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2021-06-07 [長年日記]
_ 昨晩は『死とは何か』をずっと読み続けてて、600ページ以上あるのを一気に読んで日付が変わった。長々の割には結局自分にとっては意外ではないことが沢山書かれていた、という読後感。魂が存在しないとか死後の世界は無いといったことは自分には今更驚くべきことでもなんでもなかった。面白くはあったけれど。自分にとってもっと大きな問題は、その時をどのように迎えるかと言うことにかかっている。それに対する基本姿勢のようなものを考えさせてはくれたかもしれないが、それをどのように、という処方箋は書かれていなかったのだった。というわけで『コリン・ウィルソン音楽を語る』がずっと置き去りになってしまっている。多分この後もそれはちょっとしか読まず、水子の話とか読んじゃうんだろうと思うのである。だってもう買ってあるんだもん。