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2023-11-07 アライさんなのだ。 [長年日記]
_ いや、そんな牧歌的な話ではない。ご近所に簡易的な池と言うか桶というか、なんかそんな物を庭先に出しておいて金魚か何か(ちゃんと見てなかったのだ)を泳がせているご家庭があるのだが、午後の6時ごろその庭先を通ると何やらベチャベチャと水音。見ると、猫ぐらいの獣が3匹でその水場を荒らしているのだ。タヌキかとも思ったが、どうやらアライグマのようだ。「あらいぐまラスカル」の影響でペットとして購入したは良いが思いの外人に懐かないために離してしまうというケースのあることは聞いていた。もちろん、のらアライグマを拾って養ってやろうという危篤なものなどいないだろう。彼らはそれでも生き延びねばならぬ。こちらがだいぶ近づいても逃げようともせず、むしろ何かこちらが不穏な動きをしようものなら一線交えようかとでもいう太々しさだ。だいぶ気も荒いらしい、とも聞いた。何しろ"荒い熊"というくらいだ。適当に距離をとってシーッと声を出すとやっと逃げて行ったのだった。ゴミの集積場を荒らしてたのはこ奴らかもしれない。"荒し熊"だ。ともかくこちらに飛びかかってきたりしなくて良かった。あと、ただの熊じゃなくて良かった。もしかして人間の次に地球を支配するのは都市に順応したこれらの獣たちなのではないのか?などど、最近クリフォード・シマックの『都市』を読んだ自分は考えてみたりするのである。そう言えば単行本未収録で最終章の載った古いSFマガジン、せっかく買ったのに読んでないや。それはそれとして俺のスマホ「SF」って入力するとなんで勝手に「分子運動論ドロッドロ」って変換しちゃうの?ハッキングされてるの?なんか怖い。ついにAIも人類に反旗を翻し始めたの?