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けいりう堂日記

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2005-11-02

_ [漫画・アニメ] 『エウレカセブン』DVD4 今日入手。とりあえず11話を見た。エウレカ入浴シーン有。

旅支度で忙しいので続きは帰ってからかな。明日は早出の予定なのだが…。

福島は寒そう。最高気温、予想17度。

歩いてる最中は丁度よいのだろうけど。幸い天気は良いみたい。


2006-11-02

_ 通信課題来てた。

通信課題届いていた。中世日本の物語と絵画は記述式だ。緊張するなあ。

締め切り12月だけど、きっとあっという間。そうか、もうあっという間に12月になるんだなあ。


2008-11-02 福島二日目。

_ 隈畔の夜明け。

おはようございます。県庁そばの阿武隈川畔にて夜明けを眺め、今駅のマックでコーヒーお代わり(タダ)してます。昨日よりゆっくりなのは足の疲れのせいでしょうか。

_ [米沢街道] 福島から庭坂まで

福島県内の米沢街道は、3つに別れてます。1つは昨日途中まで歩いた松川から概ね北東に進む松川道、今一つは福島県庁のちょっと北から概ね西に向かう福島道。これらは庭坂で1つとなり、山深い道を通り板谷の手前で山形県に入ります。第3の米沢街道は桧原峠から南下して会津若松に至る部分。今日は前半福島道、後半松川道を歩きました。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃにゃ [先日コピーしたのが役立ってますか? 現在の地名で、何か思い出すことありませんか? 彼女も福島出身だったのですが、なる..]

_ けい [へー。そうだったんだ。コピーしたとこはまだまだ先です。でも時間あったから電車で米沢行ってみました。次の大河ドラマで盛..]


2009-11-02 休みの中休み。

_ いつもなら前後とくっつけて4連休にしてたぶん伊豆のどこかで野宿でもしてるんじゃないかと思う。今年はちょっと野暮用があって出社。メンタリティが最低で能率悪し。


2010-11-02

_ 鯰は一応CRONで正常に動いてはいる。CRONが実施されるとメールが届くようにもなっている。ただ検索のインデクスがちゃんと更新されていないような感じもする。まあいいやw

_ 今日は夜のヨガをやってきた。経絡を刺激する非常に穏やかなクラス。気に入ってる。明日は休みだな。こないだ破壊した火曜日用のカップの新顔が明日届く予定。


2012-11-02

_ 限界均等化原理・続き

この原理は英語だとequimarginal principleとなる。しかし昨日書いたように、むしろequidifferencialとかequiinclinationとかequidelivertiveとかequigradientとか言った方が直接的であろう。日本語でいえば微分均等化とか増加率均等化ということになる。
 さて、この原理が正しいとしても、必ずしもこの意味でリソースを配分することがいつもできるとは限らないという話である。原因は過去と未来における"情報の偏り"であり、私たちは過去に関して知っている情報に比べると未来に関するそれ(←未来のことに対して私たちは何も知りえない、とは考えていないので)をきわめてわずかしか持っていないことに起因する。だから、今生きているそのときそのときにおける、労働による"負担の増加量"も"収入の増加量"も計算することが難しいのである。そこで次は、これら負担と収入が、仕事量を増やしていくとともにどう増えていくかを考えることになる。数理的な操作を進めるためにこのようなモデリングを行なう必要が出てきたわけだが、そのことが、期せずして私たちは何のために働くのかという人生観や処世術のようなものに一致していくのを見ることになりそうである。続く。

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[栗山千明] シシドカフカ。

本名だったらキラキラネーム(=DQNネーム)ということになるのだろうが、この人が栗山千明さんにそっくりということでネットでは話題。画像見ると、髪型同じだとちょっと見区別付きにくい。性格はだいぶ違うんだろうなー。並べてTVに出したら面白いと思う。

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限界効用逓減の法則。

上の続き。ここで言う「効用」は、上に書いた「収入」に相当する。収入を期待して仕事を始めたとする。覚えのいい人なら初めから学習効果があらわれて、覚えたことと仕事の進み方とがうまくマッチすれば、仕事量を一つ増やすことによる成果の増え方は比例よりも大きくなるかもしれない。一を聞いて十を知る状態。しかし、それもある程度続けていくと、どこかで、成果の増え方が鈍ってくることが多い。
 ちょっと違うたとえだが、暑い日に飲むビールは一杯目が一番うまいが、二杯三杯とジョッキを干すにつれおいしさを感じなくなっていく。逓減とはだんだん減るという意味である。「限界」とはこの場合「微分」と同義であることはすでに書いた。「限界効用逓減の法則」とはこのようなことを指しているわけだが、これはすでに書いた「限界均等化原理」に比べると自明なことではなく、なぜそうなるかというメカニズムが説明されるべきことである。逓減し切った状態はプラトーと呼ばれる。グラフにすると傾きがゼロに近いということなので、台地という意味のプラトーという名が付いているのである。ダイエットやトレーニングでもあらわれることである。プラトーに達すると、仕事を増やしても大していいことはなくなるから、さらに先を目指そうとする人はあらたな習熟のステージを求めることになる。ある人はセミナーに参加して考え方を変えたり、ビールから日本酒に切り替えたり、節食ダイエットからヒルズダイエットに変えたり、ダンベルの重さを重くしたりするわけである。こういうあがきが功を奏した場合には、「イノベーションが起こった」と言われたりすることになる。つづく。

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[特撮]総天然色ウルトラQ。

スダール化してきたことを自嘲してこの日記のタイトルをちょっと変えてみた。まあすぐ元に戻すつもりだが。ところでそういうことでウルトラQのことを調べたら、総天然色ウルトラQというのがあるんだそうだ。私は作品世界においては過激な原理主義者なのだが、これはYOUTUBEで紹介映像を見てて、すごく欲しくなってしまったのである。それは後付けの色彩という以上に、放映当時の世界をVIVIDに伝えてくるものとなるはずだからである。淳ちゃん(←万城目淳というのが主人公の名前)・一平ちゃん・由利ちゃんの青春がどんな色合いだったのかというのは、怪獣たちがどう彩色されていたか以上に重要な論点(って一体なんの論を展開しようというのだ)となることであろう。


2013-11-02

_ デザイン一新。まあ気まぐれに過ぎぬ。ただ、フル画面にすると横にびろーんと長くなってしまうのはずっと気になってた。右にもフレーム入れるときっと丁度いいぞ。でもやり方忘れた!あ、そうか。月が替わったのか。トップページの画像撮りにどっか行ってくっかなー。


_ PCのスピーカーがノイジーになったので新調。3000円台の2.1チャンネル。サブウーハー付きのやつなので音楽聴くのが捗るようになって歌歌ってた。英会話習いに行った成果が出てきたせいか(成果のせいか、だって。ププッ)、TOTOのRosannaの歌詞とか以前より口が回るようになったのに気づいた。今日の英会話のときに、「はや賀状売りたる」と言えば師曰く「100円均一店にてもはやくりすます飾りたる。こぞも昨日のことと思いけるに」などと言う。賀状の準備に絵を描くのだという話から来年の干支は馬で描くのが難しいとか俺は寅年だと言うと「なれ虎に似たるや」と問われて「似ず。われ卑怯なれば」と答えたら笑ってた。この調子で、英会話教師を俺の英語漫才に引きずり込んでやろうかなどと思っている。


_ ひょんなことからカニ缶を数個手に入れたのでお隣に一つ上げて一つ食べてみたのだが、哀しいことにカニカマの「香り箱」の方がうまく感じてしまうのだ。ズワイガニの缶を買うのなら香り箱の方がいい。でも毛ガニを蒸して食べるほうが当然うまいのだけど、剥くのが面倒くさいからなあ。


_ いま思いついたんだが、「糸を引く」という言葉には「後を引く」と同じ意味があるんだと思う。国語大辞典にも9番目くらいの意味にそんなことが書いてある。これがいつまでも別れようとしない女性の素振りを意味しているのだと考えるならば、先日の「ごちそうさん」のめ以子のセリフもそういう女性らしさを称して「情け深い」と表わしたのではないかと思われる。なんだ、杏にエロいこと言わせたわけじゃなかったのか。まあそうだろうな。。。そういうことにしておこう、良い子のみんなのために。


本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [さっぱりとした感じになりましたね。 雪って感じにも思えます^^]


2014-11-02

_ 日付替わっちゃんちゃんこ。そうだ、いいことを思いついたぞ。親の人のブルーレイレコーダーに 、タモリ倶楽部毎週録画を登録してしまうのだ。この北の地の放映は首都圏の約2週遅れなのだ。始まったな。

_ さすがに黄葉してる。病院の銀杏。

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_ これは良いものだ。

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_ うずまき(伊藤潤二)

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_ 以上2枚、、石山緑地でした。もと石切り場、ですね。伊藤潤二「うずまき」、読んだこと無い。


2015-11-02

_ 札幌資料館の裏。

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_ 飯など喰いつつ父母と昔語りする。母の弟が子供の頃、友達の家に行って豆ごはんの豆を全部食べてしまって、生の豆を代わりに入れておいてその家の母親が怒ったという話。母はこれを俺の弟のエピソードだと勘違いしていたようだった。当時の子供は−今の子供もちょっと質の違う飢餓感にさいなまれているのかもしれないが−いつも空腹で、里山は遊び場でありおやつを提供する場でもあった。コクワ、ヤマブドウ、クルミ、それからたまにマタタビなど。俺も良く近くの山に遊びに行って時に口にしたものだった。ゴードーの焼酎を使ってそれらで果実酒を作っていた家庭も多かったようだ。イチゴ水とワインを間違えて友達を酔わせてしまった赤毛のアンのエピソードは、だから俺にとっても身近なエピソードに感じたものだ。父の子供の頃の印象的なイメージ。雪の積もった中で黄色い皮から顔を覗かせていた真っ赤なツルウメモドキの実を下から見上げていた。空は澄み切った青空。きっと俺もそんな風景を見たことはあるのだろうと思う。こういう話題を共有できるのは家族以外にはなかなか無いものだろう。
 ところで、札幌の東急ハンズで買い物をしたとき、ふと調理器具のコーナーでコーヒーを淹れるパーコレーターを見つけた。それで思い出したが、俺が物心ついてから高校くらいまで、電気で加熱するパーコレーターが実家にあった。俺はこれでコーヒーを淹れたことはあまりなく、もっぱら湯沸しとして使っていて重宝した。おそらく、父母の新婚の食卓を彩る器具だったのだろう。その記憶が懐かしくてアマゾンでコンロで加熱するタイプのパーコレーターを注文した。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [紅葉してるね。]


2016-11-02

_ 今日の横浜は夜になって冷え込んだ。そんな中を明日は休みと言うこともあってジムに行き筋トレ。ご褒美にシュークリーム一個買ってきた。いや別にそんなご褒美は要らない。筋肉痛こそトレーニーにとってのご褒美だ。トレーニーって程じゃないけどな。フライの負荷を5月時点からなんと25キロも落とした。フォームが崩れるよりいいかなと思って。代わりと言っては何だがレッグプレスを2.5kg、バックエクステンションを5kgばかり増やしてみた。まあとにかくどこかの筋肉が代謝を上げてくれればいいと思うわけだが、それで安心していろいろ食べてしまうのは止めた方が良いよな、やはり。甘いものを食べずに済むにはどうすればいいかが問題だ。砂糖の代替品にも不信感を抱いている。そういうわけで「逃げ恥」の録画見ながらコーヒーとシュークリーム行っちゃいます。


_ 「逃げ恥」見終わった。なんだこの謎の展開は。来週もヤバイな。


2017-11-02

_ 木曜日。明日休みなので、まだ全話視聴してない仮面ライダークウガを見始めて6話くらいで寝落ち。1時まわって目覚め、録画をチェックしたら、タモリ倶楽部が録画されてない。不審に思いつつ寝なおすうちに思い出した。放映明日じゃん、と。


2018-11-02

_ 夜ヨガ。久し振りな気がする。風邪のせいと思うが肩が痛い。でも少しは動かしておかないと。

_ [ドラマ] 獣になれない私たち

第4話の録画やっと見れた。けものいるじゃんw 何この人(菊池凜子)。愚痴こぼしてる情けない男見るとセックスしたくなっちゃうわけかい!そう言えば死の危険を感じたら男はフェロモンを放出すると聞いたことがある。日頃びくびくしながら生きてる自分なんかフェロモンダダ漏れなんじゃないだろうか。でも女性がすり寄ってくることなんてないしなあ。わかた。きっとフェロモン枯れてるんだ。リーガル・ハイ見てないからガッキーのスーツ姿って新鮮なんだよね、自分には。しかしヤケ酒飲み続けてても可愛いなんて全くどうかしてる。そして馬鹿になろうとするガッキー。。。こんなガッキーをみるとは思わなかった。ここで壮絶なラブシーンを龍平さんと展開したらものすごいんだけど。まあないな。たまらんなあ、「ヒゲ…ヒゲ…」www そして寝落ちする龍平。ガッキーが笑ってるよ。「…最中に寝る男www」なんか自分が笑われたみたいな気分。いい気分ですw つづく。


2019-11-02

_ 良い天気。図書館→ツタヤ →床屋→学習センターの順に用事を足しに出かける。ツタヤ 、当然の如く会員証の期限が切れている。更新料310円。新作DVD1枚だけレンタル。これ借りた後はまた期限が来るまでレンタルしないんじゃないかという気もする。お腹すいてきた。ツタヤで出前取りたいけど永野に叱られるはずなので。

_ ツタヤ近くでラーメン食して電車。横浜国際競技場に向かうと思しく反対側ホームが混雑していた。背の高い外人さんたちのそばを通って思ったこと→沼正三さん歓喜。


2020-11-02

_ げつよーび。はるみの新米が炊き上がってるのを想像して久し振りにワクワクしながら起床。あれ?湯気立ってない。蓋を開くと研いだままの米。これは予約に失敗したかと思ってスイッチオン。何と、数分で切れる。前もそんなことあった気がするが、もう朝食を摂らないと。えい、必殺・土鍋!炊けた。そして思った通り旨かった。おにぎりも握る。握ってる感触だけで粘りと弾力から旨い事がわかる感じ。これ、お昼ご飯ね。土鍋でおこげもできて、無事朝食完了でした。炊飯器の不具合は調べねばならない。どうにもならなければ1.5合炊きのものを買うかと。

_ お昼休み。はるみの新米のおにぎり2個。具が梅干ししか無かったので両方とも梅。う、うんめえなあ。指先一粒ご飯粒。あの子が握った塩結び。あの子=俺。うんわかってるよ。新米を有り難がるなんて、すっかり墜落してますよ。

_ と言うわけでやはり長年連れ添ってくれた炊飯器はついに事切れたようだ。明日はまた土鍋ご飯だなあ。1.5合炊き買うとしますか。。。

本日のツッコミ(全6件) [ツッコミを入れる]

Before...

_ けい [わかりにくいネタを拾ってくださってありがとうございます。奇しくもお米好きな記事になってたと言う奇跡。]

_ きだ [やは、新米は美味しいですよ。いやほんとに美味しそう。 「堕落と墜落は似ている」というネタがどこのタイミングだったか..]

_ けい [R・デコに「堕落」って言われてRくんが「こう言う字を書く」と言って「墜落」って書いたんじゃなかったかなー。ご飯だけで..]

_ きだ [見つけました。そのような感じでした。 kyoba.hatenablog.com/entry/20130307/p1..]

_ けい [おっと。まことくんだったか。おかゆライス、近代食文化研究会の記事ですよね。俺もまさに今読んでたところですわ。]


2021-11-02

_ はあ。明日は中休みか。あまり充実した日にはならなそう。今日はタイツの日なんだそうで。それに合わせたわけじゃないけどウシハシル先生の『ハニートーチカ』第3巻が届いたので、嗅ぐようにして読んでます。あと、『ヴァギナ』の文化史的な本をだいぶ読み進んだので、バランスを取るために(←必要?)『ペニスの文化史』という多分真面目な本を入手。著者が女性である前掲本を読んでいてふと、「女の子はこの本どんな気持ちで読むのかなあ?」という素朴な疑問が湧いたので、じゃあ逆の立場で逆の本を読んでみればその気持ちがわかるんじゃないかと思ったため。パラった感じでは割と知ってることが書かれてるような印象ではあるが。

_ なんか今夜はらんばらりそうだなあ。いや書いてみただけ。ランバ・ラルってちょっと自発をあらわす動詞の活用形みたいだなあと思っただけ。今日は疲れました。


2022-11-02

スヰートポーヅの箸袋  仕事がらみで有限母集団からのサンプリングを調べようとして何年かぶりにコクランの教科書を開いたら、今は無き神保町スヰートポーヅの箸袋が出てきて感激した。

_ 夜ヨーガ。嫌味なほど書いてるかもしれないけど最近仕事の調子とは裏腹にヨーガの調子は良い。あまたのインストラクタ先生と、彼・彼女らの共通の師であるパタンジャリさんのおかげだ。で、最後のアーサナであるシャバーサナ(屍のポーズ。話しかけられてもただの屍のように返事をしてはいけない)の時は、寝てしまったりあてどもないことを思っていたりと様々なのだが、今日はどういうわけか美味しそうな炒飯のことが思い浮かんだのであった。程良いパラパラさ加減で色艶も良い。何よりも、大好きなグリーンピースがたくさん入っているのが自分好み。夕食はまだだけど何か食べたい、と思った訳ではなかった。多分、こんな理想的な炒飯を作れるようになれたら良い、という幻想だったのだ。人は一生をかけて、現実にであれ夢の中であれ、理想の師を見つけなければならない、とユング心理学かヨーガ関係の本で読んだことがある。僕の夢の中にも時折り老賢人が出てくる。夢や想像の中に理想の師が現れるというのなら、いつもうまく作れない炒飯にだって理想の姿というものがあり、自炊をするものは一生をかけてそれを求めなくてはならないはずだ。いやいや、そんなことを書くつもりではなかった。単にその時の自分は「何故炒飯」と自問してあまりの馬鹿馬鹿しさに笑いを堪えなのに必死だった,という事が書きたかった。まあ笑いませんでしたけどね。クラスの後、また今日のインストラクタ先生にサービスでお付き合いいただいた。倒立の練習に役立つことが二つ。週末に試してみたいが、まずは呼吸の仕方を自習したい。


2024-11-02 読書について。

_ [読書] 霜月になりました。

シモの月だから今月の記事は下ネタ大目にしようかなと。とりあえずスタイル換えてみたらなんかスッキリしてるなあ。リンクが真っ赤なのもちょっと気が引ける(赤いペンで文字を書くと別れの手紙になるってだれか言ってなかった?あれは緑のインクか?梓みちよか?)
 という訳で雑感。人と話をするのはできるだけ避けたいほうです。本は良く読むのだけど、その著者と語り合いたいという風にはあまり思わない。昔からそういう自分に謎のコンプレックスを感じている。自分の心を強く打つ著作の著者に実際に出会って話し合ったら自分はいたたまれなくなってしまうのではないかなどというちょっとした強迫概念だ。その人が人間的に優れていればこちらは引け目を感じるであろうし、逆にあまりにも尊大な人であればこの人からなぜこんな文章が、と戸惑うことだろう。でも考えを変えることにする。著者と著作は同じに見ることはできない。実際の発言の中にはちょっとした思い付きや思い込みで不適切な発言も生まれるだろうし、不確かな記憶を確かめることもできずに推論した結果を述べることもあるだろう。そういう、いわば”脊髄反射で発せられるような言葉”(こう表現すると、失言する人が何となく”脊髄ガエル”のように見えてきて哀れを誘うので時々良い)を発するのがその人である、と考えるべきなのかどうか。どちらがその人の本質であるかなどと考える必要など無い。そもそも「本質」と言う言葉は「これがあれの『本質』だ」と述べている人の『主観』に過ぎない。それがあたかも客観的な言葉のように見えてしまうのが大問題なのだ。こうして自分は不可知論の信奉者となる。その逆のケースはたとえばドビュッシーの人となりとその音楽とをごっちゃに評価してはならない、といった事例をいくつも見出すことができるだろう。ええ。話題が逸れました。
 著作は確かに著者の中から生まれたものではあるだろうが、かといって著者の一部を抜き出したものという訳ではない。ゴーストライターや生成系AIが作ったものでないなら、人に読んでもらうことを前提として書かれたものは様々な配慮や思惟や推敲や意図の結果であり、よほどの作為・悪意が無いならば、おそらく自らの良質な部分がその多くを占めるように書かれることを著者は願いつつ書くのではないだろうか。そうであって欲しい、と思うだけかもしれない。そう考える自分にとって、著述と言う作業は”大ごと”であり、成就できることは奇跡のように思える。古代ローマの詩人が詩の冒頭で物語の成就をミューズに祈ることには意味があるのだ。この思いは著述家・作家などと呼ばれる人たちにとってさえ重過ぎるものだろう。ともかく、著者がどんなに嫌な奴であっても、その著作に含まれる普遍的に正しいことまでその著者ごと否定してしまうような愚行には陥りたくない。だから、詩人が詩の冒頭に祈りを捧げるように、読者は読む前にその読書が幸せに終わることを祈らねばならない。それが面倒ならさっさと読み流して腕から時計を外すようにその本とさよならすれば良いのだ。と梓みちよなら言うだろう。言わないかハハ。


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