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2005-12-05 みちのく一人旅(一日目)
_ [奥州街道] 桑折から越河。
雪です。陸奥一人旅です。平日なのに出かけてきています。
なんか会社をクビになって傷心旅行、という風情に見えなくも無いが、特別休暇中をもらっているのである。常識的には、何もこの寒い中を寒い土地へ行くこともないんだが、寒いからとか雪が降っているから、とか行っていると行脚の旅は進まない。日本にはまだまだわたしの知らない街道が沢山ある。
で、今日はようやく福島から宮城へと抜けた。全国的に雪。ご多分に漏れず白石も雪。めずらしい子安ダルマとか乳神とかの石仏を訪ね歩くと、足がびしょびしょ。石のダルマは川沿いで川の湿気をたっぷり吸って苔むしていた。乳神というのは石に刻まれた二つの乳房で、掻き取った石粉が乳の出を良くするまじないになると言うことだった。
2006-12-05
_ 放送大学の通信課題のからみで、「瀟湘八景」に関する本をちらちら見ている。瀟湘八景というのは中国の長江中流の洞底湖に注ぐ湘水とその支流・瀟水を指すとのことだが、見てみないとイメージが湧かない。で、ここの景観に対して落雁・帰帆・夕照・煙(遠)寺・夜雨・晴嵐・秋月・暮雪といったモチーフを詠いかつ描いたものを八景と称するようなのだが、これを知らないで中山道や東海道を歩いていたころ、幾つかの場所で○○八景というものを目にした。埼玉の本庄八景、滋賀の近江八景、最近では厚木八景、ではなく厚木六勝というのも見掛けた。これは渡辺崋山の筆になるものらしい。瀟湘八景という概念は室町の頃から日本でも盛んに取り上げられて各地に○○八景というのができたらしかった。この辺の下りを通信課題に書こうかと思ったのだが止めた。
家族八景というのもあったな、筒井康隆に。
2008-12-05 不義密通はお家の一大事。
_ タイトルはさらっと流してください。人づきあいとか公の席とかそういう社会人的の行為をどうしてかないがしろにしてしまう私なんである。きっと偏屈な老人に向かってGo!のまっ最中なんだろう。おかしいな、まっしぐらに目指してたのはダンディたる生き方のはずだったのに。どうしてこうなってるんだ。
2010-12-05 「ガッチャ。」-テンソウダー-
_ 今朝方見た夢は、ついに断酒が破れてワインを飲んでしまったという夢。禁煙を始めた頃には、ついタバコを吸ってしまうという夢をよく見ていたのに、断酒のときにこのような夢を見ていないな…と思ってたら、今朝方見た。夢の中で、夢なら良いのに、などと思っていた。醒めてからは、夢で良かった、と改めて思った。抗うつ剤や睡眠導入剤に加えて、今歯茎が腫れているために消炎剤を服用している。膝の湿布薬も市販のものより少し薬効の強いものと思われるので、何かと肝臓に負担がかかっているのではないかと思う。この上アルコールを摂取したら自殺する前に肝臓が持たないのではないか、と思う。「必死だな」とか言ってあなたはせせら笑うかもしれない。必死だとも。やらなきゃ死ぬと思ってるからね。
_ [特撮] 「天装戦隊ゴセイジャー」Epic42「情熱的ハイド」。
今回の北朝鮮はゴセイジャーを交渉のテーブルにつけるべく世界平和会議会場のビルに対してミサイルを撃つと威嚇。最近メタルアリスが可愛くというか可哀想に思えてきた。自分、病気の進行が早い。
_ [特撮] 「仮面ライダーオーズ」第13話「シャム猫とストレスと天才外科医」
今の仮面ライダーはパンツを見せまくる超変態。いい加減にせよ。パンツと言えばシャムネコヤミーもホットパンツはいてるように見えたが、実は何とガーターベルト。どっちでも構わない、というかどっちも好きなんだが、おじさん化の進んだ昨今はどういう訳か前者の方が眩しく感じるんだよなー。だからモモレンジャーが気になるのか。そうかそうか。
_ [自転車に乗って] ランドナーに乗って三ッ池公園へ。
近所で大きな公園と言えば、ここか岸根公園。風景の良いのはやはり三ッ池公園。海に近いわけでもないのにカモメと思しき鳥がたくさんいた。この公園にはバードウォッチャーも良く訪れる。思ったよりも紅葉が良かった。寒桜とか十月桜とか言うのも咲いていた。
_ 走ってると何か後ろがガタガタする。見るとリアキャリアを止めるネジが外れている。帰りがけに近所のホームセンターによってM6のナットを買って固定。だいぶ良くなったが、どうやら泥除けとリアキャリアの間が狭くて道がデコボコだとがたがたぶつかるらしい。クッションになるものを付けるべきだろうな。あと、今付けているスタンドが弱くてあまり役に立たない。もう少しましなものに替えたいな。本当は輪行でばらしたり組み立てたりするのには邪魔なんだけど。
_ [特撮] 「秘密戦隊ゴレンジャー」第21−24話。
夕食食べながら見てた。この辺になると番組の最後になぞなぞの宿題が出るようになる。第23話のなぞなぞは「拾った人がお金を払うものなーんだ?」。なんじゃらほい?私はわかりませんでした。答えを聞いたらなるほどー、だったよ。リアルタイムで見てたころもさん達は一週間考え続けたんだろうな。アトランティス号が21−23話まで連続で登場。考古学博士とその息子も連続で登場する。ちょっと珍しい構成。幹部が日輪仮面から鉄人仮面テムジン将軍になってから怪人はみんな鉄に関係するものたちになっている。構成に凝り始めた!24話。「かけるときかけないでかけないときかける」ものは何だ?わかった。でも今はあまり使わなくなったな。何故かキレンジャーが無精ヒゲ生やしてると思ったら、カミソリ仮面に捕まってヒゲ剃られてるよ。そして剃り終わったら戦闘員が鏡で剃り跡の確認させてんのw 大岩大太、良い味だしてるのに後に自殺してしまうとは残念じゃのう。
2012-12-05
_ スダールの未来
ハゲる宿命を受け入れた後もQOLが上がるか下がるかは、そのスダールの未来おのれのハゲ様をおのずから笑えるか否かにかかっていると思われる。おのれはおのれのハゲを笑えるか。今の私には辛いことのようにも見えるが、キューブラー・ロスの示した段階を追って人が死に行く我が身を受け入れることよりはまだ明るい。ハゲだけに。
2013-12-05
_ 早かったけど行けた。説明資料もまあ合格点だったような気がする。最近確かに調子はいい。けど調子で左右されないような仕事ぶりを志向してることはわかって欲しいんだがなあ。昨日出かけた仕事先でもらった宿題は、俺をやはり少なからず混乱させていたようだ。あくまでも、手段と目的を取り違えてはいけない。手段を目的にしてしまって当面手を動かしているということに安心感を覚えてはいけない。気になることがたくさんあるならすべてあげつらって曼荼羅にでもしてみたらいい。そういうわけで、明日も朝から会社で曼荼羅会が催されるようだ。男は読経!
2014-12-05
_ 毎日何かしら書くことはあるはずなのだが今日は何を書くべきだったのか。そうだ。ウォシュレットが壊れたらしい。なので、新品を購入する。電気工事は不要なので、これはウォーターポンプレンチなんかを持ってさえいれば自分で交換することはたやすい。ただ、今のものも電源だけは入るので、交換したらちょっと分解してみようかななんてよからぬことを考えてもいる。いやいや、ちゃんと向き合って「今まで俺のケツを清めてくれてありがとう」と言って捨ててしまうべきなのか。
_ VPSの契約を月払いから年払いに更新。最近、512MCPUのお安いSSDのプランが出たのでちょっとUbuntu練習用に契約しようかと思ったがやめた。それをするのなら、一台寝ている自作機を復活させてインストールした方がいい。もちろんそうするためには家が片付いていなくてはならない。
_ それよりもっと書くべきことがあったのだ。上の前歯の裏側に小さな欠けがあって舌先が引っかかる。行きつけてた歯医者のカードを見ると、前にかかったのは2012年だった。電話して予約した。明日、英会話のあとすぐ行く。ここにはちょっとSっ気のある(と勝手に俺が思い込んでる)歯科助手さんがいたのだが、今もいるだろうか?また会えるかと思うと楽しみだ。もうひとつここが気に入ってるのは、ここの先生が治療中に思わず「オーマイガッ」とかつぶやいて患者を不安にさせるというあたりだ。まあそういうことだけ言うのならイヤな想いしかしないのだが、逆に治療が思いのほか上手く行くとあからさまに喜ぶ。まるで、考えてることが人にわかってしまう「サトラレ」の医者ではないか。その治療のあと俺は、横浜駅そばのクラフト専門店に行ったり中央図書館に行ったりしたいと考えている。そして、近藤麻理恵のメソッドを試してみようと思うのだ。まずは衣服。そう考えると、捨てるべきものがそれなりに多く出てくるような気もしている。ただし、手を付けるものの順序は近藤メソッドでは上手く行かない気がするので、自分なりに改変中。
2015-12-05
_ 英会話。今回は水木さんとゲゲゲの鬼太郎。テリー先生に鬼太郎の秘密を教えてあげた。
_ [音楽]「シングル・マン」RCサクセション
帰宅して少し聞いてみる。「甲州街道はもう秋なのさ」はずっと聞きたいと思っていた曲。たぶん、高校くらいのときに深夜放送で聞いて以来35年ぶりくらいに聞いた。多感な頃の深夜に音質の悪いAM波で聞いた印象は今クリアなCDで聞くよりももの凄まじかった。忌野清志郎さんの独特な声で「嘘ばっかり、嘘ばっかり…」と繰り返されてすっかり参っていた。それから「やさしさ」なんか聞いてみると、今現在トモフスキーにすっかり参っている俺が先に清志郎さんをたくさん聞く機会があったら、先にこちらに参っていただろうな、と思う。これは一種の機会損失のなせることで、35年前の俺は音楽を聴くための潤沢なリソースを持っておらず、今の俺は逆にどちらかというと生活の中の常識的順位を逆転させてそのようなことに多くの機会を与えている。そこで、清志郎さんよりもトモフスキーに共感を覚えているというわけなのだ。だがこれから、再逆転が起こるかもしれない。地球の磁極のように。さらにどんどん時間を遡ることだろう。過去から実際に遠ざかれば遠ざかるほど、逆に俺たちは過去の知見を得るのである。どうやらその理由がわかってきた。未来は現在からいくらでも生じるが、過去はもはや新たに生じることはないからだ。つまり、一度過去のある時点に興味を抱いてしまったなら、その「狙われた」一時点はそれ以降永遠に調べられ続けることになりえるのである。歴史全体の長さが増大するにつれ、ある時点ともうひとつのある時点に対する知見の量の差は相対的に小さくなるではあろうが、原理的にはその「時点」が過去であればあるほど、その時点を研究する機会は多いのである。逆にその「時点」が過去であればあるほどその時点の記憶の残滓は消失していってしまい、調査が困難になることは十分認識されているが、調査の機会が増える一方でありえることはあまり人々の口には上らない。このことは考えてみると不思議で仕方がない。加えて、時がたつにつれて主に科学技術、それから認識論や解釈に革新が生じたりすることで、同じ”情報源”からより多くの”情報”を抽出することができるようになっていく。これらの3つほどの効果を差し引きすると、結局過去に関する知見はどう考えても未来へ行くほどに増大する一方なのだ。もちろん、過去への興味を捨てたり、過去の遺物を一切保存しないのでない限りにおいて。「捨てる技術」がこの未来への賭けを台無しにする愚行であることはかくして明らかなのである。
2018-12-05
_ というわけで、昨夜の記事の、伊藤さやかが山下久美子の後で歌ってた曲は、おそらく「素敵にジングルベル」という曲で、マイナーのロック。作曲長渕剛。歌詞はHEART BOYとある。内容は、クリスマスの日に別れる前に彼とセックスしようとする女の子の話。ちょっと身もふたもない言い方してますけど。まあそういう歌詞だ。そういうアイドル?だったのだ、伊藤さやかという人のイメージは。
_ 大スクープ!「ひみつのアッコちゃん」の猫・シッポナは、"shipowner"(船主)から来てた!第1作でアッコちゃんのパパが船長さんだったことに由来してるらしい。うーん。「シッポが長い」からだとばかり勝手に思ってました。懐かしネタ、しばらく続きそう。懐古的なんだな、近頃。
_ ジムの帰り。自主ヨガも簡単筋トレもなんか凄く調子良かった。帰り道で唐突にアントニオ古賀という人の「10円ちょうだい」という曲が聴きたくなったが音源にたどり着けない。
2019-12-05
_ [漫画] 「道産子ギャルはなまらめんこい 1 」 、伊科田海、集英社、2019。
風邪で休んでた間は沼正三とか「全国マン・チン分布考」とか読んでた。それはともかく、道産子ギャルはなまらめんこい。あまり期待してなかったが、面白い。内地(北海道人からみた本州)の人間から見た北見のギャルはまるで雪女のような異種の存在として描かれていた。「ヤバい」の代わりに「わや」(確かに言葉だけ拾うと同義語となるかもしれないが)という語を果たして使うのだろうか?などと引っかかるところもあったが、(雪などを)「払う」の代わりに「ほろう」と言うのは、なるほど道産子の自分にはこれが方言とは気づかなかった。次巻も買おう。新刊で。
2020-12-05
_ どやうび。午前中から昼にかけて雨。今日も学習センター行ったりして、今はチャーシューを自作中。自宅から一番近くにある歩道橋に、多分初めて昇った。上から見下ろす見慣れた街はちょっと違って見える。なんだか久し振りに侘しい気分。自分、インプットばかりやってて何もアウトプットがないなあ。仕事にせよ私生活にせよ、なんて。そう考えるからには何かをアウトプットしたいと思っているようなのだがよく分からない。今日は思い切って丸刈りにしてきた。これから俺のことはマルガリータと呼んでもらおうか。思い切った、と書いたけど、今年は何度もスポーツ刈りにしてて、大して変わらないしあまり違和感無い気がする。自分には違和感無いし、自分を知らない人はそもそも違和感など感じようが無い。自分を知ってる人なんて世界の中ではほんのわずかだ。そのわずかだけが違和感を感じるのかもしれない。そんなことを気にするなんて不合理という物だよなあ。
学習センターの近くのパン屋で「弘明寺あんぱん」というのを売ってたのでつい買った。紅茶でも淹れて食べるかな。あんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱんあんぱん。
2021-12-05
_ おはようございます。朝起きて、つい今しがた水野英子さんの『ファイヤー!』読了したところ。凄かった。創美社版の最終巻には『川のむこうの家』という、川向こうの娼館の女性に恋する男の子の話が載っており、こちらも凄かった。そういう朝8:00過ぎ。今しも、「音楽の泉」でモーツァルト『すみれ』が掛かっている。ゲーテの詩である。ゲーテはスミレになって少女に摘まれたかった。なのに、少女に踏まれてしまう。そして「踏まれる方が幸せ!」って言ってる。そんな感じの歌だとつい思ってしまうのは、この詩が沼正三『禁じられた青春』に引用されているせいである。昭和初期に誕生したこのヘンタイさんはあらゆる芸術的なものや芸術的でないものから変態性欲を慰めるものを見出そうとしていたのだ。そのためには語学でも何でも徹底的に学ぶのである。この人を知るにつけ、自分はとても変態を名乗ることなどできない、と心底思う。でも女の子から「変態」って呼ばれると、多分ちょっと嬉しいと思う。
_ こんばんわ。夕方まで雨樋の掃除やら洗濯の続き(まだ終わんねーし)やら字の練習やらやって、6000歩あまり歩いて銭湯へ。ここ、実は食堂なんぞを備えてるので、今日初めて利用してみた。カツ煮に豚キムチ、瓶ビール、追加で黒霧島ロックなんぞを畳の上でいただく。最高かよw これは絶対に久住昌之さんの好きなヤツだよ。通い続けてたらそのうち絶対遭遇するヤツだ。さらに横浜銭湯カレンダーなんぞも売ってたので併せてゲット。何なのこの幸福感は。俺もうすぐ死んじゃうんじゃないかしら。
_ で、まあその銭湯の食堂でも一杯機嫌で読んでたんだが、沼正三『禁じられた青春』堪らなく面白い。これは最底辺から書き上げられた昭和史だ。きっと、昭和天皇実録と併せて読むとさらに面白いだろう。ちなみに全巻持ってたりするんだが完結した途端にあれこれと訂正が入ったっけ。昭和を生きたということは歴史的なエポックに存在していたということで、それ自体がもう稀有なことだと感じる。なにしろ「昭和の男」だよ?現在から数えて元号二つ前だよ?自分の感覚だと明治生まれの人みたいな感じだよ?岩波文庫で「幕末百話」読みながら、「ああ、そんなこともあったよなあ」とか言ってる人だよ、自分。
2022-12-05
2024-12-05
_ なんとなく思いついて学生時代によく飲んでたニッカ・ブラックを買ってきてストレート+チェイサーで少し飲む。旨い。あの時の味、と言っていいかもしれない。暮れも押しせまって参りましたなあ。筑前煮作ろう。
_ うにゃ [えーーー(;゜д゜) 今度見せてください❗]
_ けい [いや、見かけ普通のあんぱんですから。違うかw マルガリータの方な。いやほんと違和感無いから。自分では。]