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2014-12-07 [長年日記]
_ 日付変わりました。ジーンズの破れを繕ってた。こういう仕事ってなんか落ち着くよな。織り目と縫い目をたどってひと針ひと針。そう言えば最近母の人と良く昔話をするんだが、彼女も俺も寅年である。ふた回り違うかな。それで、彼女の子供時代はまだ戦中でもあったので、良く千人針を頼まれたという。虎は千里を行き千里を帰るとのことで生還を祈ったということのようだ。兵士は生きて帰らぬことを美徳としてはいてもこのような風習があったのである。普通は一人ひと針しか縫えないのだが、寅年の女子は歳の数だけ縫うことができたのだということだった。母の人は昔から泣き虫なのだが、悲しくて泣くこともあろうが、悔し泣きすることが結構多いのだった。そういえば俺も幼いころは良く泣いた。予防接種で俺の前の子が注射の怖さに泣くと、その怖さが伝わって泣いた。思い通りに事が成らないと悔しさで泣いた。自分の意見が伝わらないと泣いた。このように、泣く奴は反射で泣く。そのことにいちいち驚くことはあたらないのだ。泣き虫だった男は女子の泣き顔にいちいちビビらない。覚えておく価値があるだろう。アイロンがけも好きだよ、俺は。レース編みとかもやってみようかな。できたら男にプレゼントしちゃお。これはビビるだろうな。
_ きのう図書館行ったら、日吉の慶応キャンパスにある、旧海軍最後の司令部のあった防空壕に関する講演があることを知ったので、急遽出かけた。軍や大戦のことはこれまであまり興味を持っていなかったのだが、日本と言う国の歩みとこれからを考える上でどうしても無視することはできないと思う。だが、それよりもまず地元にある史跡のことを理解したいという気持ちは大きい。毎月第4土曜に見学会があり、全長5kmのうちわずかに500mではあるが、中に入ることができる。今年は厳しくても来年のいつか、訪れたい。その後もあちこちうろついて結局お片付けの魔法は発動せず。
_ 片付けは捗らなかったけど、ウォッシュレットの交換はさすがに2度目なのでサクッとできた。きれいな便座って良いよね。しかし先回の奴、2012年に交換してるみたいなんだよな。保証期間は1年。そんなに寿命短いのか?スイッチ関係がいかれてるわけなので、交換したら古いのばらしてみようかと思ったけど、新品と交換すると前の奴がえらく汚く見えてきたのでやめた。まあときめかないものは捨てるべきなんだね。