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2011-09-11 [長年日記]
先日、DVDレコーダーの調子が悪いと書いた(S-301)。その後DVDドライブが一個余っているのに気づいて換装を試みるもうまく行かず、今日リトライした。一番初めに買ったレコーダーでも一度換装してその後、それ以外の不具合によってしばらく使っていなかったものがあったので、そこからDVDドライブをかっぱらって取り替えた。機種はSW-9576C。爪のところの形が違ってるが、なんの問題も無く動作するようになった。こういうことをした以上はメーカーのサポートは受けられないんだが、まあその気は多分起こらないのでいいかな、と。
向井理とか宮崎あおいとか、才能ある役者がすり切れんばかりに使い倒される様を見ていると大変だなあと思うんである。役者は腐るほどいるのにお金に直結する役者は多くないということだろか。
この日記、ボーダーラインが短かったのでcssをちょこっと調整した。
_ [特撮] 「悪魔くん(実写版)」#10
「シバの大魔神」。シバの女王の聖域を荒らしてしまい、呪いを受けた学者さんたちが次々と襲われる。3人目の学者のもとに予告状が届いて、いきなり場面はメフィストの洞窟。メフィストは何やらごちそうを食べており、給仕しているのは潮健児さんだ。食べようとしてたのは石や木の枝である。食べ物がない。そこに「お見舞い」と称して悪魔くんたちがやってきて、潮さんはメフィストの弟であることが判明。それはともかくとして(笑)お見舞いのチョコレートケーキの箱を開くと、なんとキン太くんの頭。おお、シュールなり。
さて、シバに仕えるザンバなる人物を追って、メフィスト(弟)が飛んでいく。兄弟はトランシーバーで連絡を取り合っているのだ。なかなか見事な連係プレーである。
実はこの回より後、メフィスト兄はドラマに出てこない。役者の吉田義男さんが肺病のため降板したのである。が、この回では兄から弟への役割の引継ぎの如きがなされており、脚本の苦労の跡がうかがえる。
さて、悪魔くんたちはシバの魔人と対決することになるのだが、悪魔が天の神によって全滅させられそうになったときかばってくれたのがシバの女王である(『魔法大全集』第13条に、シバの女王の神殿で魔力を使うと禁固刑に処されるとある)。なのに悪魔くんときたら自分の論理だけで対決姿勢を緩めようとしないのである。争う悪魔くんとザンバ。さらに神殿の鬼みたいな三つ目も加わり、槍で悪魔くんを狙うが完全に外れてザンバ死す。メフィスト兄もついに少年愛マゾヒズムを隠すことができなくなり「魔力さえ使わなきゃいいんだろ」と参戦を決意。止める弟。戦ううちにメフィスト兄のマントにたいまつの火が引火。泉の火で消すと、巨大な魔人が現れた!泉を汚すと現れるらしい。三つ目を倒した二人に魔人が襲いかかる。この魔人かなり雑なつくりだがそれがなんとなく恐ろしげでもある。二人を倒すためには神殿が倒壊することなど気にもかけない魔人。そこについにメフィスト弟も参戦。魔人の頭上に象の像を落とすが魔人はひるまない。とうとうメフィスト兄は「魔力・退散」と言って逃げ出すが逃げた先が魔人の肩の上。踏みつぶされそうになる二人は「魔力・バズーカ砲」にて反撃するも魔人の光線に反撃され防戦の一手。しかしさすがメフィスト兄。魔力・反射鏡で光線を跳ね返す。倒れる大魔神。襲われた学者3人も逃げる。魔力・救命ボートで逃げ帰る悪魔くんたち。シバの神殿のある島は海にのまれる。第13条違反で兄は禁固刑となり逮捕となる。悪魔くんは別れにチョコレートを渡し、無事ストーリーの破たんも無く(笑)役割を弟に引き継ぐのであった。兄弟もとってつけた設定とも思えず情愛を漂わせる良い演技である。続く。
備考:兄の名はメルセデス・ニーチェ・メフィスト。弟の名はシラー・サルタン・モメット・メフィストとか言ってた。
<今回の魔力>魔力・退散(単に飛んで逃げただけみたいだが、逃走成功率が上がる魔力なのかも…)/魔力・バズーカ砲(わーんそんなんなしや)/魔力・反射鏡(魔人の光線を跳ね返すために使用。見事な攻撃だな)/魔力・救命ボート(メフィスト兄が靴をボートに変える。きっと汗臭いボートだったに違いなし)