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2016-11-05 [長年日記]
_ [漫画] 読んだ漫画。
本当はなにがしか感想なりお気に入りのセリフなり書くべきなんだろうけど、それよりも、ダブって買わないようにという個人的な理由で日記に書いておくことにする。
「ビリー・バット 20」浦沢直樹・長崎尚志、講談社、2016.
完結。漫画が世界を救う話になってた。
「バリ島物語 1」さそうあきら、ヴィキ・バウム、双葉社、2016.
入魂の大河ロマン、とある。現代から見るとずいぶんと異質でゆったりとしている世界のようにバリ島が描かれている。余りに奥ゆかしすぎるバリの人。
「激マン!マジンガーZ編 4」永井豪とダイナミックプロ、日本文芸社、2016。
ロボット戦でレイプされてしまうアフロダイA。過激。そのうちバイオレンスジャック編もやるんだろう。それが楽しみ。
「花に問ひたまへ」さそうあきら、双葉社、2015.
盲人の一太郎と極貧のために”やさぐれて”(と裏表紙に書いてある。”やさぐれ”は本来”ヤサ”=家を”グレ"る、つまり家出することなのだが現在ではほぼ”グレる”と同義になっている)いる少女ちはやとのふれあい。堤防に上がって夕陽の光景を一太郎の「目となって」(この時ちはやと一太郎は出会ってまだ日が浅く、二人の関係はまだ深まっていない)見つめるちはや。一太郎に「何が見えるの」と問われて「夕陽が沈みそうになってー鳥はみんなねぐらに…」と言いかけて感情失禁するちはやの考え方は、このときから変わっていく。タイトルの本意はわからない。
「水木しげる漫画大全集 038 ゲゲゲの鬼太郎スポーツ狂時代」水木しげる、京極夏彦監修、講談社、2016.
青年となった鬼太郎はヒーロー性をほとんど失って迷走する。あきらかに山口百恵をモデルにした吸血鬼モモ子と国技館で相撲を取るが、モモ子に奪われまわし代わりにされていたちゃんちゃんこが鬼太郎に再開した懐かしさでモモ子の下半身からスルリと抜けて…。なぎら健壱「悲惨な闘い」を思い出す。偶然か必然かこの巻の解説はなぎら健壱で解説の中でもそれに触れている。他にもロック猫三味線とか。
_ [漫画] 読んだ漫画・続
「聖☆おにいさん 13」中村光、講談社、2016.
新刊。気に入ったギャグ:ホノルルクッキーとじゃがぽっくるの作る、甘いしょっぱい甘いしょっぱいの運命の輪・「アアーッ11人いる!!!」萩尾望都というあだ名で呼ばれた十一面観音さん。
「フイチン再見! 8」小学館、2016.
フイチンさん誕生。次巻では長谷川町子と出会う予定。
「べーしっ君 完全版」荒井清和、立東社、2016.
うおおーっ結構読むのに時間かかったぜー。気に行ったヤツ:夏バテの友達に樋口可南子&篠山紀信の「Water Fruits」を差し出して「ケアル!」ってやるヤツ・FFIVのレッドマシュマロが舛添さんに似てるというヤツ・モルボルが卑猥な造形だっていうヤツ。全部FFがらみじゃないか。