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2013-10-27 [長年日記]
_ 実はだいぶ困ったことになった。「あーりんは反抗期」の最初の方が頭の中で無限ループになってるのだ。これはマズイ。
_ [8801] チョビン
8801用のテープ版ゲーム。このゲームをロードするのにN88-Basicの "load "CAS:""コマンドではできない。MONコマンドで機械語モニタに入り、さらに"R2:"と入力する、ということがカセットのラベルにほのめかされてたのでなんとかロードできた。ボールを蹴って坊主どもを倒しつつ各ステージにあるアイテム(それはお金だったり下駄だったり蓑笠だったりする)を取ってゴールにボールを投げ込むと次のステージに進める。細長い通路で斜めにボールを蹴るとジグザグに進んで行ったり、壁のボールが当たるとそのまままっすぐ戻ってきて蹴った自分(=タヌキのおとうさん)にぶつかって残機が減るんである。むずかしいんである。全20ステージ、昔クリアするのにも結構苦労した。_ 釣狐。
Eテレで月一度放送している「古典芸能への招待」、今月は和泉流の狂言「釣狐」をやっている。白蔵主(もともとは宝塔寺なる寺の僧の名であるらしい。正体は古狐)がねずみの天ぷらの罠に食いつきたくてたまらないという演技をしている。もう20年以上前となるだろうか。同じ和泉流・野村万作さんが、最後の釣狐を演じるという番組を、やはりNHKで見たことを思い出している。あのときの万作さんと同じく、シテ・三宅右矩さんは「ワーイ!ワーイ」と叫んでいる。今、「やるまいぞやるまいぞ」で狐が逃げた。次いで宝生流の能「小鍛冶」がはじまる。だがこれを見てるとちょっと夜が遅くなるのでどうしようか…。「小鍛冶」は平安の頃の名高い刀鍛冶・三条宗近が童子に化けた稲荷明神の相槌を受けて名刀・子狐丸を打つという物語。子狐丸の実在は良くわからないようだが、三条宗近の作として名高いものに「三日月宗近」というのがあるそうだ。もと足利家の宝剣であり、そのあと秀吉の手を経て徳川家の宝となったもので、日本の国宝。
結局まだ見てる。童子に化けた稲荷明神が、刀つながりで草薙の剣の由来を歌い舞っている。
結局全部見た。寝る。次回は11月24日(日)21:00〜23:00、能・狂言〜能「富士山」「羽衣」 ・狂言「富士松」世界遺産記念というところだ。