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2006-05-09
_ [読書] 『ユング自伝』読了
名古屋方面に出張。新幹線の中で『ユング自伝』読み耽る。
晩年の思想は非常に難解だった。わたしの晩年に読み返すと理解できるだろうか。
ユングの考え方の中ではとりわけシンクロニシティが理解しにくいし、誤解される可能性の高いところだろうと思う。
それでもユングはわたしにとっても心の師だと感じる。
帰りの新幹線を降りたら、駅の前に年老いた浮浪者がいた。顔つきが晩年のユングに似ていたと言ったらそれは不必要にシンクロニシティを意識しすぎていることになるだろうか。
このままユングに耽溺してもいいのだろうが、とりあえず読みかけの『曾我物語』にでも戻るか、さもなければこのあいだ衝動買いした『河川工学』でも読もうかと。
2007-05-09 なんなんでしょう、気分が落ち込んでる。
_ こういうのを五月病というのではないのだろうけど、なんか自分の駄目さ加減が身につまされてくる昨今。
近頃は微笑みうつ病なんてのもあるらしいし。そう言われるとそうなのかもしれないなんて思う。メンタリティの危機は決してなくなったわけではないのだった。
これはなにかのメッセージなのかもしれないと考えてみる。心を開くべきなのだろう。
これを思え、これを想え…
_ 全然関係ないけど、ビリーズブートキャンプやってる人たちはなんか楽しそうだね。
2011-05-09
_ 超離散化。
数学の話。階段関数を合成したようなカクカクした不連続関数があって、それでもその増減を調べなくてはいけない。しかたないので微分では無くて差分を計算するのだが、もしかするとこんな方法が役に立つかもしれない。立たないかもしれない。
_ 驚くべきことに、というか自分は驚いたのだが、有限のεに対して連続な関数が極限において「どちらか大きい方を取る」というmax演算に移行する。しかも、不連続点を除く微分は、少なくともこの場合左辺を微分したものの極限と一致するようだ。ボルツマン関数が極限で階段関数に移行することや、それらの積分が折れ線の良い近似となることなどは経験的に知っていたが、自分の知識をはるかに上回るような豊かな内容が含まれているように思われる。折れ線の幾何学や凸包のアルゴリズム、人工フラクタル、悪魔の階段関数などと組み合わせるとどんな世界が現れるのだろうか。
2012-05-09
_ [読書][統計学] 「ベイズ統計入門」繁桝算男
もう数年越しでまだ最初の30ページ弱までしか読んでない本なのだが、平日の朝15-30分くらいずつ読み始めた。今日はこんな問題が出てた。見分けのつかない2つの壺があって、一方の壺Rには赤い玉が70個、青い玉が30個入っている。他方の壺Bには赤い玉は30個、青い玉が70個入っている。
このどちらか一方を無作為に選んでから、その中から石を12個拾う。12個の中に赤い玉が多い時、無作為に選んだ壺はRであったという確率が高いということは理解できるだろう。
それで、12個のうち8個が赤であったとき、選んだ壺がRだったという確率はいくらになるか。 これをベイズの定理で計算すると、なんと97%位になる。よくわからないのでRでサンプリングのモンテカルロシミュレーションしてみた。どうせつまらないだろうから丁寧な解説はしない。
R<-c(rep(1,70),rep(0,30));#壺R。1=赤を70個、0=青を30個。 B<-c(rep(1,30),rep(0,70));#壺B。 rndm<-c(0,1);#RかBのどちらかを選ぶために用意 cnt<-0;#12個中8個が赤だったら1加えるカウンタ cnt_R<-0;#そのとき選ばれていた壺がRだったら1加えるカウンタ for(i in 1:10000){if(sample(rndm,1)==1){tsubo="R";Buf<-sample (R,12);}else{tsubo="B";Buf<-sample(B,12)};Buf;if(sum(Buf)==8){cat(tsubo);cnt<-cnt+1;if(tsubo=="R") cnt_R<-cnt_R+1;}};cat("\n");#壺を選んでは12個の石を取りだす試行を10000回繰り返す。 cat(sprintf("P(R|D)=%2.4f\n",cnt_R/cnt));#12個中8個が赤だった場合のうち、さらに壺Rを選んだ割合を計算。
_ 実際にシミュレーションやるとこんな風になる:
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRBRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRBRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRBRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRBRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRBRRRRRRRRRRBRRRRRRRRRRRRBRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRBRRRRRRBRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRBRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRBRRRRRRRRRR
RRRBRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRBRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRBRRBRBRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRBRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRBRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRBRRRRBRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRRRBRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRBRRRRRR
RRRRRRRBRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
RRRRRRRRRRRBRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
12個中8個が赤だったケース(上のRとBの数の総和)は全部で2467個、そのうちRの数は2412個。求める確率は0.978。
2013-05-09
_ 駅のホームで。
とあるおばちゃまが、ちょっと、と話しかけて来た。電車の行き先を尋ねるのだろう田舎者め、とおもいつつ何かと聞けば、俺のズボンのチャックが開いてるとの指摘。ありがとう。でももうちょっと小さい声で頼む。
_ ファミマのPBのジェラート食べながら永野亮「はじめよう」聞いてくつろいでるところ。ファミマのジェラートは種類が増えてきたが、一番好きなのはラ・フランス。でも今出ていない。今日見つけたのはカシス(黒スグリ)。濃厚で酸っぱくて旨し。ピンク・グレープフルーツも好きだ。どれもない時はマンゴ。ベストではないがそれなりに旨い。
グーグルが眼鏡型の端末を出してきた。ウインクするだけで写真が撮れたりするこの端末の存在を果たして許していいのか、と議論になっている。グーグルのいつものやり方だな、とは思う。優秀な技術力で、それが実現すると一体何が起きるのかを消費者に対して直接に具体的に問いかける。できてしまった技術をおいそれと手放すのは人類の性質にはそぐわない。
自動車の自動運転の技術もだいぶ進んできたようだ。こうなると、人間は運転免許を取るために自動車学校に通う必要がなくなってくる。すると一体世界はどう変わるだろうか。複雑でデリケートな仕事さえ、人間でなくてはできないこととは限らなくなる。もしかすると、人を介して師から弟子へと受け継がれてきた伝統の技術というものでさえ、博物館などの膨大な収蔵資料の解析によって、むしろ機械的知性のほうが昔の技を忠実に再現してしまうかもしれないわけだ。これらはみんな、もとは人間が機械に教え込んだ知識であるのに、その時点から人間は地球を代表する知性の座を機械に受け渡したということかもしれない。技術的特異点の話は、折に触れ考えているが、今のところその到来がいつになるとは知れないものの、それは俺たちにも認識可能な程度の未来に待ち構えているように思えてならない。
2014-05-09
_ 調子良からず、読みかけの本を読み続ける。
_ [読書] 「ヒグマ 増補改訂版」、門崎允昭・犬飼哲夫、北海道新聞社、2000.
たぶん天城峠でフォーストビバークをしたころにカモシカスポーツ辺りで買ったんだと思う。伊豆には熊はいないが、この先熊の生息圏をこわごわウォーキングせねばならないこともあるだろうと思って読み始めた。結局出会ってしまって襲い掛かられたならば、ナタでも包丁でも奮って彼に痛みを与えないと生存率は上がらない、ということのようだ。実は奥羽山脈のあたりを歩かねばならない時にはただでさえ重たい荷物の中に、ナタを忍ばせていたりする。この本にはイオマンテ(アイヌの熊祭り)の詳細な記述があり、そちらも貴重と思う。このようにして獲物を送る儀式と言うのは自然の幸に対する感謝ばかりではなく、同じ生物の命をわがものとすることへの敬虔な想いもあることであり、養殖肉を機械的に屠る食肉システムとはまるで異なることだ。食への感謝の感覚はそれによって大きく変わってしまったのだと思う。もはや、ニワトリやウサギを絞めて客に供するの哀れを記憶するものも少ないことだろう。
2015-05-09
_ 土曜日。「まれ」の再放送見てるとこ。まれはオープニングでいきなりスカート姿でカメラを飛び越えてく。お、パンツ見えた。うそだにょーん。能登の言葉ってすごく古風だな。半島の風景が映るたびに想うことがある。半島はどこにあっても共通の風景を持っているようだ。海に張り出して、複雑な形状の入り江があり、生活に適した平地はその複雑な入り江と歪曲した山の稜線のはざまに限定的にしか存在していない。そこに暮らす人々はその活用に知恵を絞る。海に張り出した陸地は高山の頂上同様に、天空にもっとも近い陸とみることもできるだろう。まともに海の影響を受け、しかしそれでなおより広い陸地の一部であること。そのことがあまたの半島に共通する景観を与えている。海岸線の形状は自己相似的であるとマンデルブロは説いた。したがって半島はその大きさに依存しない共通性を持ってもいることだろう。これを検証したいならどこでもいいから半島の海岸線に沿って10日も歩いてみたら良い。
_ 借りたVPSにUbuntuをインストールしながら「あっぱれ!Kanagawa大放送」増刊号を見てるのだが、今年度から細木アナに代わって26歳の久本真菜アナ。岡山出身。ううむ、好いたらしい。
_ 英会話の新しい先生はアメリカ人男性。テキサスブロンコだ。ブロンコ(荒馬)かどうかは知らんがテキサス出身。米人の先生は初めて。カルチャー的にはイギリスの方が興味あるんだがまあ経験だから。話しぶりは結構な早口で勢いがある。始終coolとかgreatとか言いながらどんどん進む。でありながら、リスニング教材の会話が速いと俺がこぼすと彼は「さもありなん。英人疾く語る者多し。てきさす人などは鄙ゆえに遅く語る」などと言うのである。気まぐれでTOEIC受けてみることにした。今回一切勉強しないで受けて点が悪ければひた隠す予定。5000円強かかるが良い。
_ シャーベットの自作二回目。ついに会得した。というか大した手間じゃない。果肉をミキサーにかけてフリーザーバッグに入れて凍らせ、食べるときに取り出してモミモミして容器に移せばいい。それだけ。今回缶詰の白桃をシロップから取り出して使ったが、凍らせるとあまり甘く感じない。常温で食べるとあんなにも甘いのに。と言うことは、市販のシャーベットには相当甘味が加えられているということだ。気づいてよかったと思う。缶詰は一個200円弱。シロップも使って作れば一食分100円くらいに水増しできるだろうが、その必要は俺にはないと思ってる。どうせ水増しするならヨーグルトを使いたいところ。よし、これから暑くなるしどんどんいろんなものをシャーベット化してみようと思う。和菓子作りで余ったあんこも牛乳なんかと混ぜて使えるのではないだろうか。とにかくいろいろ試す。ジュースを凍らせたあとにミキサーにかける手もあるようだ。なら、トロピカーナとかカルピスとか蜂蜜レモンとかでも作れるわけだ。捗りそうだぞ、これは。
_ [食べ物・飲み物] たい焼きも自作。
たい焼き器はひと月前位に買ってあった。やっと作ってみた。生地は単に薄力粉水溶液なので白いたい焼きになった。俺の好みで尻尾までたっぷり餡が入った。今回手作りして気づいたことだが、市販のたい焼きはあんこがかなり入っているように思われても実はそれほど多くは無いのである。次はたまご入れて良くあるたい焼きにしてみたい。まだあんこも薄力粉もたっぷり残ってる。そのうちずんだ餡とかでも作る。いっそその時は生地に抹茶を混ぜて全体を緑色にするか。そしてセントパトリックデーに食べる風習を流行らせることにしようかな。いや日本なら五月四日のみどりの日のお菓子とすべきか。まあ何でもいいや。今回の生地は薄力粉100gに水150cc。これで2匹分にすると皮は結構厚めになった。次は80g/80cc位で卵一個、くらいでどうかな。皮は多少厚くても薄くても大丈夫だろう。こんなことやってて思い出したが、俺が小さい頃には我が家にもおやきの焼き型があって、母の人が良くおやきを焼いてくれた。のっぺりしたものでなく、人の顔とか4つくらいのデザインになっていた。何のデザインだったかさすがにもう思い出せない。次に母の人に会ったら訪ねてみようかな。彼女も覚えてはいないかもしれないが。
_ 歯医者。やっと神経抜けた。先回までの痛みがなんだったんだというくらいチクリとも痛みを感じなかった。このあとまたブリッジを入れる予定。来週は土台作り。
2017-05-09
_ ああっ!唐突にパンパカ学園が読みたい!ホコホコ。
_ 某砂糖メーカーに尋ねた遺伝子組み換え食品の使用状況。砂糖製品にはてん菜とさとうきびを使用、さとうきびの遺伝子組み換えはテスト段階で実用化されていない。てん菜は遺伝子組み換え品を用いていない北海道産。一方ガムシロップはトウモロコシ由の果糖ぶどう糖液糖で一次原料は遺伝子組み換え品としては不分別、しかし遺伝子組み換えの影響はタンパク質に出るらしく、そのタンパク質は成分からは完全に排除されているとの弁。
現在はこういう状況であるらしく、深読みをするなら遺伝子組み換え品の利用は広がりつつあり、その影響は注意深く取り除かれてはいるものの混入のリスクが無いとは言えない、ということになるのかもしれない。ちなみにこの回答はメールでの質問から1時間後に返ってきたものであり、このリスクに対する感度は高くまたおそらくは同様の質問は多々あるのだと感じた。そういうわけなので私は、これからのアイスコーヒーの季節に備えてフロストシュガーを携帯することを心がけようと思う。シュウ酸が蓄積されないようにミルクも入れる。ミルクの方にはかかるリスクはないのだろうか、などと一抹の不安を感じつつ。こういう心配はしなくていい物であるのかもしれないが、天が落ちてくるリスクに比べると実現確率は高く、長期低濃度曝露と言う気づきにくい悪影響の懸念は払拭できない。まあ"こだわる自由"を楽しんでいるともいえるだろうけど。
2019-05-09
_ 月曜日にやってたランダウの力学に出てた問題は、ちょっと解けないような積分の計算が必要だったのだが、2回ほど変数変換すると何かとても簡潔な結果になるようだ。とある不定積分が解析的に計算出来るか出来ないかはどうやって見分けたら良いのだろうか?堤中納言物語を読み始めたら注釈だけでは全くわからないので結局角川のビギナーズ・クラシックを注文してしまった。
2020-05-09
_ 今朝はカレイ。昨夜のウォーキング途中スーパーで二切れのパックを買って一つ焼いた。玄米二合、また土鍋で炊く。やや硬め。またしてもおこげができなかった。おこげを作るのには勇気が必要と感じる。ばか ばか わたしほんとにいくじなし。

_ 午後のウォーキングはだいぶ遠出。みなとみらい付近まで出かけたが、飲食店街がほぼ全てクローズしてて、コロナ禍の経済効果の大きさを改めて実感。夕食はホルモン系で行きます。ホルモー!
2021-05-09
_ 今日は暑かったようだが日中はずっと家に。夕刻ヨーガ。まあほぼいつも通り。昨夜久し振りにHDD容量足りなくて録画に失敗。「あっぱれKANAGAWA大行進」撮れなかったので金曜の再放送まで待つか。。。と思ったら再放映無い。5/8は放送休みだった。助かった。ちなみにデビット伊東氏の後はアキラ100%が服を着てMCやっている。最初の放映ではあまり気の利いたコメントが出なかったらしくずっと「スゴイ」しか言ってなかったような気もするが、続けてるうちに上手く回せるようになるだろうさ。お盆回すのはさすがに凄く上手だけど。タレント潰しの赤間アナがまた完璧にお盆使いこなすんだよなw 底意地が悪そうで付き合うと泣き見そう。そういう人にばかり惹かれる男っているよね、きっと。俺は違うと思いたい。
_ うにゃにゃ [温泉いったのかなぁ?いい天気ですね♪]
_ けい [行ったよ。そのあとすぐまた汗だくになったけど。]