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2005-03-27 ちょっとお出かけ/近藤ようこ『水鏡綺譚』/『街道の日本史2 蝦夷地から北海道へ』/中野美代子『眠る石』/クロレッツXPのCM見た/NHK『義経』 [長年日記]
_ [漫画] 「水鏡綺譚」
昼過ぎに出かけて、近藤ようこ『水鏡綺譚』買って昼・夕兼ねた食事を4時頃取りつつ読む。主人公ワタルは少年マンガのキャラのようだ、と思っていたら著者のあとがきに白土三平のマンガを意識して描いたようなことが書かれていた。鏡子(かがみこ)のような謎を含んだ少女はお手の物といった感じ。分厚くて1600円もするけど、買ってよかったよなあ、うんうん。もうけもうけ。←花輪和一風
_ [読書][交通史] 『街道の日本史』第2巻「蝦夷地から北海道へ」
読み始める。北海道の、文献に残る歴史は江戸の末期ごろからかと思っていたら、鎌倉の頃は流刑地だったという。こんな伝説、聞いたことが無かった。かく言う私は北海道の出身であり、地元を通る国道は囚人により拓かれたものである。
_ [読書] 「眠る石」中野美代子
同時に中野美代子先生の『眠る石』(ハルキ文庫)を読み始めた。これは渋澤龍彦を思わせるような幻想小説。第1話は塔の中の姫君と猿婿入りに似た話だが、舞台はジャワ。第2話はジョットの描いたパスパ文字の話。著作に『パスパ文字の話』というのがあるのを知っている。未だ読んでいないが、この逸話が書かれているのかもしれない。そして第3話は楼蘭を歩く僧の話。言わずと知れた三蔵法師玄奘のことである。
_ [栗山千明] クロレッツ
TV見てる割に栗山千明のクロレッツのCMを見られないのでインターネットで見てみた。良くある「ハー」って息を吐きかけるようなシーンが無くて良かったなあと思ったのですが、相手役の男が気に食わぬ。駅で見かけたポスター、欲しいなあ。
_ NHK『義経』朝日将軍木曾義仲が登場。巴御前が小池栄子というのは良いキャスティングかも。番組最後に木曾・宮ノ越が出た。4年ほど前に訪れた義仲館や巴が淵、旗上八幡などが映像に現れて懐かしいこと限りない。