RSSフィード:http://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf
2005-10-21 横浜市歌 [長年日記]
_ おととい横浜中央図書館に行ったときのこと。予約していた本が用意できていると言うのでそれを受け取ったとき、係の方が「あの…こ、これ読んでください」(実際にはそんなこと言わなかったけど)といったような風情で一通の手紙を私によこした。
そこには、ずっと前に予約していた「社会的アイデンティティ理論による黒い羊効果の研究」と言う本が行方不明なんです、ごめんなさい、的なことが書かれていたのだった。それはそれでまあ残念だったのだが、その手紙の入っていた封筒を裏返してみると、横浜市の歌の歌詞が書かれていた。
なんと、作詞は鴎外森林太郎であった。鴎外は1859年の横浜開港の3年後文久2年(1862)の生まれであるから、詞に書かれた横浜の風情をリアルで体験していたのだと思う。
この歌は横浜市のHPで聞くことができる。今日聞いてみた。
http://www.city.yokohama.jp/ne/info/symbol/song.html
_ ついでに言うと、ブルースバージョンもあって、ここで視聴ができる。
http://www.angel.ne.jp/~water/cd/yokohama_city_blues.html
_ 曲は全然違う。いっそ歌詞も現代風にアレンジしても面白いのではないだろうか。
_ ちなみに横浜市のマークはカタカナの「ハ」と「マ」をアレンジしたものなのだった。ああ、知らなかったよ。