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2019-07-07 [長年日記]
_ 昨日の続きになるが、ゴミ集積所の脇に、100均で買ったビニールポーチに入れた軍手とゴミ袋を常備してみることに。これで出がけに散らかっていた時、時間に多少余裕があればこれらを使って手を汚すことなくカジュアルに片付けてスピードワゴンのようにクールに去ることができるだろう。グッズを購入して帰宅すると、その汚れた集積所で一つ一つ分別している女性がいる。集積所の目の前の家の人だ。不心得者の仕業の直接の被害者である。そして最も当事者意識の強い立場の方だ。分別しないと清掃局員はいつまでも持って行ってくれないから、とかの人は言う。この人だけが割りを食っていると思うと申し訳ない気持ちになる。そのあと購入したグッズを仮設置した。
というわけで翌日である今日の夕刻、ジムに向かうべく外出。するとまたしても集積所は散らかっている。すわ出番!とばかり何となく張り切ってグッズを取り出すと、軍手は雨で濡れていた。これはしたり、チャックの部分の布から染みたのだ。ともかく出動…と思ったら既に出動していた方がいたのである。張り切って高揚しているのをひた隠して、共に片付けをする。5分とかからず終了。見直すべき点はあるが、ともかく先ずはこの場が散らかっているのを常態にはしたくない、という最初のステップはそれなりに達成することができそうだという手応えを感じた。何より、このことに問題意識を持っているのは自分だけではないということには6番目のメンバーを見つけた戦隊ヒーローのような心強さを感じる。ちょっと大袈裟だけど。不心得者の後ぬぐいをしているだけの消極策にしか見えないかもしれない。というか、ルール違反者に屈服しているようにしか見えないだろうとも思う。でも散らかったままの状態を苦々しい思いで見過ごすことはこの先しなくて済むと思うと、なんだかホッとしたような妙な気分でもある。そしてもしかしたら、このようなことを積み重ねているうちに敵の手の内も読めてくる可能性がある。何より、カラスや野良猫がここを良い餌場だとは思わなくなるという効果は多分あるのだ。残りの戦隊メンバーが登場する可能性も無くはない。あまなかなか上手くいかないだろうし、自分の考えの浅はかさに自己嫌悪に陥ることだってあるだろう。イライラと満足感を繰り返すことになるのは覚悟しておいた方が良い。そんなわけで、今年の七夕の願いは今までに増して現実的なものになったのである。