RSSフィード:http://alpha-ralpha.com/diary/index.rdf
2021-05-11 [長年日記]
_ 「うる星やつら」に出てくる坊主のこと「チェリー坊」って言うヤツ。お前、それ「錯乱坊」もしくは「チェリー」だからな。
あと、頭が痛いから薬局に行って「ノンスメルください」って言うヤツ。お前それアイスノンだからな。
_ なんか古い記憶が脈絡無く蘇る夜なのである。。。
_ ちょっと気がかりなことが起こって、思い出した。スマートな組織の上層部にはかなりの割合の「アイヒマン・タイプ」の人間がいる、という事。そしてこの人々は上意を遂行するにあまりにも誠実かつ有能過ぎて、結果自分が巨悪の遂行者たらんとしていることに全く気づかない、ということがあるらしい、ということ。
_ [漫画] 『しのび姫』砂川しげひさ、新潮社、1993。
一昨日くらいだろうか、ふと砂川しげひさという漫画家のことが気になった。『寄らば斬るド』が読んでみたかった。長谷邦夫さんのパロディ漫画『バカ式』でしか知らなかったので。小学生の時に読んだ『バカ式』は衝撃で、『ゴルゴ13』も『ねじ式』も永島慎二さんの『フーテン』も原作よりも早く長谷さんのパロディでその存在を知ったのだった。『寄らば斬るド』は古書でもやや高いのでまたの機会に譲り、同じ作者の『しのび姫』というのを注文した。今日届いてたので今少し読んだところ。クスクスする。初めの2編くらいはそれなりに活躍するしのび姫は、その後、作中に全く出でこないか出てもコマの隅にチラッと見えてる程度、という感じ。これで15年持たせたというのがなんかスゴイ。すごくシンプルな絵なのにしのび姫色っぽい。作中に「現代のセックスシンボル・チッチョリーナふうの存在」なんて書いてあって、あーあの時代かーという感慨のクスクス笑いが止まらん。読みながら幸せな眠りを迎えたいんだけど面白過ぎたらどうしよう。まあそれも良いさ。
_ 『ダーク・ツーリズム』さらに読んでいる。本書によると北海道にはダーク・ツーリズムの舞台が沢山あるということで、地元民にはむしろ見えていなかった北海道の姿が見えてくるような気もする。この疫病が落ち着いたら、小樽も稚内もそういう視点で観にいくのも良いだろう。帰省ではなく、旅人として。
_ 日付変わった。『しのび姫』読了。すげえ面白くてヤバかった。声出して笑った。目、覚めちゃったよ。