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2007-12-25 午後から外出。 [長年日記]
_ 外出して他社の人の講演を聴いてきた。場所は神田。昔あった関西風のうどんの店がなくなっていた。
話の中身は大変興味深いものだった。1920年代に発明された技術をいかに現代風にして使いこなすかと言う話。わたしの興味を持っている分野に非常に関連が深いのだが、このアプローチはいつか必要になると思いつつ手を出せずにいたのでとても役に立った。わたしのとっているアプローチは1940年代の産物だ。これもまた、いかに現代風にして使いこなすべきかと日々考えている。講演には深い共感を感じた。演者はこの仕事で博士号をとるべくがんばっているらしく、学生証を見せてくれた。そこで私もすかさず放送大学の学生証を見せた。アカデミーパック買い放題ですよねーと言って喜び合ったりなんかして。
まあ学生証はともかく、やはりどちらかと言うとマニアックな仕事の中身を話し合って刺激をうけ合うと言うのはいいものだと思う。社内の人間というのは皆それぞれの使命を持っているわけだから、同じことをやっているような人はむしろ少ない。だからその道特有の苦労と言うのをわかってくれている人がどれほどいるのかわからない。自分の感じている閉塞感をどうやって乗り越えようとしているのかと言うこともとても参考になる。もちろん、このような喜びを味わうための条件がある。自分が一定のレベルに達していなければならないと言うことだ。