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2011-09-21 [長年日記]
_ [特撮] 「悪魔くん(実写版)」#18
「怪奇雪女」。今回かなり怖そうなんだが。黒谷気象観測所と看板のある建物から一転していきなり雪女登場。そこらへんの大木なんかよりずっと大きい巨大な雪女である。等身大でも怖いんだから巨大化したら10倍は怖いだろ。観測所は冷気に閉じ込められる。雪女が寒波を呼んだようである。「山はあたし一人のもの…」とか言いながら等身大となった雪女が観測員たちを凍らせる。一方悪魔くんたちは福笑いに興じている。メフィストはことごとく失敗しているらしく顔が墨だらけ。水鏡をふと覗き込むと凍っていることに気づき、溶かすといきなり雪女が映る。「山は寒いんだ妖怪なんて出るはずが…」と渋るメフィストをせかす悪魔くん。いつもの恰好で飛んでるが「寒いねえ…」そうだろうな。ただでさえな。マントが凍りついて落下する二人は黒谷小屋と書かれた山小屋に避難。「真悟、やっと悪魔心地がついたな」。そこに山小屋の管理をしている女性が登場。メフィストはさっそくコナをかけるのだが軽くあしらわれて3人は山小屋で一泊と相成る。
メフィストはチョコレートの夢を見てる。寝てる二人を襲ってつららが落ちてくる。つららに胸を突かれるメフィスト(←生きている)。山小屋の女性は案の定雪女である。猫みたいな声を上げて威嚇する雪女に魔力・ファイアーで対抗するメフィストだが、効かない。巨大化して襲ってくる雪女。何度か書いてるが、同じキャラがサイズを変えて何度も襲ってくるという趣向は後年のスーパー戦隊シリーズに継承されている、キャラクタの経済である。魔力・火の矢で地上から雪女を攻撃すると暴れる雪女のために雪崩が起こり、二人は飲まれるが、無事に朝を迎える。帰ろうとするとメフィストは足にかすり傷をしている。しかしこれは傷の大小にかかわらず重大な出来事であった。悪魔の血が大地を汚したときは悪魔の魔力は翌日の真夜中まで失われる(魔法大全集第8巻80ページ8行目参照。なぜ8に関係しているのかは一考に値しそうなしなさそうな)のである。あまりに魔術が無敵すぎるためにこんな縛りがときどき現れるのであろう。運良く通りかかるジープの一行は観測所の人々らしく、メフィストは眼鏡のお姉さんにクラクラ。一行は観測所へ。
魔力が回復するまであと二時間という真夜中。「俺様をこき使うことができず、残念でしたな」「早く十二時になんないかなあ」などとなれ合っている二人であるが、そこに襲い来る寒波。窓の外は雪。これはこの場所には珍しいことであるようだ。発泡スチロールの雪を踏み分ける3人の観測員はここで巨大雪女を目撃。「おいで…こちらへおいで…」と手招きする雪女。いやだよ!しかし隊員の1人は誘われるままに雪女のもとへ行きやられる。魔力回復まであと1時間というとき雪女が小屋に侵入してしまうがたき火で撃退する。あと10分!というところに先ほどやられたはずの隊員が戸をがたがた。油断して戸を開けるとそれはやっぱり雪女だったのです。クラシカルな展開である。たいまつを凍らせて迫る雪女。あと3分!ついに奥の部屋の扉を開いたその時、時間はちょうど0時。「全知全能なるわが魔力は今メフィストに蘇(れ)り。魔力・地獄の火!」しかし不発。「大魔王さま、この哀れなメフィストをお見捨てになりたまえりしか!(←聴き取ったママ)」とキリストの最期のようなセリフを吐くメフィストのもとに女性隊員が来て、「今が十二時よ、あの時計は狂ってたわ」。なんじゃそりゃ ┐(´〜`)┌ 。そうこうしてるうちに杖を凍らせられて苦戦。「真悟、なんかいい手は無いか」と尋ねるも真悟にも、火に強い雪女への対抗の知恵は出ない。巨大化して迫ってくる雪女は観測所を壊しにかかる。「ずいぶん荒れとるわい…」。「メフィスト、毒には毒を!」という苦し紛れの悪魔くんのアイディアに、つららを何本もロケット弾のように雪女に打ち込み、ようやく雪女は倒れる。これ以降メフィストの魔力の封じられる機会が何度もあることだろう。次回悪魔くん、地獄脱出作戦にご期待ください。水木さんお得意の地獄めぐりの回である。噂の閻魔大王(メフィストの上司みたいな位置づけになってたと思うが)にも会えるぞ! シュ!( 〆^ー゜)☆←響鬼の決めポーズ
_ <今回の魔力>魔力・ファイア/魔力・地獄の火(どう違うのかな。さらにメフィスト兄の使う魔力・ファイアストームというのもあるが)/魔力・火の矢/(魔力・つららロケット←とは呼んでいないが今回の勝利の決め手となった魔力)
無事に帰ってたんですねー安心しました^^
なんか渋谷のほうでは太い街路樹が倒れてタクシーが下敷きになったとなむ語り伝えたるとや。