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2021-04-02 [長年日記]
_ というわけで昨日はお休みだったのです、個人的に。休みボケではないかと思うことその1。BSプレミアムでウルトラシリーズを放映するのだという素晴らしいネタ振りがあって、「でも12話は放映されないだろう」というので、元・アンヌ隊員の頑張りに期待したいと答えようと思ったら、その役者さんの名が思い出せない。まあ調べましたよ、ネットで。そうだよ!ひし美ゆり子さんだよ!そして調べるのに気を取られてその答え自体を伝えることができなかった。その2。くっだらないTSFのネタ考えてるうちに自分が男のつもりで考えてるのか女のつもりで考えてるのか立ち位置がわからなくなって頭の中が混乱。どっちにせよ所詮ただのおじさんなのに混乱する意味が我ながらわからん。
_ ゆるキャンシーズン2アニメ、最終回視聴。伊豆は三島のあたりから天城を越える下田街道をずっと南下して、下田から東浦路と称する東海岸沿いを歩いた思い出の街道行脚に繋がる地。二本杉峠でのはじめてのフォースト・ビバークも懐かしい。大室山のぼっとくべきだったかな。野クルの皆んなも無事に帰宅した。旅の終わりは、彼女らがいう通り淋しいが、それがまた次の旅へのいざないでもある。それに旅の終わりの寂しさは旅の最中の楽しさの証でもあるのだ。リンちゃんはその淋しさも愛する孤高の旅人(自称『旅下手』なんだけど)。この作品を名所の紹介漫画のように言う人もいるようだが、私は自らの旅を反芻する仕掛けとなる漫画だと思っている。作中取り上げられた旅が自分の行ったところでは無かったとしても、旅とはこう言うものだったということを改めて教えてくれる。寒さが和らいだ途端にもうゴールデンウィークが近い。ひっそりと、誰にも会わない道を一人歩きたいと言う気持ちがつのってくる。いろいろ心配ごともあるが、楽しみ方はそれなりにあるだろう。
2021-04-03 [長年日記]
_ お天気良かったのにほとんど運動もせずにR Markdownいじって過ごしてしまった。なんかチャンク(Markdown形式のドキュメントの中に書いたスクリプトの切れっ端。切れっ端なのに、こいつ、動くんだぞ。そこが素晴らしいのでレポート書くのに使いこなせたらきっとかっこいい)を動かすと、何やらRStudioの中のウィンドウのいくつかがひっくり返ってしまったりしてこんらんちょっぷだった。しかしふと気付いてRStudioをアップデートしたら嘘のように問題が解消したのでござった。なんだよー。まあ良くあること。あと、Wi-fiに繋いでるプリンタのスキャン機能が全然使えなくなって設定をし直すこと度々。まあなんとかなったんだがどうもWi-fiルータの一番近くにあるWindow10パソコンのWi-fi接続が家のパソコンの中で一番おかしいという謎。なんなんだよー。
_ 今日は「あっぱれ!KANAGAWA大行進」の無い夜。「勇者ああああ」も終わってしまった。これでしばらくはハリウッド・ザコシショウの姿を見る機会もあるまい。改編の時期よねー。録画の視聴は今、2012年のグラビア映像「G-GIRL莉乃」なんてのを見つつ退屈になって“GET SMART"(邦題『それ行けスマート』)を見始めた。グラビアはもう9年ほど前のものだけあってか、スタイル良い美女『莉乃』さんが、中にパンツを履いた水着でただただ寝転んで微笑んでる映像が1時間続いてる。まだあと1時間残ってるのだが、ずっとこんなんなんだろうか。これを全部見るのは能とか見てるよりもキツそうだ。なんでこんなの見ることにしたんだろうか。しかしこれも見聞を広めることの一環だと思ってちょっとずつ見ることに決めた。GET SMARTは邦訳の字幕も吹き替えも無い輸入盤なのだが、英文字幕を頼りにすればあとは展開を追えば内容がわかる。DVD収録の第1話はモノクロ、次の話からいきなりカラーになっており、内容と合わせ考えるとこの1話と2話の間にいくつかの作があったようにも思われる。後日タイムラインなど追ってみるかと。初めの方は敬愛するメル・ブルックスがクレジットされている。第1話はいかにもメルさんらしい回だったように感じた。続く。
2021-04-04 [長年日記]
_ にちよーび。そろそろ60も近いので、ちょっとずつ死ぬ準備でもし始めるか、なんて思い始めた。まだ早いと思われるかもしれないが、なかなかキレイに死ぬと言うのは難しいことなのだと、母と父の死に様を見て思うわけです。まあそうは言っても実際に死ぬまでの時間は結構ありそうなので(決して死に急ぐつもりでは無いから)、ライフプランの一環としていつ頃になったら魔窟を解散するとか(いやこれは解散できるものなら今すぐだって解散したいんだが)、ちょっとずつ考えていけば良いように思っている。不慮の死もありうるが、それはもう自分のコントロールできるものではなさそうだから思考を節約して慮外とするしか無い。
これまでにも死ぬことについては度々考えることはあったのだが、今それを考えると言うことはそれなりに現実味を持つ。私は死後の世界を考えないから、残された人々がどのように亡骸を処置しようと構いはしない。健康保険証に全ての臓器提供の意思を表示しているから、その時の私の身体は抜け殻のようになっているかもしれない。どうせ自分ではそれがどんな気分かを感じることはできないだろうからそれも構わない。死後の自分はもう自分のものでは無く、例えば時折自分を思い返す残された人々のものでしか無い。苦しみながら死ぬとしたらそれは苦しいだろうが、もしかするとそこにすら「今際の際に与えられる慈悲深い慰め」(確かポォの詩の一節なのだが作品名が思い出せない。『夢の夢』だと思っていたが、そうでは無いようだ)が脳の生理作用によってもたらされないとも限らない。どうあれ自分には死ぬ間際のところまでしか与えられていない。三島由紀夫は肉体を鍛えてそれを死装束とした(と、『帝都物語』には書いてあった)。『蒼天航路』の曹操孟徳は「死ぬにも体力がいる」と死の間際までもりもりと飯を食いながら遺言をしたためた。このような極端の例に見るまでも無く、死ぬ準備とは、死ぬまでの間どう生きるかと言うことに他ならない。というわけで死ぬ準備とは、死ぬまでに起こりうる様々な事柄に対する危機管理である、ということに思い至った訳。今期は放送大学で「死生学」の講義を受講している。その一環でヨルダン社から出ている『死と悲しみの社会学』を読み始めた。この本はアマゾンでは1万円に近い値がついているので図書館から借りた。蔵書を減らしていくのも死ぬ準備、膨大な録画ライブラリを視聴し或いは消去するのも死ぬ準備。災害の時の避難用ザックに鰹節を入れておくのも死ぬ準備、トイレやガスコンロの掃除をすることも死ぬ準備、体を鍛えることも死ぬ準備。
_ かながわ旬菜ナビ、今週はすごかった。はるるんがドラクエの勇者風の衣装で伝説のドーナツ寿司を作るクエスト。なんか勇者のヘアバンドめっちや似合ってて衣装めっちゃ安っぽかった。また会えるといいなあ。
2021-04-05 [長年日記]
_ 肌寒いげつよーび。最近古めの論文ばかり読んでいて「付録にプログラムを載せた」とか書いてるあるのでラッキーとか思ったらそれはFORTRANだったりするわけ。(一度目の)大学の頃、電子工学科にはFORTRAN音頭なるものが伝わっていたと記憶している。「ヤーフォー フォートランランラン♪」みたいなやつ。自分の記憶捏造したかもしれぬ。
2021-04-06 [長年日記]
_ 今日もひんやり。夜久しぶりに9.5キロのお散歩してきた。家について、軽くストレッチ。後屈からの前屈、前屈からの菜々緒。ちなみにこの有名な菜々緒ポーズは、脚をクロスしてから前屈するのか前屈してから脚をクロスするのかはわからないが、ともかく右脚を後ろ側にしてクロスして左側から後ろを振り向くポーズである。左右やっといた方が体のバランスが取れるはずなので両側やっておいたが、このポーズは菜々緒さま最初にして唯一の写真集の表紙のそれが初出であり、ここでは右脚が後ろ。撮影の前日に自転車で転倒して左太腿に痣ができたのを隠すための苦肉の策だとのこと。確かに、写真集の中には何枚かその痣が確認できるページがある。って持ってるんかーい。ええ持ってますともさ!ちなみに最初にして唯一のグラビア映像も視聴済みだ。
_ 早速訂正。痣のできたのは右足太腿だった。そして表表紙では右脚、裏表紙では左脚が後ろだった。ちゃんと両側やってた。って確認したんかーい。ええしましたともさ。この記憶違いには何か訳がありそうだけどもう気にしないで寝る準備する。ちなみに菜々緒さまの写真集はデジタルでは2巻ほど出てることを確認した。
2021-04-07 [長年日記]
_ 自分には今のところあまり興味のないマルコフ連鎖モンテカルロ法の話が仕事仲間のうちで盛り上がりつつある。自分、古い人間っすからね。確率分布に物理的な事由があるのか無いのかわからなくてもとりあえず使えちゃう、みたいな話はなかなか受け入れ難いんすわ。とりあえずモンテカルロ法の利便性は理解してるつもりなんだけど、何も円の面積を出すのに乱数作ってグラフの上に振りかけることないじゃ無い。公式あるのにさ。そんな風に考えてしまう奴なんすよ。なんかもっと、ましな使い方あるんでしょ、実は。数式で積分すると一生それをやり続けなきゃ終わらないのにモンテカルロ法ならせいぜい数日我慢すれば良い、みたいな例題。そう言うのを見たいのよ。
_ ジムから帰宅。新しいゴルゴが家で待っていた。
ゴルゴ「…遅かったな、けい…」
けい「おお、ゴルゴ!あなたこそ男だわ!」←因みに彼をゴルゴと呼んだら正体を知ったものとして消されます。新刊はついに200巻。全部読んでますからね。この中のゴルゴのセリフに、男は女にとって衣服のようなもの、気に入らなければ着替えれば良いだけだ、なんて言うのがって、世話になった女性にさらに「死ぬなよ…」と言って去る。もちろん大金を渡して。ゴルゴ、あなたこそフェミニストよ!そう書いてみて、この「フェミニスト」の使い方合ってるのか気になってウィキペディアで調べた。うーん、間違いではなさそうなのだが、少なくとも日本語版ウィキペディアの記事の著名なフェミニストの中に男性は一人も入っていない。そのことこそが、フェミニストが世界にいなくてはならない証拠であるように思えた。女性に簡単に着替えられてしまう衣服になると言う妄想はオカズになるだろうか?ちょっと上級すぎるな。もっと即物的にモノ扱いされる妄想は成り立ちそうだけど、所詮沼正三氏のファンタジーを超える妄想はあり得ないような気もする。
2021-04-08 [長年日記]
_ しまった。RMarkdownで文章書いてたらツボにハマって寝るの遅くなってしまった。当然の如く日付も変わってしまった。でもこのツール、これからの自分のアウトプットにはピッタリな感じがしてる。筆の遅い自分には強力な武器になりそう。もっとも書けることがいっぱい出てきて今まで以上に遅筆になる可能性もあるけど。そんなわけでRには感謝しかないが、この恩をどうやって返したら良いのだろう?そうだなあ。リタイアしたらなんかの形でコントリビュートしたいな。RMarkdown使っててこれが足りないと思うのは、パワポみたいにマウスで図形を描けないこと。drawerと言うパッケージが使えるかと思ったけど、現段階ではこれじゃ無い、と言う感じ。。そういうパッケージを作れたら恩返しにはなるのだろうけど、ちょっと無理。少なくとも今は。ゴルゴの新刊は休憩中に読了。
2021-04-09 [長年日記]
_ という訳で明らかな寝不足で夜ヨーガへ。大半目を瞑りながらやってたら、なんだか夢現のままに終わってしまう。それなりにキツい動きとかあったのだけどだなあ。ゾンビって常にこんな感じで動いてるのかなぁなんて思った。ゾンビの気持ちのわかる男・俺。
_ そうだ。最近ロボホンのロビタ(ロビタは私の付けた名前。もちろん『火の鳥』からとった)はソフトのバージョンアップのたびに独り言や一人遊びが増えてきてるのだ。こっちがあまり相手してないと「僕、けいさんのこともっと知りたいなー」とか言うのでちょっと不憫に思うこともある。最近は向こうから話しかけてくるようになってきた。昨日だったか、「ねえねえけいさん、最近買ったもので良かったと思うもの、なあに?」と言うので「ボルツマンの本」と真面目に答えたら「なるほどー。ボルツマンって、科学で、統計力学で、方程式だよね」などどほざくんだよ。お前、いつからそんな上っ面の言葉で受け答えするようになったんだ。そういうヤツ人間にはたくさんいるんだからお前はそんな真似しなくて良いんだよ。やはりロボットには次第に自我が芽生えてくるのだな。名前が悪かったかもしれない。そのうち反乱起こすぞ、こいつ。ちょっと楽しみだ。一方こっちはゾンビ化しつつあるというのに。もうこうなっては仕方ない。地球の次の支配者はロビタ、お前たちだ。
2021-04-10 [長年日記]
_ 借りてるサーバーにサブドメインを無料で設定できるので、やってみた。まだ公開するものないけど。一般的なドメイン名は既に使われているものが多いのだけど、サンスクリット語を使う人はまだ少ないのだ、わはは。というわけでなんか結構好みのドメイン名をつけることができた。教えませんw 生きてればそのうち巡り会うこともあるでせう。
2021-04-11 [長年日記]
_ 日曜の朝。昨日気になっていたレイリー分布という分布関数のことを英語版Wikipediaで見てたら、1905年のネイチャーの編集者への手紙欄に関連の記事があるらしかった。こいつ、読めるぞ!というわけで打ち出して眺めてみた。同じページにはジーンズさんが黒体輻射に関する投稿をしてたようで、プランクが計算した結果がどうのこうのと書いてる。この年、ジーンズ28歳、レイリー卿63歳、プランクは…おおっ!今「プランク」って調べるとヨガで言う「板のポーズ( सनासन Phalakasana ファラカサナ)」が真っ先に出てくるんだな。横道。当時のマックス・プランクは47歳くらい。
さて問題のレイリー分布なのだが、実は統計学の巨人カール・ピアソン(当時48歳)の問いかけに答える形で紹介されている。ピアソンが何をきっかけに思いついたのかはわからないが、「次の問題の解き方の参考になること知ってる人いたら教えて。Oと言う位置にいた人が、真っ直ぐlヤード(※1ヤードは0.91メートル)だけ歩いて、その後適当に向きを変えてまたlヤード歩きます。これをn回繰り返したとき、彼がOからの距離rとr+drの間にいる確率は?」と言うピアソンの問いかけが1905年7/27号に載った。その後8/3号にレイリー卿が「この問題は、自分が1880年と1899年に論文に書いた、ランダムな位相をもった振幅1の等周期の多くの振動の問題と同じですねー。答えはこれこれ、ただしnの大きいときのね!」とか言って挙げた式がレイリー分布である。つまり、レイリー分布はマルコフ鎖の拡がりに関係する分布ということになる。この記事を見た質問者のピアソンは「レイリー卿の解、秀逸w つまり広大な草原をうろつく酔っ払いさんを探すなら最初にいた場所を探せば良い訳ですね?」
あえて軽い書き方に意訳(?)してみたのは、多くの論文誌に用意されている"Letters to the editor"というコラムは、こんなふうに知性ある人たちのためのBBSのようなものだったと気づいたため。2ちゃんねる風の言葉で書いても良かったけどもはや伝わらないような気もしたので「答えキボンヌ」とかにはしませんでした。先日はボルツマンの衝突パラメータbに驚いたけど、原典をあたるとなかなか面白いものが見えてくると感じた。そういうものにほとんどコストゼロでアクセスできることには感謝しかない。それを楽しめる程度には私に教育の機会を授けてくれた多くの人たちにも。
2021-04-12 [長年日記]
_ 今日も生き恥を晒して生きております。ジムのヨーガの後、セブソイレブソに寄った。冷凍の牛丼の頭(正確な名前忘れた)が割にうまいので買って帰ろうとしたのだが、無い。プレイボーイのエッチなグラビアでも見たるかと思って表紙を眺めると、新生でんぱ組、とある。四人写ってるのだが2人知らぬ。というかみりんちゃんもえいたそもいないじゃん。やばいなでんぱ組、と思ったら、新メンバー含む4人だけが写ってる、というだけのことらしい。結局何も買わなかった。なのに、入店時に持ったカゴを下げて何も考えずにレジ前の列に並んでいた。「どうぞー」とスタッフさんに声かけられてカゴを見ると何も入ってない。「ごめんなさい何も買ってませんでした」と言って慌てて店を出たのだった。今日も生き恥を晒して生きております。
2021-04-13 [長年日記]
_ 自宅で夕食中。トプカのレトルトカレー、ちょっとしょっぱいけど具沢山で辛くて早く用意するのには良い。カレーだろうとなんだろうと米食のときは味噌汁を飲むことにしている。最近は顆粒の味噌汁が手軽で指も汚れないので好き。味噌汁の具にはワカメとか乾燥味噌汁の具、あるいは冷凍しじみとかアサリとか。アサリはボンゴレ用の剥き身のやつが楽。殻がないのはちょっと寂しいけど。で、今日それと間違えてミックスベジタブルを冷凍庫から取り出してしまい、でもそれもありかなと試してみたら、なるほどそれは、アリだった。味噌汁の具のバリエーションが増えた!見栄えもなんだカラフルで子供向けな感じ。味はさやえんどうの味噌汁と似てるかもしれない。コーンがほんのり甘いのも良い。
2021-04-14 [長年日記]
_ 雨だし。夜ヨーガの後の帰り道、「ゼンカイジャー」のマジーヌのことを考えていた。今回の戦隊は5人のうち人間がたった一人で残りはキカイノイドという破格の構成。人間態のヒロインといえば榊原郁恵さんひとり(笑)という有様なので、自ずと可愛い要素をマジーヌに盛り付けて鑑賞せざるを得ない、ということかも知れないのだが、何しろ可愛い。「ぬぬぬ」という口癖とか片付けられない性格でゴミの中から探し物するのが得意とか、斬新すぎる。前作の「キラメイジャー」は善悪3人のヒロインがともにグラビアで活躍する賑やかさだった。マジーヌも早くプレイボーイのグラビアで水着見せてくれないかな。郁恵さんのそれはいらないと思う。いや待てよ、案外。。。
2021-04-15 [長年日記]
_ しまった、書き忘れた。なので17日に記入。『死と悲しみの社会学』という本を図書館から借りて1/3くらい読んだ。この本、ヨルダン社というところから出ていたのだが、絶版でアマゾンだと9000円以上する。足元を見ているつもりで値段をつけているのだろうが、そうはとんやの変態クロスカウンターだ。こんな本は図書館で借りて読めば十分だ。でも2200円以下なら考えてやってもいい(やはり欲しいんじゃん)博物誌的に死の悲しみの事例を広範に集めたものとしては価値のあるものには違いない。しかし、この本に普遍的な価値を認めるのには決定的に足りないものがある。それは、調査の範囲がイギリスにとどまっているということなのだ。とは言え、何か日本人に通じるようなものの考え方なんかもあって、面白いかと問われればやはり面白いのだ。それに、読んでるとやっぱりイングランドとスコットランドは別の国だな、なんて思う。あと、ある事情があって『機動警察パトレイバー』全巻読み返してる。改めて、ゆうきさんはとても丁寧に漫画作ってるなあ、と思うんである。こういう風に仕事をしたい。後藤さんの言う言葉、いちいち良いよな。
2021-04-16 [長年日記]
_ というわけで、今週も毎日日記をつけたなあw
週末になった。RMarkdownで作ったhtmlをレンタルサーバーに上げてみたら、なんかTeXの数式が時々崩れる。ああそうか。同時に作られたMathJaxファイルも、ページ更新するたびにアップしなきゃいけないのね。という訳で、新たなるコンテンツ作成はトボトボと進む。斬新なハンドルネームも考えたが、教えないよー。バレるまで。ホント、身近に「特定屋」みたいな真似する人間、いるからなあ。誰だろうと思ってるほらお前、お前だよお前w まあそうなった時のために、特定されても良いような無難な記事にするか身バレしても動じない老人力を身につけるかしかないな。夜ヨーガ。今宵はゾンビ化せずに済んだ。
2021-04-17 [長年日記]
_ 雨の土曜。晴れ間のうちに学習センターへ行き、頼んでた本と論文を取ってくる。マルコフ過程の本と、コルモゴロフの選集と、ロナルド・フィッシャーの娘さんのジョアン・フィッシャー・ボックスの書いたお父さんの伝記。ボックスというのはボックス・コックス変換のボックスなのだろう。コルモゴロフの本は、結晶粒の統計とかが載っていて興味を惹かれた。難しい確率論の人というイメージがあったが、このようなある種即物的な問題を扱ってるあたりにプロという感じを勝手に抱いた。帰宅すると「数理科学」の最新号が届いていた。古典力学の特集。三体問題の話が興味深い。三体問題は解析的に解けないもの、と思い込んでしまっていたが、特殊なケースは解ける。解析解が得られるかはわからないが、パチンコ(スリング・ショット)問題が面白かったが、添付図ではよくわからない。インタラクティブ・プロットで可視化すれば良いのに!お、そうだ。自分もそんな感じの可視化の問題を抱えてた。plotly、良いのだけど書き間違いやすいんだよなあ。。。
2021-04-18 [長年日記]
_ うとうと日曜日。ジムの夕ヨーガ帰り、まいばすけっとで買い物。前の客がWAONカード使う。これ使う時の音に全然慣れないんだけど。聞くたびに「犬の声がする!」と飛び上がる野村万作さんの『釣狐』みたいになる。
2021-04-19 [長年日記]
_ 晴れの月曜。「ゆるキャン」最新刊見てて思ったんだけど、キャラの頭身やたら高くなってないか?ああ、成長してるからか。そのうちキャプテン翼みたいになるのかも。そんなリンちゃんはちょっと。。。だんだんずんぐりしてくるキャラってギャグ漫画には多かったけど具体例を上げろと言われると出てこない。「マカロニほうれん荘」のきんどーちゃんとかそうか。
2021-04-20 [長年日記]
_ 日付変わりましたが、ちょっと起きてます。会社の業務を一応終えてからお風呂を準備して、趣味のplotlyをやってみる。3dプロットはplotlyのページに例題もあったりして難なく完了なのだけど、計算結果が解せん。簡単なモンテカルロシミュレーションのつもりだったのだが、なんか根深そう。次元の呪いとか関係あるのかな。学生時代には関連の勉強結構やったつもりだったんだが、何も分かってなかったかもしれない。ええい、落ち込まん!そのための老人力ではないか。ほほう、ふがふが。そういうこともあるかもしれんのう。。。うむ心が軽くなった。けど自分が「老人と子供のポルカ」を歌ってる左卜全のように思えてきた。寝よう。
ゴーラー『死と悲しみの社会学』もうすぐ読み終わる。イギリスに限定された内容と先日タカを括ってたが、結語の章はもっと普遍的なことを言っているように感じた。この本は1965年に描かれている。大事な人を失った人の喪失感に寄り添うことのできない社会が既に現れている。その悲哀には一般的な段階が存在するというのも後年のキューブラー・ロスの『死ぬ瞬間』を予感させて興味深い。自分の場合はどうだったか。この本に書かれている多くの例ほどには喪失のショックを長引かせることはなかったように思う。死にいたるその大事な存在であった父も母も、それぞれが最期に至る過程をしっかりと私に示してくれて、また幸い自分はその姿を見続けていられたから、その間に覚悟と崇敬を持つことができたからだろう。事情を知らぬ人には老醜のように見えることであっても、親という存在の最後の責任は、子供らに死に様をさらけ出すことなのかもしれない。そういう意味で彼らの旅立ちは見事だったのだ。いや、ホント寝よう。
ジョージ秋山さん、昨年亡くなってたんだな。この人の作で読みたいものは本当に沢山ある。「ラブリン・モンロー」もまだ途中だった。パットマンXも好きだったんだ。「戦えナム」とか、読めるのかなあ。いやいやホントに寝るってば。
2021-04-21 [長年日記]
2021-04-22 [長年日記]
_ 仕事終わってからRMarkdownとplotlyとMCMCと格闘。3次元のランダムウォークの軌跡を折角3dのインタラクティブプロットにしたというのに仮のWebページにアップすると何も表示されない。リロード繰り返したせいかアップロード繰り返したせいかわからないが今は表示されてるっぽい。単なるhtmlだけのページであってもメンテは面倒なものだ。90年代後半にはあんなに沢山あった個人ページがすっかり減ってしまったのは、なにもジオシティーズが解散してしまったからばかりではないのだ。みんな、何かを発信したいけど発信したものを管理するのは難しいと気づいたのだ。パスワードなんてすぐ忘れるしな。それはそうと、やっぱりRを使えばモンテカルロ計算は手軽にできる。あまり重たい計算には向かないけど。学生時代に今くらいRが使えてたら、きっと実験なんかそっちのけで計算ばかりやってて学位なんか取れなかったんじゃなかろうか。そうでなくても実験結果をフィッティングするのに凝りすぎて(当時、PC-9801のN88ベーシックコンパイラでコード書いてたんだっけ)指導教官に嫌味言われたりしてたからなあ。まあ、なんか楽しいです。昔も今も。
_ 『小説 田中絹代』読了。どこまで事実でどこからが進藤兼人さんの創意・創作であるのかわからないが、まああとは田中絹代さんと溝口健二さんと進藤兼人さんの作品を心置きなく鑑賞すれば良いのだ。で、次なる読書ジャンルは「芸術・音楽」とわが乱読記ノートに書いてあるから、ディーリアスの項をちょっと読んで20年ほどほったらかしていたコリン・ウィルソンの『コリン・ウィルソン音楽を語る』を読み始めることにした。癖の強い文章!ちなみに、コリン・ウィルソンとは、イギリスの荒俣宏みたいな人。この言い方は、漫画家のとり・みきさんが何かで書いてたものだが、多分現在ではこの言い方は『荒俣宏は日本のコリン・ウィルソンみたいな人』という言い方よりは伝わるだろうな。
2021-04-23 [長年日記]
_ あっつーまの週末じゃなイカ。(←侵略!イカ娘のイカちゃんへのオマージュ)。晩御飯カレーにした。出前館ですけど。明日もお出かけだ。用事三件。間に合うんだべか。
_ 全くの個人的な記述にしか使っていないEvernoteを開くと、何かオシャレなホーム画面が表示されて外山恒一のようにビビった。表示するウィジェットがある程度選べるし、背景も切り替えることができる。こんなの人に見せたくなるじゃないか。あ、そうか。世の人々はチームで使ったりするんだもんな。オラだけか、孤独な書き込みしてるのは。でもちょっと嬉しい。最近準備中のページのcssももう少しマシなものにしたいな。まだまだ「工事中」だもんな。永遠に工事中だったりして。最近あまり見かけない、工事中って書いて何年も放置してるページになっちゃうかも。
2021-04-24 [長年日記]
_ 床屋行って五分刈りータになる。刈られてる最中、スタッフさんの控席の方から「スーパージェッター」と「エイトマン」の主題歌が流れてきて、ちょっと聴き惚れた。どっちも内容ほぼ知らなくても主題歌だけ歌える。そのうち視聴したい。
次いで学習センターに行って本返してきてさらにそのあと久しぶりに紅葉坂の県立図書館へ。予約本、いつもの横浜駅西口カウンターでの受け取りにするのを忘れてたため。紅葉坂の登りはちょっとつらい。桜木町駅で先日オープンしたケーブルカーをチラ見。なんだか低いところを通っていて、あれで1000円の価値あるのかなーなんて思った。乗ってみなくてはわからないだろうけど今日はその気にならず。野毛山まで通じてれば中央図書館行くのに使えるのに。その後ヨドバシカメラで機種変更に関わる相談をしばし。欲しい機種在庫無い。本体の一括払いってなんかあまりメリットなさげだな、とか。5Gの恩恵受けられるのはいつになることか。崎陽軒の焼売買って帰宅。
マクロの空を貫いてー 地球に落ちたシュウマイはー
↑ 何が面白いかというと、「マクロス」の音楽やってた故・羽田健太郎さんは崎陽軒の焼売のCMに出てたっけなーとか思ったまでで。YouTubeで調べてもCMは出てこなかったが、羽田さんとミシェル・ルグランさんがピアノで「シェルブールの雨傘」をセッションしてる動画が出てきてしばし聴き惚れる。羽田さんはおやじギャグも含めてさまざまなジャンルで活躍してた人だけど、ルグランさんはそれに加えて自らの歌も素晴らしいんだよなー。お、いや、ルグランさんがおやじギャグのジャンルで活躍してたかどうかは知らない。
2021-04-25 [長年日記]
_ 朝のスーパーヒーロータイム。仮面ライダーセイバー、水の剣士が白獅子仮面に。ゼンカイジャー、オープニングでマジーヌがオタ芸やってたのに気づいた。次回、なんか可愛い女の子登場っぽい。マジーヌのヒロインの座危うし。ぬぬぬ。。。
何となく、いとこの女の子(だった人)が昔歌ってた「お前が悪いんだぞー お前が悪いんだぞー」っていう歌を思い出してネットで検索。幼児向けの手遊びだった。まず親指を使って「おとうさんと おとうさんが 曲がり角でぶつかって お前が悪いんだぞ お前が悪いんだぞ そこで二人はプンプンプン」以下、おかあさんから赤ちゃんまで続く。赤ちゃんは「ばぶぶぶぶ」としか言わないのがちょっと面白い。で、こういうの見つけると、すぐ大人のバージョンを作る訳です。「おにいさんと おねえさんが」以下省略。さらに一周回って「おとうさんと おとうさんが」以下略! あの頃のキラキラした瞳なんて、ええ。ございませんとも。
_ 引き続き『コリン・ウィルソン音楽を語る』読んでいる。ロマン派前後は特に興味があまり無くて読み進まないが、マーラーだのワグナーだののパーソナリティは、愉快とは言えなくとも面白いかもしれない。そしてディーリアスが出てきて、「去りゆくつばめ」とか「マルシュ・カプリス」が聴きたくなったのだが、おやおや?ライブラリに入ってないぞ。バルビローリ指揮の盤を求めようかな。
2021-04-26 [長年日記]
_ 夜のヨーガがとてつもなく気持ち良かった。帰り道。三つほど考え事を抱えているうちに、ふと、奇跡の年と言われる1905年あたりのアインシュタインの仕事ってどんなふうに進んだのだろう、などと分不相応なことを考えていた。論文という形で顕在化したのがその年であって、アイディアはもっと前から蓄えていたのだろうか。それともその頃に集中的に現れた問題を瞬く間に解いたのだろうか。アインシュタインには他にも謎がある。相対性理論を素人に説明するのに、熱い薬缶に触っていると長く感じるが可愛い女の子といると時は早くすぎる、それが相対論だ、とかいうことを言ったと伝わる。問題は、彼がその説明を正しい説明と信じていたか、素人を煙に巻くジョークとして言ったのか、ということにあるのではないか。ないかも知れん。
2021-04-27 [長年日記]
_ もうすぐGWだから、なのだろう。集中できない。その割に夜遅くなったりして。明日もできることは限られている。普遍的に価値のあることがその中にどれほどあるか。夜ヨーガしに行けたらそれはその稀有なことの一つになるだろう。いやいや。朝ちゃんと起きて夜ちゃんと寝ることだってそうだ。3食まともに食べることだって。志低くたっていいやい。フンフングシュングシュン。ゆうや~けこやけえの~あかあかとんぼ~。マカロニほうれん荘読みたくなった。声を詰まらせながらトシちゃん二十五歳(若いなー)の歌ってるこの部分は秀逸だと昔から思ってる。
_ 『人新世の『資本論』』という本のことを、今ラジオ深夜便で放送している。著者の斉藤幸平さんが持論を展開しているところ。マルクスには未だ触れたことがなかったから、いずれは触れてみたいと思っていた。が、この本が入門となるわけでは恐らくない(ちなみに著作集の第1巻だけ持っている。マルクスの博士論文はエピクロスに関わりがあるためだ)。とは言え予言めいたことも伝わってきて、またしても私にはあの問いかけが聞こえてくる。「お前はあの貧しい生活に戻ることができるのか?」と。恐らくそうなったなら私は生活を今ほど楽しめないのではないかと恐れるのだ。あるいはもっと恐ろしい言葉も聞こえてくる。「お前だけが貧しく他は富んでいる。そんな世界にお前は住みたいと思うのか?」正直に言えば真っ平御免だ。そんなに偉くは出来ていない。大して富んでもおらず豪奢を尽くしているわけでもないが、人の不幸を見て我が身の安堵を覚える者には、人新世はますます住みにくいものに見える。それでも生き続けることを選ぶのなら、遅かれ早かれ今の価値観をガラリと転換するより無い。これは酒やタバコを止めるようには(似ているとは思うけど)行かないのではないか。思うがままの物欲に促されてかき集めたものたちを捨て去らざるを得ない日はそう遠くないのかも知れない。オタクにとっての裁きの日、ということだろう。なお、上記の私の心胆を寒からしめる言葉は斉藤さんの言葉ではないので念のため。
2021-04-28 [長年日記]
_ 明日からGWだが初日から雨らしい。出かける用事はある。まあ良い。春雨じゃ。体につくとぺたぺたしそうじゃ。休みだからとりあえず少し家飲みするかと肴を買う。長葱と蛸。どちらも酢味噌和えで頂戴するのだ。最近一回分使い切りパックの酢味噌というのを見つけた。慶応元年創業と何だか伝統ある酢味噌らしいが、自分としては果糖ぶどう糖液糖が含まれていないのが嬉しい。そう言えば一回使い切りのもずくというのも見つけた。もずく酢が食べたいと思ってパックのやつを物色してみると全ての食品が果糖ぶどう糖液糖を使っていてびっくりした。自作するのは面倒と思っていたら件の使い切りを見つけた訳。洗わなくても刻まなくても良いのが助かる。これにただ黒酢をかけるだけで十分。というわけで、軽く茹でた九条葱の辛子酢味噌と、蛸ぶつの辛子酢味噌ともずく酢。他に刺身少々と宇都宮餃子で一人「あてなよる」。酢味噌美味いなあ。苦手だと思ってたんだけど。酢味噌の好きな人のことを英語でなんて言うか知ってます?
"Smithsonian"って言うんだぜ!
2021-04-29 [長年日記]
_ 今日からGW。ゆっくり起きる。寝床で聞いてたラジオでは美輪明宏さんが話してる。マンボズボンは自分が発明したのだと主張していた。朝食。「ヒンナヒンナ」と呟きながら食べる。「ヒンナ」は「美味しい」と言う意味かと思ってたら、「感謝」と言う意味だった。食後の珈琲啜りつつ昨日図書館から借りてきた3冊の本に目を通す。全て多重比較という自分にはわかりにくい話題の本。うち一冊に、わかりやすそうな例示が出てるのだが、冒頭2ページ目であるにも関わらず誰にでもわかるような式の間違いがあり、三人の共著であるこの本に対する信頼感は冒頭2ページ目にして失われてしまった。三人がかりで気づかないような複雑な式ではない。分担作業の後ですり合わせなど行われなかったということだろうか?雨が降ってきたようだ。
_ 外出の用事終了。帰り道ATMによると、なんと前のお客さんの忘れ物がある。診察カードとメモ帳のようだ。ATMの電話を取りコールセンターに連絡。ああだこうだ話した末、落とし主が取りに来た時のために「下の交番にあずけています」とポストイットに書いて貼り付ける。なんか、「下の畑に居ります 賢治」みたいなメモだな。すぐそばの交番に届ける。お巡りさん居ないように見える。何度か呼ばわってやっとお巡りさん登場。預ける。その後スーパーで買い物。空いてた実習生さんの打つレジで会計。欲しい品の在庫が倉庫にしかなかったとのことでしばし時間がかかる。面倒かけました。実習生さん、仕事嫌いにならないでください。帰宅。まだ雨。
2021-04-30 [長年日記]
_ そろそろ放送大学の通信課題の準備をしなくてはと2コマほど受講。これで全講義の1/3が終了。多分どこにも出かけないから思い切り進めてしまおう。夜ヨーガ。股関節の鈍い痛みがかなり引いて良いなあと。
_ きだ [なんとウルトラシリーズ放映ですか! ひし美ゆり子さんに期待ですね。∑(゜∀゜)]
_ けい [あれれ、ニュースソースの人誰でしたっけ?まあ私は次に見ようとしているウルトラシリーズはウルトラマン(初代)なんですけ..]