RSSフィード:http://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf
2013-02-09 [長年日記]
_ [テレビ] ゲゲゲの女房
貸本屋に出てくるお兄さんに何か見覚えあるなあと思ったら、ゲキレンジャーのゲキレッド(鈴木裕樹)だった。ニキニキだ。ところで、ついにあの伝説の雑誌創刊となる。その名も「ゼタ」。ロゴの字体を無理やり「ガロ」に似せてて笑える。
続き。しげるさんの母は子供たちから「イカル」と呼ばれている。それほどに怖い存在と言うことなのであるが、この竹下景子は実に迫力がある。クイズダービーに出てた頃の大人しげな感じからは想像つかんよ。最近では西田敏行とともにNHKラジオの「新・日曜名作座」をやっている。この番組はラジオドラマなのだが、どんな作品で何人出てこようと、この二人だけでやりきるという或る意味挑戦的な番組なのである。この二人になる前は森繁久弥と加藤道子がやっていた。新旧通してテーマ音楽が古関裕而作曲のそれなので、はじめて聞くと時代が50年ほどさかのぼった感覚が生まれるに相違ない。
_ [物理学] MIT白熱教室第5回。
今回は音の話。両側を固定した弦の固有振動数は、張力とともに高くなり長さと重さに伴い低くなる。次元解析を行なえば張力の平方根に比例することなどが示せるがそれはともかく、固有振動の効果を軽視して設計してしまった大きな事例に1940年のタコマナローズ橋崩落というのがある。全長1800mの橋が風速19m/sの風で落ちてしまった。橋桁(橋桁と言うのは橋脚の間をつなぐ部分のこと)が薄くかつ幅を狭くしたために剛性が低くなっていたのに加えて、横風で橋桁の上下に渦が発生するとそれが橋を上下に揺さぶりさらに渦が大きくなるという自励現象が起きたのだそうだ。幸い生命への被害は犬一匹。次回はいよいよ量子力学。ルービン教授によってどのような解説がなされるのか。大変興味深い。