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2013-05-03 [長年日記]
_ 林泉寺行って山形大。
ルネサンス様式ですって。
_ 川中島合戦。
終盤。死屍累々でありまことに酸鼻を極める有様だが、しばらくすると「戦場で倒れている皆さん、陣へお戻りください」というアナウンスで笑いが起こるのは多分お約束。地元高校生などはほぼ参加することになっているようにおもわれ、20歳くらいの地元男性達が自分たちはどちらの陣にいたとか盛り上がっていた。空砲をぶっ放したり松川を実際に渡河したりしてなかなか気合が入っている。地域の文化や歴史を残そうという崇高さと、大の大人がチャンバラごっこに興じているようにも見えるおかしさが相半ばすることに妙に感じ入った。
_ 旅はまだ終わってない。
どう言うことかというと、新幹線発車時刻は福島20:54。早い便(?)に空席はあるようだが早割チケットなので変更効かない。ゴネれば何とかなるのかもしれないが、それより有効な時間の使い方をしばし模索すると、ほとんど駅ナカのパワーシティ・ピボットというところにスーパー銭湯極楽湯があり、しかも今日金曜は学割デーで通常より200円も安く利用できるのだ!今回の旅では米沢上杉博物館でも上杉家廟所でも放送大学の学生証が火を吹いたが、風呂まで安く入れるとは思わなかった。学問が身を助けると言うことはよく言われると思うが、こういう即物的な意味もある程度はある。まあ旅の直前授業に精出してたのだからこれでいいのだ。そうこうするうちに出発まで1時間切った。タモリ倶楽部の時間までには家につくだろう。
_ [読書] 「禁蜜 ‐義母と叔母とぼく」川奈まり子、竹書房ラブロマン文庫) 双葉文庫、2013。
旅の間も読書にいそしむのは、俺が文武両道ならぬ文歩両道(読み方同じ)を目指しているからだが、この本は一人旅の手持ち無沙汰を紛らす(どう書こうと何となくなまめいてしまうのは何故だ)ために手に取った。分かってる人は分かってるだろうが、著者は溜池ゴロー作品をはじめとする熟女モノAV作品で名を馳せたなかなかの名女優である。この人の作中の存在感というのは大変に生々しい印象があって、美人さ加減も草臥れ加減もなんというか程良くて、すぐ隣に住んでいそうなリアルさがあると思う。だいぶ古いが、「時間ですよ」の隣のマリちゃんこと天地真理が「隣にいればいいなあ」的なファンタジックな存在感を示していたのとは対照的だが、どちらも「まりちゃん」であるところに親父ギャグ的なシンクロニシティを思わない訳にはいかない、一オヤジとして。そんな彼女は役者引退後小説の修行を積んで上梓したのが本書、とカバーの解説からは読み取れる。読めば、ストーリーの綻びも目立つものはなく、主人公の童貞青年(当然冒頭だけのことだ)の初心な体験に及んでの新鮮な驚きは男性視点からも十分に共感できるものだった。特筆すべきはこの種の作品において読者を魅了する重要な要素である性的語彙の豊富さで、女優経験が自在に生かされているように思われた。同時代の作家であり来歴上共通する点もある杉本彩の官能小説と比較することは有意義と思われるが、質においては川奈まり子に軍配を上げざるを得ない。川奈まり子は、AV女優である前はフリーライターであったということであり、性表現においても筆力においても十二分にキャリア形成をおこなってきたということなのだろう。他の作品も読みたいし、彼女の出演作品も鑑賞したい。作中に現われる「玉が下がってくる」というのも機会があれば体験してみたい。
おかえりなさーい! 旅の最後に温泉とは、疲れがとれてよいですね^^ タモリ倶楽部ねちゃいわなとよいねwww
今見終わったとこ。