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2018-11-07 [長年日記]
_ エンケンさんの歌を聴きながら帰宅中。「ラブコール」と言う直接的な愛の告白を聴きながら、この間NHKラジオ第二で聞いてた話を思い出した。夏目漱石は〝I love you〟を「月が綺麗ですね」と訳したと言う話。原作は何だったかな。以前、「だがしかし」の中でココノツとハジメさんが夜空を見ていて、ココノツの言った「月が綺麗ですね」と言うセリフにハジメちゃんが過剰反応してしまう場面があった。その時意味がわからなくてネットで調べたはずだったが記憶に定着していなかった。もう定着したと思う。
_ 今ネットで調べた。出典不明だ。そうか。
_ そうそう。日経と連動してたり手書きノートが描きやすくてエバーノートにどっぷりハマってたら課金のお知らせが来たのだった。うう。こんな日が来ることを予想してなかった自分が愚かだ。離れられなくなるのには十分な期間、無償で使わせておくという天晴れな手口だ。仕方無く年間契約。こうなったら使い倒してやるまでよ。むは、むははははは。←何と言う虚しい笑いであろう。
_ [数学]ルベーグ積分。
こないだ入手したルベーグの「積分・長さおよび面積」、はしがきと冒頭の2ページだけ読んだ。ルベーグの学位論文がもとになっている。リーマンの積分の定義によると、ある関数を微分したものが積分可能とならないことがあると書いてある。どういうときにそうなるのかはよくわからないが、だったら積分の考え方を変えてしまって、微分と積分がちゃんと互いに逆の演算になるようにしましょうよ、ということが事の起こりであるらしい。その目指すところは理解した。この後ちゃんとわかるか自信は今のところないが、比較的初等的な数学の知識だけで読み進められるということなので、少しでも時間をとって読み進めたい。今週は月曜の夜にも少しランダウの力学読んで円筒座標の角運動量とか計算してた。月曜の夜に、今の自分は子供の頃よりも体が柔軟になったと書いた。多少誇張した言い方だが、物理や数学に対する理解も、大学に入りたての頃よりも今の方が深みを増していると感じている。頭の回転や吸収力は若い頃の方が早かったのだろうけど、理解、ということに関して言えばあの頃の自分は自分が何をしているのかわからずにやみくもに鉛筆を紙にこすり付けていただけという気がする。あれはいわば筆馴らしみたいなものだったのではないのだろうか。ということは、学校を卒業して教科書を読むことをやめてしまったなら、実際の書道を学ぶ前に筆をおろしただけでやめてしまったということなのかもしれない。。いや、単に若い自分が愚かだったに過ぎないのか。うん、きっとそっちだ。