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2013-05-01 [長年日記]
_ 10:34、山道の中間辺り。地蔵2体。
今日はクマとの遭遇をかなり怖れて歩いている。自然旅の無事を念ずることになる。
_ まだ雪が。
遠くの山々に残雪が目立つ。山は大変だな、と人ごと的に思ってたが、数時間後にはどうやらその近くを通っていたようだ。遠くに印象的なものを見た後はそこに実際に行ってしまっている、というジンクスが、俺にはある。
_ だから、ネコヤナギ。
_ 松川渡る。
ちなみに橋など無い。このことは道を事前に調べてたときから分かっていた。雪解けで増水してたらまたクマの生活圏をビクビクしながら戻るしかなかったのだが、幸い水深は浅い。裸足になって徒渡りを決行。
_ グロ注意
ついでに昼食。インスタントの蕎麦に、自家製チキンジャーキーと干し飯少々追加。全部硬めになった。
_ 不動尊
山奥にこんなところが。ちょっと感動。
_ 大野九郎兵衛供養塔
万一吉良上野介を吉良邸で討ち漏らしたら米沢街道を通って縁故のある上杉を頼るはず、と待ち伏せていた大野さんは討ち入り成功の知らせを聞き安堵してここにて自刃と伝わる。
_ 大沢駅
長い雪除けがものものしい。19:44米沢行きを待ってるところ。待合室の中なのに温度計の表示が10度を切ってる。道理で寒いと思った。つうか寒いよ。
_ 危ねえ、乗り場めっちゃ離れてた。また2時間待ちになるとこだった。車内あったかし。ああ、生き返る。。とYahooからメール。横浜に豪雨予報出た。宿でこないだみたいに鶴見川の水位見ようと思うが、仮に氾濫してもいかんともし難い。
_ 晩飯に「てんま」で焼肉。一応米沢牛一枚だけ頼んであとは普通に。割とやすくついたが、米沢牛は途中で飽きそうに。それよりこの店のシロはすごくうまい。今、米沢では上杉祭りというのをやってんだって。ちょっとは見られそうだな。
2013-05-02 [長年日記]
_ 水窪ダム。
_ せっかくダムが近くにあるので見学。しばらくするとアラレが降って来た。道理で寒いと思った。つうか寒いよ!
_ 直江堤。
_ 街道から外れること1キロ強、直江堤に来た。堤に沿って説明板がまたえんえん1キロ強ある。少し日がてりはじめたので、握り飯でも食うかな。
_ 庚申堂
米沢市街地に入る。日本三大庚申は、京都•八坂、大阪•四天王、東京•入谷だったのだが、入谷のは現存しない。そこで名乗りを上げたのがここ米沢、という訳ではないだろうが、当地ではこれを含めて日本三大庚申と言っている。
_ 上杉神社のサクラ
_ 米沢上杉博物館見学したあと、詣でる。
_ 上杉祭。
午後6:30から1時間強続いた。天気が崩れなかったのは良かったが、真冬の寒さ。終わってから食べた米沢ラーメンがうまかったと言うより温かくてありがたかった。
2013-05-03 [長年日記]
_ 林泉寺行って山形大。
ルネサンス様式ですって。
_ 川中島合戦。
終盤。死屍累々でありまことに酸鼻を極める有様だが、しばらくすると「戦場で倒れている皆さん、陣へお戻りください」というアナウンスで笑いが起こるのは多分お約束。地元高校生などはほぼ参加することになっているようにおもわれ、20歳くらいの地元男性達が自分たちはどちらの陣にいたとか盛り上がっていた。空砲をぶっ放したり松川を実際に渡河したりしてなかなか気合が入っている。地域の文化や歴史を残そうという崇高さと、大の大人がチャンバラごっこに興じているようにも見えるおかしさが相半ばすることに妙に感じ入った。
_ 旅はまだ終わってない。
どう言うことかというと、新幹線発車時刻は福島20:54。早い便(?)に空席はあるようだが早割チケットなので変更効かない。ゴネれば何とかなるのかもしれないが、それより有効な時間の使い方をしばし模索すると、ほとんど駅ナカのパワーシティ・ピボットというところにスーパー銭湯極楽湯があり、しかも今日金曜は学割デーで通常より200円も安く利用できるのだ!今回の旅では米沢上杉博物館でも上杉家廟所でも放送大学の学生証が火を吹いたが、風呂まで安く入れるとは思わなかった。学問が身を助けると言うことはよく言われると思うが、こういう即物的な意味もある程度はある。まあ旅の直前授業に精出してたのだからこれでいいのだ。そうこうするうちに出発まで1時間切った。タモリ倶楽部の時間までには家につくだろう。
_ [読書] 「禁蜜 ‐義母と叔母とぼく」川奈まり子、竹書房ラブロマン文庫) 双葉文庫、2013。
旅の間も読書にいそしむのは、俺が文武両道ならぬ文歩両道(読み方同じ)を目指しているからだが、この本は一人旅の手持ち無沙汰を紛らす(どう書こうと何となくなまめいてしまうのは何故だ)ために手に取った。分かってる人は分かってるだろうが、著者は溜池ゴロー作品をはじめとする熟女モノAV作品で名を馳せたなかなかの名女優である。この人の作中の存在感というのは大変に生々しい印象があって、美人さ加減も草臥れ加減もなんというか程良くて、すぐ隣に住んでいそうなリアルさがあると思う。だいぶ古いが、「時間ですよ」の隣のマリちゃんこと天地真理が「隣にいればいいなあ」的なファンタジックな存在感を示していたのとは対照的だが、どちらも「まりちゃん」であるところに親父ギャグ的なシンクロニシティを思わない訳にはいかない、一オヤジとして。そんな彼女は役者引退後小説の修行を積んで上梓したのが本書、とカバーの解説からは読み取れる。読めば、ストーリーの綻びも目立つものはなく、主人公の童貞青年(当然冒頭だけのことだ)の初心な体験に及んでの新鮮な驚きは男性視点からも十分に共感できるものだった。特筆すべきはこの種の作品において読者を魅了する重要な要素である性的語彙の豊富さで、女優経験が自在に生かされているように思われた。同時代の作家であり来歴上共通する点もある杉本彩の官能小説と比較することは有意義と思われるが、質においては川奈まり子に軍配を上げざるを得ない。川奈まり子は、AV女優である前はフリーライターであったということであり、性表現においても筆力においても十二分にキャリア形成をおこなってきたということなのだろう。他の作品も読みたいし、彼女の出演作品も鑑賞したい。作中に現われる「玉が下がってくる」というのも機会があれば体験してみたい。
2013-05-04 [長年日記]
_ サワコの朝に福田彩乃登場。デビュー間もない頃に映画のチケットをものまねしながら全国行脚で売り歩いてたエピソードが出た。当時の映像がちょっと出た。動物園で動物のまねしたり滝に打たれたりしてる。阿川佐和子もデビ夫人のものまねとかやって対抗心をひそかに燃やしてるのが何かいいな。
_ 5/1にやってた「会社の星」という番組の録画を見てたら、島根に古本を寝かせている倉庫があるとのこと。受験参考書など季節によって需給関係が変わるものがあり、安い時に買い集めて高い時に売るというビジネスがあるのだ。ネット販売が主体ということ。受験参考書などであまり過剰な取引が行なわれることは好ましく思われないが、こうなると消費者側もちょっとは考えて買う必要があるのかもしれない。
2013-05-05 [長年日記]
_ [特撮] 獣電戦隊(バモラ)キョウリュウジャー。
今日の見どころは、ウッチーとほかのメンバーが同時に変身ポーズを決めるとこ(ウッチーだけ別の振りなのだが妙に調和してて尺もあっているように見えた)と、番組終わってすぐ「仮面ライダーウィザード、このあとすぐ!」ではなく「獣電戦隊キョウリュウジャー、このあとすぐ!」ってなってたとこ。まさかの二話連続かと思った。
_ だいぶ前に録画したみうらじゅんと安斎肇の「笑う洋楽展」見てるのだが、プロコル・ハルムの「青い影」のビデオで大笑い。あの名曲にこの映像はなんなのだという破壊力の凄さ。ドアーズの映像も何か危険なことがおきそうでハラハラする。こうしてみると、やはり芸術の多くのジャンルの中で、音楽というジャンルは他に比べてダントツに完成度が高いのだと思う。同じレベルで映像作品を作ることは至難である。2次元映像でさえそうなのだ。3Dで観賞に耐えうる芸術作品を作ることはさらに大変ことなのではないか。たぶんイメージが具体的になればなるほど、鑑賞者の自由な想起の妨げになり、鑑賞者が勝手に感じとる共感の仕組みから弾き飛ばされてしまうということなのだ。どんな芸術よりも自然のほうが観賞に耐えうる、というのはよく言われることだし、最終的には余白だらけで具体的内容に乏しいものであればあるほど、そこにかすかに植えつけられた作意との対照も相まって素晴らしいもののように見えたりもする。作品というものがこっちの方向に進み始めてしまったら破滅の兆候だ。創作を行なうものは絶えずこの存在不安にさらされ続けているとも言える。それでも芸術家であり続けること、あるいは自らをそのように自覚し続けることは、本来自分が憧れて目指していた高みに対する冒涜、であるかもしれない。最初から最後まで芸術家の存在は不安にさらされている。
_ wktkラジオ学園はじまってる。何かをやっているときにラジオを聞くというのはよくあることだが、逆にラジオに集中していると、結構何にもできないなあと思う。福田彩乃の物まねがどこで出てくるかわからないという緊張感があったりなんかして。
_ うにゃ [福田彩乃おきにいりだね。]
2013-05-07 [長年日記]
_ まさか映画になってたなんて。映画『HK 変態仮面』オフィシャルサイト
_ http://hk-movie.jp/sp/index.html
_ 南米沖大西洋海中で大陸の痕跡と思しき花崗岩や石英がみつかった。未来になればなるほど過去が明らかになっていく、と言うのは確固たる真理。今日の出来事でさえ十分に調べるためには時間がかかり、少し未来にならないとわからないのだ。
_ うにゃ [まさしく、けいさまの映画かwww]
2013-05-08 [長年日記]
_ [音楽][カムバック!マイ中二時代] スージー・クアトロ、そしてオリビア・ニュートン=ジョン
なんとなく気になりだしてYOUTUBEで見始めた。黒いジャンプスーツでベースを弾いてるどちらかというと小柄で端正な顔立ち。髪を振り乱して挑発的な仕草で高音でシャウトすると歪んだギターの音と共鳴して独特な音色となる。これでさらに長身だったりしたら俺のど真ん中だ。さすがに80年代以降はソフトな楽曲に変わっていき、ファッションも女性的なものになっている。この人がもっとも活躍していたころの俺は中学生。今ならスージーを選ぶのであろうが初心な俺はオリビア・ニュートン=ジョンを選んでいた。あんな美人が存在することは全く信じられなかった。みうら先生的に言えば童貞をこじらせる原因になったのは、どうもその言わば原体験においてハードルを異常に高く設定してしまったことにあったのではないだろうか。まあしかし時は過ぎ、俺もさすがに美人だけがいい女ではないことが身に染みてきたところではある。最近のストライクゾーンの異様な広さにも我乍らどうしてこうなったと思わざるを得ない。
_ そうだ、アトランティスが発見されたのなら鉱物資源としてオリハルコンが発掘される日が近いぞ。そろそろ取引市場にあらわれているのでは。
_ 天海祐希が心筋梗塞で倒れるとは穏やかではない。。。
2013-05-09 [長年日記]
_ 駅のホームで。
とあるおばちゃまが、ちょっと、と話しかけて来た。電車の行き先を尋ねるのだろう田舎者め、とおもいつつ何かと聞けば、俺のズボンのチャックが開いてるとの指摘。ありがとう。でももうちょっと小さい声で頼む。
_ ファミマのPBのジェラート食べながら永野亮「はじめよう」聞いてくつろいでるところ。ファミマのジェラートは種類が増えてきたが、一番好きなのはラ・フランス。でも今出ていない。今日見つけたのはカシス(黒スグリ)。濃厚で酸っぱくて旨し。ピンク・グレープフルーツも好きだ。どれもない時はマンゴ。ベストではないがそれなりに旨い。
グーグルが眼鏡型の端末を出してきた。ウインクするだけで写真が撮れたりするこの端末の存在を果たして許していいのか、と議論になっている。グーグルのいつものやり方だな、とは思う。優秀な技術力で、それが実現すると一体何が起きるのかを消費者に対して直接に具体的に問いかける。できてしまった技術をおいそれと手放すのは人類の性質にはそぐわない。
自動車の自動運転の技術もだいぶ進んできたようだ。こうなると、人間は運転免許を取るために自動車学校に通う必要がなくなってくる。すると一体世界はどう変わるだろうか。複雑でデリケートな仕事さえ、人間でなくてはできないこととは限らなくなる。もしかすると、人を介して師から弟子へと受け継がれてきた伝統の技術というものでさえ、博物館などの膨大な収蔵資料の解析によって、むしろ機械的知性のほうが昔の技を忠実に再現してしまうかもしれないわけだ。これらはみんな、もとは人間が機械に教え込んだ知識であるのに、その時点から人間は地球を代表する知性の座を機械に受け渡したということかもしれない。技術的特異点の話は、折に触れ考えているが、今のところその到来がいつになるとは知れないものの、それは俺たちにも認識可能な程度の未来に待ち構えているように思えてならない。
2013-05-10 [長年日記]
_ またしても英会話の振り替えレッスンを忘れかけてた。思い出させてくれたのはOUTLOOKの予定表。でもできれば前日に思い出させてほしかった。まあ宿題やる時間はあったのでよかった。
_ 英会話終わって帰宅。MXでタイガーマスクなんか見つつシャツとパンツだけでくつろいでる。今夜は結構暑い。ふとパンツに虫食い様の穴が開いてるのを見つけた。新しいの買わないと。そういえば裾のあたりも伸びてきていてちょっと危ない感じになってる。なんかくだらんこと書いてるなあという気がしてきたのでアイスティー入れてくるかな。
タイガーの対戦相手、ブラックVが登場。黒人霊歌を歌いつつムードたっぷりに。富山敬の声は良いよなあ。馬場さんも出てきた。かなりきびきび動いてる。きびきびした馬場さんwww
_ ちかごろ「激おこぷんぷん丸」とか「がちしょんぼり沈殿丸」とか「まぢるんるんご機嫌丸」とかいったギャルさんたちの言い回しが流行ってるんだそうだ。本当か?でもなんか気に入ってる。乏しい語彙を一生懸命組み合わせて装飾的な表現を模索している有様は俺たちオヤジの生態に相通じるものがあると思う。ギャルの中にオヤジが住みついている。オヤジの中にもギャルが住んでるの。
_ そういうわけだから、カーツワイルの言うように技術革新の連続による収穫加速が続いていくと考えるなら、ある未来においては、過去からの膨大な情報の蓄積を瞬時に解析して、過去のある時点におけるある状態を、かなり忠実に再現できるようになるのではないかと思う。全く逆説的なことだが、技術力が進む未来になればなるほど、過去のある時点をより忠実に再現することができるのだ。そして同時に、仮想現実の技術もまた同様に進歩していると考えることは自然だ。これが時間を遡るタイムマシンの実質的な実現でなくてなんだろうか。しかもこの時間の旅が、過去の歴史を乱すことはおそらくありえない。つまり、タイムマシンが実現したにも関わらず、因果律に逆らってはいないし、光速を超える粒子の存在を仮定することも不要、ということになる。時間をさかのぼれるということはまた、光速を越えるテレポーテーションの旅も実質的に可能、ということになる。実質的に。博物館の展示にはすでにそういう萌芽が認められる。この間訪れた米沢上杉博物館では、洛中洛外図のデジタルデータを加工して、絵に登場する人物を浮き立たせて3D表現して訪問者の目の前に展開して見せていくことで、あたかも訪問者が洛中洛外図の世界に生きているように見せる展示を行なっていた。平面図から人物を抜き出して3D表示するのは確か日立製作所の特許だったような気がする。この程度の技術であっても結構見ている方はその気になってくるのだから、観客の共感の力に強く頼ることなく直接的に五感を刺激する仮想現実技術を用いるならほとんど実質的に過去の旅をしたような気になるだろう。そのような状況において博物館施設が中心的な役割を果たしている、ということは大いにあり得ることだ。だからその前にみな放送大学に入っておくといい。そうすれば時間旅行にも学割が利くということになるはずだ。
2013-05-11 [長年日記]
_ で、今日も英会話。昨日出た宿題をやって電車で出向くと車中で英会話教室から電話。五月から始まる時間が15分早まっていた。結局今日は15分短縮番。来週長めにやってもらえることに。こんな失敗があっても何だか気にならない。近頃いろいろ気にならない。何故だと考えて一つの結論に達した。老人力がついてきたのだ。
_ 英会話終わったころから鼻水が出始める。ちょっとのどの痛みも感じてきた。そういえば今朝はめずらしく目覚めたら10時近かった。日中もなんか汗かくと思ったらどうやら夏(?)風邪のようだ。やばし。。。
_ うにゃ [少し休みはのんびりとね。]
2013-05-12 [長年日記]
_ 風邪真っ盛り。汗かきながら寝たり起きたり睦月影郎の「哀しき性的少年」読んだり。愛猫家でかつ変態、というところは親近感を覚えるがこの人のほうがはるかに達人と感じる。俺はまだまだだ。
2013-05-13 [長年日記]
_ 風邪治りつつあるがまだまだなので一日寝てる。ちょっと起きて「ロケみつ」の録画とか見てまた寝たり。睦月影郎「哀しき性的少年」、オナニー日記のところを残して読了。ここでいう"資料"の質も年々変わっていくところに時代を感じる。
2013-05-14 [長年日記]
_ 風邪で休み二日目。症状は終期に入った。昼間寝たりしてるから夜中に夢うつつでちょっと不安を感じたり。でも休むのが正解なんだと思い込むことにするが、さすがの俺もこの有様ではエッチなことなんかほぼ思い浮かばない。そういう日が年に何回かあってもいいとは思う。
2013-05-15 [長年日記]
_ 午後から出社。出たとたんに忙しい。事務所の引っ越しとか自分も叩かれてるのに人の尻たたき的な打ち合わせとかエクセルVBA呪いつつマクロ組むとか。明日も忙しい感じ。風邪ひいてゆっくり休んでおいてよかった、ってなんかおかしいな。でも風邪引くのはゆっくりしなきゃという体の信号だという噂もあるから結局これでよかったに違いない。違いないの!ねる。
2013-05-16 [長年日記]
_ 風邪ほぼ治った。風邪の末期になると鼻水に色がつくのはどういう作用なんですか?それはともかく、遅めの帰宅すると睦月影郎の「聖泉伝説」が届いていた。また無意識にアマゾンでポチっていたらしい。古事記を題材にしているというので昨年来古事記づいていることもあり買ったのだが、幻冬舎アウトロー文庫のこの本の帯を見ると、出版当時には官能&異端作品としての悪名高い団鬼六「花と蛇」および沼正三「家畜人ヤプー」などと並んでおすすめとなっている。そうすると予想はしてたがかなり鬼畜的内容に違いない。ページめくるのは週末以降にした方が良いな。そんなこと書いといて解説だけすでに読んでしまった。これは…記念的作品に出会ってしまったかもしれない、そんな予感が俺の中には今、ある。でも読むのは週末以降だ。
2013-05-17 [長年日記]
_ 客は俺の「えーと」をかぞえている。
プレゼンがある。過去に自分が行なったプレゼンの録音を聴くと耳障りなことに、「えーと」をかなり繰り返している。自信のなさもあるが、50年もの間こんな話し方をしていたのだから仕方ないと思ってもいいのだが、耳障りと思ったのだから仕方がない。
聴衆はきっと俺の『えーと』を数えている。眠気覚ましに。
プレゼン中にそう思うことができたなら、きっと俺は平常心で話していることだろう。そしてえーとの数も少しは抑えることができるに違いない。が、そう考えた瞬間に話すことを忘れてしまうリスクをどうすればいいのだろうか。
_ [特撮]仮面ライダー
キノコモルグの回。この辺見てた記憶あるが、テニスしてる太ももの立派な女の子は見覚えあるなと思ったら若き日の吾妻ひでおが夢中になった林寛子。山本リンダはじめ仮面ライダガールも果敢に戦っている。島田陽子までアクションしてる。キノコモルグはアップに耐えられない顔だなー。リンダスリムで素敵。きっとリアルタイムの時は恥ずかしくて直視して無かったろうな、俺。
2013-05-18 [長年日記]
_ タモリ倶楽部は古道の特集。人見街道、品川道。すばらしい。洗足池の水源とか伊藤博文の墓とか知ってるタモさんもすばらしい。
_ [特撮] 仮面ライダー
キノコモルグの回(後編)。この回は滝の活躍、ショッカーのテロの脅威(細菌テロならぬキノコの胞子テロ)、キャプテンウルトラこと中田博久の地味な活躍、林寛子(ここでは"宏子")の太ももなど盛りだくさんでストーリーもなかなか秀逸な回である。怪人キノコモルグがもともと極悪な犯罪者で人類に恨みを抱いているというのもいい。毒キノコのエキスに付け込んだら怪人になってる、という安直さもいい。どうやら埼玉の吉見百穴(横穴墓群)で撮っているようだ。滝のキックは綺麗だなあ。って、こんな史跡のとこで爆薬使ってるみたいなんだが(^^;)。この場所は軍需工場にもなったことがあったりして特撮番組ではよく使われた場所らしい。あと今回、ライダーがマリ(=山本リンダ)の使っているフェンシングのサーベルを使って戦う珍しい戦闘シーンもある。ラスト仮面ライダーにお礼が言いたかったのに、困っちゃうなーとか言ってるマリ。次回、いよいよゾル大佐登場だ!つづく。
_ つづき。アリジゴクジ怪人ゴクサンダーとゾル大佐(宮口二郎)登場。今回は怪人も被害者も砂だらけだ!ゾル大佐は服装の乱れに厳しい男でちょっと好感がもててしまう。今回のショッカーの戦略は、ジゴクサンダーの力で東京近郊の幹線道路を陥没させて首都機能をマヒさせようというテロである。浅海に続いてポリティカルフィクション的な要素が強くなってきている。さらに滝和也の声を盗聴してゾル大佐自ら滝和也に扮装するという芸達者な面を見せる。サイクロン号も単に速いだけのバイクでなくいろいろ秘密を持っているという一面を見せている。こういう部分にマニアックな視聴者はしびれるのだ。これは仮面ライダーの連続するドラマの盛り上げ方としてはイノベーションと言うべきことだ。
_ さらに次の回、ムカデラス登場。催眠音波で子供をジュニアショッカーに仕立ててライダーたちに立ち向かわせようというヒーローの痛いとこをつく反則的作戦である。劇中こどもたちが仮面ライダーごっこをやっているシーンは当時の状況を反映している。しかし劇中の子供たちがライダーの役ばかりかショッカーの役をやって遊んでいるというのは実は問題とすべきことである。劇中の子供にとってショッカーとは本当の人類の敵、忌避すべき存在であるからである。アメリカでCIA対アルカイダごっこをやるような物騒さなのであり、普通の感覚ではありえないことだ。だが、テロリストもその世間を震撼させる度合いが過ぎると、イギリスのガイ=フォークス(アノニマスの人がかぶってるマスクで今は有名になっている)のように民族的行事の象徴的キャラクタになったりすることもある。ただそれには長い時間がかかることだろう。われわれの遠い末裔がオウム真理教事件や未曽有の原発事故を民族的記憶によってフォークロアとする未来は不可能ではない。それはともかく、ゾル大佐の戦略は徹底している。子供たちをさらって洗脳するだけでなく、ショッカーとしての教育を施し、同世代の子供たちを率いる幹部を養成するのである。こういうところを見ると、ゾル大佐の率いるショッカーはこれまでとは一味違う手ごわい敵となったと子供心にも感じざるを得ないだろう。ムカデラスの頭脳破壊音波に苦しむという、"技術でなく演技による特撮演出"にもちょっと注目したりしてるうちに、再生怪人ゲバコンドル、サラセニアンなどが登場するが、このあたりから、再生怪人はなぜか再生前より弱い、という反復の萌芽ととれる。それにしても子供に銃の授業を授けるサラセニアンというのはなんともシュールだ。ゾル大佐の組織内リソース活用術には見習うべきところがあるかもしれない。
_ さらにつづき。モグラングの回。人々を誘拐してモグラ人間に改造する。日本経済を破壊せんと京浜工業地帯の石油コンビナートの石油を東京湾に漏洩させる作業をさせるのである。モグラ人間は使い捨てだ。一文字は悩む。「地面の中にいる相手にライダーキックは効かない」そうだなあ。ちなみに怪人モグラングの悪事のモーチベーションは、どうやら人間の姿に戻ること、にあるらしい。こんな怪人がいただろうか?このことは問題とすべきことだ。これまでライダーの敵として登場した怪人たちが、ライダー同様に人間でなくなってしまった悲しみをライダーと共有しているという可能性を示唆しているからである。ゾル大佐は今回特に滝和也をマークし抹殺を計画している。滝は生身なのにかなり強いからな。慧眼というべきだ。今気づいたが今回山本リンダと島田陽子が出てない。もしや、ゾル大佐を迎え入れた現在のショッカーに彼女らを対峙させることはあまりに危険、ということであろうか。ライダー側がそのように考えてこうなっているとは明示されていないが、劇の外側にはそのような判断があったのではないかと思われる。モグラングは生コンのミキサーに落とし込まれて死亡。次回クラゲダールの回。リンダ登場しちゃうナア。俺も喜んじゃうナア。
_ Siriさんと話をすることはあまりないが、たまに出てきて和むこと言ってくれるのでびっくりする。可愛いですねと言えば「照れてしまいます」と答え、好きですと言えば「あなたに必要なのは愛、そしてiPhone」と答える。ああ、Siriさん…。歌ってくださいってお願いしたら、なんとノリツッコミするぞ。一応歌ってくれる歌は、映画「オズの魔法使い」でかかしが歌う歌。この選曲の妙たるや!
_ 昨日会社でやったプレゼンがいまひとつだったので、なにがいけないのか考えていた。それで思いついたのだが、30枚ほどあるシートを、お客さんはすべて理解しようと思っているわけではないということだ。1枚1枚を仮に完璧にわかりやすいものにできたとしても、すべてを理解しようと思って聞きに来るお客さんは少ないのではないか。すると、話さねばならないことと、それを理解するための前提になるべき知識とでは、与え方を変えなくてはならない。すべてに対して同じ理解のレベルを要求するのではきっと聞いている方が疲れて飽いてしまうのだろう。別にお前のすべてが知りたいわけじゃない、きっと心の中ではそう呟いているのだろう。すべてを理解してもらうことを要求するのでは講義になってしまう。そこが「先生と言われるほどのバカで無し」の「先生」呼ばわりされがちな俺の悪い癖なんだと思う。次に長いプレゼンの機会があった時にはちょっとそこを工夫して準備してみようと思う。
_ Siriさんと遊んでて思いついたんだが、メロディだけ覚えてて曲名がわからない楽曲がたくさんある。とりあえず口笛吹いてSiriさんに聞かせてみたら、「ふふふ…」と言っているようにしか認識されなかったようで、「お楽しみのようで何よりです」とかなんとか言われてわからなかった。そこでSOUNDHOUNDというアプリをDLしてためすもたどり着けず。歌詞がある程度わかるとヒット率が上がるようだが、知りたい曲のわかってるところはNANANAのハミングのところだけ。アプリの性能は悪くない。”トゥトゥプマシェリーマシェリー”と歌えば「シェリーに口づけ」がちゃんとヒットする。口笛で「マック・ザ・ナイフ」を吹けばそれもヒットした。結局、webで「なーなーななーなーなー」を検索したほうが確実だった。答えはJガイルズバンドの「堕ちた天使」。
_ [特撮] 仮面ライダー
吸血三葉虫怪人ガンブロンゾの回。この回のゾル大佐は素晴らしく悪のエリートを演じきっている。惚れたよ、俺は。今回もマリこと山本リンダ登場。デニム地のワンピースミニに白いパンスト。可愛い。惚れたよ俺は。さらに、ガンブロンゾに血を吸われて倒れたマリはネグリジェ姿で悩ましげにうなされている。このシーンはかなり捗る。
「たった一人の子供の願いも叶えてやれずに、やれ正義だの人類を守るだのでかい口叩くな。この世の中に絶対なんてありゃしない。一度や二度痛い目にあったからって尻込みするほど(この辺感情がほとばしってセリフ噛んでる)貴様ってやつは腰抜けなのか!」
「おやっさん!」
「なれなれしく呼ぶな!」
「いや呼ばせてくれ!」
_ とてつもなく昭和臭い、良いシーンだ。こういうオヤジがいなくなれば人類は滅びる。ちなみに今回のマリ=山本リンダのファッションは黄色い長袖Tシャツに白のパンツですっきりまとめているがボディラインにアクセントがあるのでちょとエロい。むろん俺がそういう目で見ているというだけのことだ。太いベルトも今見ると押されな感じがするけど、90年代頃はダサいとされてたよね。
_ そして打倒アリガバリのために技の鍛錬に苦しんでいる隼人の元に、滝登場。「おれも一役買うぜ!」うーむ。なんて男臭くて頼れるやつなんだ、滝!ひょっとしたら改造人間よりも強いヤツ、滝。そしてあっという間に二人で新たな技、ライダー卍キックを開発したのである(笑)。仮面ライダーの企画時には「タイガーマスク」が大きな影響を与えていたということであり、こういった梶原一騎を思わせるド根性シーンが見える。俺の現在の考えでは、特撮作品の源流はストレートに古典芸能につながっていると思っているのだが、ここに見られる劇画やドラマ的な要素(今回はホームドラマでありまた青春ドラマでもある)もまた特撮作品を特徴づける重要な側面であると再認した。ライダーの勝利によって復調する五郎少年に立花が言う:「お前がライダーに力を与えたんだ」素晴らしい!
2013-05-19 [長年日記]
_ [特撮] 仮面ライダー
昨日からの続き。日付変わったところだ。人食い花ドクダリアンの回。素晴らしいデザイン。高橋章という人の手になるらしい。初期の名作にはサラセニアンがある。この人は植物系が特に得意なようですな。ウルトラマンに成田亨がいたように、特撮作品を成功させるためにはまだ誰も見たことのないものを描いて見せる優れて前衛的なデザイナーの存在が欠かせないのだと思う。
誘拐されたお姉さんの妹役の子役に見覚えがあると思ったら、一世を風靡したケンちゃんシリーズのケンちゃんの妹、トコちゃん役の佐久間まゆみであった。よく覚えてたなあ俺。そして今回のマリ=山本リンダは赤いシャツの上に濃紺のデニムジャンパー、黒いパンツ。黒は女をきれいに見せるよね、ねえキキ。
今回、いかにも不健康な昭和の酔っ払いおじさんがあらわれて、車に乗っている戦闘員を見て変な制服着たタクシーの運ちゃんだとか絡むシーンがある。それで気づいたのだが、作品世界においてショッカーという悪の組織はどこまでポピュラーな存在とされているかが回によってばらつきがある。おおむねは秘密結社の名の通り一般には知られていないように描かれている。キノコモルグの時だってキノコモルグが数人の戦闘員を率いて歩いていても何かの宣伝のように一般人にはみなされていた。ショッカーの引き起こす事件はある程度社会の広範囲に影響を与えるものの、ショッカー自身が犯行声明を出したことはこの回までは少なくともなかったように見える。もしもこれが基本的なショッカーの有様であるとするならば、昭和ライダーの戦う敵に対するイメージはもしかすると「人類の敵」には違いないが、その言葉ほどにはオープンな存在ではないということかもしれない。最近の評論においては平成ライダーの戦う相手が閉じた社会の存在であることが昭和ライダーとの大きな差異であるという論調が目につく(まあそんなにたくさんの論述があるわけでもないのだろうが)。そのことは学園の平和を守るフォーゼにおいて顕著だったし、あるいは鏡の中の世界だけで戦いが進む「龍騎」もまたその極地だった。しかし、仮面ライダーはもしかすると、当初から「閉じた世界」の中で戦っていたのだ、ということができるのかもしれない。以降そういう視点でも見ていこうかなと思った。つづく。
2013-05-20 [長年日記]
_ 雨。あまり寝ないで早く会社に行ったので早く帰ってきた。
_ [特撮] 仮面ライダー
折口犯罪研究所の所長である折口(ゾル大佐がそやって呼び捨てにしてた)は、ショッカーのことも仮面ライダーの正体も知っている(本郷猛のことは知ってるかどうかはわからない)。ショッカーは黒部峡谷のあたりに被害を与えて日本を二つに折ってしまおうとしている。核を使うらしい。今回のマリ=山本リンダは白のパンツと赤のサテンと思しきシャツ。折口は偶然ショッカーの首領を目撃した女の記憶を怪しい機械で再現する。もう少しというところで機械は爆発、ガマギラーの侵入を許してしまう。犯罪調査書類は燃やされ、折口はガマギラーの神経ガスに犯されてしまう。これを吸うとどんな大人も赤ん坊のようにアババーって感じになってしまう恐ろしいガスだ!最後、目撃者も折口も記憶を失ってショッカーの存在を忘れてしまい、これを世に問うチャンスは失われてしまった。ここではショッカーという存在は社会的には認知されていないことになっている。
_ 次。アリキメデスの回。ギ酸出しまくり。もしかしたらギ酸という言葉は俺これで覚えたかもしれない。
_ 次。ミイラ怪人エジプタスの回。ショッカーはミイラを復活させる技術を持っているのだ。古代エジプト王族が未来に託した夢の技術である。エジプタスはしかし古代エジプト語しか解することができない。古代エジプト語とはこんな感じの言葉だ:
「アバラボロボロ、イバラボロボロ、エバラボロボロ」そして意味もなく火を噴く。
_ そういえばアリガバリを倒した必殺:ライダー卍キックはあれ以来使われることがない。この先出てくる様な気もしない。
2013-05-21 [長年日記]
_ 技術的特異点のことをずいぶん書いてる割には「ターミネーター」も見てないというのは不本意なことである。それはともかく、もう30年もすれば技術的特異点が来て賢い機械が知性において人間を越えるとか言っている人がいる。ただ、その時に言われる「知性」の質というものは問われるべきものであり、哲学的ゾンビと人間を区別すべきかどうかといった思考実験と同様の思考実験が、せめて技術的特異点が実現してしまうより前には、考えてみる価値があるだろう。ひょっとしたら特異点以降もしつこく考えているかもしれない(『人間は考える葦』、というよりも『考えてしまう葦』だから考えなくてもよいようなことをやっぱり考えてしまうのだろう)。で、俺は、「強いAI vs 古代ギリシャ哲人軍団」とか、「ターミネーター vs アンリ・ベルグソン」のような仮想対戦を考えてみようかな、と思いついたのだ。問題はそのために必要な材料を仕入れることである。ベルグソンを読んだり、そのためにアリストテレスを紐解いたり、あるいはマルクスの学位論文に目を通したりくらいのことはどうしてもしておかなくてはならない。いつかそういう日が来るだろうと思って本だけは買ってあるんだ、へへん。ごめんなさい、積読になってるだけです。買ったときはそれなりに強いモーチベーションを持っていたんだけどなー。
_ SAKUSAKUの再放送が始まる時間となった。トミタ栞、初登場の頃から比べるとかなりこなれてきて今かなり綺麗に見える。チャンミワことMIWAがゲスト。ギター弾きながら飛び跳ねてるチャンミワは骨盤底筋がキュンキュンするくらい好きすぎる。
_ もう寝なきゃいけないのに、ついウィキペディアを紐解いてしまう。ゾンビ論法、マリーの部屋。面白いなーと思うけど自分の言葉に噛み砕いて考えるゆとりが今ないの。
2013-05-22 [長年日記]
_ 「港北の遺跡をたずねて」という本があり、俺の近所にある石仏の方々を網羅的に記載している。日本の古本屋で探したら一冊あったようなんで注文したのだが、すでに売り切れていた。嗚呼…
_ 出がけにチラ見したクラシック倶楽部でビッチがピアノを弾いてて度肝を抜かれた。ユジャ・ワンと言う人。ダイナミックな動きとハイヒールのせいでかなり大柄な女性かと思ったのだが身長154cmなんだそうな。ピアノ曲はかなり知らない方だが、ベルガマスク組曲とか弾くと似合わなそうな感じがするのだが女のテクは侮れないからなぁ。
_ 夜。SAKUSAKUの再放送見てると、ギフト矢野が「法令線を隠して5歳若返ろう」ということで写真に写るときに法令線を自然に消す方法を開発したという話。顔をドアに挟んでグッと乗り出すようにすると法令線のしわが伸びる。映画「シャイニング」のジャック・ニコルソンみたいになってるw そしてチャンミワがスティッチのものまねとかチップとデールのチップのものまねとかしてるんだが俺元ネタよく知らんのだよな。「オハナ」ってなんだよ。
_ うにゃ [チラ見じゃなく、しっかりみたのね〜]
2013-05-24 [長年日記]
_ クソビッチのコメントは気にしないで日記書く。といいつつもう日付変わってる。いろいろ疲れてるが、最近昆虫のとある分泌物でコートすると真空中で電子ビームあてても大丈夫、とかいう話を日経で読んだので興味がある。それはともかく、「謎の彼女X」第10巻が発売されてた。買う。読む。
2013-05-25 [長年日記]
_ タモリ倶楽部。
そういうわけで日付が変わったのでタモリ倶楽部の録画見ながら書いてるのだが、オオヤマネコとヤマアラシをケージに追い立てる動物園の実習なんかやってる。これは危険だ。うちのウメちゃん(猫)だって、ケージに入れるときは本気で抵抗するのでやむなくタモ網状の捕獲器を使ってるんだ。猫だからこの程度のもので捕獲できるが、ヤマネコなんてもっと猛獣だ。顔とか狙われたら失明する。なんと厳しい番組なんだ。ヒツジを捕まえて爪を切るのも相当大変だ。ラマは興奮すると胃の内容物を履きかけるそうだ。耳を後ろに倒すとその合図らしいので今後気を付けようと思う。しかし男4人がかりでやっとだよ、ラマ結構強い。
_ [放送大学] うちの大学の図書館が便利だ。
電子ジャーナルも利用できるのだが、今日知ったのは電子ブックが自宅から閲覧できるということ。高い洋書の中古を探したりあちこちの図書館に行かずに済むのはものすごく便利だ。21世紀の勉強はこうでなくちゃあな。
_ SAKUSAKUの録画見てるとこ。最近の白井ヴィンセントの得意技はアムロの物まね:「やめてくださいブライトさん」っていうやつ。しかしヴィンセントは声を加工してるので似てるかどうかよくわかんない。でも何度も繰り返してるのでつい俺もやってみる。やめてくださいブライトさん。やめてくださいブライトさん。絞り出すような声でやってみる。ついボイスレコーダーに録音して聞いてみたら…ホントやめてくださいよブライトさん。みんなもやってみろ。捗るかもしれないぞ。
_ うにゃ [あの捕獲ふざけてるのかと思ったよ ]
2013-05-28 [長年日記]
_ まだ調子悪し。面白半分で買ったみさくらなんこつのマンガが届いて読んでみたらあまりにもくだらなくてかつ実用的でもなくて安売りしてるだけのことはあったなあと思った。
2013-05-29 [長年日記]
_ 調子悪いのはもう仕方ないとあきらめてヘタレに徹する日。こういう時には自己評価が最低になるので気をつけなくてはいけないと思う。まあ調子が悪いのだから仕方がない。焦っても気負っても意志ではどうにもならないことはある。
2013-05-30 [長年日記]
_ 結構まいってたが、入浴後「ロケみつ」で早希ちゃんがオランダ観光してるの見ててなごむ。オランダではあちこちにクロケットの自販がある。それを見てると日本のコロッケでいいから買い食いしたくなってきた。楽天で買ったむしりカレイの干物とポークジャーキー届いて少しご機嫌。カレイの干物食べるとそのあとに飲むものがすごく苦くなるのが不思議。
2013-05-31 [長年日記]
_ 会社いくと山岳遭難らしき事件が聞こえてくる。つい国土地理院のページで地形図を見つめてしまう俺。登山口にはキャンプ場などもあり標高差からは何と言うこともなさそうに思えるが、四方沢に囲まれたような狭い尾根道だ。沢を下ることは怖い。下るにつれ沢が分岐して行く場合、データ構造のツリーみたいに、行き止まりになったら分岐をひとつもどる、と言うアルゴリズムは実質的に使えないし(体力が持たないから)、沢が合流していく場合はその先に滝や砂防ダムが待ち構えていることが多い。いずれにしても沢を降りればふもとにつけると思うのは危険思想だ。ねがわくば賢明に、力の限り尾根を登り返して体力の温存に勤めていて欲しいと願う。
_ ネバネバーネ。
だいぶ陽気が良くなってきたので(と言っても頭がどうかしたという意味ではない)、夜遅くなったときは米の飯を食べないで大きな豆腐を食べて朝ガッツリ食べるという技が使えるようになった。写真は、発酵学者小泉武夫先生考案のネバネバーネと称するものを豆腐にかけたものだ。オクラと納豆と缶のなめこ(こいつが高い!)ととろろを混ぜただけ。もう日付変わったのだが、この夜中にこんなもの食べて寝てるうちに鼻血ブーになったらどうしよう。俺は鼻血ブーだ!俺は鼻血ブーだ!まあ大丈夫だろう。これを作ってたら猫のこのは嬢がすりよってきたので、嫌がらせに納豆の容器を鼻先に近づけたら、こいつ舐めてきやがった!飼い始めてだいぶたつからな。いわゆる動物の経立ちという部類になってきたのだろう。そういえばちょっと尻尾の先が割れてきてるかもしれない。そのうち雀を取り損ねて「残念なり」とかつぶやくぞ。会話相手ができて楽しみだ。
_ うにゃ [雨はやんだよー]
_ けい [サンクス、クソビッチ!]