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2021-06-22 [長年日記]
_ と言う訳で今日、日ペンの教材一式が届いてしまった。一日2ページのペースで進めよ、と書いてある。最初は楽勝かもしれないが、続くのかなあ。続いたら字、綺麗になるのかなあ。亡き母の人はペン字の師範の免状を持っていた。遊びで落款を作ってあげると言ったのに、結局何も刻んでいない石がそのまま机の中にある。いつか自分のために落款を刻む時が来るだろうか?全てわからないが、一つ確実に役立つと思われるのは、もしも崩し字まで書けるようになったなら、古文書や金文を今よりも読めるようになるだろう、と言うこと。これは街道行脚の自習・座学には有用なことであり、紀伊の街道歩きもその西の旅も全然諦めていない。ほとぼりが覚めたら羽州街道の続き、と言うのもあるし、桧原峠越えは無理かもしれないが米沢から会津へ抜ける道、というのも途中になっている。自分にはオリンピック開催よりもずっと大事なこと、この先の人生の慰みとなるはずのことである。