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2014-03-13 [長年日記]
_ 日付変わった。ロケみつの録画なんか見てる。早希ちゃんはスペインにいる。本場のフラメンコを見て感動してる。そうだ、リリンの芸術の中にもこういうものがあった。昨年現代芸術の講義を取った時、このダンスと言うジャンルには戸惑いを隠せない、と講師の先生がおっしゃってたのを思い出す。以来俺にとっても踊りは疑問だ。だが見るのは結構好き。
_ ところでこのロケみつに、スペインのマヨール広場の大道芸人が出てくる。杖を片手に握った男と、その杖の上部をやはり片手で握って空中に浮いている男という芸がある。"secret of levitation magic"というので検索するとどうやらタネらしきものが見つかるが、この二人組のトリックはかなり巧妙だ。タネがあってもこのトリックは難しいのではないか。
_ 割烹着着て研究してる女性研究者の論文についての疑惑。真偽は未だわからないのだが、ことによると、これは旧石器ねつ造事件以来の学会を巻き込む大きなスキャンダルになってしまうかもしれない。俺はこの研究の価値を信じたいと思っているのだが、それでも、最良の場合であっても、成果を急いだやっつけ仕事というそしりを免れることはできないのではないかと思えてきた。心が痛むのだ。やっつけと言えるようなレベルの仕事は俺にも山ほどあるが、研究自体に今回の事件ほどのインパクトがなかったために黙殺されていると見てもおかしくないからなのだ。それに比べると、山中先生のノーベル賞受賞直後の森口尚史氏の捏造事件など、底が浅い軽挙に過ぎない。