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2017-12-24 [長年日記]
_ 遅めに起きてビルドとキュウレンジャー見つつ朝食。薄暗い朝。いつも年末の朝はこんな感じだったかな。
放送大学の面接授業、今期は3つもとった。その時のノートをファイルしていて、A4よりも小さなサイズの印刷物を一緒にファイルするのにポケットリーフが欲しい、と思った。断然紙製が良い。しかし、マルマンから出ているものは2枚入りで400円ほどする。べら棒に高い。もっと安く手に入らないものか。ひらめいた。我が家には30穴用のパンチがあるではないか。A2の紙を入手して二つ折りにして一部折り返すか切り取るかしてさらに2つ折りにしてここでパンチを繰り出せばきっとポケットリーフになる。
その紙をどうするか…ネットで調べてるといろいろ出てくる。光沢紙、コピー紙、わら半紙…。わら半紙で作るのもオシャレかもな。そういえば、わら半紙で始まる歌詞の変な曲があったっけ。わーらばんしー つーくえのー…。便利な時代なものでこれだけでそれが何の曲かすぐに調べられる。グレープの「絵踊り」。想像したよりも明るい曲だった。まあそれはポチること無く、A2コピー用紙250枚の購入手続きを完了。250枚はちょっと多いが送料を掛けずに手ごろな枚数というとこれがベストチョイスと思われた。なに、いくらでも使いではある。少々の加工をして大型の本のカバーにするとかランチョンマットのように使うとか。カートには谷崎潤一郎全集第11巻も入っていたが、”あとで買う”ことにした。この先積読が加速度的に増えていくのは耐えがたい。以前は”それは購入時点での問題意識のあらわれ”とポジティブにとらえていたが、少し部屋を片付けるとそういうものたちがどんどん発掘される現状を鑑みると、すでにもう我が家は”問題意識の都市鉱山”のような豊かなゴミ屋敷なのだ。マイニングして活用することを重視したい。最低2冊読破しないと1冊買わない。これで計算上は積読がみるみる(?)減っていくはずだ。うん、新年のモットーはこういう感じで行こう。こうして私も次第に現物を持たない”シェアする社会”の一部と化していく…のだろうか?これからの経済はきっとそういう方向にシフトしていく。これは大きな変化だ。想像するといろいろ恐ろしいことになる。脳内彼女がいればリア充と変わりのない社会、天涯孤独でもさびしい時だけ家族関係を享受できる社会、マゾヒスティックなコンプレックスを安全に解消することのできる社会…およそシェアできないものは何もないような気がする、技術がそういう方向に進むならば。そのとき、物を持つということの意味が改めて問われることになる。そして、それでも現物を持つことの価値を訳知り顔に解く人物も現れるだろう。それは少し未来の私であるかもしれない。
もちろんそのような”ユートピア”が誕生する背景には、肉欲や物欲やどうにもならないヘキの為に過去に流された大量の体液(血液も含めて)があるのである。クリスマスイブの日、彼らの大いなる犠牲とそれによる祝福に感謝しながら静かにその時を待つという訳だ。おお、なんかクリスマスにふさわしい記事になった。強引だけど。
絵踊り! 数少ない吉田正美氏作、よくご存じですね。さすが。いや、そんだけなんですけど。
中学か高校の時。友達の誰かが歌ってたのを思い出したのです。えおーどぅりーって日本語じゃないみたいに歌うの、面白いですよね。
メリークリスマス!