RSSフィード:http://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf
2014-12-19 [長年日記]
_ 日付変わりにける。
_ [読書] 『ヴァギナ』(つづき)
長い本だし夜にちょっとづつしか読めないのでしばらくこの日記はこんな感じで続かざるを得ない。しょうが無いよな、特記すべきことがそのくらいしかないんだから。で、今、動物のヴァギナの話に入った。キャサリン曰く、動物のペニスの多様性に比べてヴァギナの多様性にはあまり言及されることが無い。以前放送大学で生物の生存戦略に関する長谷川真理子先生の講義を聴講した時にも、ペニスの多様性は生存戦略と絡めて多く語られていたような気がする。ところで、ハイエナだ。ブチハイエナのメスの陰核はほとんどオスのペニスと変わらない外見であり、両者同様にエレクチオンするのであるという。しかもだ、君(君って誰よ)。そのクリトリスには尿管というか産道と言うかそういう管が内部で合流しているのだぞ。これがどういうことかわかるかね?そう、出産のときにはそのペニス様の陰核の内部を通って新生児が生まれてくるということだ。当然それはその陰核を二つに割くことになり、第一子の死亡率は5割に届く。その後は割けたままとなり出生率があがるのだそうだ。こんな重大なことを知らずに半世紀生きてたのか、俺と言う腐れ外道は。でもこういうことなら山上たつひこあたりががきデカに書いてても良さそうなもんなんだがなあ。もちろん、動物マニアのキムタクはこういうことをちゃんと知ってて酒の席の話題にでもするんだろうな、とふと思う。
_ そういう訳で今メンストリュエイションという言葉で検索すると俺の日記がトップに躍り出てしまうのである。すまんこってす。