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2004-01-14
_ 風邪の症状は外見的には悪化。はなぐしゅぐしゅ咳ごほごほ。頭痛筋肉痛。
でも、わたしの場合は症状が顕在化する手前がなぜか体力的に一番厳しいんです。会社に電話して休む理由にいつも悩んでしまう。
2005-01-14
_ [読書][交通史] 『街道の日本史23甲斐と甲州道中』続き。
甲州は山に囲まれ笛吹川・釜無川・富士川などの川を抱き温暖多湿、産物は果実・製紙・山林資源・タバコなどバラエティに富んでいた。水害が多く、古舟を災害時の備えに持っていた家も多かったと。徳島堰は近世最大の用水路。東の郡内と呼ばれた土地では養蚕が盛んであった。
_ 明日は寒いらしい。食材を買い込んでおこうと思ったけど望みの品が切れていたので明日は寒い中買出しに出なければならないかもしれませんな。天気予報では雪降るって…北風もやや強いらしい。外出たくないなあ…
2006-01-14 父、母、弟、弟の嫁(予定)に会う。
_ 弟が結婚するらしい。相手の父親は東京に住んでいるというので、実家の父母が挨拶に上京した。父母とは一年半ぶり、弟とはそれ以上振り。
そして嫁さん(予定)は、クレバーな美人という感じ。弟、だまされてるんじゃないだろうな?w
小一時間ほど談笑した後に彼と彼女はお買い物に出かける。われわれ親子はどこかに出かけようということになったものの、日も暮れて大雨なので手近な見所も具合が悪く、安易に東京タワーに出かけた。初めて上ったが、さすがの雨で近所しか見えない。それでも人は結構いる。老父母を連れて蝋人形館を見た。これはわたしのリクエスト。
夕食にホテルの鮨を食べる。高い値段の割りにまあまあの味かな…と思っていたら父も母も旨い旨いと喜んで食べる。彼らは北海道にいるわけで、旨い素材は結構口にしているものと思うし、わたしなぞはあちこちを旅して口にするものの中にはこれよりも安くて旨いものが沢山あったように思う(まあ歩き旅で口にするものは何であれ、ホテル38階で値段を気にしながら食べる鮨より随分旨いには決まっているのだが)。だから、割高の鮨をありがたがって食べる父母がなんだか不憫に思えたのだった。いや、まあそれなりの味には違いないんだし、わたしに感謝してくれているということもあるのだろうが、なぜか悲しみを禁じえなかったのだった。もっといい思いをさせてあげられれば、などという殊勝な気持ちも働いたかもしれない。
家族への想いというのはかくも複雑なものだったのか、と思い知らされた。家族が苦しめば悲しいのはもちろんだが、家族が喜べばそれもまた悲しい。この想いこそ、煩悩に他ならないのだろう。家族と暮らす安らぎと煩悩、そして独りでいることの寂しさと気軽さ(と、別の煩悩)を比べると、それでもわたしには後者が好ましく思われる。
たぶん傍目には、こんな私こそ不憫に見えるに違いないのだが。
2007-01-14 菊名駅から多摩川駅まで。
_ 実は金曜の朝にゴミ出しするときにつまづいて右ひざを擦りむいていた。少々打撲もあって朝のジョギングをずっとしていなかった。体がなまってきたのを感じて、痛みも引いてきたので歩き始めた。菊名駅から丸子橋を渡って東急多摩川駅。綱島街道を歩く小さな小さな旅。10km程度で丁度いい負担になる。多摩川駅そばの浅間神社にお参りして西の方を眺めると多摩川の向こうの夕映えが美しい。電車で渋谷に出て坂口尚の「石の花」3-5巻を買って帰った。歩数10000歩程度。
久し振りに家でキムチ鍋しつつビール850ccと七笑二杯ほど飲む。試験が近い…。が、まあいいだろう。
2008-01-14 阿蘭陀びと と遊んできた。
ヨーロッパって良いなって思った。日本国内を旅する感覚でヨーロッパ各地の旅ができてしまう。オランダからスペインまで一日で着いてしまうんだそうだ。もしかしたら、各国の言語の違いも日本国内の方言の違い程度の認識なのかもしれない。
まあそういうことに思い至ればこそ、日本国内の旅もまた得がたい機会だったのだと思い知らされたりもする。
今日のミーティングで、急遽明日、英語のプレゼンをすることになってしまったというオマケつき。
2009-01-14 2つの会議。
_ その1:『額田女王』(井上靖)
近頃伊豆を徘徊してるから井上靖が気になって、「しろばんば」に続いて読んでます。放送大学で日本の古典を学んでいるので、額田女王の歌についても若干の予備知識を持っていたつもりでした。しかし、井上靖の考証というか妄想というか、そっちのほうがすごいって感じがする。
額田女王のことは、私の言わば"三度目の初恋"の思い出に結びついているので、行間に切ない気分がよみがえる。
オレ、実は今(も)、酔ってるんスよ。だから思い出したこと書いちゃう。後で読んだら恥ずかしくなって削除しちゃうかもしれないけどとりあえず書いとく。
高校入りたての頃に知り合ったとある女性にほのかな恋心を抱いてたという話。同じ部活動にいたからいろいろと行動を共にしたり、交換日記まがいに交替で日誌をつけてたり。そんなやり取りの中、オレは悪ぶってエロい文章をぶっきらぼうに書きなぐったりしたその日誌に、あの人の書いていた文章は、まさにこの井上靖の額田女王にまつわる記事だったのでした。
あのときのあの人は、ひそやかに額田女王に自分をなぞらえ、そして私ともう一人の彼を、中大兄皇子と大海人皇子になぞらえたりして-どっちがどっちかはよくわかんないけど-ひそやかに楽しんでいたのではないのかな。一方その頃の私はと言えば、せいぜいがところ新潮文庫で森鴎外や夏目漱石を読んで、同じ年ならば男より女の方がずっと偉いとか「暗闇で饅頭を食うように何となく神秘的」とか言った漱石(だったと思うんだけど)に反感と共感を抱いたり、鴎外の『ヰタ・セクスアリス』の「あなたは何がお好き」「金団が旨い」みたいなくだらないやり取りに喜んでたくらいの、はいはい確かに幼い奴でしたっけね。
今日は有馬王子の最期の歌に寄せる額田女王の気持ち--を描写した部分になんか泣きが入っちゃいましてね。例の、「家にあれば筍に盛る飯を草枕…」。おととしの熊野街道の途中で有馬王子の墓どころなんかに寄っていたので、なんかまた他人事に思えなくってさ。高校入りたてのピチピチのあの人は同じこの小説を読んで何を感じてたのかな。そしてあの人はやはり、人でありながら神の言葉を歌にする特異な能力を持ったこの女流歌人に深い共感を抱いたのだろうな、と思うわけです。男の目線から描いたであろうファム・ファタルは世に山ほどいるわけですが--峰不二子とかキャプテンウルトラのアカネ隊員とか(これは私だけかもしれません)--同じ男性の自分から見たかかるファム・ファタルに自分を重ねる女性の心理というのは、いまだによくわからないのです。
酔ってるから支離滅裂です。次!
_ [栗山千明] その2『鴨川ホルモー』
この本、寝床で読んでるのです。読むに至った動機は単純、この小説は映画化されてて(公開まだですが)、その登場人物の一人の役をやってるのが何を隠そう我らが栗山千明さんなのです。
栗山千明さんの役どころは、見かけが大木凡人に似てるので「凡ちゃん」と陰で呼ばれてる京大生。この凡ちゃんルックスがなんかすごくかわいんですよねー。ありだなー、ありあり。みたい。小説の中にはブナシメジの如き後姿、なんて形容があったと思う。
_ 今日も書きっぱなしでまとめなしです。いいじゃん、日記なんだから。。。
2013-01-14 5年振りの大雪
_ [読書][矢倉沢往還] 5年ぶりの大雪
…ということをラジオのニュースで聞いた。3連休のうち2日ジムに行き、さらに今日は近所の図書館に本を返してきてから神保町へ向かう。例によってゴアテックスの登山靴を履いていったが、アイゼンもあった方が良かったかもしれない。
神保町では3冊の興味深い本を見つけた。
_ みうらじゅんのサントラくん。
神保町からの帰りにジムに寄って少しマシントレーニング。ここでは日中餅つきをやってたらしくてせっかくウェイトを落とそうとしてるのに餅をもらってきてしまった。帰ってきてお風呂入りながらラジオ聞くと(お風呂ラジオって好き)みうらじゅんのサントラくんはじまり、聴き始めた。檀蜜の声がちょいちょい入ってなんかすごい番組になってる。檀蜜はヤン・シュヴァンクマイエルの「悦楽共犯者」なんて映画の話をはじめちゃう。これは見なくちゃいけないと思った。だが私はその前に「ルー・サロメ善悪の彼岸」を見なくちゃいけないんだ。でもなかなか見る時間を作れない。ずっと時間が取れないならば、3/20の休みに見ることにしよう。春のお彼岸だからな。サントラくん、後半に大槻ケンジがでてきてなんかさらにすごいことになってきている。筋肉少女隊バージョンの「ドラゴン怒りの鉄拳」はなかなか聴かせる。みうらじゅん曰く「どうかしてる」。彼らにかかるとソフィア・ローレンの名作「ひまわり」も「巨乳映画」ということになってしまう。そうとも、俺だって「ラ・マンチャの男」は巨乳映画だと思ってたさ。
2014-01-14
_ そういうわけで病み上がりにも拘らずしっかり深残して帰ってきてしまった。会社から駅までのバスも丁度間が空いてたので寒いから歩いた。ほぼ30分。2キロくらい。久しぶりにウォーキングしたわけだが、帰り道はたまに暴漢が出て社員が被害に遭ったりすることもあってちょっと物騒なのだ。なるべく明るいところをよって歩いた。でも永野亮くんの「かえりみち」なんか口ずさんだり。深夜のスーパーで「なんか買うものがあったなあ…そうだタラコ」と気づいたらニヤニヤが止まんなくなって困った。タラコってなんであんなにうまいんだ?なあ?
2015-01-14
_ あと2分で日が変わってしまう。今日は臨時で英会話クラスへ。でもいつもの師匠。こちらの疲れを察してかどうか、ちょっとクイズっぽい会話が多かった。ブレインストーミングがテーマになるようなので、ちょっと二人でやってみた。何かテーマを決めろと言うので料理にした。しばらく話してるうちに料理のスタイルを挙げろと言うので「日本食、中華料理…イングランドスタイルは?」というと、師匠はしばし悩み、ブリティッシュスタイルの方が…と言いかけてから、「Sweet and sour pork balls、これぞぶりてぃっしゅすたいる」と言った。あまくて酸っぱいのかと尋ねると、味はawfulである、と言った。英国式酢豚はとてつもなく拙い、ということらしい。師匠の英国料理、食べてみたいと思うよ。
2017-01-14
_ クラフト紙でブックカバー作ってタイトルを書いたら書き間違い。修正液だと目立つ。そうだ茶封筒用の修正ペン買ってしまおう、と思ってアマゾンで検索したら、2014年に買っているというメッセージが出る。机上を探ると確かにペン立ての中に目立たないようにひっそりとそいつは出番を待っていた。健気だ。使った。跡はやはり目立つが白く塗るよりも良い。色の調合できると良いのにな。ミスノンに染料入れれば作れるかな?
_ [放送大学] 再入学。
2007年に全科履修生になってからもう10年。専科履修生として放送大学には99年くらいから在籍しているので同じ大学にもうかれこれ18年ほど大学生として在学していることになる。なんて長い学生生活なんだ。もうプロの学生と言っていい。で、10年経つと継続手続きが必要になるため本日webで実施。合格通知を待つ。ただし試験は無い。
_ たびたび修理していたドラム式洗濯機の乾燥機能が止まる。ヒートポンプのエラーが出ているようだ。だがもう保証期間は終了している。なのでこの機会に別のシステムに移行しようと思っている。何のことはない、洗濯機と乾燥機を独立に用意するだけのこと。このマシンを使っていてつくづく身に染みたのは、リスクは分散しないと、ということと、猫と共存する生活にとって乾燥機が特別痛むのは仕方の無いこと、ということだった。ドラム式は今後さらに故障が進むまでは洗濯専用となり、乾燥機が届くまでの間は部屋干しとなるが、乾燥機にかけられるものとかけられないものを分ける手間がかからないのは良いところかもしれない。
2018-01-14
_ というわけで何とかあと2コマの聴講まで進んだ。リアル放映では今日が最終回。醤油味ラーメン作成。醤油、にんにくペースト、生姜ペースト少々、醤油、野菜だし、そしてやっぱり浜納豆4粒ほど。お湯に溶かしてからゆで麺を絡めてスープにオリーブオイルを垂らして、わかめと海苔1枚を4分割して載せる。うんうん、これで良いかな。次は…そうだ、豆乳を使って白いスープにしてみよう。具は何が良いんだろう?湯葉とかどうかな。こういうの考えるの楽しい。夕方ヨガ。外すごい寒い。
_ Cドライブを再構築したらbluetoothヘッドホンがつながらなくなってたのがやっと復旧したっぽい。結局レシーバーを新調してドライバをインストールした。
2019-01-14
_ 寝不足だけどゴミ出しの日なので何とか起きて、ついでにその足で近所のコンビニに出かける。なんか派手な和服の男子が2人ほどいる。なんだなんだ、お前ら傾奇者か?そう、今日は成人の日であったのだ。彼らはコスプレともおしゃれともつかぬ恰好で式に臨むのであろう。ちな私は成人式出てない。大人げないのはそのせいかもしれない。これぞ仮成人。仮性○○○○で成人を迎えるのは仮性人、と高信太郎が漫画で描いてた。録画の整理してたら、トルヴェール・カルテットというサックスのカルテットがラヴェルの弦楽四重奏曲をやってるのを見つけた。良いじゃないか。ラヴェルの第2楽章はピッチカートで始まる実に印象的な曲で大好きなのだが、この楽章も素晴らしい。CD探してみる。ラヴェルのは見つからなかったが、ドビュッシーの弦楽四重奏曲は録音されているみたいだ。なんか意外だな。クロノス・カルテットがジミヘン弾くよりも違和感がない。すごく不思議だが故あることだろうと思う。そのあとなんとなくBSプレミアム見てるとワンワンパッコロでめいちゃんが涼宮ハルヒのコスプレで出てきて「晴レ晴レユカイ」踊り始めたのにびっくり。良いじゃないかw 反射的に録画ボタン押す私。編集中だったのでできなかった。動画探した。無い。しまった、もう昼だ。
_ あっという間に夕刻、そして夜。試験勉強はスピンのことが全然わからなくて暗い気分。年末の「アシガール」のスペシャル見てるとこ。タイムマシンを使い切って平成の世に戻るユイ。そのタイムマシンを作ったタケルは、未来の自分にメモ書きをしてそれをずっととっておくことに。すると未来のタケルが過去のタケルに新たなタイムマシンを送るのだ。なんて安易な解決策w そう。未来からのタイムトラベラーに遭遇していないならば、それはやはりタイムマシンを作ることはできないことの証明なのである。だが過去の人間には未来がわからないが、未来の人間は好きなだけ過去を知ることができ、おそらくは過去の情報をその未来で再現できるのだ。そう考えると私たちは未来の人々に何かを残すことはできる。しかし、過去の人々に何かしてあげられることはあるのだろうか?ユイが若君にしてあげたような何かを。とても良いドラマ。
2021-01-14
_ 今週全然ウォーキング行かなかった。ので、今宵は9キロほどのウォーキング。途中、看板だけを見たことのある蕎麦屋を見つけた。20時20分前。何とか夕食にありつく。初めての蕎麦屋ではできる限りカツ丼と蕎麦を食べたい。セットがあったので是非も無く注文。20分足らずで完食。いつも思うんだが、カツ丼と蕎麦のセットって大抵お味噌汁がつくんだよね。汁物を2ついただくのはそれなりにキツイこともある。が、それなりにうまかった。機会あれば次は鴨せいろ食べた後思うよ。帰宅。眠し。
今日も何と無く平家物語の語りを聞きながら歩いてた。小松殿こと平清盛の子・重盛が、法皇を捉えようとして着物の下に甲冑を付けて出陣しようとする清盛を諌めるくだり。「忠たらんと欲すれば孝ならず」と嘆くあたりは昔の道徳の教科書に載っていた有名な話で、大河ドラマでは窪田正孝さんが好演していたのが忘れられない。その後「平家物語」では、主を諌める臣下がいて親を諌める子がいればこそ国も家も安泰なのだ、と説く。このことに想いを致すのは時代錯誤なことだろうか?
2022-01-14

子供「父上、これが洞爺湖わかさいも本舗本店ですか」
父「そうだよ。寄るかー?」
子供「いえ、わたくしは…」
父「まーたまた、寄るかー?」
子供「いえ…」
父「まーたまたまたまた、寄るかー?」
このやりとり繰り返しつつフェードアウトしてるとこに2人で合わせて「洞爺湖、わかさいも本舗本店です」終わり。ちょっとどういう親子なのかよくわからないが、多分洞爺湖の辺りをドライブしてたんだろう。子供の態度が時代錯誤で対する父の軽薄さがとても良かった。
_ うにゃ [和装の男子に会えるなんてラッキーな日ですねw]
_ けい [和装の女子にも会いたいよ。ボンデージでも良い。もう成人の日とか関係ないけど。]