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2005-10-15 [長年日記]
_ [矢倉沢往還] 渋谷から東目黒→祐天寺へ
宮益坂を出発して渋谷の中をぶらぶら。良く通る道のすぐそばに思わぬ史跡があるものだと思った。神南で、初めてNHKスタジオパークに行く。私の好きなじゃじゃ丸のぬいぐるみも飾られていた。スプーの撮影会が大盛況。良く利用するインド料理屋のバイキングでお昼を取ってからさらに道玄坂を越え、大坂の氷川神社、池尻の稲荷社を詣でる。それからエクスカージョン。防衛庁施設を迂回して東目黒の辺りに庚申塚を探す。蛇崩の辺りで古い道標に「東奉納庚申塔」と読める刻があったので向うもわからず、蛇崩緑道の辺りを3度ほどまわってあきらめた。葦毛塚は見つかった。どうやら地図に書き込んだ位置が間違っていた模様。
日暮れる。祐天寺に向って歩く途中、雨が降ってきた。ホームで缶ビールを飲んで帰宅。
_ [読書] 『街道の日本史2 蝦夷地から北海道へ』(読了)
『街道の日本史2 蝦夷地から北海道へ』を読み終えた。蝦夷地は中世の頃は流刑地。東本願寺道路、囚人ロードなど歴史の道の多くは明治以降のものとなっている。第1巻「アイヌの道」も近々に読みたいと思う。
学生時代に知里幸恵と知里真志保のアイヌ神謡・民話を岩波文庫で読んだ記憶が少しよみがえる。これらの中に史実の痕跡を求めて辿る、という考えが浮かぶ。
これまでの修行(?)によって、古跡を下調べする方法、20km歩いても苦にならない体力、踏査点へのアクセスの仕方、衣類や持物の工夫など、街道歩きにとって基礎となるべき材料は大体そろったように思う。
今は第二段階、もはや漫然と歩くだけでは事足りず、歩きながら何かを考えるべき時にあると思い始めた。きっとますます楽しくなる。