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2013-11-01 [長年日記]
_ 朝から報告会、夕方打ち合わせ。終わってちょちょっとスクリプト書く。全部意味のあることだとは思っている。そうこうするうちに3連休に突入してしまう訳。同僚の男前な女性と話してて何気なく出てきた超離散化の話題や星形多角形の話題でちょっと興奮気味。一方この頃内向き。チョビンでもやり続けるかな。
2013-11-02 [長年日記]
_ デザイン一新。まあ気まぐれに過ぎぬ。ただ、フル画面にすると横にびろーんと長くなってしまうのはずっと気になってた。右にもフレーム入れるときっと丁度いいぞ。でもやり方忘れた!あ、そうか。月が替わったのか。トップページの画像撮りにどっか行ってくっかなー。
_ PCのスピーカーがノイジーになったので新調。3000円台の2.1チャンネル。サブウーハー付きのやつなので音楽聴くのが捗るようになって歌歌ってた。英会話習いに行った成果が出てきたせいか(成果のせいか、だって。ププッ)、TOTOのRosannaの歌詞とか以前より口が回るようになったのに気づいた。今日の英会話のときに、「はや賀状売りたる」と言えば師曰く「100円均一店にてもはやくりすます飾りたる。こぞも昨日のことと思いけるに」などと言う。賀状の準備に絵を描くのだという話から来年の干支は馬で描くのが難しいとか俺は寅年だと言うと「なれ虎に似たるや」と問われて「似ず。われ卑怯なれば」と答えたら笑ってた。この調子で、英会話教師を俺の英語漫才に引きずり込んでやろうかなどと思っている。
_ ひょんなことからカニ缶を数個手に入れたのでお隣に一つ上げて一つ食べてみたのだが、哀しいことにカニカマの「香り箱」の方がうまく感じてしまうのだ。ズワイガニの缶を買うのなら香り箱の方がいい。でも毛ガニを蒸して食べるほうが当然うまいのだけど、剥くのが面倒くさいからなあ。
_ いま思いついたんだが、「糸を引く」という言葉には「後を引く」と同じ意味があるんだと思う。国語大辞典にも9番目くらいの意味にそんなことが書いてある。これがいつまでも別れようとしない女性の素振りを意味しているのだと考えるならば、先日の「ごちそうさん」のめ以子のセリフもそういう女性らしさを称して「情け深い」と表わしたのではないかと思われる。なんだ、杏にエロいこと言わせたわけじゃなかったのか。まあそうだろうな。。。そういうことにしておこう、良い子のみんなのために。
2013-11-03 [長年日記]
_ 今日はキョウリュウジャーも鎧武もやらない日なの。それで常夜なべを真昼間に食べながら「ピエール瀧のしょんないTV」の録画を見てる。ほんとにしょんないよこの番組。静岡朝日の広瀬アナがすごく素人っぽくてかなり天然でプラモデル作りが趣味で、学生時代はGタンパク質の研究とかいう生化学系出身。番組の中では反応が素朴なので、たまらん。ピエール瀧はそこらへんのおっさん芸人だと思ってた。電気グルーブの人だったのか。なんかものすごくいろんな活動をやってる人。これからこの人の冠番組増えそうだ。
_ 夕食(お昼の常夜鍋の汁で作ったそうめん。『絹の食卓』という奴でインスタントラーメンのように煮たまま味付けして食べられる)を摂りながら、カルチャーラジオで舘野泉さんの話を聞いている。そういえば今日は文化の日だったね。舘野さんと言うとシベリウスをはじめとしてフィンランドの音楽を多く紹介する人という印象しかなかったが、2002年に脳溢血で右手が使えなくなってから、左手の音楽を精力的に演奏し続けているのだそうだ。左手のための…というとやはりラヴェルの協奏曲が有名なのだが、それに比べて「右手のための…」という曲は練習曲以外に著名なものは無いように見える。これはどういうことなのか。片麻痺が右に出る傾向が強いということか、あるいは左が麻痺するともはや演奏が成り立たないということなのか。前者が正しいとしても、ラヴェルの左手を嘱託したピアニスト・ヴィトゲンシュタインは戦争で右手を失ったのであるから、必ずしも右手のための曲がない理由とはならないだろう。舘野さんの業績の一つにはドビュッシーと同時代の作曲家セヴリックの紹介もある。この人のことはまるで知らなかったので機会があれば聞いてみたいと思う。
_ 狭い部屋の中で目を転じると、NHKスペシャルが始まった。五明カレンというバイオリニストがシベリウスのバイオリン協奏曲を弾いているシンクロニシティ。
2013-11-04 [長年日記]
SAKUSAKUをまったり見てる休みって平和だ。まる一日見ていたい。先週トミタ栞ちゃんはホワイトベースの制服着て「やめてくださいブライトさん」とか言ってた。かなり良い。そうかと思うと水曜日は話してる途中に黒幕さんが鼻血出しちゃったりして。生じゃないのに編集しないしw。
川崎大師。




2013-11-05 [長年日記]
_ 気に入ってたイヤホンのパッドが片っぽなくなってしまって低反発のウレタン製の奴を使ってみた。これは捗る。マイケルの「フー」や「アオ」のハリがかなり違う。
2013-11-06 [長年日記]
_ 定時日だからって家でいろんなことしようとしてたのに、結局もう寝る時間が近づいてる。だって疲れちまうんですもの。最近レトロゲームがやりたくてたまらん。カプコムのガンスモークやりてえなと思ってたらすでにPS2のソフト持ってた。本体動かしたのいつが最後だったっけ?あと、コナミのグリーンベレーもやりたいと思ったら、これはXBOX Liveでやれる。"Rush's Attack"という欧米版のタイトルで出てる。そのためにはXBOXをネットにつないでマイクロソフトのアカウントをとらんとならん。
_ 寒くなってきたのに明治の北海道メロンシャーベットが食べたい。何で売ってねえの!?
_ 紙用マーカーのコンペ


_ 特に葉書なんかに書き込むマーカーを個人的にコンペした。
左は書いた後。レーザー・インクジェット兼用のはがき用紙に書いた。サクラマイネームはわずかににじんでわずかに裏うつりしてた。右:水に10秒ほどさらしたあと。いずれも流れたりにじんだりしていない。大したもんだなあと思うが、発色の良さからコンペを勝ち抜いたのはユニ・プロッキー。ついで紙用マッキー、パイロット・プチとなった(けいりう堂調査結果)。そういうわけで三菱ユニ堂々の勝利だ。俺もいろいろ捗る。
2013-11-08 [長年日記]
_ なんか捗らん日だった。しょぼい特許のネタ考えたり、水生動物の形が種の違いを越えて同じになってしまうのは実は最適解が残ったわけじゃないんじゃないかとか。カマキリそっくりなミズカマキリとカマキリモドキは種としてはみんな違う。これに収斂進化という言葉が付与されているのだが、それが本当に最適なのかというのがひっかかる。たんに言葉の綾にからめ捕られているだけだろうか。
2013-11-09 [長年日記]
_ [特撮]怪奇大作戦ミステリーファイル
今日の「怪奇大作戦ミステリーファイル」はおぞましかった。人がとろけちゃうというのも(『ウルトラQ』のケムール人とか『マックィーンの絶対の危機 人食いアメーバーの恐怖』なんかで受けた)トラウマものなのだが、小さい女の子を山ほど登場させたり挙句はウシ…ああ、おぞましい。でもそういうとこがいいなと思う。
_ 本日の英会話クラスでは食糧貿易の問題を取沙汰していた。砂糖、バナナ、コーヒー。なぜこれら食糧の大規模な生産が西インド諸島の国々に集中しているんだろうか?先生はそう言ってた。その解釈は無かったなあ、宿題やってても。先生は日本の映画をよく見られているようで、「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」(英題 "Bubble Fiction: Boom or Bust")というタイトルを使ってマーケットのBoomとBust好景気と破綻を説明してくれたんだが、この映画日本ではどんだけ話題になったのか。俺は全く知らない。
_ 来週日曜の夜からアニマックスで攻殻機動隊ARISE放映開始だ。忘れんようにせんと。
2013-11-10 [長年日記]
_ ちょっと塗り物をしようとして前処理やってた。昨日買っといたペンキをいよいよ塗ろうとしてふたを開けたら思ったより赤い。これは痛い。でもホームセンター開くの10:00。今日は強風が吹いて天候荒れる模様。早いとこ片づけたい仕事。
_ [特撮] 獣電戦隊キョウリュウジャー
トリンが10番目のメンバーになる。トラウマに打ちひしがれた者が希望を取り戻してまた戦い始めることは、死者の世界で亡霊として生きているものが価値観を革新してどんな形であれ"生き生きと"生き始めるということだ。そういう物語は好ましい。
_ [特撮] 仮面ライダー鎧武
ここでもまたトラウマに打ちひしがれた者の再生が描かれている。鎧武とバロンの対立は、ストレングスとパワーの違いを明確にしようとしているのだろうか。共感から力を手に入れようとして戦うのが鎧武で、権力の頂点に立ち自らの指揮下にある共闘者を掌握して戦うのがバロン、ということになる。この二つのモデルに優劣があるという訳ではおそらくないのだが、後者がより先鋭的で急進的になりがちであるのは、ヒエラルキーの頂点にあるものが自らの支配できる範囲を誤解することに依るように思われ、前者においては、万一リーダー的立場のものがそのように誤ってもその過ちを正す仕組みが備わっているように見える。これはグラフ状の構造を持つ物体の力学や、情報伝達系の経済学として説明されるべき現象であると思う。
_ 塗り物は無事終了。XBOXネットにつないで"RUSH'N ATTACH"(グリーンベレー:コナミのゲーム)をダウンロードしてちょっとプレイ。飛び蹴りしてくる迷彩色の奴に何回もやられたりなんかして。レトロゲームが面白いというよりも、昔はまったゲームを今でもプレイできると言うのが良いんだと思う。「ガンスモーク」はカプコムのソフト持ってた。
_ 寝る前。何となく「ハードナッツ!」みちゃったりしてる。橋本愛がクレヨンしんちゃんみたいなしゃべり方してるのがちょっと気持ち悪い。高良健吾の刑事が曲者臭くてそれもまあいい感じ。
2013-11-11 [長年日記]
_ やばい、急に寒くなった。燃料ねえよ。そういえばカセットボンベを使う小さいガスストーブがあったっけ。どこにしまったかな。まあそれほどでもない。だいぶ昔実家から送ってもらったどてら着て耐える。あと電気毛布と電気ひざ掛けもあったっけ。会社の事務所も急に暖房が入って不快なことこの上無し。あーでもこういうときって野宿が捗るんだよなあ。
2013-11-12 [長年日記]
_ 会社で検診受けた。歯科検診の時にこんな武器を使われて興味が出た。即座に思った。「これは(他のことに)使える…」詳しくは言えねえ。欲しいけどちょっと高い。のどの調子とかもチェックできるんじゃないかなと思う。あと…おっとっと。
_ 話題変わるが、オッドマン仮説というのがあって、グループ討議の時などに専門外の人間を一人入れておく(その人をオッドマンと呼ぶ)と捗る、というものだ。俺はずっとこれはオラフ・ステープルドンの「オッド・ジョン」から来ているもので根拠が明らかになっているものと思い込んでいた。全然違った。これは「アンドロメダ病原体」というマイケル・クライトンの小説に書かれた仮説だった。俺は会社でブレインストーミングの機会があるたびに「オッド・ジョンを混ぜると捗る」と主張してきたのでちょっと恥ずかしい。だがそれが正しいことは今も信じている。確か山田正紀「謀殺のチェスゲーム」にもそんなことが書いてあったように思うが、マンガ版のオリジナルだったかもしれない。
2013-11-13 [長年日記]
_ [新聞を読んで] パタスモンキー
今日の日経だったと思うが、文化面に、四足で走って100メートル走でオリンピンクを目指すヤツのことが書かれてた。彼のモーティベーションは海外の動物園で見たパタスモンキーが四足でものすごく速く走ってる姿だった。時速55kmということだから、平均6.55秒/100mということになるのか。それは速い。ところでこのサルの性器は、こんな派手な色をしてる。マンドリルの性器が、顔そっくりだという話を思い出した。
2013-11-14 [長年日記]
_ [8801] 「天使たちの午後2、3」
ゲットした。ほんとはもっと欲しいゲームはあるのだが、将来のために(?)8801でプレイできるコンテンツをちょっとづつ増やしていきたいのだ。バーチャルリアリティ全盛の時代にあって、8ビットマイコンの荒いドット絵で描かれたアダルトゲームを果たして俺がどのように受け止めるのか。こうご期待。いや、しなくていい。
_ 軍事力や経済力などのいわゆる国力を見せつけることで自国に有利になるように他国を誘導するときの、そのパワーを「ハードパワー」と呼ぶらしく、自国に対する魅力や価値、尊敬、共感といったものによって他国をして自国に有利な行動をとらせしめる場合、その魅力だの価値だのを「ソフトパワー」と呼ぶらしい。かつて「アジャセコンプレックス」というやや恣意的なコンプレックスの概念を論じた人が、「日本的マゾヒズム」ということを言っていたように記憶している。たとえば人の行動をある方向に誘導したい場合に、自らその行動そのものや、それに強く関連する行動をとることで、相手に対して望む行動のインセンティブを生もうとする行為を指していたと思う。俺も頑張っているから君も頑張ってくれとか、自分が苦労している姿を見て何かを感じているのならあなたは何か行動を起こすべきだろう、といった動機付けを、上に書いた意味で「ソフトに」行なうということだ。それをマゾだというように卑下するのも故ないことではないとは思うが、そんな呼称を自らの行為に与えてしまうこと自体が自傷癖のあるドMでなくてなんだろうか、とも思うのである。ソフトパワー。いいね。天皇陛下は山本太郎あてに刃物入りの郵便物が届いていることを案じているのだそうだ。自ら受けたリスクをそのままにむしろその無自覚なリスク源を案じるということは、マゾヒズムなどと呼ぶ訳には流石にいかないけれども、やはりソフトパワーの一形態ではないかと思う。日本人はハードパワーが必ずしも通用しないことを、とあるタイミングで十分に学んだようだ。それが思わぬ威力を発揮することを知り始めた以上は、世界がソフトパワーの使い手によって穏やかに、支配されているとも理解できないような形で支配されていく、という一つの可能性がある。
2013-11-15 [長年日記]
_ [音楽]ミネソタの卵売り
暁テル子がどうやらスタイルの良い美人であったということがわかってしまったので、なんかすごくいい気分になってる。んっんー。最高にハイってやつだあ!ところでミネソタと卵には別段特別な関係はないらしいぞ。
_ [音楽] トモフスキー「終わらない映画」
ところで、トモフスキーのニューアルバムが出たのだが、エンディングトークがすげえ笑える。まあ聴いてもらうよりない。
2013-11-16 [長年日記]
_ というわけで暁テル子の映像が見たい。youtubeにはミネソタの卵売りを歌う1コーラス分だけがある。映画には多々出演されているのだが1948年以降ということになりあまり触れる機会がなさそうだ。だが諸君。俺の膨大な映像ライブラリの中に一つだけ彼女の出演作品が見つかったのだ。「女賊と判官」1951年マキノ雅弘監督作品である。いつ見られるか知れないが。
_ [アニメ] ベヨネッタブラッディフェイト
俺の愛するベヨネッタが劇場版アニメになってもうすぐ公開だ。ベヨネッタの中の人はもうこの人しか思いつかねえよな草薙素子こと田中敦子少佐。この人実は俺と同い年だ。変態ロダンにはスレッガーこと玄田哲章中尉だ。まあ劇場で見たりはしないと思うけど。
そういえばついさっき地震があった。震度4.千葉北西部が震源。俺んちは震度4だったらしく、例によって山積みのディスクが崩れたが、問題ない。ちなみにトイレで大きい方をしてた。トイレは四方を柱で囲まれてて安全という噂があるが、うちのトイレはそうでもない。
まあなんかそういうことだった。今度はau側からの説明も聞いてみるかな、と思う。
_ 今日の英会話はヒアリングが全く駄目だった。まあヒアリングはダメだと公言してるし先生にも言っているのであまり気にならない。コカコーラの副社長さんらしきひとが、ネゴシエーションで大事なことを話してるという内容だったようだが、先生の解説がないとまるで分らなかった。さらに、ネゴシエーションはヒアリング以上に不得意な分野なので、先生が「なんじねごうしえいしょんにおいて大事なることのTipをあげるべし」と言われても(笑顔を絶やすなってのはどうかな、でもそれじゃ舐められるかな)みたいなこと考えてあまり頭が働かなかった。たぶん、欧米では交渉術をシステマティックに教えることにしているのだろう。俺は日本に生まれてこの方、交渉術は各自の個性とノウハウと押しの強弱に依存した個別のスキルという考え方から逃れることができないでいる。そんな俺に先生が、BBCの"Apprentice UK"という番組がいいと勧めてくれた。wikipediaで見る限りは、「マネーの虎」みたいなreality game showの番組、という印象。そういえばマネーの虎は刺激的だったが、そのあとを継承するような番組は今ではあまり見られず、サバイバルとかドッキリや潜入をテーマにする番組の方が多いように思われる。マネーの虎は俺も見てて心がすさむようなところがあってあまり積極的に見たいと思えないものだった。
_ 日記書いてたり「ロケみつ」や「タモリ倶楽部」の録画見てるうちに「怪奇大作戦ミステリーファイル」完全に見逃して録画も失敗してた;;
2013-11-18 [長年日記]
_ 何となく大江山の鬼のことを調べてたらいつのまにか清少納言のことに行き当たり、その縁で藤原実方朝臣に行きつくネットサーフィン。実方公の墓所は宮城県名取市にあり、10月頃には藤原実方朝臣墓前献詠会というのが催される。俺は奥州街道の歩き旅でここを訪れたとき、和歌を書いていれるポストがあったのでなれない歌を書きつけて入れておいたら、以来毎年献詠会への誘いが来るのである。あの震災の時も来ていたかもしれない。何か出られないことに心苦しさを感じたりもしていたし、何か一首送ってあげようかとも思うのだが毎年時期を逸してしまう。
ところで、実方公の墓所はなんと横浜市戸塚区にもあるらしい。調べてみると戸塚駅から2km弱の場所にある。いずれ行くかもしれない。藤原実方は清少納言と恋仲だったと噂される人物。当時を代表する歌人。
清少納言が中宮定子没後に松島を訪ねたとする紀行文があるという。本居宣長によって偽書であることが指摘されたもの。偽書は偽書であることを念頭に入れて読むといろいろ面白いというので、とりあえずアマゾンのカートには入れた。「今は買わない」に入ってる物品はもうすぐ500点。この機能はわが家のビッグデータの膨張をある程度抑える効果を持っている。
2013-11-19 [長年日記]
_ なんかまたちょっとした気分障害が出てたけど仕事してるうちにある程度解消。まあなんとかなるかな。だいぶこの患いとも折り合いがついてきたのかもしれない。
_ 仕事中電子光学系に関する英文を読んでて"speculum"の意味が分からずYahoo!Japanの検索窓で調べたらえらいもんが出て来て困った。背中側に女子が座ってなくて良かったわ。でももっと普通に鏡の画像とか出てくるべきだと思うのだが。。。ちなみになんでこれにペルーの地名がついてるのかと思ったら、それはそのタイプを発明した人の名前にちなむようだ。さらにちなみに、その種の用途のものとして最古の発掘はポンペイの遺跡からの紀元79年ごろのもので、決してインカ時代の遺跡からではない。
2013-11-21 [長年日記]
_ なんかVisual Prologっていうのがあるらしいんだが。PrologでGUIとか作るのかな。ダウンロードして試したいが今異様に遅いハードディスクバックアップの最中でダメなの。
_ そういえば今日電車の中の広告で、華道家とコラボしてみさくらなんこつ(毎回惜しくもノーベル文学賞を逃している日本を代表する作家である)が横浜三溪園でなんか作品を展示しているらしいんだ。そんなことしちゃらめぇぇぇ。。。まっこと世も末じゃのう。
2013-11-24 [長年日記]
_ もしかすると今日もどこにも出かけないかもしれない。まあそういうときもあるだろう。
_ [漫画] 「水木しげる漫画全集」未発表作品/未完成作品・未定稿集
「どんなにおもしろそうでも物語の続きは…ありません。」ということで載っているものから「天井の骨」をピックアップする。ここには鬼太郎ではなく奇太郎という名の男が出てくる。この男は「妖奇伝」の予告の絵でバイオリンを弾いている。妖奇伝のストーリーとはつながりがないのでこの男は何なのかと長年いぶかしんでたが、この本でやっとわかった次第。夜叉のもととなる髪の毛の怪物もこの未完成稿に出てくる。
_ 鉛筆愛。
_ カッターと補助軸使うと鉛筆はここまで使える。これはもう全部使い切りたいという愛以外の何物でもない。
_ 鉛筆愛、その愛の終わり。
_ 芯折れた。
_ そういうわけでごしゃごしゃと最小二乗法の計算をしてたのだが、10年くらい前に解いた数式が今解けない。根気と変形のセンスが衰えているのかと自信を失ったりする。40代の勉強と50代の勉強はやはり違うんだ。体力もそうだが脳力もそうだ。ともかく精進すると言うしかない。
2013-11-26 [長年日記]
_ 最近とある学会に参加したらかなり著名な先生がいらしていた。あまりはっきりとはかけないけどこの方は大変に大きな業績を残している方でありつつも一方で不幸なことにスキャンダルを下世話な雑誌の類に書きたてられて一時期世間をにぎわせたものだった。今、その先生の書いたものを読んでみると、そのようなスキャンダルとはまるで関係なくいろいろ考えさせられるものがあることに気づく。思い出したが、波動力学を生んだシュレディンガーは、わりと特異な性的嗜好の持ち主だったという伝記がある。自ら日記(これは確かフラクトゥール:ドイツの亀の子文字で書かれてたのではなかったか?)にも、女性を求めることが仕事においても大きなモーティベーションを生むのだと書いていたはずだ。その裏には、女性に認めてもらうために偉大な業績を生む、という心理が働いている。そのような偉大さを自覚できないと、女性と言う原理的存在と対等に向き合うことができないという男の弱みとも言える。まあそういうことだから、男が助平であるのは女性と言う存在があまりにも大きいためなのである。大きければ大きいほど助平であることにかける情熱も大きく、助平を正当化するために自らより高みを目指すのである。俺?俺は下から見上げるほうが好きかな?そして永久にどこまでも地べたに這いつくばって最低であろうとするこの恋愛を変態といふ。確か宮沢賢治がそんなことを書いてたような気がするがちょっとニュアンスが違っていたかもしれない。
2013-11-27 [長年日記]
_ 夜半となって今日はすこぶる冷え込む。会社で昼休みのこと。構内にはビオトープがあってメダカがすんでいる。同僚の女性(41)と眺めつつめだかの学校とか雀の学校とかの話をしてるうちに「雀はチイパッパとは鳴かんよなぁ~ああん?」みたいな会話になった。「チイはわかる。すっげーよくわかる。。。チイチイって鳴くからなあ。だが!パッパってのはどういうことだーーー?パッパって鳴くかっつーのよーッ この言葉超イラつくぜ!」と俺はギアッチョのように叫んでいたと思う。でもそのあと外出先に向かう電車の中で思い当った。パッパってのはたぶん羽ばたきの音なんだ。すっげーよくわかったよ、ギアッチョ。じゃなくて清水かつら(←作詞家)。この作詞家は、他にも「叱られて」とか「靴が鳴る」とか「みどりのそよ風」とか独特な言語感覚で日本の原風景に重なる麗しい言葉を繰る人であったのだった。俺が2歳くらいの時に熱を出して、うなされながら「靴が鳴る」を歌っていて、父がそれを見て「嗚呼この子はもう駄目だ…」と思ったという話をこの日記にも書いたのではないかと思う。
お手(←"手"と書いて"てて"と読むらしい)つないで 野道を行けば みんな可愛い 小鳥になって
良く味わってみると歩いてるうちに小鳥になっちゃうなんてだいぶ異様な感覚だと思う。
_ スイスのジョンクションというところに混ざらない二つの川の合流点というのがある、というのが、ロケみつの早希ちゃんの番組で紹介されてた。温度差のある水は混ざり合いにくいんだということを、アイスコーヒーの上のほうで氷の融けた冷たい水が透明のままであることを例に説明してたのだが、俺にはわからん。温度差があれば均一になろうとしてより混ざり合うのではないのか?まあ今日は深堀するのはやめといてやるか。そのうちわかる日も来るだろう。それより前回のロケみつ録画失敗してたみたいだ。俺んちには俺が利用しようとしているビッグデータを扱うためのシステムが備わっていないのだ。とりあえずご自宅にNAS導入することを真面目に考えッかなー。早希ちゃんいよいよマッターホルンでパラグライダーに乗るらしい。
_ ボン・ジョヴィ日本に来る。俺はどうしても「ジョン・ボン・ジョヴィ」なのか「ボン・ジョン・ボビ」なのかわからなくなっちゃうんだよな。そういう人結構たくさんいるみたいだ。ちゃんと音楽聴いたことないから聞いてみるかな。
2013-11-28 [長年日記]
_ そろそろ今年を顧みる季節と言うことになるが、なんといっても今年一番の快挙は、チャンMIWAが紅白初出場と言う知らせなのである。この子の良く通る声は聴いててなんというか幸せな気分になる。「片思い」かなり泣ける。何歌うんだろう?"Friday Ma Magic"が良いかな。
2013-11-29 [長年日記]
_ [新聞を読んで] スマートかつら
敬愛するソニーが最近「スマートかつら」なる特許を出願している、と日経に書いてあった。かつらにGPSだの制御ボタン(もみあげのところに仕込む)だのバイブレータだの温度・圧力センサーだのを仕込んで、道案内に使うとか健康管理に使うとか。まあ技術的には可能だと思う。企業では特許を書いて出願することは日常茶飯事で、毎期毎期の提案ノルマに後押しされてバカな発明を提案したらあっさり承認されてしまう、ということは良くあることだ。俺もそんなの良く書いてる。恐るべきことにそういうものが公表されると、場合によってはこんな風に会社の恥さらしとも見えるような新聞記事になってしまうのである。こころして提案したいと思う。ソニーは迷走してるようだ。そんな印象は禁じ得ない。俺自身はハゲという根本原因の方を何とかする発明を期待したい。
2013-11-30 [長年日記]
_ [音楽][放送大学] ゲキ猿。
…それは海難救助を目的とした海上保安庁の潜水士達である。
すみません、それは海猿でした。今日は放送大学の面接授業で長唄の世界と三味線の実技を受けている。初めて触る三味線はギターよりもコンパクトで弦も少ない。おそらく入門編と言うことだろう。「外記猿」(げきざる:外記節という節で猿回しのことを歌っている長唄)の最初を実際に三味線で弾く。たぶんコードを弾かないのだろうし小指も使わないので運指も比較的単純に見える。たまに左手の薬指でピッチカートしたり(ハライ)撥(ばち)の返しを使う(スクイ)くらい。これは…面白いw思ったよりもなじみやすい世界だ。三味線がなくても練習できるのがいい。口三味線と言うのがあるから。ちなみに外記猿の最初はこんな感じで、口三味線でやると「トテテン トテテン トテテン トチチン トチチン…」となる。高い(?)授業料払って受けた授業の一部を大サービスで教えてやるから喜べ。まず邦楽は基本的に2/2拍子だ。次に太い弦から順に一の糸、二の糸、三の糸と呼ぶが、一の糸の開放はドン、二の糸の開放はトン、三の糸の開放はテンだ。一拍がドン・トン・テンなら半拍がド・ト・テだ。指を置けばどこに置こうとドンもトンもツン、テンはチンとなる。スクイとハライはドン・トンがルン、テンがリンとなる(いくつか流儀があるようだ)。なので外記猿の初めの辻内のところは「トテテン トテテン トテテン トチチン トチチン トチチン チンチンチンチン チリトチ チンチン チンチリ チチリチ テンテン」となる。決して適当に口三味線引いているという訳ではないのだ。チリトテチンと言えば音階が頭に浮かぶように覚えるのである。流石クールジャポンと言わざるを得ない。なぜこんな良いものを学校教育で教えてくれなかったのだ。今は教えてるようだが。俺たちの子供の頃、日本人はまだ敗戦国の気分が濃厚に立ち込めていたらしい。自国の文化を誇ることができない卑屈な気分の中で俺たちはゆがんだ教育を受けてきたのだ。だがそのことに気づいたのであればもうそれを恨む必要はない。近所にいいお師匠さんがいるかどうかを調べたらいいだけのことなのである。
_ そういうわけでyoutubeの動画見ながら口三味線で稽古してみた。これはいいww クセになる。チリチチリチテンテン とか言っちゃっていい調子。
_ うにゃ [さっぱりとした感じになりましたね。 雪って感じにも思えます^^]