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2004-03-13
_ 休日のお持ち帰り仕事も今日と明日でおしまい…ということにしたいもんだなあ。来週はどっかに出かけたい。千国街道の鹿島立ちか、日光・奥州道中の続き(南越谷から)。
各地の教育委員会が「歴史の道調査報告書」というのを出していることを、つい最近ネットで知った。これの存在をもっと早く知っていれば…
2005-03-13 『街道の日本史26伊那・木曾谷と塩の道』/『長野県歴史の道調査報告書』/『あずみ2』
_ [読書] 『街道の日本史』
読了。幕末の伊那地方には平田派の国学者が多かった。松尾多勢子は「松尾の嫁さんを見習え」と言われたほど働き者の女性であって、51歳で平田(没後)門に入門。時に文久元年。翌年京に上り公家に出入りするようになり岩倉具視を偵察したり維新後は職を求める志士に斡旋をしたりと活躍した。『街道の日本史』は全部で56巻。読んだのはこれでまだ2巻。次は『17中山道 武州・西上州・東信州』を読む。
2006-03-13
_ [読書] 『中世の非人と遊女』(続き)
近頃はメモリプレイヤで音楽を聴いてることが多く、その分電車の中での読書量が減った。年末くらいから1/3ほど読んでそのままになっていた『中世の非人と遊女』の続きを読んでいる。「一遍上人絵巻」のなかには100人を超す”清め”の仕事に携わる人々が見て取れるのだそうな。絵図から何を読み取るかということのスキルが必要な気がする。漠然と描かれているものなど恐らく一つもないのだと覚悟して読みとるべきなのだろう。その読み解き方を学びたいものだ。
2008-03-13 TeXとの格闘続く。
_ 先日投稿した論文の手直し。絵がマージンをはみ出していた。電子投稿のシステムはこまごまと手直しができるのでいいな。
論文書くときはもう5年くらいTeXを使っている。
仕事がらみでやっている文献調査をまとめるのにbibTeXを使おうとしているが、印刷フォーマットをどうやってカスタマイズしたらいいのかいまいちよくわからない。文献リストから1ページに2件ずつ、枠組みの中にはめ込めるようにしたい。古式豊かなカードシステムを意識してるわけですね。
今でもカードシステムは多少使っている。さすがに馬齢を重ねて、こんなこと昔やったっけ、という記憶も結構忘れてしまっていることが多くなった。
2011-03-13 不気味な夜。
_ 今回の地震、マグニチュード修正されて何とM9.0。
灯油が切れそうなので買いに出た。例によってマウンテンバイクの後部荷台に18L缶をくくりつけて出かけた。ついでと思っていつものように普通に買い物をしようと東急ストアに寄った。野菜のコーナーには普通に食品が置かれているように見える。安心したのもわずかの間だった。乾麺・カップ麺、ことごとく無い。食後に食べようと思ってたロールケーキも無い。まあこれはいいとして、パンも全く無い。お米も残りわずか。ミネラルウォーターはチェックしなかったが多分残り少なかったのだろう。そして当然のごとく、ガソリンスタンドは店仕舞いしている。入荷はいつになるのか…。
被災地への物資供給が優先されているのなら良しとしよう。物流が途絶えがちなのも理解できる。だが、この品不足の理由はこれだけにはとどまらないだろう。このことは記憶されていい。もしゆっくりと反芻する時間が約束されているならば、だが。この大事件は、またしても行動経済学者には豊富な研究課題を与えることだろうと思う。
私もまた、買う予定の無かった玄米を1キロと乾電池20本ほどを買い物に加えて帰宅した。そう、これが危機を意識した人間の行動パタンの一つである。このようにして、まさに今、首都圏にはひそかなパニックが浸透し始めているのではないかと感じている。不気味な夜になりそうだ。帰宅してすぐに行なったのは、ポリタンクに浄水器を通した水をため込んだこと、手回しの懐中電灯を玄関に置いたこと、ウォッシュレットを節電運転に切り替えたこと、そして風呂を沸かして夕餉の支度をしたことである。
午後7時を過ぎた。いまだ予断を許さない状況にあり、輪番停電が避けられないのではないかと言われている。大きな余震の発生する確率もまだ高い。3日間の間にM7以上の地震の起こる確率が70%…この数字をどう解釈してどう生かすべきなのか全く分からない。先日のより規模は小さいと言う表現のようなのだが、数字だけを見るならばただ事ではない。
もし仮に"こと"が起きてしまったとして、そして幸運にもその後を生き延びることができたとしても、その後を一生後悔いて生きなくてはならないような醜い行動に陥らないように、と自らに祈る気持ちでいる。それに、この日記が災害前夜の記録とならないことも。
とりあえず節電しましょうね。
_ TEPCOつながらないな。
アクセスが殺到してるっぽい。停電は3時間程度と言うことで、各県5ブロックに分けて順繰り留めると言うことらしい。早いブロックは6:20くらいからだという。今ラジオでやってるが、西日本から電力を調達するためには60HZを50HZに変換する必要があって大量調達は無理らしく。笑いごとじゃないんだが。明日は、第1と第2グループは日に2度あるらしい。時間帯発表されたけど聞き取れなかった。おのおの決まった時間帯の中で3時間程度、ということで、ある程度フレキシブルな模様。
_ <繋がった。とりあえずコピペ:ここから>
緊急逼迫による計画停電の実施と一層の節電のお願いについて
明日(3月14日)の当社サービスエリアの計画停電につきましては、以下の、お客さまのお住まいの支店エリアをクリックしてご覧下さい。大変ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。
※アクセス集中により、つながりにくい場合がございます。その場合は、時間をおいてからアクセスください。
栃木/茨城/群馬/千葉/神奈川/東京/埼玉/山梨/静岡
なお、停電時間は表中の数字(グループ)をご覧ください。
第1グループ 6:20〜10:00 16:50〜20:30 / 第2グループ 9:20〜13:00 18:20〜22:00
第3グループ 12:20〜16:00 / 第4グループ 13:50〜17:30/ 第5グループ 15:20〜19:00
(ご注意事項)
※グループ毎の時間帯は、開始・終了時間が多少前後することがあります。
※当日の需給状況によっては、予めお知らせした時間以外にも停電する場合があります。
※また、当日の設備状況によっては、お知らせしたグループと違う時間帯に停電させていただく場合があります。
<ここまで>
_ 自分のところがどのグループになってるかはpdfファイルに書いてある。これがそうかなあ、というのは見つかるんだけど「大字通称」なんてので書いてあっていまいちよくわからない。でも自分とこはどうやら第3グループっぽい。
グループの割り当てとかは日替わりになるようだ。しかも最低1週間は続くと言うことみたいなので、オタク人生には正直痛手ではあるが、受け入れる他無い。とりあえず明日は夜は困らないようだ。冷蔵庫は若干気になるが、とりあえず今の季節はまだ我が家は寒い。下手をすると外より寒いくらいなのよ。
_ 今TVのニュースで言ってたが、計画停電は4月いっぱい続きそうな感じ。しまった、さすがに4月になると家が暖かくなってしまう。
2012-03-13
_ [怒りの日記]今日の怒り2
蒸しパンを作るためにベーキングパウダーを買ってきたというのにスチームオーブンレンジの使い方がよくわからない。レンジのマニュアルにはスチームレンジで7分と書いてあるのに、生地をパン焼き器のブリキの容器に入れてしまったために電子レンジが効かない。火花が散ると思ったがそれはなかった。火花が起こる条件とは何なんだろう?ともあれ、金属製には違いが無いのでシールド効果が起こってそこの方にマイクロ波が伝播せず底の方はどろどろ。取り出して別の容器に移したりして結局甘納豆は甘納豆だけで固まりやがるしふわふわのあまーいお菓子とはかけ離れたものになってしまう。くくっ…(←笑ってるんじゃなく泣いている)。俺、死ね!
2014-03-13
_ 日付変わった。ロケみつの録画なんか見てる。早希ちゃんはスペインにいる。本場のフラメンコを見て感動してる。そうだ、リリンの芸術の中にもこういうものがあった。昨年現代芸術の講義を取った時、このダンスと言うジャンルには戸惑いを隠せない、と講師の先生がおっしゃってたのを思い出す。以来俺にとっても踊りは疑問だ。だが見るのは結構好き。
_ ところでこのロケみつに、スペインのマヨール広場の大道芸人が出てくる。杖を片手に握った男と、その杖の上部をやはり片手で握って空中に浮いている男という芸がある。"secret of levitation magic"というので検索するとどうやらタネらしきものが見つかるが、この二人組のトリックはかなり巧妙だ。タネがあってもこのトリックは難しいのではないか。
_ 割烹着着て研究してる女性研究者の論文についての疑惑。真偽は未だわからないのだが、ことによると、これは旧石器ねつ造事件以来の学会を巻き込む大きなスキャンダルになってしまうかもしれない。俺はこの研究の価値を信じたいと思っているのだが、それでも、最良の場合であっても、成果を急いだやっつけ仕事というそしりを免れることはできないのではないかと思えてきた。心が痛むのだ。やっつけと言えるようなレベルの仕事は俺にも山ほどあるが、研究自体に今回の事件ほどのインパクトがなかったために黙殺されていると見てもおかしくないからなのだ。それに比べると、山中先生のノーベル賞受賞直後の森口尚史氏の捏造事件など、底が浅い軽挙に過ぎない。
2015-03-13
_ 帰宅したら「かぐや姫の物語」やってる。なんかの賞を取り損ねたんだったよな。まあそのうちDVDかアニマックスあたりで見るんじゃないのかなあと…でも今あまりアニメに情熱感じてなくてな。そろそろスカパーも契約切っていこうかなと。
_ 引き続き見てる。「竹の子!竹の子!」←きのこ厨、激怒。
_ さらに続き。月からの使いは仏と天女と言う感じで、楽しげな音曲を奏でつつ地に降りてくる。こういう解釈をするとは!天界は、月の都は悲しみとは無縁な、それ故にこそ非情な世界と言うことだ。「月は無慈悲な夜の女王」なのだ。←読んでない。「月は地獄だ!」は読んだ。竹取物語は日本の物語の始まり、と言われている。そういう物語をモチーフとしたことは大きな意味のあることだ。
それにしても。この竹取物語の想像力と言ったら無い。地名説話(富士山の由来)とか求婚に難題を吹っ掛けるとか人で無い者から生まれる赤ちゃんとか、いろいろな物語の面白い要素がたくさんある。というか、日本の物語はその誕生の時すでにいきなりSFだったのだ!日本の伝統文学、それはSF。そして、やがて「とりかえばや物語」というTSものまで。少なくとも日本人は平安の頃すでにオタクであったのだ。
2016-03-13
_ [プログラミング] Python入門-機械学習
最近会社のあちこちで機械学習機械学習とやかましくなってきて俺は非常にうっとうしい。なんでみんなしてそうやって技術的特異点の到来を早めようとするのか、人類としての危機感はないのか、なんてな。だがもう全人類的にみて、この動きに合わせて行進せざるを得ないようにも見えている。敵を知り己を知れば百戦危うからず。とりあえず手を動かして見ようかと思う。特異点以降の俺の生き残り戦略は、技術的特異点以降も強いAIがそこから学ぶべき何かを持っている人間であろう、あるいはそう彼らが思うような存在であろう、ということなのだが、かりにその時生存していたとしても、それが幸福な状態での生存である保証はない。未来は暗い。とりあえずNumPyは自前で用意したVPS上で普通に動いてる。NumPyのarrayとPythonの配列が違うものだと知っていないと後で痛い思いをしそうだ。Numpyの配列はRのベクトルやマトリクスと似た仕様となっているらしい。これは俺には有利だ。続く。続けていたなら。
2018-03-13
_ [放送大学] 来期の授業料振り込んだ。
これで何とか期初までに教科書が届くことだろう。物理の世界。少し聴講始めておきたいが。。。 面接授業は狂言の講義一つだけになってしまった。調理学の講義、受けたかった。落選二度目。凹むほどのことではないのだろうけど。参考図書読んどこう。関係ないけど包丁も研いでおこう。
_ しょんないTV。缶詰カーリング第3夜。今回もまた大変盛り上がりをww 先回の覇者三洋食品を破っていなば食品の優勝である。次回も楽しみにしてる。→「また四年後にお会いしましょう」って言ってるしw
_ ランダウの力学の教科書の記述から勝手にもうずっと課題にしている式の導出に一部間違いを見つける。この訂正で疑問が解決するのかどうか?正直ちょっと回りくどい計算をしようとしていてかしこい人はこんなのやらないんじゃないかっていうこだわりだったりする些細な部分。そうこうしてるうちに寝る時間が近づいてまいりましたが、それに伴ってなぜかいきなりヘイフィーバーが激しくなりました。ちょっと熱っぽい。鼻水が出て鼻の奥がかゆくなる。眠りが浅くなるのはいやだなあ。。。そうでなくともこのあと寝床で「ぼくらの蟹工船」を読もうとしているのだが。しかしこれを読む前に小林多喜二「蟹工船」読んどいた方がいいかなあ。この「蟹工船」には、若い頃に親しかったとある女性とのちょっと苦い記憶があるが、気が向いたらそのうち書いても良いかもしれない。まあつまんない話だが、今思い出しても「そんなこと言わなくてもいいじゃないか」というちょっと嫌な気持ちになるエピソード。若かったからね、こちらもあちらも。おやすみ。
2019-03-13
_ 今朝、おかしな夢を見て目覚めた。夢の中で異様な光景を見た私は呟く:「まるで夢を見ているみたいだ」。夢の中の私はそう呟くことによって、今見ている光景が現実のものであると確認できた…と思った。そして目覚めた時に、いや、やはり夢だったのだと思い少し安心したのだった。心的体験とはそういうもので、物質世界で起こる事実とは独立に存在している。「この目で見た」などと言う言葉が事実と矛盾していてもそれは仕方のないことだ。彼の中ではそれが実体験なのだろうから、否定することができない。
2020-03-13
_ 養老孟司の『バカの壁』を読み出したのだけど、口述筆記で書かれたせいもあってまるで居酒屋でインテリが与太話してるような勢い。半分以上読んだところで付箋紙を貼った箇所はわずかに2箇所。斜め読みすることにしたがこの本結構話題になったのではなかったか。
_ 週プレNEWSの『セックス依存症になりました』が終わってしまったので金曜がちょっとさむしい。でも漫画は読み続けなくてはならない。先日文藝別冊の総特集ゆうきまさみ を読んで以来、漫画家をテーマにした漫画が読みたくて仕方ない。『重版出来!』読み始め、創刊時の漫画アクションを扱った『ルーザーズ』は既に読み、巻来功司『連載終了!』と原秀則『いつでも夢を』を入手。漫画じゃなくてアニメだけど『映像研には手を出すな!』も既刊分は読んでしまったのでライトノベル『ぼくたちの青春は覇権を取れない。』なんかも入手。まあ、なんて言うか、みんな頑張ってるんだというのが良い。
2021-03-13
_ 今日も日付変わってからの書き込み。皆さんは、「玉ぶりぶり」をご存知だろうか。毬杖(ぎっちょう)などとも呼ばれて、球を棒で叩いて遊ぶもののようだ。この言葉は、高校時代に谷村新司の深夜放送セイヤングで知った言葉で、その後日古語辞典で調べると、何やら男の子が六角柱状の棒に、紐で繋いだ球をぶつけながら遊んでいるような挿絵が描かれていた。それを知って、さらに後日、当時まだ同好会だったアニメーション部のミーティングでたまたま話題にしたら、しばらく私は「玉ぶりぶり」と呼ばれるようになったのであった。玉ぶりぶりの本質もわきまえず(今だってわからない。何しろ平安の頃の子供の遊びだ)、でもその挿絵が面白かった。当時、買って読んだ文庫本には購入何冊目かを示すナンバーリングを示すシールを貼っていた。初めはカバーに直接貼っていたが、それだと当然カバーが痛むので、トレーシングペーパーでさらにカバーをしてその上にナンバリングのシールを貼るという手の込んだことをしていた。そのシールに、自分を示すアイコンとして玉ぶりぶりを描き込んでいたのだった。そのシールを貼っていた文庫本が今宵たまたま目についた。ナンバーは037。E.E.スミスのレンズマンシリーズ第一巻『銀河パトロール隊』だ。ドギツイカラーリングと単純な線で描かれた真鍋博さんのカバー絵・口絵は衝撃だった。今見ても新鮮だ。画集買おうかな。E.E.スミスは「ドク・スミス」などとも呼ばれていた。何のドクターかと今ウィキペディアで調べてみたら化学工学で、D論は食品工学に関するものだったらしい。そんな高校時代の私は何となく「ドク」と呼ばれることに仄かな憧れを抱いたはずだった。そして後年その憧れは現実のものとなる。奇遇にも、博士論文のモチーフには食材として広く用いられているゼラチンが使われている。ゼラチンに関する思い出もなかなかのものがあるが、この符合をしみじみと想っている夜。
追記。前日悩んでいた計算には一転して明るい見通しがついた。計算の途中で散歩に出かけたらその途中で解法の道筋らしきものを思いついたのだった。帰宅して鈍い頭で計算を続けてみたら、散歩中に予想したよりも遥かなシンプルな結果になった。寝て起きた後にもう一度確認してみよう。何しろ最近、計算過程をたどり直す度に必ず一つは間違いを見つける有様。散歩中にアイディアが湧くことはよくある。逍遥学派は今も生きている。
2022-03-13
_ 近頃の日曜の夜は「鎌倉殿の13人」見て「プラネテス」見る流れ。今日もかくの如し。鎌倉殿、軍略家としての義経の才が発揮される…と思ったら。いささかパーソナリティ障害の気味のある義経、というのは説得力あるように思われる。新垣結衣は表情の演技がこの人ならでは、と感じる。寝よう。
_ うにゃ [おもしろかったです! ]