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2006-11-26
_ よしなしごと。
朝食食べて二度寝。遅くなってから神保町へ。入手してなかった岩手・土沢の1/25000地図とGISの本を購入。漫画も4冊。ロシア語辞書と入門書も購入。ロシア語は、Origaの歌う『降格機動隊』のオープニングをカラオケで歌うためだけに勉強する。
神田伯剌西爾で珈琲のみかつ豆購入。相変わらずの味だ。はじめてきてからもう20年近くなる。
2007-11-26 図を作る。
_ 昨日原稿ができたから今日は図。この作業は工夫すればするほど面白いしプレゼントしても完成度が上がる。でもあまり時間が無い。タイトルをでっかく印刷するのが結構面倒くさかったりして。ワードのワードアートはデザインが狂ってダメだな。ホームページビルダーのウェブアートの方が良い。
_ ♪
2010-11-26 「金と女ー!山口良一デース!」
_ 会社の昼休み、なぜかわからないが「うのせけんいち」という漫画家のことを思い出していた。80年代後半くらいにある程度活躍した漫画家で、当時又の名を「漫画界のせんだみつお」と言った。まあぐだぐだ言ったところでほとんど伝わらないであろう。今日のタイトルは確か「腹が底抜けギャハハハハ!」という単行本に収録されていたネタだったと思う。本当の山口良一はそんなキャラではないような気がするんだがウノケンにとってはそんなことはどうでも良いのだった。山口良一と言う名前もだいぶ懐かしい部類のように思われるが。
_ 「ブラタモリ」
昨日の録画を見てる。今回は「鷹狩り」がテーマ。江戸時代の初期には江戸でもタンチョウヅルが捕れたらしい。滝坂道という道が出てくる。矢倉沢往還を歩いた時にこの道の名を知った。暗渠が出てきたときのBGMは「アンコ椿は恋の花」。なんだかブラタモリなのかタモリ倶楽部なのかわからない番組になってきてる。ザリガニの交尾の話、面白かった。
_ 今日も膝の治療に行った。かなり調子が良くなっている。EDiT使い始めたら、吸盤で足にくっつけた電極で脚の筋肉がビクビク動いていると指摘された。もう2週間くらいやっているのだが指摘されたのは今日が初めて。私自身は特に違和感を感じなかったんだが。治療が終わった後、待合席のテレビで、象の鼻パークから横浜の運河クルージングの船が出ていると紹介されていた。以前放送大学の面接授業で少しその近辺を歩いた。今でもアナゴ漁をやっている。そう言われてその気で見ると、小樽運河にも似た風情がある。
_ 「ウノケンの爆発ウギャー」とかAMAZONでは5000円くらいの値がついてる。モレチョーン!国会図書館なら読めるかと思ったが、「ウノケンの爆発ウギャー」1冊しか所蔵されていない。それだけではない。東京都公立図書館横断検索ではなんと1冊も所蔵されていないではないか。何と言うレアな漫画家になってしまったのだ、うのせけんいち。まあ活躍してた頃だってかなりレアな部類だったには違いない。
_ [新聞を読んで] 日経、11/26.
経済教室。キャノングローバル戦略研究所・松山主研。公立病院の構造改革。我が国の病院数は8月現在8681とある。一県につき200くらい。地頭で考えると凄く少ない感じがするが、アメリカは5851でそれよりも凄く多い。公立病院の赤字の理由を関係者たちは政策医療が不採算、診療報酬が小泉改革以来低いという2つの理由を挙げる。しかしデータはこれを否定する。診療報酬がプラス改定される直前の2009年度でも社会医療法人の業績は総じて良かった。社会医療法人は公立病院と同等に緊急医療ができること、同族社員を制限すること、解散時に残った財産は国や地方公共団体や他の社会医療法人に帰属する、などを認定要件とする。一方公立病院は何故赤字か。松山さんはこれを医師以外の職員給与の高さに理由を求めている。だがこれでもまだ説明が足りず、地域住民の医療ニーズとのミスマッチの調整能力の欠如を指摘している。通院・外来・在宅といったさまざまな医療サービスを品ぞろえする社会医療法人に比べ、公共病院はこのような種々のニーズに一致しない過大投資と単独施設経営に安住している。ニーズが多様化した理由は新薬開発や日帰り手術の普及といった医療技術の進歩であり、予防・リハビリ・介護・在宅等のニーズにこたえるしくみが必要。国公立病院は地域医療圏単位で経営統合し、新規の投資はダウンサイジングを進めるべき。地元開業医との競合が懸念されるが、これに対してはオープン方式を取り緩和につとめる。つまり、公立病院の施設を地元開業医に開放するというやり方である。
同、やさしい経済学。多国間協調のゲーム理論。多人数囚人のジレンマゲームでは全員参加で協調するのが全体にとっては最適なのにただ乗り利益を志向して合意が守られない。これを救うには順守のための誘因(インセンティブ)が要る。超国家組織は存在しないから、多国間協調のメカニズムは構築されない危険がある(メカニズムのパラドックス)。各国が協調の枠組みに参加するかどうかを表明⇒その後協調をめぐる交渉が行われる、という2段階ゲームで考えると、協調への参加数が一定値を超えたときには全員非協調よりも参加の方が利益の大きくなり、誘因が生まれる。この一定値を「最小協調サイズ」という。2段階ゲームのナッシュ均衡は最小協調サイズから全員参加まで複数のバリエーションがあらわれる。次回最終回。
2011-11-26
_ 土曜でヨガで筋トレで床屋。
_ 13/04/06の俺がやってきましたよと。11/11/26付けのメモ書きを見つけたのでここに書き込むために2年ちょっとあとの未来からやってきたんだ。ヨガで筋トレで床屋の前か後かはわからないがきっと寝床で漫画全集見ながら書いたんだろう?今日の俺。以下がお前の書いたメモだ:
_ 「漫画の神さまは、マンガの中でこそ生き生きとしている。リアルな手塚より作中の手塚のほうが冗舌だ。この人は、今の人間がtwitterでつぶやくであろうことを、ほとんどすべてマンガの中でつぶやいている。マンガは、手塚が本当に自分を表現できた世界。だから創造主がそれをみて良いものとしたように漫画の世界を創っていったのだ。手塚がいじめられっ子だったことは重要だ」
_ さあこれで1年以上うっちゃられていたメモがやっと捨てられるよ。じゃあ元気でな、今日の俺。
2012-11-26
_ いま唐突に思い出して後悔してることがある。高校時代のとある部活で、とある映像作品を作り、アフレコしてたとき、単に「行く」とだけいえば良いセリフを、「いんぐいんぐ」と言うセリフに「演出」して同級生の女の子に言わせたこと。すまない、当時女の子。あなたはその「演出」に隠された意図をきっと知らずに一生懸命声の演技をしたのでしょう。そして、ばかか、当時の俺。しかし其の後、AVという映像作品の一大ジャンルが誕生して、豊丸と言う天才女優が現われて、かのセリフに堂々たる市民ケーン違った市民権を与えしむることになるとは、事実はアマチュア作品より奇なのである。
ところでかの映像作品は、卒業後二十年くらいたって、ある女性によって八ミリフィルムからビデオに保存され、今俺はそれをDVDに焼いたものをもっている。作成当時の演出意図には反して、かつて一度も副食として活用したことがない。そういう意味でも、重ね重ねすまない、当時女の子。
2013-11-26
_ 最近とある学会に参加したらかなり著名な先生がいらしていた。あまりはっきりとはかけないけどこの方は大変に大きな業績を残している方でありつつも一方で不幸なことにスキャンダルを下世話な雑誌の類に書きたてられて一時期世間をにぎわせたものだった。今、その先生の書いたものを読んでみると、そのようなスキャンダルとはまるで関係なくいろいろ考えさせられるものがあることに気づく。思い出したが、波動力学を生んだシュレディンガーは、わりと特異な性的嗜好の持ち主だったという伝記がある。自ら日記(これは確かフラクトゥール:ドイツの亀の子文字で書かれてたのではなかったか?)にも、女性を求めることが仕事においても大きなモーティベーションを生むのだと書いていたはずだ。その裏には、女性に認めてもらうために偉大な業績を生む、という心理が働いている。そのような偉大さを自覚できないと、女性と言う原理的存在と対等に向き合うことができないという男の弱みとも言える。まあそういうことだから、男が助平であるのは女性と言う存在があまりにも大きいためなのである。大きければ大きいほど助平であることにかける情熱も大きく、助平を正当化するために自らより高みを目指すのである。俺?俺は下から見上げるほうが好きかな?そして永久にどこまでも地べたに這いつくばって最低であろうとするこの恋愛を変態といふ。確か宮沢賢治がそんなことを書いてたような気がするがちょっとニュアンスが違っていたかもしれない。
2014-11-26
_ オムレツ祭り!その1
そういうわけで昨夜見た動画にインスパイアされつつティファールで再挑戦。1つめは失敗.
_ だが次はぎこちないながらも返しが上手く行って、開くとややとろ。
_ オムレツ祭り!その2
さて、いよいよ川越との勝負だ。
_ まずはシリコーンの容器に材料を流し込む。溶いた卵一個と牛乳大匙一杯。
_ 電子レンジで500W×40秒でちょっと固まる。これをまた容器内で混ぜ合わせて再度500W×30秒。
_ 終わったら容器の上部の穴と凸部をはめ合わせて1分ほど放置。もちろん全裸で正座だ。
_ これで出来上がりだが、ふふん、ムラがあるし牛乳が出てきちゃってるじゃん、川越。
_ 一応包丁で開いてみようとしたが厚くて開けず。うひゃひゃ!川越、涙拭けよ。料理は楽しく、だろ??
_ 以上。合計卵七つ分のオムレツは今夜3個分、明日朝4個分おいしくいただくことにする。もううんざりだよ!でも卵好き。
2015-11-26
_ [映画] 節ちゃんを偲んで。
そういうわけで、週末から喪に服すようなつもりで、節ちゃんの出た映画をとりあえず5本くらい見ておこうかと思う。「東京物語」は本来絶対にはずせないはずのものではあるが、何度も見ているのでとりあえずちゃんと見たことのない、そして主に小津安二郎監督作品以外からセレクトした:_ 先日の「春画展」感想続き。
当日(11/23)、人気だというので混むと思い、午前中から出かけて10時過ぎに永青文庫に。やはり混んでいた。思いついていく途中の池袋駅のチケットショップで券を買っておいたので会場で待たずに済んだ。順路に沿っていくといきなり「稚児之草紙」。というわけでのっけからBLというのが良い感じ。
客は男女同数位と見えた。俺より少々年上の男性3人、仲間で来ており、おしゃべりをしながら進まない行列を耐えている風情。「おーおー、でっけえなあ」とか「負けた」とか「三所攻め」とか「結構女が来てる」など、即物的に過ぎる感想を吐いている。そういうものばかり描かれたものがこのあとどんどん出てくるのだから飽きてしまうのでは…などと余計な心配をしつつ、手帳にメモを取り始めたら係りの人が鉛筆を渡してくれた。そうだった、博物館や美術館ではメモは鉛筆に限定されるのをすっかり忘れていた。しばらく来なかったから、こういうところに。
さて作品は続く。「袋法師絵図」女のたくさんいるところに忍び入った坊さんが、人目をはばかるとて袋をかぶせられて局部だけ出してことに及ぶ。その袋に入ったままで女を抱く姿がオバQを思わせる。オバQに抱かれる女…。長谷川等仙「花園春画絵巻」。口唇愛撫の様が克明に描かれ、実におおらか。
先へ行って、鳥文斎栄之「四季競艶図」着物だの床の間の品物だの「四季」と銘打つ故となる花木だのの精緻な描き込みと鮮やかな色彩。こうなると作者が本当に描きたかったものはどう考えても画面中央にあけすけも無く描かれた男女の結合部分「ではない」のじゃないかと思われる。実際その部分や男女の脚部などはどうでもいいようにシンプルな描線で描かれている。一応これ春画だから描いとくけど、みたいな感じに思えてしまう。だが笑えるほどに一見無表情な男女を見ているうち、伏し目がちの女の表情が次第に恥じらいと期待とそれらを打ち消そうと努める冷静さの間を揺れ動いているかのように見え始める。そこに付け入ろうとする男のスニーカー行為。たとえば江戸の頃の遊郭での一戦はこんな感じだったのだろうか…高度に様式的に装った遊女のそこだけ生身であるような吐息が微かに香るような気がする。
ここに集められた春画は武家の中でも上流の家に伝えられたものが多い。古い中国の皇室では後宮を12人控えさせる習慣があったらしく、そんなゴージャスな閨事を想起させるのか、12枚で一組となっている物が多いとのこと。続く、気が向けば。
_ 誰でもそうなんだろうが、俺は季節で大きく体調が変わる。それぞれの季節の俺はまるで別の体を持っているかのようにさえ思える。体細胞がすべて入れ替わるのに2年かかるとするなら、季節ごとに1/8くらいずつ違う体になっている計算だ。今、その体は冬向きに変わろうとしている。空気の乾燥に馴れ、寒さからくる血管の収縮に馴れ、鼻腔には鼻汁が増え…。腸内フローラの事はまだよく知らないのだが、それが体調を大きく左右していると聞く。だとするなら、腸内フローラにもその「四季」と言うべきものがあるのではないか。つい先日まで紅葉が見ごろだったのではないか。なんてね、ちょっと思ってみただけ。
_ で、春画に続いて、なんて言っていいのかな。今、「一遍上人聖絵」の全巻全段(12巻48段)が公開中なのである。遊行寺宝物館、神奈川県立歴史博物館、金沢文庫の3会場に分けて展示中。一日に2か所以上梯子するのはちょっと辛い気がするのだが、12/13か14で展示が終わってしまう。うん、どうしようか。
2018-11-26
_ 歩きの疲れで、前脛骨筋、即ち脛の筋肉が昨日はかなり張っていた。学習センターに通う道も足取りは重かった。今日はそれが軽減していて、トドメに夜ヨガに参加したらもうあまり気にならない、という感じ。金曜は26000歩、土曜は36600歩歩いたことになっている。合わせて46kmほど。もう1日続いてたらかなりキツくなってただろうが、本来はそこから次第に体が慣れていくという所なのだろう。会社をリタイアしたら四国八十八ケ所を歩きたいと思っているのだが、その頃にはだいぶ筋力は衰えているはずだし、十分な旅費を捻出することも果たしてできるかどうか。。。
2019-11-26
_ 月曜は物理の日、なのだが、今まで学んできたことがまるで理解できてないことに気付いて軽く打ちのめされているところ。こんなことの繰り返しだ。繰り返すしか無いだろう。たぶん、時間はある。。。
2020-11-26
_ もくやうび。はい、すっかり時系列無視してきんやうびに書いてます。ここ数日、沙村広明『波よ聞いてくれ』を読んでる。札幌・藻岩山の上にある架空のラジオ局が舞台。主人公は、飲み屋でしゃべってた自分の元カレへの愚痴をラジオで流されてブチ切れてその業界に入ってしまった哀れなささくれ女子・ミナレさん。読んでるうちに自分もいい感じにささくれてきましたので、今しばらくは私の後ろに無言で立ったりしてはいけません。
_ きだ [今日13時半からNHK BSで「東京物語」やるそうで、やはりこれが代表作なのですね。 往年の美人な女優さん、という..]
_ けい [話は退屈かもしらんですが、いろいろツッコミながら見ると楽しいかもです。最後の方で節ちゃんが笠智衆と「あたし、ずるいん..]
_ きだ [見ました。人が亡くなる話だったとは。(;_;) 泣き崩れる紀子さん、ええ人だと私も思います。ずるくないです。 出..]
_ けい [あんたもええ人じゃの。本当じゃよー。byリュウ(智衆)]