネガティヴイメージを喚起するのにはちょうど良さそう。ヘンベレンベンベレンベン、ハンマーカンマー。成功したらハリウッド式ダイエットって呼ぶ。というわけでジム行った。今日は体硬い。
_ [新聞を読んで] 日経電子版。
というわけで日経のWプランから電子版だけのプランに変更した。変更はウェブページであっという間にできる。昼頃今まで配達してくれていた販売店から確認の留守電が入っていた。また何かあればよろしくと。無いことを望む。これで新聞紙の廃棄という問題も片がついたのだが、電子版のデメリットをに二つ気づいた。1つ目は、2週間分しか遡れないこと。これは2週の内に読めばなんとかなるのだろうし、2週を過ぎたらもう情報にはアクセスできないと覚悟することでむしろ毎日のチェックへの動機が増す。だが2つ目。読み始めた新聞をどこまで読んだか、あるいはどの新聞が既読であるいは未読であるかがわからない。これはまだ電子版の機能を知らないだけかもしれないが。電子版との死闘、続く(予感)。
_ 今日はジムまで行く概ね30分弱の道のりを歩いたに過ぎないというのに、と鼻の頭が日焼けしてしまってピリピリする。月曜には皮がむけてるんじゃ無いのか。
_ けい [訂正。電子版、1か月間は読めるようだった。]
2019-06-30
_ 先週に引き続いてスーパーヒーロータイムも見ずにお出かけ。何のことはない学校の面接授業だったのだ。3DCGをいじる演習。学校のパソコンにちょうどR がインストールされていたので、画像を読み込めるようにしておいてから、locatorというマウスクリックで座標を読み取る関数を使って、ルビンの壺の外形を数値化。それをエクセルで確認しながらちょっと変換して、その後3DCGソフトの方にコピペ。スプライン補間してぐるっと回して壺の形にしてからゴールドの質感を与え、さらに変形させながら視線の方向もちょっとづつ変えてレンダリング。そこそこのアニメーションができた。2日間の演習でここまで出来るようになったのは収穫だっだと思う。通信課題出さなかったので今期の授業はこれでもうおしまい。
2020-06-30
_ 6月最終日。おお、半年経ったんだな、正月から。雨。でもウォーキング2時間ほど。ついにこの間買ったレインポンチョが火を吹いた。しかし、薄手なのに着ればやはり蒸し暑い。2時間程度でそこそこの雨なら濡れて歩いた方が快適だ。風も強くてガサガサうるせえしな。フード被ると車の音とか聞こえにくくてヤバイし。
2021-06-30
_ 日ペンの美子ちゃん(六代目)描いてみた。
結構まともに絵描いたの久しぶりだ。ちょっと楽しい。画板の上に貼っていた紙の上に直に描いちゃったんだけど。_ マジーヌのカード出た!
わーい、これでもうゼンカイジャーソーセージ買わなくて良いや。かわいいね。アンジェラ芽衣さんに見せびらかしたい。もう持ってると思うけど。2022-06-30
_ 兀突骨のことをパイトツコツって読んじゃ、ら、らめえ。。。今晩も銭湯。Amazonで注文したお財布が商品説明より大きくて返品予定でゴツ。寄生獣読み返したくなって古書で注文しちゃったでゴツ。寝るでゴツ。
2023-06-30
_ 水無月も終わりだ。金曜の夜はタモリ倶楽部も「波よ聞いてくれ」もないので手持無沙汰なので、カナフルTVの録画を見て紛らすのである。いやー熊井ちゃんがこんな番組に出てたとはなあ。ロケに行っていろんな人と並ぶ度に熊井ちゃんとその人との圧倒的な身長差が堪能できるという至福の番組だったんじゃないか。録画し続けてて良かった。。。
2024-06-30
先日も、このクラスには結構な割合でシニアの方が存在していて、その態度があまり評価できるものではない、ということを書いたのだが、特にその傾向が顕著な方がその日の昼休みも例によって大声で語っている。講師の先生の講義の話題があちこちにいっていて一体どこに辿り着こうとしているのかわからない、とか、先生の話ぶりが良くない、文末がはっきりせずもごもご言っていてわからない、などと。僕もそのことは感じてはいたのだが、ここは義務教育の場でないのだから、講師の個性は大いに出て構わないとも思っていた。何より、その世界の一線で活躍していた経験をお持ちの先生が多く、そんな体験を伺えることは、入学資格のほとんど存在しないこの大学の大きな魅力だと思っている。その気になればいくらでも深く学べる場所なのだ。僕ら学生はその切っ掛けを沢山与えられる。そこから何かを学び取って更に自らを深耕するかどうかは全く僕ら学生に委ねられているのだ。こういう学校がどんどん出てくれば良い気もするが、問題は、全ての学生がそう考えてもいない、ということなのだ。学生の年齢層も、経歴も全くバラバラで、特にそんな学生たちと顔を合わる面接授業の先生は、一体どんなレベルで講義をすれば良いかにはよほど苦心することだろう。大声さんの声を我慢してあとわずかの休憩時間を過ごそうと目をつむっていたのだが、彼は言ったのだ。「その語尾を濁すような語り口は、まるで娘の婿にそっくりだ。」
「僕は面白いと思いますけどね」
目をつむった僕の口から、思いのほか大きな声でそんな言葉がでてしまった。これ以上不快で、家族にであれ他人にであれ敬意の存在しないアニマルワールドの言葉を人間界の中で聞きつづけるのは苦痛だったのだ。そして、ああ言ってしまった、と思ったが、それで彼の垂れ流す言葉は途切れた。たぶん教室の空気も冷えたのだろう。やや間があって、彼が「面白いって?何を」と言う。「講義の内容がです」「先生の話し方が面白いというのか何なのか」彼はまだ自分に向けられた批判を受け入れられずにこちらを見て話を続けようとしたが、すでに当の先生も教室に入られ、それ以上のことは起きなかった。ただ、僕は自分の発言によって自分の心拍を上げてしまった。プレゼンの一番手は僕だったのだ。10分ほどのプレゼンは、寝不足と興奮とによって始終声が上ずりがちで息苦しいのもとなった。それが無ければこれまでに用意したプレゼンの中でも良い仕上がりだった。先生も興味深く思われたようで、質問コメントが長引いてしまい、発表順が最後のほうの方がイラつかれていたようでもあった。
9人ほどの発表者の中には、さすがにプロフェッショナルをうかがわせるものもいくつかあり、僕が興味を持っていても手を出せずにいた分析法をうまく使っているものには感心した。GISデータを使った確率の推定やモデル化なども面白かった。そして、等の大声氏は、初めに課題の趣旨を取り違えていて十分なものが用意できなかったことを詫びてから、どこからか蒐集してきた数値を棒グラフや折れ線グラフで延々と見せ続けていた。ところどころ「こんなことになっていて」とか「みなさんどうしますか」などと警句とも取れないような音を発していた。いつまで続くのか、話はどこに帰着するのか。先ほどの先生への批判をそっくりお返ししたいような内容と言っていい。先生はすべての学生に対して敬意を持って問いやコメントを発しておられた。大声氏に対してもだ。こういう態度は学ばねばならないことの一つだ。僕は全く人間ができていない。そしてふと気づいた。先ほどの授業への批判は、授業の意図を理解することができずせいぜいこんなことしかできないという自分への引け目の裏返しだったのではないか。せめてそう考えてあげたかった。言っている偉そうなことと実際に自らのできることがこんなにもあまりにかけ離れている人間が存在しているということを信じたくなかった。彼が僕の遠からぬ未来の姿であるかも知れないとは信じたくなかった。しかし、「偉そうなことを言っていても結局ここまでしかできなかったんだよね」などとひそかに留飲を下げている自分もそこにいたのだった。彼はプレゼンの始終人の発表に特に意味のない合いの手を必ず一言は入れ続けていた。そういう風に生き続けてきたのだろう。修正するだけの知恵も動機も彼には無い。これは僕の未来の一つの、ただし低い確率であってほしい未来の一つのシナリオだが、そうなったとしても非難すべき娘婿など僕にいないということは幸運なことだ。講義内容以外の大事なことまで教えてくれる放送大学とは誠に得難い教育の場である。シニアとしての生き方に対する沢山の反面教師がいる。僕はそこまで求めちゃいないけれど。ただ、必要とあらば自分の弱みをさらけ出せる勇気は実力の裏付けがあってこそのことなのだ、ということは胸に刻んでおきたい。面接授業では何かが起こる。適度に楽しめるくらいの頻度で、今後も受け続けよう。
_ うにゃ [夕方は風があってちょっと涼しいね。ヤマトかっこいいぞ! ]
_ けい [声優陣もいいですね。デスラー:山寺宏一 スターシャ:井上喜久子19歳、おいおい! 森雪&ユリーシャ:桑島法子 佐渡先..]
_ けい [↑いかんいかん!井上喜久子は17歳!おいおい!ではないか。これでは拙者まるでニワカみたいコポォ。]
_ けい [↑↑さらに遺憾ことには17歳でなく17才と書くのが正しいらしい。拙者これではもう完全にニワカwフォ、フォカヌポォww]