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2023-04-08 [長年日記]
_ というわけでカツ丼を食べることに決めた今日なのだが、カツ煮に変更するかもしれない。まあそれはそうとして、今朝のラジオ「マイあさ」の1コーナー「ヒャダインの音楽室」で、ボビー・コールドウェルの"Heart of mine"が掛かる。この曲は、自分にとっては、暫く(と言ってもその前作"August moon"から4年)アルバムの出ていなかったボビーに再会できた、という嬉しさを伴う思い出の盤である。明るい曲調のタイトル曲は、「獅子座の男は健在だ!」と思わせてくれるものだった。その獅子座の男は先日71歳で永眠していたのだった。オリビア・ニュートン・ジョンが亡くなった時に感じたのと似た寂しさを覚える。長く生きているという事は、必然的に、好きな人々が自分より先に死んでいく、という事であり、同値であるとも言える。アルバム"Carry on"は傷心の学生時代(そういう時もあったの)にエルトン・ジョンの"Jump up!"やダミアのシャンソンと共に自分を大いに慰めてくれた。ボビー自身も語っていたはずだが、このアルバムには"Sunny hills"や"Jamica"のように恋愛沙汰ではないテーマを扱ってうまくいった作品が収められていて、今も良く聴く。DAMで歌うこともできる。ストレートのウィスキーを舐めながら(勿論大量のチェイサーと共に)古いアルバムを聴き追悼するのも悪く無い。ヒャダイン、「音楽室」の「し」の音を有声音として発音してるとこがちょっと気になる。