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けいりう堂日記

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2004-05-10

_ いらいらする日。

抑うつの兆候が強くなる。久しぶりにその手の薬飲む。

無駄口の多い友達と帰りの電車で一緒。えらく疲れた。


2005-05-10 びろーん

_ 寒かったり暑かったりしてるせいでしょうか、気分が今ひとつ晴れません。

何かが起これば気分がめげて、特に何も無ければ無いで気分が晴れないというのはなんぎなことだ。

_ [統計学] 『フィッシャーの統計理論』

読み進める。t分布の理論はスチューデントことゴセットとフィッシャーの手紙のやり取りの中でリファインされていったとあった。ゴセットはギネスビールに勤めていたという。


2006-05-10

_ [漫画・アニメ] 中春こまわり君

この連休末に、ビッグコミックに載っていたらしいが、買い損ねた。ネットで購入できるみたいなので注文した。今週号探しに行かなくては。


2009-05-10 にちよーび。

_ あ、またこのタイトルか。

日曜の午後のテレビをまったり見てる。「新婚さんいらっしゃい」はしろーとさんがめちゃ棒読みだな。三枝とまみのツッコミもゆるゆるだし。パネルクイズアタック25は問題も結構むずかしいしパネルの取り方も難しく思われてしまう。この二つから長寿番組の秘訣を読み取ることなどできない。

山鳥の尾のしだり尾の長長しGW連休(含む帰休日)が今日でお終い。今後の人生に残るような思い出は特になかったが、課題を明確にできたような気ははしている。

知識こそが私の持ちうる唯一の武器であり、戦うための勇気の源であることに間違いはない。それを得るための努力を続ける人がそう沢山では無いということであるならば、そこが勝機となるのだろう。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃにゃ [しってました?アタック25出場者が身近にいることを。 今日はまったりしてたんですね〜 今日はユニクロで千明さまと..]

_ けい [へー。明日教えてください。あ、ただ私の言う「知識が武器」はこの番組とはあまり関係はありません。 千明さまのCMテレ..]


2011-05-10

_ 最近旅の画像は1眼レフを使って大きなサイズで保存しているため、パソコンのハードディスクが足りなくなった。2テラの外付けを導入。

身延道を歩いた時の画像が無くなってるので悔いがある。


2012-05-10

_ [読書][統計学] 「ベイズ統計学入門」つづき。

今日は3人の囚人の問題。ジレンマの話とはちょっと違うと思うが。
 A、B,Cという3人の囚人のうち、2人だけが処刑されることが分かっている。A、B、Cがそれぞれ釈放される確率をP(A)、P(B)、P(C)とすると、特段の理由がない限り等確率と考えて(理由不十分の原理、とか言ってた)

P(A)=P(B)=P(C)=1/3.

ここでAがひらめいた。「看守さん、二人が処刑されるのなら、私はともかく残りBかCのどちらかが処刑されるのは確かだ。ねえ、せめてそのうちのどちらが処刑されるのかを教えてくれてもいいでしょう?」

 看守はしばらく考えていたが、Aの言葉にしたがってもAが処刑されるかされないかはわからないのだし、今言ったことがBにもCにも伝わらないのなら良いだろうと考えたようだ。

「二人のうち処刑されるのはBの方だ。」

 ちなみに看守は正直ものだ。これを聞いてAは、そうか、Bは確実に処刑されるのだ。すると残り二人のどちらかが釈放されるのだから、自分が釈放される確率は1/2になる。おお、確率が少し増えたじゃないか。

 たぶんこの問題は有名なんだと思う。一見情報の付加によって予想確率が変わったように思えるのだが、実はそうではないことを、ベイズの定理を用いて計算することで確認せよ、という問題。もしも看守が、どちらか釈放されるものがいればそれを教える、ということならば確率は変わるのだろう。だが今の場合、看守がBと答えようとCと答えようと、Aの推論は乱されない。そして看守はそれ以外の答えを持っていない。だから、看守の答えはAが処刑される確率に影響はしない、と言えるだろう。

 直感的に予想される確率が、ベイズの定理を使ってちゃんと計算した結果とミスマッチするということは、ベイズの定理によって作った確率モデルが万一間違っていても、その間違いに気づきにくいということを意味しているように思われる。また、直感にそぐわないことを受け入れようとしない人はあまりにも多い。だが、やっと面白くなってきた。

_ インターネットエクスプローラーの立ち上がりに時やたら間がかかるようになった。キャッシュが足りないのかとか回線がおかしいのかとかいろいろ試したが良く分からず、ブラウザを変えたら普通に立ち上がる。非常に怪しげ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃにゃ [キャッシュ=お金と連想してしまった。。。検索キーワードでここにくるかた増えるかな(^m^)]

_ けい [常世田とランジュバンと孫太郎虫と廣川由里香、ですな。 ]


2013-05-10

_ またしても英会話の振り替えレッスンを忘れかけてた。思い出させてくれたのはOUTLOOKの予定表。でもできれば前日に思い出させてほしかった。まあ宿題やる時間はあったのでよかった。

_ 技術的特異点を唱えるレイ・カーツワイルのTED講演を見つけた。

_ 英会話終わって帰宅。MXでタイガーマスクなんか見つつシャツとパンツだけでくつろいでる。今夜は結構暑い。ふとパンツに虫食い様の穴が開いてるのを見つけた。新しいの買わないと。そういえば裾のあたりも伸びてきていてちょっと危ない感じになってる。なんかくだらんこと書いてるなあという気がしてきたのでアイスティー入れてくるかな。

タイガーの対戦相手、ブラックVが登場。黒人霊歌を歌いつつムードたっぷりに。富山敬の声は良いよなあ。馬場さんも出てきた。かなりきびきび動いてる。きびきびした馬場さんwww

_ ちかごろ「激おこぷんぷん丸」とか「がちしょんぼり沈殿丸」とか「まぢるんるんご機嫌丸」とかいったギャルさんたちの言い回しが流行ってるんだそうだ。本当か?でもなんか気に入ってる。乏しい語彙を一生懸命組み合わせて装飾的な表現を模索している有様は俺たちオヤジの生態に相通じるものがあると思う。ギャルの中にオヤジが住みついている。オヤジの中にもギャルが住んでるの。

_ そういうわけだから、カーツワイルの言うように技術革新の連続による収穫加速が続いていくと考えるなら、ある未来においては、過去からの膨大な情報の蓄積を瞬時に解析して、過去のある時点におけるある状態を、かなり忠実に再現できるようになるのではないかと思う。全く逆説的なことだが、技術力が進む未来になればなるほど、過去のある時点をより忠実に再現することができるのだ。そして同時に、仮想現実の技術もまた同様に進歩していると考えることは自然だ。これが時間を遡るタイムマシンの実質的な実現でなくてなんだろうか。しかもこの時間の旅が、過去の歴史を乱すことはおそらくありえない。つまり、タイムマシンが実現したにも関わらず、因果律に逆らってはいないし、光速を超える粒子の存在を仮定することも不要、ということになる。時間をさかのぼれるということはまた、光速を越えるテレポーテーションの旅も実質的に可能、ということになる。実質的に。博物館の展示にはすでにそういう萌芽が認められる。この間訪れた米沢上杉博物館では、洛中洛外図のデジタルデータを加工して、絵に登場する人物を浮き立たせて3D表現して訪問者の目の前に展開して見せていくことで、あたかも訪問者が洛中洛外図の世界に生きているように見せる展示を行なっていた。平面図から人物を抜き出して3D表示するのは確か日立製作所の特許だったような気がする。この程度の技術であっても結構見ている方はその気になってくるのだから、観客の共感の力に強く頼ることなく直接的に五感を刺激する仮想現実技術を用いるならほとんど実質的に過去の旅をしたような気になるだろう。そのような状況において博物館施設が中心的な役割を果たしている、ということは大いにあり得ることだ。だからその前にみな放送大学に入っておくといい。そうすれば時間旅行にも学割が利くということになるはずだ。


2014-05-10

_ 調子良からず。

_ [読書] 「原子力神話からの解放」高木仁三郎、講談社α文庫、」2011.

元は2000年光文社刊。1999年のJCO臨界事故(不適切なウラン加工作業で溶液が臨界を越えレベル4の事故となった)を受けて著した。高木先生はちょうどその年に没。この間の放送大学の面接授業でこの先生の話題もあったので、ついでに読んでみた。
 「1954年の…3月2日に、突如として国会に原子力関連の予算案が出されて、それが国会を通ったのです。その中心的な役割を担ったのは…中曽根康弘という青年政治家…」(p78)
 「…『ラスムッセン報告』は原子炉事故の確率的な解析方法としては、見るべきものがある報告書です。しかしながら、絶対的な確率を求めることは、とてもこの報告のような手法ではできません。百万年に一回、何百万年に一回というように事故の確率を求めることはできないのです。」(P134)
 引用すべき個所は多々あるが、この著作ののちも、少なくとも原子力は安全ではなく、クリーンではなく、そして必ずしも安くは無いということは明白と考えるべきだろう。なのに、夏が近づけば原発再稼働のことは気になってしまう。皆が一斉に冷房を減らせば都会はもう少し涼しくなるだろうか。そういう想像すらできないのだ。


2015-05-10

_ 朝のウォーキングは旧綱島街道を通って反町公園(ここで朝飯)、それから滝の川・入江川に向かう旧東海道神奈川宿ウォーク、そのあと子安(はじめて地名の由来になった子安地蔵を見た)から大口へ。喫茶店・鹿鳴館に行きたかったが不定休の今日は休の日だったような。菊名方面に進み自宅そばのセブンイレブンで昼食の食材買うと11時をだいぶまわって丁度昼食の時間。
 その後録画の「ニンニンジャー」と「ドライブ」見てからトレイルランをするわけじゃないが(トレイルランは古道や登山道にダメージを与えるから控えてもらいたいと思ってる)トレイルラン用のザックを物色するも徒労に。結局ネットで買った方が良さそう。その後ジムでヨガやってから筋トレ。食事遅くなった。


2016-05-10

_ 図書館行った。

今回は本を借りに行ったのじゃなくて、国会図書館のデジタル化送信サービスの閲覧とコピーをお願いするため。17:00ちょっと回ったころ図書館に到着。閲覧は割と簡単にできたのだが、プリントはプリンターの解像力が全く無くてきわめて不鮮明。この文献は、私の生まれるちょっと前に書かれたもので、学生時代に読んだ論文の参考としてこんなのがあるといったことを当時指導をうけた教授に教えてもらったもの。教授が昔の理化学研究所にいたころの同僚の方の書かれたもので、示量変数と示強変数をつなぐ係数が時間に依存する時に弾性率のように緩和とともにだんだん小さくなるのかクリープコンプライアンスのようにだんだん大きくなるのかと言った挙動を、熱力学から説明するものだ。この間の訪札以来、学生時代に齧ったレオロジーへの興味が少し再燃していて、読みたくなった。したがって数式がいっぱい書いてあって添え字もふんだんに使われている。とっても役に立つようなプリントではなかったが、手間賃として1枚10円払ってきた。そういう無念さを抱えているのに、本当は17:00過ぎると受け付けないとかおためごかしなこと言われたりしたのだが、それも飲み込んできた。けいさんは大人だからな!これくらいじゃくじけないのだよ。このフレーズこういう時に使うんだろうか。この論文、もしかしたら我が家のどこかにあるんじゃないかと思うんだが、そうでなくてさらに今の興味が続くようならば、後日学校を通じて取り寄せることになるだろう。図書館はもっといいプリンタ用意しとくように(←三人称の命令形。こういうの、フランス語にはある。その場にいない人に命令するっていまいち理解しがたい)。


_ [物理学] クローニッヒ・ペニイのモデルの続き。

行列式の計算やり直し。今日も結論には至らず、でも進捗はあり、教科書に出てるとおり、変形して$sin$とか$sinh$とかが出てきたからもう少し。あちこちで符号を間違えてる。でもこのあと、せっかく矩形のポテンシャルで計算した結果をδ関数に置き換えたりしちゃうみたいなんだよな。それで疑問。行列式は余因子展開で計算していくのだが、5x5になった場合は展開の結果4x4の行列式、さらにそれらは3x3の行列式に展開されてそこから先はサラスのたすき掛けで計算する。これをどうやってコンピューターで計算するんだろうか??どうやら、行列の積の行列式が各行列の行列式の積に一致することと、三角行列の行列式が対角項の積になることなどを使って計算するのだった。ウォルフラムとか使うと数式も処理できるんだろうか。でもまあもう一日もがいてみよう。なんかいいことがあるかも知れない。しかし、コンピューターもインターネットもない頃にこういう計算やった人のことはいくら尊敬しても足りない。
 そういえばクローニッヒって言う名前は線形応答の話でも出てきた。クラマース=クローニッヒの分散関係。周波数応答関数の実部と虚部は独立ではなくて、その間を結ぶ関係式。コーシーの主値積分で計算する。FT-IRの装置を触ったときにこれを実際に使う計算ソフトがあったのを見てちょっとびっくりしたことがあったっけ。


2017-05-10

_ 若干は仕事に絡めて、しかし大半は趣味に合いそうな興味から、多重解像度解析とか尺度空間とかいった解析手法のことを調べてみたら、なんだかすごく面白い。尺度と解像度はここではだいたい同じような意味になっているらしく、扱っているデータの次元に対して新たな次元を追加したらその軸に分解能とか信号のボケの広さといった解像度を表わすパラメータを割り当てる。そうやって空間を構成してその新たな軸に沿って見ていくと、図形のとんがっている場所や凹んでる場所がジワジワと位置をずらしていきつつあるものは消失していく。最も顕著な特徴が、最大に分解能を下げても残る、というわけだ。ボケを与える簡単な操作はガウシアンカーネルで畳み込むことであり、良く用いられる方法なのだが、もちろんぼかし方はこれには限らないし、コース・グレイニングなどという繰り込み操作のようなものを使うことだってできるわけだ。顕著な特徴量があるということは、解像度あるいは尺度に対する並進操作にたいして不動点が存在するということなのだと思うので、このような空間に対して仮想的なエネルギーを考えてみることにも意義があるのではないだろうか、などと思った。全くのたわごとであるか、あるいはすでに誰かがやっているかのどちらかに違いあるまい。


_ [映画] 「ある日どこかで」

そういえば録画予約してたんだった。DVD持っているのに。ちょっと見てみたら、だめだ、これは全部見てしまいそう。そして号泣してしまいそう。というか冒頭で老婦人が若き主人公リチャード(クリストファー・リーヴ)に懐中時計を渡しつつ"Come back to me."と告げるところでもう胸がいっぱいだ。止めよう。寝る。後年のクリストファー・リーヴの運命のことを思うと余計に深甚に思われる。


2018-05-10

_ [特撮] バトルフィーバーJ

第19話。ついに、サロメことマキ・上田登場。エゴスもバトルフィーバー隊も最初はサロメがエゴスの一因だと気づかないという。マキ・上田、背中も胸元もガラ空きの大胆なドレスを着て大熱演してる。おっと、エゴスにはアメリカ支部があったか。今マジマジと見るとマキ・上田はなかなかウブいアスリートと言った感じで好ましい。たびたび登場するマサル少年の評に寄れば、自分のお姉さん(声優でブレイクする前の日高のり子さんが演じているのだ)と比べるとマキ・上田の方が断然美人、なのであるが、本放映していた高校時代にはその魅力を思うことはほぼ無かったのである。美人敵女性幹部の歴史、ここに始まる…ということで良いんだろうか?細かく言えばちょっと違う気もするが。ほぼ毎回気になるのだが、バトルフランスは名乗りのときに拍手をパンパンしてるのだが、これってフラメンコじゃないの?じゃあバトルフランスは実はバトルスペインなのか!?←ウィキペディアに、確かにこれはスパニッシュダンスで、当初スペイン出身の設定だった名残りとのことで、フランスに変更になっても、フランスの音楽では戦闘にふさわしくないということでそのまま行くことにしたのだそうだ。まあバスク地方ならスペインとも近いし、モーリス・ラヴェルの音楽の中には戦闘に合うのもあるんじゃないだろうか。ラ・ヴァルスの最後の方なんて良い。
 次回、フィーバー隊は女子寮に潜入!何この企画モノのAVみたいな設定。ワクワク。

_ 続く女子寮回。寝てる女の子の寝言「…ん〜アンドレ〜…」おお、ベルばらブームかww そしてフィーバー隊からバトルケニアが女装して潜入…に失敗ww そのスキを突いてバトルコサックが潜入ww するといきなり女の子たちにプール掃除が命じられるという滅茶苦茶な設定。おおコサックの水着姿が!という訳でこっちもバレた。そこへ今度は記者を装ったサロメちゃんが。おお、なんかサマになってるぞ。さらにさらにそこへケニアの入った棺桶が届き…無事潜入www これはwwちょっとむりちゃづけだよなーwでもこの滅茶苦茶さこそ戦隊シリーズの真骨頂と言えるかもしれない、なんて感心している。最終的に、ジャパンとフランスが大学の柔道部員に扮して、女子大柔道部との合同演習とか言って正面から潜入。 なんと、幽霊となって出てくるという身投げした女の子の形見のペンダント(寮の先生が盗んだ。夫がサラ金で借金したからという理由もすさまじい)の石には宇宙生物の遺伝子が含まれていて、それを使ってエゴスはより強力な”御子”を産もうとしていたのであった!!なんかいろいろ複雑だ。それにしてもサロメは格闘シーンではさすがに切れが良い。でもマキ・上田はこっちの方面ではその後活躍してないんじゃないだろうか。なんか惜しいなー。ちなみに現在59歳…ン?僕と3つしか違わないお姉さんだったの?その後ファンの男性と結婚、今は浅草の釜めし屋の女将さんだとか。おお、ここか。なかなか評判良さげだ。一度行ってみたい気もするね。つづく。


2019-05-10

_ はー。やっと週末。10連休明けのせいか、存外疲れた週だった。圓生「鰍沢」聴きながら通勤。この話は初代三遊亭圓朝が「卵酒、鉄砲、毒消しの護符」の三題噺で作ったものと伝わり、東海道岩渕から富士川に沿うて日蓮宗本山である身延・久遠寺に向かう途中の鰍沢での旅人の災難を描く。そこでマクラには日蓮聖人の逸話、そして身延道・富士川の水運にも触れられている。こう言う話が、江戸期という近世交通史に関する生き生きとした一種の証言のようなことになっていることがおもしろい。別の話になるが、吉原の風習や色男の服装などに触れている辺りにも、今や資料的価値と呼んで良いような情報が含まれていると感じる。古い日本の情報の記憶装置としての芸の道ということには興味がある。室町の頃の庶民が使っていた言葉は狂言の中で今も生きている、というのが好例だ。昭和の歴史も多くの研究と資料によって通説が見直されているらしい。歴史的な視点で圓生百席を味わうというのは良いのでは無いかと思う。話の後の芸談で、登場人物の一人であるお熊と言う元・花魁の話ぶりをぞんざいにやるのを流行らせたのは同時期に活躍していた志ん生だが、中店の花魁がそんな話ぶりをするのは間違っている、上に立つものが間違ったことをすると下の者が真似するからいけない、と志ん生批判が出るのもおもしろい。


2020-05-10

カレイの煮付けと茶粥の朝ごはん  今朝はカレイを煮付けておかずに。食後スーパーヒーロータイム見る。来週はライダーもキラメイジャーも特番っぽいやつをやる。これもコロナの影響。収録スケジュールに影響が出ているということだ。キラメイジャーのレッドはこの3月にコロナに感染してたらしい。
チャーハンカレー  お昼はチャーハンを作ってカレーかけて食べた。これもなかなか良かった。ただしチャーハンの具は卵だけで味付けもほぼせず。

_ 夕方ウォーキングは横浜駅へ。ヨドバシで買い物しようと思ったのだが商品を手に取ったら必要が無いかもしれないと思って買わず。駅地下のどさんこ市場が営業していたのでついジンギスカンとサッポロクラシックを買って帰ってきました。


2021-05-10

_ ある理由があって、今日は眠かった。というか、いつまでも何か夢が醒めてない感じで日中過ごしてしまう。理由は分かっていた。いやいや。何でもここに書けるわけじゃないから。まあ悪いことではなかったと思ってる。それはそれとして、ここ2日くらい考えたくないのに考えてしまうことに心が囚われていてちょっとこれはどうしようかな、と思ってた。歩いてても風呂に入っててもついそのことを考えていて、そのために不幸な気分になったというよりは、何故こうもこのことばかり考え続けてしまうのか、というそちらの方にそろそろうんざりしていた。せめて考え続けることをやめられない自分ぐらいは許してやらないことには。そう思ったのはまあ正しいだろう。それでもしばらくはやはりとらわれていたのだが、不意にその考えは何だかとてつもない解釈によって、実にあっけなくかつそれ以上考える価値の無い「終わった問題」となってしまったのだった。別に考え続けたから唯一無二の答えに辿り着いたわけじゃない。きっと普遍的に正しいわけではないだろう。しかし今たどり着いた解答は今の気分にはぴったりくる。そして何より笑える。どうせ考え続けても正解が得られる保証がないのなら、この答えでいいじゃないか。こういうところが数学の問題と人生の問題との大きな違いだ。そして恐ろしいことに、どちらも命に関わる場合がある、ということは共通なのだ。笑い事を書くにしかざらむ。笑いはこれ人間の本性なればなり。ラブレーさんは実に良いこと言った。

_ [読書] 『ダーク・ツーリズム』井出明、幻冬舎新書、2018。

読み始めてしまった。ダーク・ツーリズムは死生学絡みで知った言葉だったので、試験対策の参考書という位置付けだからノルマに関係無く好きに読んで良いの。で、このダーク・ツーリズムという事を言い出した人の1人は何とJohn Lennonだった。1996年、グラスゴー・カレドニアン大学教授とウィキペディアにあったので、あのジョンでは当然無いのだが、「愛と平和のためにダーク・ツーリズムをしよう!」とあのジョンがヨーコと共に呼びかけてきたとしても全然違和感は無いな。


2023-05-10

_ 脚の筋肉が痛い。先日の街道歩きの後遺症などではなくて、これは多分休み明けのおととい・昨日と連続して参加したヨーガクラスでいずれもみっちりと脚筋をほぐしたり鍛えたりしたせいなのだ。そして今宵はスロトレの筋トレ。いつものように最後のメニュー・ドMワイドスクワットでとどめをさされた。明日歩けるかしら。

_ そんなことよりもっとショックなことがわかった。『波よ聞いてくれ』に出てくる3匹の亀の名前ふらかん・ほどこん・おきゅうほんって意味不明で可愛いと思ってたらちゃんと元ネタがあった!鮮卑の大人と呼ばれる偉い人たちの名前らしい。兀突骨と良い勝負だが数では負けた。って、何で兀突骨側に立ってるのかな、俺。


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