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2020-06-13 [長年日記]
_ ずっと雨。すでに梅雨入りしてる訳だから、雨降りを理由にウォーキングを休むと歩くチャンスは無い。ちょうどレインポンチョが出てきたのでこれをかぶって鶴見側沿いをずっと歩く。中々いいのだが、どうやらしばらく放っておいたせいか、内側の塗料がカピカピになって剥がれてくる。うーん、まあ良い。洗って使えるだけ使う。雨の続く中ウォーキングしていると、もうずいぶん前になる富士川沿いの身延道の歩き旅のことを思い出す。富士川は暴力的に泥の色を逆巻いて、雨の道を急ぐ車は速かった。雨具をつけようとつけまいと体は濡れる。こういう時の雨具は、体温を奪われないために身に付けるのだ。寒々とした歩きの後は温泉三昧。身延の歩き旅は、正確ではなかったにせよ初めてガイドブックに頼らずに自分で企画して(とは言え元政上人の『みのぶの道の記』という参考書がありはした。ちゃんと読み解くことはできなかったけど)道を歩いた思い出深い道であり、それがまた富士川や身延線や道道立っている法華経の髭題目、そして道端に迫りくる山々の風情など地方色豊かな最高の旅だった。そんな旅を今はもう諦めているわけでは無い。いつか機会が来た時に膝が痛いだの腰が痛いだの言わないように備えておきたい。