RSSフィード:http://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf
2005-10-07 『吉原はこんな所でございました』(読了) [長年日記]
_ [読書] 『吉原はこんな所でございました』福田利子著、教養文庫、1993。
積読切り崩し月間の一冊。半分ほど読んでほったらかしにしていたのを昨日から読み直して今日読了。著者は、大見世に客を招き入れる引手茶屋で育った。大戦、昭和33年の売春禁止法などを経て今日のソープ街にいたる吉原の歴史を証言する。買った当初に期待した内容に比べて実に上品。花魁と芸者の違いもようやく知れた。12年前に読みかけたときよりも面白く読めたのは年を経たせいだろうか。
_ 明日は雨なのね…
せっかくの3連休が雨とは悲しいが、そんなことにはおかまいなしに、明日も矢倉沢往還の旅(プチ)に出かけるつもりで、デジカメのバッテリーを充電中。赤坂見附からまずは根津美術館へと。明日もほとんどエクスカージョンで、世田谷に着けたら御の字。