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2024-10-16 [長年日記]
_ ジムのお風呂がやっと再開。やはり汗流した後はさらに汗流してさっぱりせねばな。今日は実は終業後筋トレするやせざるやでダラダラしてたのだが、行きがけに図書館に寄って増山元三郎先生がサリドマイド禍の薬害であることを統計的に示したというあたりの記事の載っているであろう本を借りたくもあったので、何とか出かけた。筋トレ中はものすごく汗が出た。これは更年期障害なんじゃないのか?何でも人によっては80歳くらいまで症状が出るらしい。所謂「あがる」という事が無いから長く続くんだろうか。まあ何とかやり遂げた。きっと明日は嬉しい筋肉痛であろう。ときどきジムで遭遇する、マシントレーニングにものすごく時間をかける御仁がいて、その御仁とちょうど入れ替えになったのでトレーニング自体は概ねスムーズであった。その御仁には,今日「ネチさん」という名前をつけてあげた。ネチッこいいトレーニングを好むから。もちろんコッソリと。ネチさんにはよく一緒に行動している少しお若い御仁がいて、帰り掛けにはその御仁ともすれ違った。彼にも今日「アマン」という呼び名をつけてあげた。無論コッソリとだ。ネチさんとネチさんのアマン、である。まあでも彼らに関するエピソードは今日書いた以上には多分生まれないからこのことはここまで。他にも「てんつくさん」とか「山中先生」(単純に似てるだけ。所作も紳士的である)とか「マドンナ」とか愉快なジム仲間がたくさんいる。無論彼らもこちらもお互いに仲間だとは多分思ってはいない。以前書いた金小僧には度々遭遇する。遭遇すると何だか金持ちになれそうな気分がして良い。
_ 追記。増山先生編集の『サリドマイド』、予想以上に面白い。薬と発症数の相関を、如何に統計によって捻じ曲げようとしたか、そしてそのお粗末さを指摘する増山先生。さらには、今も読み継がれる『統計でウソをつく方法』の翻訳者も一枚噛んで、そのウソをつく方法を実践するのに一枚噛んでるのでは、とか。買ってじっくり調べ読みすることに決めました。どんなに魔窟がアウフヘーベンされたとて本だけは全然減らない。知的人生を諦めない限りは!けいさん家の呪いですな。