RSSフィード:http://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf
2007-10-08 奥州道中 一戸から五戸まで [長年日記]
_ [奥州街道] 奥州街道・一戸から五戸まで
道中長いので箇条書きで行きます。
<初日(10/6)>
・携帯電話もGPSも忘れて出発。一戸をぶらぶらして昼少し前に「ひっつみ」とおにぎりのご飯。
・二戸の九戸城(ややこしい)散策して午後五時過ぎる。郷土資料館による時間が無かったのは残念至極。暗い道を供養塔とかたずねて歩くのはちょっと勘弁して、見たいな感じで午後8時に金田一温泉で泊。夕食に出た”ネッコ”(ホウキタケ)の歯ごたえ。10本くらい食べたかった。
<二日目(10/7)>
・早朝宿から馬渕川ながめつつクールな空気の中を散歩。出発直前に宿で飴ちゃんをもらった。
・蓑が坂なる難所の手前、稲荷清水なるを見つけ立ち寄る。そこにいたおばあちゃん二人としばし話。りんご二つもらった。
・「キタキタキター!!」と騒がしく蓑が坂頂上につくと、人がいて気まずかった。この方は反対側から登ってきた人で、最近まで働きづめで胃も肺もやられてしまったが、地元の山々を歩くうち、そういうこと(ウォーキングとか山登りとかそういうこと。つまり人でなしの趣味)にはまりつつあるという。私の持っていた1/25000地図に興味を持ったらしい。かの人はこの先も、歩くために節制を心がけ、体力をつけ、地図の読み方を学び、そしてきっといつか街道を歩き始めることだろう。このようにして、ウォーキング・ピープルは幸福になっていく。
・南部氏の御霊屋を尋ねる道の途中で日が暮れる。宿は山を越えた向こう側の五戸。仕方なく三戸駅に行き、八戸に出てバスで宿へ。思いのほか、飯も風呂も良く、部屋には真新しい畳の匂い。
三日目の話は寝ておきてからにします。