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2024-08-31 [長年日記]
_ [お絵描き] 『SHY』の紅葉山テルさんを描きました。
という訳で涼しくなってきたのでお絵描き。少年チャンピオンつながりで安部昌弘さんがこの漫画の模写をやってた(と思う)のを見てなかなかいいキャラだと思って単行本第1巻を購入。いい漫画は模写した方が良いよな。というわけで 彩色には水彩色鉛筆を使って筆でぼかした。色数少ないので薄橙(←昔はこれを"肌色"と呼んでいたが多様性が重視される昨今ではこう呼ばれている)だけは別に買って追加、あとはある色を混ぜて使った。SHYさんのコスチュームは全体的に薄いピンクで陰影を入れるのには紫っぽい色が欲しかった。ペン入れして彩色すると雰囲気は出るんだけど反面表現が雑になってしまう。これはもう場数の問題としか言えまい。ガンバレガンバレオーレ!←脳内で赤フンのピーさんの応援が聞こえてくる…。ちなみに吹き出しのセリフはオリジナル作品とは実は全く関係無い官能小説『艶剣客』でヒロイン・凜(吉沢明歩主演で映像化もされている)が良く言う、というか言わされているセリフを持ってきてみました。この作品の中で「恥をかきそう」とか「恥をかかされる」といえば性描写に関わる特別な意味を持っているのだが、そんなこととは関係なくなんとなく似合いそうなセリフだなあと思ったまでで。_ [読書] 茶封筒用の修正ペンが販売終了。
この先役に立つとも立たないとも知れないけど気になる本があってしかも中古で安く入手出来たりしたらどんどん買ってしまう。それは当然積読となるのだがその積んでる期間は大半が数か月以上になってしまう。そして家の中が古本屋の匂いになってしまうほどいたるところにそれらが置かれているので、積んでる期間中に傷んでしまう(もちろん積んだ本の山はしょっちゅう地崩れを起こしているのだ)のである。それで、買ったらまずカバーをつけることにしているのだが、コスパと書き込みの便からもう何年もロールでクラフト紙を買っておいて必要に応じて切って使っているという訳だ。当然同じ外観の本が大量に積まれていることになり、本来有益な情報の宝庫であるはずの本が単なるクラフトペーパー色の乱塊と変わりがなくなる。そこで表紙と背の部分に本のタイトルや著者その他を記入しておく訳です。この時に顔料インクを使った水性ペンを使うとにじみが少なく万一の水濡れにも強いのだが、当然書き損じが生じる。紙の色が色なだけにホワイトで消すとそこが目立って気に食わなくなる。だから、茶封筒用の修正ペンが重宝していたのです。はいここまでが前置きですwところが、いつかはそういうときが来ると恐れてはいた、販売終了のお知らせ。多分結構前からのことだと思う。茶封筒自体もあまり使われなくなってきたのだろうか?そして宛先を手書きする頻度も減って誰も彼もがシールラベルにプリンタで印刷、ということになってしまったのだろうか。ともかく販売終了である。
我が家のデッドストックもあと2本しかない。代替品をどうするか。しばし熟慮の挙句、無いけど欲しいモノだって「有るね、作れば有るね!」という小学校低学年的な結論に達しました。入社した頃に「趣味は?」と聞かれて「水彩画です」と答えられるように画材だけたくさん買っておいた。そんなつまらない動機でも買っておいたものを大事に取っておけば何十年か後に良いことが起きることもある。だからミニマリストにはなれないんだ。そのことはまあ今は良いや。その不純な動機で買った画材の中で全く手付かずだったターナーのアクリルガッシュセットから、近しい色をいくつか出して適時混ぜてみる。アクリル系というくらいだから溶剤が必要かと思ってChatGPTに尋ねたら「水で良い」と言われてなるほどということで。
おお結構うまくいった。数字の"2273"の2番目の"2"のあたり。修正ペンより近い色に似せられたので満足。ただ、アクリル絵の具は絞り出した以上は使い切るか捨てるしかないので高くつく。対策が必要だがその前に安定して混色できるようにするという技術的な課題がある。結局バーントアンバーに少しパーマネントイエローを加えてホワイトでぼかすとここまでできると分かった。アクリル絵の具の存在は、ちょうど高校のアニメ部…いや当時は同好会か。そこに入った時に先輩さんたちが使っているので知った。この同好会はもちろんアニメ好きの集まる場ではあったが、実際に自分たちで製作するというのが活動主体だったのでそこそこ絵心のある人たちが集まってたのだ。アクリル絵の具は本来は背景画を描くのに使ってたのだけど、何しろ同好会もできたばかり。アニメ製作なんて経験の無い人々だったので奮発して用意したセルもそれに彩色するアニメックスという特殊な絵具も欠乏してしまう。在庫管理なんてできるもんじゃなかったのだ。それで当初はアニメ用のセルを使っていたのに最後のほうではOHP(←これも説明がいるくらい古い概念になっちゃったなあ)のセルにアクリル絵の具で彩色して輪郭線は油性ペン、なんていうみすぼらしいものになってしまったりするわけである。そんな高校生だった。せっかく進学校に進んだのにそんなの関係無かった。そんなことをちょっと懐かしく思い出してもいる。こんなことやってるうちに休日は終わっていくのである。まだお昼前だけど。いや、記事を修正してるうちにお昼になった。アニメックスの匂いまた嗅いでみたいなあ!
_ 月が替わるのでデザイン換えてみた。これは良いw 記事の殺伐さが全く想像できない。
カワイイデザインです(*´∀`*)
ピヨコ隊ですw