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2008-08-12 奥州街道:郷沢から平舘灯台まで。そのあと竜飛崎。 [長年日記]
_ 下北半島の向こうから出てくる朝日をばっちり拝んで、朝食、バス、JR、で郷沢。
旧街道は海岸沿いだが、線路の西側をそのまま北に向かい、玉松の広場に行く。昔は踏切がこの辺にあったようだが今は通れないのでちょっと回り道になるが、海岸を見下ろす良い場所に松の木陰。今日も暑くなる予想だ。 海岸に出て、なにやら物産を売る建物の中に入ってソフトクリームとアイスコーヒーでちょい休憩。このあとしばらく歩道の無い国道に沿うて歩く。右手には終始きらめく海。 お昼にちょうど蟹田につく。フェリー乗り場にあった中華料理屋で坦々麺とチャーハン食べる。久しぶりに建物の中で昼飯食べると思ったらこの量はなんだ。なかなかダイエットにならない。 食後、道脇の断崖の上にある観瀾山公園にひいひい言いながら登る。太宰治を記念して「彼は人を喜ばせることが何よりも好きであった」なる佐藤春夫氏の記した石碑。こんな感じで海沿いの断崖を登ったり降りたりして、結局夕刻、松並木をくぐりぬけて平舘灯台に到着。バスを待つ間、道の駅でテント泊のライダーと若干会話。テントがあるといちいち宿に戻ったり先に行ったりする必要がなくていいなあと思う。やはり徒歩の旅行には野宿こそふさわしいのではないか?そんなこと思いつつバスに乗る。今日は戻るんじゃなくて今別のほうに進んでいく。津軽半島の先端の海岸沿いを通る車窓からは、竜飛崎の先端に沈んでいく見事な夕日を眺めることができる。これでどこまで乗っても200円だ。贅沢で、安い。 ただ、今別につくと18時を回っていたので竜飛崎のホテルまでタクシーで4000円ちょっとかけて行ったのはちょっと余計だったかも。陸奥湾はいつしか暗くなり、イカ釣り船が無数に浮かんでいる。なかなか泊まれないホテルだというので、まあこういうのもいいか。
今日の飯にもヤナギゾイとホタテが出た。ウニとかも。刺身のつまが使いまわしだったらしいのが気に食わなかったが、まあ良いとこだったんじゃないか?
足の裏はずたずた。入浴がつらい。日焼けした腕も痛いことこの上なし。