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2020-09-24 [長年日記]
_ 先日の街道歩きでは、登山もしないのに登山靴で歩いてた。やはり重いから疲れは来るのだが、いわば全天候型のウォーキングシューズなので多少の雨なら防げるし、何より何日か通しで歩くときは荷物が重いため、軽く柔らかい靴ではバランスが悪いのだ。東海道浜松辺りを歩いた頃から初めたスタイルだが、その時は野宿までやったりして三日目に豊橋市内まで歩いてきた時には比喩で無く足が上がらなくなった。こんなことほんとにあるんだなあとか思いながら何とか駅のそばにたどり着いて、デパートの屋上のビアガーデンでバドガールならぬモルツガールを眺めながら足を休めたものだった。その後次第に足は慣れていき、爾来変わらずこのスタイルであまり問題はなかったはずだった。ただ、時折砂浜を歩かねばならない、というか歩きたい時には靴の重さで足が浜にめり込んで厳しいものがある。そんな時でも、森田健作が『俺は男だ!』で砂浜をランニングしてたのなんか思い出して「あちょう吉川くん」とか呟きつつ何とか前進していたのだ。
しかしながら、しばらくそんな歩きをしなかったせいか寄る年波のせいか、先日の川越街道歩きではずいぶん疲弊した。普段から慣らしとくといいかな、などと思って今晩のウォーキングは登山靴で行った。やはり疲れは感じるが、重さのある靴が振り子のようになって元気なうちは前進に弾みがつく。万一街中でオヤジ狩りにあったらこの靴で蹴り付けてやれば多少は相手もビビることだろう。そのあと相手が逆上して半殺しにされるのかもしれないが。そんな歩きの途中で、脚にばかり注意が行ってたのか、ふと取り出したスマホを落としてガラスフィルムが割れたのだった。本体は無事。やはりフィルムとケースは頑丈なのに限るなぁなんて思ってたら、ついその割れたところに指が触れて軽く傷ついた。ガラスフィルムのヒビで指怪我したの初めて。今日は帰宅してからも台所でガラスのフラスコ(これは冷酒を作るのに都合が良いのだ)に愛用のデカい丼をぶつけてフラスコの方が割れたりして、なんかガラスを破壊する日。