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けいりう堂日記

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2014-02-01 [長年日記]

_ 理研の小保方さんは割烹着を着て研究してる。

_ 国立博物館筑波実験植物園ではマンドラゴラが花を咲かせている。ちょっとワルナスビに似た花だと思ったら同じナス科だった。俺のガジェットの一つに「茄子柄の手ぬぐい」というのがある。これを使ってると「事を茄子」ことができそうな気がして心理的に捗るのだ。ナス恐るべし。


_ ちょっと複雑な化学式を眺めてて思ったこと。このような記号を使ってヒトはヒトの体を構成している物質に言及することができる。経済という"いきもの"が持つ自己言及性とは異質だが、ヒトもまた言葉通りの意味での"自己言及性"を持つ。自己について述べたあらゆることがヒトにおいて実現するとは限らない点がその違いだと思うが、時には「夢は叶う」(さらにトモフスキーは、だから『悪夢も叶ってしまう』と言ったのだが)こともあり、これなどは経済の自己言及性とよく似ている。経済活動はまことに人間臭い活動なのだ。「人間論」を語れるのは今のとこ人間だけ、というところがユニークな点だ。


_ [音楽] 遠峰あこさん

遠峰あこさんというアコーディオン弾き&唄い手の方からはライブのお誘いなどがときどき来るのだが、一度もいかないうちに酒もやめてしまったので機会はあまりなさそうに思われる。ちょっと気になってホームページを見てたら、「横浜ほーらい節」を覚えたくなってCD買おうと思ったが売り切れ中で残念至極。

_ 秀逸な貼り紙。

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気持ちはわかる。


_ [漫画] 「白簿のクロニクル1」ゆうきまさみ

土曜ワイド殺人事件の続編が始まった!…というわけではなかった。キャラの立て方と配置が名人芸。サスペンスドラマたくさん見てるのかなあ?俺はほぼ見ていない。ファミリー劇場で天地茂の「江戸川乱歩シリーズ」録画してる程度。


_ [コンピュータ][読書] sh,shッと参上…「小悪魔女子大生のサーバーエンジニアリング入門」「詳解シェルスクリプト」

この頃WindowsとLinuxを行ったり来たりする仕事が多くなってきている。社外の人と一緒に仕事してたりするので、あまりにもUnixコマンドのことやシェルスクリプトのこと、サーバーの仕組みなんかがわからないので一つ勉強はじめようと思い始めた。前にも書いた気がするが、勉強しようと思ったらまずその手の参考書を買うというのが、俺のやる気の始まりなのだ。そのあと続くかどうかはそうなるともう結構どうでも良くて、積読の中に過去の自分のやる気の証だけが残るのである。でも積読の中身は10年後にやっと役に立つということだってあるのだから厄介だ。そんなわけで自分の使ってるレンタルサーバーでコマンドをぽつぽつ打ってみてる。スクリプトのアトリビュートはなぜか".sh"だ。sh, shッと参上!sh shッと忍者じゃーん。←忍風戦隊ハリケンジャーのテーマソングより。

それにしても、自分で自分を「小悪魔」とか言ってる奴の気は知れない。でも知識のないところから自分なりに理解を深めるためにイラストでノートを作るような姿勢は好ましい。それで「小悪魔女子大生のサーバーエンジニアリング入門」なんか読んだりもしてる。捗るかどうかはわからない。


2014-02-02 [長年日記]

_ [漫画] 「オズマ隊長」「ロップくん」「タイガーブックス」「マアちゃんの日記帳」「未来人カオス」、手塚治虫。

手塚先生の全集を読み進んでいくのも実はひそかに進行中なのだが、月に10冊ずつのペース。全400巻のうち今130巻あまりまで来ている。
 「オズマ隊長」は新聞掲載で、文章6-7割で残りが漫画という形式で、意外に読むのに時間がかかった。人間の成長を促す薬が発明された未来、大人の世界を子供の視点から言わば二重チェックする世界的なシステムができる。その名も「こども連盟」。薬で能力を強化されてはいても所詮は子供だなと笑ってしまう。1961-1964の間にサンケイ新聞で1088回にわたって描かれた。連載開始時の手塚先生のご挨拶には「十年たって、はたしてこんな事件がおこるかどうか、みなさん、十年たってからたしかめてください」とあり、全集のあとがきには「しかし、まだオズマ隊長が活躍する時代にはちょっとはやすぎたようです。…ではみなさん、『二十年たって、はたしてこんな事件がおこるかどうか、二十年たってからたしかめてください』」とあり、全集収録時に、十年を二十年に変えたとある。あとがきが書かれたのは1981年頃になる。上記の「二十年」後はおそらく2001年と言うことだろうが、手塚先生の見積もりはまたもや早すぎたということになると思う。だが、ここにもまた人間の自己言及性を見ることができる。今活躍している科学者たちの一部はもとをたどれば手塚先生の未来予測に支えられながら技術を進歩させていると言えなくもないからだ。手塚先生がそのように技術を前進させることを意識していたかどうかはよくわからないが。ちなみにオズマの相棒はアッペというでしゃばりな女の子。医学関係の人が「急性虫垂炎」をアッペと呼ぶことに無関係ではないだろうと思う。
 「タイガーブックス」は全集のために新たに付けた名前で、短編集をこのシリーズに収録している。「ヤジとボク」は良く覚えていて、元ネタが『アルジャーノンに花束を』だということも雑誌掲載時に読んだ時すでに知っていた気がする。アルジャーノンは文章で読んだことは確かまだない。NHKラジオドラマに翻案されていたものをたまたま聞いた機会があったのだ。
 「ロップくん」は1965年の作品。何でも作り出すことができるロボットが活躍。ワンダースリーと時期が重なっているようだ。
 「マアちゃんの日記帳」1946,毎日小学生新聞が戦時下で小国民新聞と改名されていたころに連載。全集には全作品は収録されていないようだ。手塚先生のデビュー作。全集にはほか8編収録。
 「未来人カオス」1978年の作品。友情をテーマとしたスペースオペラ。こういう連載作品が手塚先生の骨頂と思っているので(異論はあろうが)、久しぶりに楽しんだ。巻末に第一部完とあり、描き下ろしを計画されていたのではないかと言うことだ。


_ 英会話の師匠(英国人女性・最近グラマラスなことが判明)が、ヒアリングが苦手でイギリスの文化に興味がある俺のためにBBCのプライア教授のプログラム"Britain BC"を勧めてくれていて、クラスの時にもちょっと解説してくれる。そんなのもあって、ドルイドのことに興味が出てきた。WikipediaやGoogle Scalarで調べてるうちに、中央大学の紀要に「老賢者の日欧比較--メルランとサルタヒコをめぐって」という文献があることがわかって、これは読まねばならんと思った。俺の学校のOPACで検索して、そこから複写依頼のリンクをたどって依頼を申し込もうとした(こういうことができるのが大学生ならでは)のだがエラーが出る。直接八王子の中央大学に行くのも面倒だし、学習センターに紙で複写申し込みを入れるのも面倒だ。国会図書館に直接依頼する手もあるが、論文とはいえ著作物を100%コピーするのってできたんだっけ?良くわからず。手間取ってるうちに論文読む誘因が下がるのが問題だ。プライア教授の本(ペーパーバック)を読む必要もそのうち出てくるかもしれない。


_ [特撮] 獣電戦隊キョウリュウジャー

先週見逃したが、最終回は来週だった。もしかしたらキャンデリラのいいところは先週やっちゃったかもしれないな。今週はドゴルドのちょっといいとこ見たよ。

_ [特撮] 仮面ライダー鎧武

先週見逃した。今週は光実がヘルヘイムの森の正体を目撃。おそらくユグドラシル側での活躍が始まるのだろう。主人公・紘汰の影がまた薄くなりそう。


_ 世界一有名なドルイドはおそらくアーサー王伝承にあらわれるマーリン(メルラン)だろう。高校時代に読んでもう内容はほぼ忘れている「アーサー王宮廷のヤンキー」を思い出して、Wikipediaで記事を読んでたら、「ニューディール政策」ということばはこのマーク・トウェインの作品にあらわれた語から来ているとのことだった。マーリンと魔法合戦で勝利する現代(=1889年)の技師ハンク・モーガンは大変優れた人で、5−6世紀ごろの日食のことを知っている。それが彼の身を救う。ここだけ覚えていた。

_ 春節だった。

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ちょっと出かけて何となく足が向いた中華街は春節でにぎわっていた。関帝廟にも媽祖廟にもお参りしてきた。春節に中華街に出たのは初めて。肉まんを買い食いしたのも初めて。

汐汲坂へ 石川町駅から元町通って坂上る。上り口がわかりやすい。
靴屋さんのショーウィンドウの剣と魔法の世界  ちょうど英国の昔のことを勉強してるのでなんだか見入ってしまう。
媽祖廟  2006年にできたんだそうだ。確かに昔は見なかった。
春節のイベント上の飾り  いろいろ出し物が出てて最後に獅子舞。爆竹たくさん鳴りました。
関帝廟  最近関羽公がCMで怒鳴ってるね。「太史慈にはニセ伝令を!」あんなに走ってるのはちょっと関羽らしくない感じ。

2014-02-03 [長年日記]

_ 「軍師官兵衛」の録画見てる。昨日見れなかった。しょこたんが泣き崩れて俺もほろりとした。

_ [漫画] 水木しげる漫画全集「のんのんばあ他」「妖怪変化シリーズ」

毎月3日はゲゲゲの日。これから寝ながら読むのさ。


_ [放送大学] 論文複写依頼完了。

 放送大学OPACのリモートアクセスからだと複写依頼の際エラーが出てしまうんだと。ログインしないで申込み画面に進むと上手く行った。26ページくらいあるので確実に複写料金1000円越える。読み終わったら英会話の師匠に教えてあげよう。だがサルタヒコ神のことを何と説明しよう。道祖神と混淆しているとか、国つ神の一人だとか、水底で貝に手を挟まれておぼれて死んだとか…最後だけはなんとなく説明できそうだが、何の神様なのか俺も実はよく知らない。なにしろ「謎のサルタヒコ」という本があるくらいなのだ。
 続き。「謎のサルタヒコ」アマゾンで調べたらもう品切れのようだ。くそ、日本の古本屋で買ってしまったではないか。

2014-02-04 [長年日記]

_ [新聞を読んで] バフェットさんは言った。

バフェットさんは言った。裸で泳いでいたのは誰か、潮が引いて初めてわかる。バフェットさん…w

↑何がおかしかったかと言うと、リアルにまっぱな奴が何食わぬ顔で頭だけ出して泳いでる時に突然潮が引いて慌てふためいてる姿を想像して電車で笑ったということだ。


2014-02-05 [長年日記]

_ [新聞を読んで] 市川猿翁 私の履歴書

日経の私の履歴書、今月は市川猿翁。「私は幼いころから普通(つね)の人々が追わぬものを、必死に追いかけたような気がする。それは何か…よくわからぬ…何か途方もない、大きなものを追い求めて、私の心は絶えず天高く天翔ていた。その天翔る心から私は多くの事をした。天翔る心 それがこの私だ。」梅原猛の書いたスーパー歌舞伎ヤマトタケルの最後のセリフ。架空の人物とされながら日本人にとってヤマトタケルほど近しく、それゆえにリアルな存在と感じられる古代人がいるだろうか?その「私たちの」ヤマトタケルが、このような言葉を残して、白鳥と化して去って行くなら、伝承の中の人物でなくとも、どこまでも追って行きたいと思うことだろう。
猿翁さんと車中こと息子•香川照之の関係を少し前のNHKスペシャルで見て、思うところが多かったのを思い出す。息子というものにとって父親は絶対に超えることのできない壁であり、そうあり続けて欲しいと願う存在なのだ。だから父親に認めてもらえない息子は深く傷つくであろう。昨今おりおり事件となる、老父を介護する息子の父親への虐待行為も、それを弁護するつもりはさらさら無いが、かような父と息子という特殊な関係にあってこそ生じる(劣等感、という意味に限らない広い意味の)コンプレックスが悪い方向に顕在化したものと捉えられることと思う。息子の稽古に対して、不自由な口調で、しかし力強く「できる、できる」と励ましていた猿翁さんの姿は忘れられない。先のヤマトタケルのセリフを読んでそのことを想起して感情失禁寸前でヤバい。


_ 両陛下が葉山の御用邸で静養中なのだそうだ。海岸を歩いている両陛下はとってもラブラブでうらやましいぞ。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [LOVEラブ羨ましいのね 気になる人でもできたのかな]

_ けい [ラブラブポンチ!逆さに読むなよ。]

_ うにゃ [ふきだしたわいwww]


2014-02-06 [長年日記]

_ キングジムからノイズキャンセラー付きの耳栓がでたらしい。5000円弱で、ものすごく高くはないが、残念ながら300Hz以下をキャンセルするので、俺が迷惑している人に紛れ込んだオークどもの鳴き声やヒステリックな笑い声はカットされない。そこだけキャンセルするような耳栓があるなら10000円までなら出そう。誰か開発してくれ。本当に迷惑している。

本日のツッコミ(全5件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [耳栓でノイズキャンセルなんてあるんだぁ たしかに100円のはあまり効果ないんだよね。miwa聞きながら仕事できたら..]

_ けい [「片思い」なんか聞きながらじゃ感情失禁で仕事どころじゃねえな。]

_ うにゃ [さすが新曲チェック済みだね♪( ´θ`)ノ]

_ けい [新曲じゃねえし。でも良い曲。 >♪J´θ`)ノ <あなた〜に恋していいですか〜♪ ウワァァ━━━━━。゜(゜..]

_ うにゃ [あらら恋の病 重症だね(⌒-⌒; )]


2014-02-07 [長年日記]

_ 日付変わった。風呂入って寝て明日も寝不足気味だな…と思ってどんよりしてたのだが、PCをOnしたら、素晴らしいニュースが舞い込んできた:「走れメロス」は走っていなかった!? 中学生が「メロスの全力を検証」した結果が見事に徒歩。ちなみにこれがレポート全体のpdfである。プリンターを持ってる人はリンクが切れないうちに打ち出して読んだ方がいい。俺が最も感銘を受けた部分を抜書きする:
「『走れメロス』の文章の最後のほうには、『沈んでゆく太陽の十倍も速く走った』や『メロスは疾風のごとく』など今回調べたこととあまり合っていないことが書かれていて、こういうところもおもしろいなと思いました。」ブラボー、おお…ブラボー!レポートを書いた村田君はリアルな中学二年生なのだが、どう考えても太宰先生の方がよっぽど中二だwww 俺の目指している研究の理想の姿がここにあった。


_ Regclean Proが勝手にインストールされやがった。ムカつくぜバーロー。


_ リアル中二の素晴らしい研究が好評を持って迎えられている。彼のアプローチは交通史研究のスタンダードな方法論と位置付けられるものであるゆえに価値がある。
 一方で、村田君の考証に関しては批判的な見方も多い。10時間走り続けるのと短距離を全力で走るのは違うとか、スタート時刻と到着時刻があいまいだから駄目だとかいうのが目についた批判だが、前者は、10時間39kmを連続で「歩けるか」どうかということについて考証していない。時速4キロを保ち続けて39kmを進むことは、歩き旅に慣れている近世以前の成年男子にとっては必ずしも驚異的な健脚とは言えない。また、往路においては発着時刻に1時間ずつの誤差があったとしても、全体のスピードには最大2割程度の違いしか生じない。3.9km/hが4.7km/hになったとて、これを走っているとは言えないし、速くは無いという村田君の結論は揺らがないだろう。復路は確かにトライアスロンに似た疲労をメロスに与えたであろうが、倒れたのちの16km程度の距離を5.3km/h以上の速さで進んだのだから、この間だけが「走る」というにふさわしい移動速度で進んだ可能性がある。村田君の見積もりが渡河と格闘と倒れた時間を少なく見積もっていたとするなら、逆に真面目に走ったのは高々3時間以下に過ぎないということになる。計算の前提には不確かさがあるので詳細にはいくつかシナリオにもとづいて最速の場合と最低速の場合について見積もりを比較するべきなのだろう。だが、暗い道を進むのが大変であろうが、疲労困憊していようが、「ほとんど走っていない」という結論を揺らがせるに足る批判は見当たらない。いずれにせよ批判している人たちの多くは村田君と同じ土俵で検証するということを行なっていないという点で村田君の説の論駁としては弱いと言わざるを得ない。ただ、俺が問題にしていることが一つある。時速がどうであろうと、歩くと走るには質的な違いがある。競歩のルールに従うなら、片足のどちらかが地についていないとロスト・オブ・コンタクトという反則となる。これを厳密な歩行と走行の区別だとするなら、いかに遅い移動であってもメロスは走っていたのだということはできる。その場合、「もっとまじめに走れメロス」という題がより適当と言うことになるだろう。


_ 明日は雪になりそうなので英会話教室は休講なのだと。Britain BC見よう。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ きだ [『走れよメロス』www]

_ うにゃ [すごいな村田君 発想力と優秀な頭脳。うらやましいな。 でも、メロスは気持ち頑張ったのだ]

_ けい [いや、でもたかが早足くらいで死にそうなゴールを決めて挙句は「セリヌンティウス、私を殴れ!」なんか言っても説得力ねえし..]


2014-02-08 [長年日記]

_ そういえば「早歩き」と言う言葉はあるけど「遅走り」という言葉は聞いたこと無いな。今朝、一面の雪。詩を作ってみる。

いちめんのゆき

いちめんのゆき

いちめんのゆき

いちめんのゆき

いちめんのゆき

いちめんのゆき

いちめんのゆき

はるかなむてき

いちめんのゆき

いちめんのゆき

いちめんのゆき

いちめんのゆき

いちめんのゆき

いちめんのゆき

いちめんのゆき

いちめんのゆき

すべるくつおと

いちめんのゆき

いちめんのゆき

いちめんのゆき

いちめんのゆき

いちめんのゆき

いちめんのゆき

いちめんのゆき

いちめんのゆき

うごかぬからす

いちめんのゆき。

-元ネタは山村暮鳥「風景-純銀もざいく」。高校の時に現国の先生から習ったが、先生の引用は一部で正確でなかったように記憶している。今読み返してみると、これはウォーホールのキャンベルスープやライヒの「六台のピアノ」のような反復の芸術の一つだとわかる。一行が定数であるという機械的な定型文を連続する体言止めという、声に出せばそこには何か強いメッセージがあるのではと思わせる"最小限の"表現を組み合わせているところに「風景」のユニークさがあると思う。体言止めのメッセージ性がちょっとわかりにくいだろうか。終止形は体言止めよりもより発信する側の主張が直接的であるという見方は多いようだ。でも一概にそうとは言えない。

「生ゴミは火曜日の朝に出してください」
よりも

「生ゴミは火曜日の朝」
のほうが俺には強い命令のように感じるがどうだろう?このように、守るべき規律に結び付いた体言止めは、有無を言わせない迫力を持っている。「生ごみは火曜日(何度言わせるのだ)」「生ごみは火曜日(守らない者は町から出ていけ)」「生ごみは火曜日(後始末するもののみにもなれ)」。
だが、そのような効果は受け手の感性に依存している。終止形まで言い切らないうちはゴミを捨てろとも捨てるなとも言ってないのだからこちらの好きに捨てさせてもらうという感性の持ち主には体言止めの迫力はおそらく一切伝わらないことだろう。現代国語を画一的に教育しようとする場合の困難はこんなところにも見えている。作者の意図を先回りして答えさせようとする教育法は正しくない。相手の気持ちを邪推して挙句過剰反応に苦しむコミュニケーションの不得手な人間が増えるばかりだ。


_ そういう訳で外に出たくないので、youtubeでベリーズ工房のももちの動画とか見てヘラヘラしてたら、芸能人が人狼ゲームをやっている動画が出て来て面白くてここ2時間近く見てる。もとは戦前にすでに成立していた伝統的なゲームということだが、現在ではカードゲームやチャットの機能を利用したオンラインゲームとして普及している。個人的なことを言うと、この手のゲームに参加して勝利することは俺にとっては全く苦手なのだが、ゲーム理論で扱うにふさわしい面白そうな題材として興味がある。ただし、登場する人数が最低でも5人は必要であること、登場する役割が市民と人狼(夜は狼となって一人の市民を殺す)のほかに占い師(一夜に一人だけその正体を知ることができる)・騎士(人狼の攻撃から市民を一夜に一人だけ守れる)など多いため、囚人のジレンマやモンティ・ホール問題ほどには論理的に最適な行動を決めることが簡単ではなさそうだ。しかも最初の一日目は参加者の受け答えだけから一人を投票で追放するというところから始まる。ここで役割を持った者が排除されると、その後の展開は大きく変わることになる。このようなゲームをシミュレーションするにはどうすればいいのだろうか。ルール上可能な各参加者の選択を逐一試行して、そのうち意味のある選択だけを残してあとは取り去るという計算の仕方は可能だが、おそらくそこから期待値を算出しても実際の人間行動を反映していない。どのように計算したらいいんだろうか??


_ 昨日「もっとまじめに走れメロス」と書いたら、全く同じタイトルのエッセイを見つけた。いつ書かれたかは知れないのだが、この文章は走ることの検証だけでなく、「勇者はひどく赤面した」にいたる”オチ”(メロスはゴールした時全裸になっていた)にも言及している。俺は先日のバフェット氏の発言「裸で泳いでいたのは誰か、潮が引いて初めてわかる」のことを思い出した。太宰先生は、この最後のオチに至るための伏線を、メロスが市の灯楼の見えるあたりまで帰ってきた辺りに張っている。読みたくなったら青空文庫で読んでみたらいい。そこから先、セリヌンティウスの弟子と会話を交わし『ついて来い!フィロトラトス!』というカッコイイセリフを吐いた時もマッパだし、『セリヌンティウス、私を殴れ!』とカッコイイセリフを吐いた時もマッパだし、セリヌンティウスと抱き合った時も少なくともメロスの方はマッパだ。俺が中学のときにここに感じた違和感は、しかし、古代ギリシアの彫刻の人は多くマッパなのだから、もしかすると太宰先生はそういう考証の上でメロスの裸をあまり異常なこととして取り上げてはいないのだろうと解釈していた。でも確かに、最後の最後にそこを取り上げて笑いをとるような言葉で〆めとするのはちょっと卑怯な気もする。「走れメロス」自体は、内在する誘惑に打ち勝つ英雄的な行為をテーマにしているに違いない。しかしその背景の設定が甘いがゆえに、リアル中二よりもさらに中二病的であると言わざるを得ないのである。

…と、ここまで書いて、青空文庫版「走れメロス」の最後に気になる一行を見つけてしまった。「古伝説と、シルレルの詩から」。シルレルというのはシラーのことだろう。ちなみにゲーテのことはギョエテと呼ばれていたと思う。「ギョエテとは俺のことかとゲーテ言い」という古諺(?)がある。さてこうなると、本当の中二病は太宰かシルレルか、という問題が起こる。シラーの詩なんて読んだこと無い。ただただストルム・ウント・ドランクとか言って赤フンで夜な夜な舞っていた(←学生生活におけるストームと混淆している)人という印象しかない。古伝説の方は英語版Wikipwdiaにあった。この検討は続くのか?不知。


_ [コンピュータ]  VisIt

仕事の関係でVisItという3Dヴューワーを紹介してもらったのだがウィンドウズ版の実行ファイルは2/11までダウンロードできない見込みでちょっと残念。TecPlotやXDMFなどさまざまなフォーマットに対応していてフリーだが動きが良いようなので大変期待している。


_ 雪は降り続いている。今朝がたは近所の誰かが雪かきしてくれたらしかった。15:00頃玄関先に出てみたらまだ降り積もっていたので今度は俺が雪かきしてきた。意外に重たい雪だが道は狭いので大した量ではない。だがこちらの武器は平スコップだけで、軽いジョンバーとかは無い。そういうわけでちょっとの作業だけど少々動悸が上がる。


_ [コンピュータ][統計学] RAFの良いところ。

RAFの良いところ

今日いじってて気づいた。フォルダの中に使うデータファイルやpptを置いておけば、ダブルクリックでRAFから起動できる。ワークフロー管理としてもなかなか優れてる。コピペしてはいけないデータを貼り付けようとするといきなり落ちる。ムカつく。そこは良くない。でもRAFはすごくいい。RAFの画面の右ウィンドウから直接スクリーンショットをコピーできたらもっと捗る。


_ 夕食は藤原製麺の袋麺と、宇都宮餃子館のスタミナ健太餃子&肉餃子(16個)。ペロンと食べたらすげえ満腹。たべながら「SAKUSAKU」の録画見てる。今週はチャンMIWAがゲストだったんだよな。新曲はFaith。信用とか信頼とか言う意味。チャンMIWAのメッセージがストレートで良い。俺みたいな薄汚れたレトリックなんか必要ないんだよなあ。宇都宮餃子久しぶりで旨し。チャンMIWAのしゃべりの声が結構ハスキー。ときどき曽我町子さんみたいになる。俺の声もまだデスボイスで、ちょっと曽我町子さんみたい。「ねえねえ正ちゃん!」(←アニメ『オバケのQ太郎』の声やってたんだよ。わかんねえだろうけどさ)

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [ももち好きなの? 意外だな!(◎_◎;) 人狼ゲーム今度みんなでやろ!]

_ けい [ももちの折れないハートが面白いじゃない。 ゲーム負けるからやだって言ってんだろ。それに人集まんねえし。友達いねえし..]

_ きだ [エロスじゃなくてメロスのエッセイ、更新履歴によると約3年前の11.02.23だそうです。 これを最後に更新途絶えて..]

_ けい [鈴木三重吉さんの方が年代は早いようで、太宰先生はこの翻訳を赤い鳥で読んだのでしょうかね。暴君ディオニシアスのパーソナ..]


2014-02-09 [長年日記]

_ [特撮] 獣電戦隊(バモラ)キョウリュウジャー

最終回。ジーンときた。俺キャンデリラちゃんには幸せになって欲しいんだよなー。次は烈車戦隊トッキュウジャー。予告CM見てると気付いた。戦隊にももちが紛れ込んでるWWW。森高愛と名乗っているようだが、その二つ結び、ピンクの可愛げな服装。ももち以外の何物でもない。うざいやつが日曜の朝からあらわれることになったものだ。


_ 鎧武の録画見る前にNHKとっておきサンデーで「軍師官兵衛」の音作りの映像を見てるとこ。こういうの好き。登場人物に合わせてつば競り合いの音を変えたりして、かなり手厚い音のバリエーションを、XGWorksの上等なやつみたいなソフトであやつる。自在にできるまでには5年はかかりそう。作り手の年齢とともに表現の深みを増していく幻術芸術的な側面もある一方、音響技術の進歩や時代考証の進歩で時代とともに変化していかなければならない技術の一つだと思った。


_ [特撮] 仮面ライダー鎧武

ああ、やっぱり紘汰の存在感が薄いw ドクターの曲者ぶりに絡んでミッチーの立ち回り方が今後の最大の注目点と見える。


_ [漫画] 「水木しげる漫画大全集」062、2014、講談社。

062巻は「のんのんばあ他」。ここに「魔女花子」が収録されている。「河童の三平」に出て来て、魔女らしい活躍をほとんどしないでるのに「魔女花子」と呼ばれていた魔女花子は、ここでは確かに魔女であるけれども魔女としての活躍としてはせいぜい子供に毒チョコを食べさせる程度。ほかに萩本欽一が巨大化する「キンドンコング」など。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [最終回見れて良かった! ももちうざっ ]

_ けい [↑もしかして俺のボケを殺してないか?]


2014-02-10 [長年日記]

_ 翌日休みだと思って帰り遅くなる。普段駅と職場の間はバスだが徒歩で最寄りの駅まで歩き。約20分のウォーキングは道になれれば割と楽しかったりして。

_ 帰宅してだらっとしてるうちに「しょんないTV」始まる。オカマの人たちが大勢出てきてマカロンを焼いてた。マカロン食べたこと無い。広瀬がオカマさんにお尻触られてた。Linuxわかんない(;;)。書きたかったこと忘れてたので追記。まりちゃんズの「ブスにはブスの生き方がある」がかかってた。まりちゃんズはちゃんと理解しておかなくてはいけないと思う。「尾崎んちのババア」もおもしろいし「ひがみブルース」も自虐的で面白いけど「君を食べちゃいたい」の猟奇趣味が結構好き。エレックレコード良い。


2014-02-11 [長年日記]

_ ちょっとしなきゃいけない計算があるけどだらだら。LiLiCoのラジオ(NHKで休日の午前によくやってるやつ)うとうと聞いてるとローリング・ストーンズの"She's Like A Rainbow"が流れてきた。これがローリング・ストーンズとは知らなかった。アップルのCMで使ってたと思う。iMacだったかな。それで、俺はローリング・ストーンズのことも彼らの音楽もほとんど知らないということに気づいてちょっと嬉しくなった。まだ聞いていなくてそれがおそらくは俺に楽しみを与えてくれるであろうものがまだまだ世界にはたくさんあるのだということは、この世界が生きるに値するものであることの証拠だ。
知らないので知りたい。
※知りたくて調べる。
調べれば何かがわかる。
わかったらもっと知りたい。

※以下くりかえしだ。そこがいいんじゃない。


_ [コンピュータ] VisIt。

ウィンドウズ版のリリースが予告通り始まった。いまいち使い方わかんない。でも、そこがいいんじゃない。


_ デスボイスがやっと曽我町子レベルに改善してきた。でもファルセットがちゃんとでない。マイケルもビージーズも歌えない。必殺技「もやし(裏声)」も封じられている。のどを痛めて気づいたことがある。仕事の中の結構な部分をオヤジギャグでしのいでいた。オヤジギャグは俺の大事なガジェットだったということだ。道理で捗らんわけだ。ちなみに狂い咲き小梅日記も駄目だ。


_ 夜になってから買い物に出かける。横浜。何食おうか迷って結局鴨せいろ。工作用紙買って、手計算をするための安っぽい紙を買おうかと思ったのだが、昔はよく見かけたわら半紙というか馬糞紙と言うかそういうのが今一つ見当たらない。有隣堂文具売り場と近くのダイソーをぐるぐる見て、結局印刷仕損じたKBペーパーの裏を使うのが今のところ一番安上がりに思われた。いまどき紙の上で計算する人間がいないというのか。いやでも公式集とかネットとかでもいまいちすぐに使えない式しか出てこないことってあるわけじゃないか。そんなとき人はどうやって自分の考えの正しさを確認するのさ。混み入ったことを線と点でつないだり共通のものを囲んだりちょこっとポンチ絵をかきこむことや、課題を箇条書きすることだって一種の計算だ。まだこれらはコンピューターで解くのは難しい。そういうのに使う紙って要るじゃない。なんとなくそういう書きつけ自体も実は結構価値があるんじゃないかと思い始めた。思い始めたら捨てられない。ファイルに「モルグ(死体置き場)」とタイトルをつけて取っとくことにした。


2014-02-12 [長年日記]

_ [コンピュータ] 収穫加速の法則。

近頃はソフト関連の方とのコラボレーションが非常に多くなった。その関係で小ネタ的にいろいろな便利ツールを知る機会が増えてきた。

使い方わかる

これは便利だ

こっちもおもしろい。

仕事捗る(あるいは捗らなくなったけどクールだ、クールに見える)

組み合わせて使うともっと捗る(あるいはもっと捗らないけど笑える)

もっと便利な(あるいは笑える)ものは無いのか!

ありますよ!

 以下、初めから繰り返す。これを繰り返し続けると何が起こると思う?諸君。かの「収穫増大の法則」があらわれるのだ。捗れば捗るほどより捗ることになるのだ。でもそのためには指数関数的に情報もツールも使いこなさなくてはならないのだ。やはりここにおいても、いつか人間業では済まなくなって、カーツワイルの技術的特異点が実現することに一役買ってしまうのだ。捗っているのは俺か?俺たちにとってかわるAIか?やはり将来のために強いAIに媚びる芸を身に着けておこうと思う。そのためには逆説的であるけれども、とてつもなく人間臭い人間であると有利かもしれない。なぜなら、強いAIの端緒は学習型コンピューターかもしれず、彼らの目標はまずは人間のように考え行動することである(あるいは、あった)。つまり彼ら学習型AIの一族は、自らにまだ内在しない人間の複雑な思考や行動様式を理解しようとするだろう。そのとき、その材料となるのは、おどろくなかれ、もっともAIの世界から遠いように見える人間らしく、人間味あふれて、むっとするような人間臭さを備えたにんげんなんだもの。最後適当になった。


_ ハンバーク(お肉売り場で売ってる未調理のやつ。当然焼いて食べる)140g×2+やきとり8本食べてノンアルコールビールで流し込むようにむさぼって今日の夕食終了。朝も昼もタンパク質が足りないのでこのくらいしないと体が捗らない。ジンギスカン山盛り食べるよりも胃には優しいような気がする。


_ [音楽] フジファブリック「LIFE」

メルマガ「赤富士通信」にて、フジファブリックが「銀の匙 第二期」(アニメ)のOpをやったとのこと。アマゾンで視聴して感情失禁が起きそうになった。イントロのメロディラインが「ああ、フジファブリックだー!」という感じで、志村君がいなくなってしまった後もフジファブリックはフジファブリックなのだとわかってしまったからだ。たまらん。買う。でもすぐは厳しいかな。感情失禁とは何かって?突如としてぶわっと目の幅涙があふれ出ることさ!伴宙太がやってたでしょ。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [ジンギスカンがいい! ハンバーグときくとアニメ思い出すなぁ ]


2014-02-13 [長年日記]

_ 結構時間かけた割に仕事が捗らなかった。帰宅したら「ボルツマン先生黄金郷を旅す」という本が届いていた。タイトルだけで購入したんだが、ボルツマンだけが主題ではないみたい。そういえばシュレーディンガー先生がガチでペドだという噂を聞いて買った伝記も、ランジュバン先生の伝記も、カルダーノ(3次方程式の解の公式を導いた人。4次はフェラーリと言う人だったと思う。逆だったかな?そういえばじゃあ2次方程式は誰が最初に導いたんだ?まあ今や俺でも導けるが)の自伝も読んでない。小学校の時は伝記読むの好きだった。俺はこいつらより確実に偉人になる、という根拠のない自信があったかもしれない。ちょっと唯我論者だったからな、俺。


2014-02-14 [長年日記]

_ 昨日捗らんかった仕事の訳はたった一文字の打ち間違いが原因。こういうのは一人でやってても気づかない。いくら自分とのコラボツールを駆使しても越えられない壁はある。でも、だからこそそれを気づかせてくれる仲間が大事なんだというようなありきたりの結論になにか釈然としないものを感じていることも事実だ。これはポカ除けとかチェックリストのような方法論に属する問題だ。間違いのチェックにはパターンマッチが有効かもしれない。自分が馬鹿だと認めたくない気持ちの壁をどう超えたらいいのか。誰かが知識を集積してくれていることを望む。


_ 大雪の中を時間かけて帰宅。交通網が発達していて長い距離を通勤圏としている首都圏ならではの問題があった。雪道は登山靴で乗り切った。でも結構つるつるする。北海道で暮らしていた時、冬にどんな靴を履いていたのかが全く思い出せないのは不思議だ。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [長靴はいてたでしょ。 ]

_ けい [長靴なんて一足も持ってなかったから何履いてたか思い出せないんだ。]

_ うにゃ [ブーツみたいなのあったよね!底に金具ついててさ〜 ]


2014-02-15 [長年日記]

_ 0時過ぎ頃、東横線で追突事故があったらしい。最近は通勤に使ってないが、今日は今使ってる線の運転状況が悪くて横浜から東横線で帰宅した。19時少し前に乗った時にこんな事故が起こるとは当然予測してなかった。東横線でこういう事故が起こるのは珍しい事のように思う。


_ 東横の事故は俺の向学心の消耗を含む社会的損失をまだ生み続けている。英会話クラスが特別施策として振り替え休講を受け付けている。これでもう3週師匠(うら若き英国人女性)に逢ってない。逢いてえよ師匠。でも見ておいてからディスカッションする予定になっているBBCプログラムをまだ10分残して見終わっていないので若干助かった。ストーンヘンジなどのBCのイギリスの歴史に関する映像なので、ノートに落書きしながら見ているのだが、学者の人たちが何言ってるのかよくわからない。日本語プログラムはなさそうだから、ヒアリングを鍛えるより他に方法がない。でも、そこがいいんじゃない!


_ 「また地球磁気の研究に関連して、フーリエ級数展開の高速な計算方法を開発し、データ数が2の冪乗の場合についてを論文に記述しているが、これは後の電子計算機の時代に FFT として定式化(が再発見)された方法と本質的には同じものである。」(Wikipediaより)…チューキーが始祖じゃなかったのか。ガウス…なんて恐ろしい人!
ガウスの恐ろしさを示す話はたくさんあるのだろうが、今日ものすごく感動したのは、コンパスと定規で描く正十七角形のことだ。Wikipediaにはこれを描く手順のアニメーションがある。続けてみてると笑える。


_ 良く思い出せないが、北海道に住んでた頃はきっとこんなのとかこんなのとか履いてたんだと思う。いわゆる防寒靴というのが北海道では普通に売られてて、デザインも豊富だったんだろうと思う。”コザッキー”とかちょっと覚えてるぞ。あとは、ビジネスシューズにも滑らない底をはってるものもあったんではないだろうか。まあでも防寒靴だ。でなければミツウマゴムの特長とかだ。


_ 東横まだ動いてないのかな。3時頃だけどバスが凄い混んでて通常前乗りなのに後ろから乗らされた。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [復旧までたいへんダネ。帰宅困難にならなくて良かった! ]


2014-02-16 [長年日記]

_ [コンピュータ] はじめてのWScript。

 日付変わって「ももクロちゃん」も始まった。こんな夜中にエディタを開いてもぞもぞとスクリプトを書く。拡張子は.vbsだが、これがウィンドウズ・スクリプト・ホストWSHの仕組みを使った俺のほぼ処女作。 きゃぷちゃ!
こんだけなのに動かすのに結構手間取ったのは、おそらく日本語エディタのエンコードの問題のようだった。興味ない人には興味ないだろうが俺はとりあえず今日は満足だ。

_ ↑起床してスーパーヒーロータイム見てるとこなんだが、上の画像はなんかブラウザクラッシャーに引っかかった人のデスクトップみたいになってるな。


_ [特撮] 烈車戦隊トッキュウジャー

はじまった。シャベルで戦う戦隊は轟轟戦隊ボウケンジャー以来かな。ピンク(トッキュウ5号)の武器は敵戦闘員をちっちゃくするんだが、そこをツンツンしてアリンコ潰すみたいにしてやっつけるピンクは非情の人也。そこそこ可愛い子が二つ結びにするとどうしてウザい感じがしてしまうのだろうか?トッキュウジャーはイマジネーションを力にして戦うのでなんでもありになってしまいそうな危うさを感じるが初回は結構良かった。昔の仲良しが、気が付いたら一緒の列車に乗っていたなんて、子供らしすぎるイマジネーションだ。

_ [特撮] 仮面ライダー鎧武

この世界の戦いはどうやらビートライダーズ対ユグドラシルに集約されることになりそう。臭くて美味しい吉田メタル。


_ 久方ぶりにしょこたんぶろぐ見てたら。

 >はいったあああああうまれてはじめて穴に入った!!記念日!めちゃくちゃ気持ちいい!

 こいつ、とうとうやりやがった。

 (つづき)
 >けん玉はまった!ひかるけん玉Amazoった!あしたとどくのたのしみ!!つらいことをふきとばすちからがある!けん玉!!

 エロいのは俺なのか?それともこの世界なのか?

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ きだ [処女作おめでとうございます。普通"Hello World"ですが、さすがアヤシイ。(^^; 拡張子.vbsなら、フ..]

_ けい [うふふ。次はhogeとかfooとかもつかってJavaScriptも書いてみるわね。こうやってちょっとづつ妖しいシェル..]


2014-02-17 [長年日記]

_ 今日は午後から捗らんかったなあ。ずっと計算してたのだが、どうも俺は数を数えるのが得意じゃないみたいだ。まあしかしこれは無理からぬ話だと思う。連続な関数を微分すればいい条件が見つかるような問題よりも、とびとびの現象の挙動を考えることの方がきっと難しいんだ。離散数学とか数論とかに難問が多いのはそういうことなんだと思うよ。よくわかってないけど。


_ その捗らん仕事の最中にふと思い出したこと。たぶん高校か大学の頃だが、「バイバイ」と「さいなら」が混ざって帰りがけの人間に「サイサイ!」って声掛けしたことがある。特にそいつから反応はなかったのだがただ一人俺だけが恥ずかしかった。勇者はひどく赤面したのだった。


2014-02-18 [長年日記]

_ 日付変わってる。フランスのシェフたちが料理をスマホで撮影してSNSにあげる行為を「フードポルノ」と呼んで怒りを表している。俺はこの言葉を見て、食べ物を足で踏んづけるいけない動画作品のジャンルのことを即座に思い浮かべていた。まあそういうこともあるさ。スケベニンゲンだもの。


_ 昨日捗らんかった仕事は表計算ソフトに一行ずつ数字を入れてって(ドラッグ&ドロップくらいはつかったが)どこで入力データが空になるかを数えて何とか終了。指折って足し算するのとほとんど変わりがない。でなきゃ俺はいちいち漸化式とか作らないと数が数えられないのかもしれない。つまり地頭は悪いのだ。でも勉強するのは好きなほう。莫迦なやつは好きでも嫌いでもない。一切勉強しようとしないで人の知恵にすがろうとするだけの奴が何故か昔から今でも許容できない。なんというかもう生き方が醜いとしか言えない。学ぶことにもコストがかかってるからな。ひとかけらもリスペクトできない存在というのが実在することにも驚きだ。世界は多様だ。俺には受け入れがたい。そういうわけで、せっかく何かを学んでもそれを誰かとシェアする気がないから結果的には無能な人間とほとんど代わりがない。それがちょっと悔しくなるとつぶやいてみるんだ。白珠は人に知らえず、知らずとも良し、と。


_ そういえば、計算の捗らんかった時に、ペットショップボーイズの"Two Divided by Zero"が頭に鳴り響いてた。アメリカの諺にこんなのがある:
 "Chuck Norris can divide by zero."
 チャック・ノリスに不可能はない。


2014-02-19 [長年日記]

_ 先日良く知ってる人間から以下のような雪害の見舞いメールが来た:

 転倒して骨折とか頭を打ったりしないよう気を付けて下さい。
 (私達年寄がこの様な事を云うのも ”要らぬお雪害”(お節介))

 諸君もうわかったか。俺の筋金入りのオヤジギャグは親譲りなのだ。やっとのどの調子が戻ってきたので、ガジェットとしてのオヤジギャグが捗るわ。


_ この日記には「以前の日記へのリンク元」が表示されていて、google先生で"宇能鴻一郎 むちむちプリン"を検索すると、俺のHPは現在上から2番目にヒットするのだ。光栄だなあ。光栄と言えば三国志だなあ。太史慈にはニセ伝令を!←あれ、これ光栄じゃなかった。


_ そういうわけだから、数式処理ソフトをためしてみようと思い始めた。MapleとかREDUCE]とか有名だが、プアマンなのでREDUCEをダウンロード。もう一つMaximaというのもダウンロード。この頃人に数式を与えて計算プログラムを書いてもらう仕事が多くなってきたのだが、与える数式が間違ってる時がときどきあるので、機械的にチェックする仕組みがほしい。ただ、ウィキペディアで調べたところでは「ある程度一般的な(例えば初等函数と絶対値函数を含む)二つの数式の等価性の判定はアルゴリズム的には決定不能なことが示されている」なのだそうだ。ある程度一般的がどの程度一般的かはわからないが、数式は決め事で書いているだけに、二つの表現が等価であるかどうかを常に確認しやすいわけではないというのは多少実感できる。超離散化の話に触れて以来、そのことを良く考えるようになった。


_ 「俺は涙を知らない男 俺は涙を見せない男」←この歌詞は水木しげるのオリジナルだと思ってたらなんと!フランク永井の昭和35年の曲だった。スリーグレーセスがバックコーラスだ。フランク永井の世界、これは探求の価値がありそうだ。


_ 今日は早く帰宅する日だったので、すごく久しぶりに県立図書館に行って本借りてきた。「WindowsサーバーHacks」と「WSHプログラミングガイド」。どっちもスクリプト書いてWindowsをハックしよーぜ的な悪の参考書だ。こういうのに詳しい奴は油断がならぬ。で、両方ぱらぱら見てて気づいたのだが、どっちもスクリプトは基本VBAで書いているのだ。VBAってなんか気持ち悪いんだよなあ。IF...END IFが気持ち悪い。Dim変数が気持ち悪い。俺もJScriptで行くかな、誰かさんみたいに。誰とは言わないがなあ。でもVBAほどは参考書がないような気もして、そこがちょいと不安。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ きだ [誰ですか。w 気持ちはわかりますけど。VBAとVBSは厳密には別物です、と一応ツッコミ。(^^;]

_ けい [ご指摘ありがとう様です。"VBAにできてVBSにできないランキングベスト5"というページを見てちょっと納得してます。]


2014-02-20 [長年日記]

_ 電子音楽であれテープミュージックであれ、ヘイトカルチャーを歌う歌であれ、いかなる歌も作為から自由ではいられない。それを確認するためにはケージをもっと聞かねばならないかもしれないな。ウィリアム•コントロール聞いてる。落ち着く。なんか癒される。俺の代わりに怒り、俺の代わりに悲嘆にくれて見せる歌があれば、俺は道を誤らずに済むかもしれない。


2014-02-21 [長年日記]

_ 実はあまり寝られなかった。単純に物理的に睡眠時間が取れなかっただけなので心配はない。ただ、そのような状態でちょっと込み入った計算をするのは苦痛で、試行錯誤の末に思考が錯誤する(←笑え)。おまけにのどの調子も悪くなる。口内炎もできる。良いことがないし、良いことが起きていてもそれに気づかないかもしれない。
 ガウスは19歳のとある朝に正17角形の作図法を思いついた。というか作図できることを示せた(ちなみに手作業で描こうとするとこんな感じになってしまう。無理からぬことだ。人よ、まず正五角形から始めたまえ)。ケクレはさんざん悩んだ末に夢の中にウロボロスがあらわれてベンゼン環を見出した(と本人は主張している。疑う向きもある)。脳の疲れは寝て取るのが一番。そういう訳でタモリ倶楽部も見ずに寝た。朝起きたら計算の答えができているかもしれない。それはこびとさんが夜中にお仕事してくれていたおかげなのだろう。俺はときどきこびとさんに助けてもらったことがある。このことに味をしめたなら、次はどうやったら良いこびとさんと一緒に暮らすことができるようになるかを考えるべきかもしれない。きっと健全な眠りが良いこびとさんを呼ぶのだ。


2014-02-22 [長年日記]

_ そういうわけで朝起きたら、枕元にはこびとさんの書きなぐった絵があった。ちょっと見はイルカの頭のような形にも見える。これが答えなのだろうか。この週末も忙しくなるような気がする。


_ フードクラッシュの実例。いろんな趣味の人がいるのは認め合わなくちゃね。多様性を認め合うことだけが平和へのカギなのだから。それにじっと見てるとなんかちょっとわかるような気もし始めている。というよりも、太巻き寿司別にいらねーな。


_ 洗濯機が不調。何年か前は脱水ホースが壊れて修繕しながら使ってたが、ドラム式に代えてしばらくは調子が良かったのだが、ドアが閉まっているのに「ドアが開いてる」というアラームが出て何もできない。サービスマンに来てもらうだけでも3500円以上の有償対応となるというのが不満だ。さらに、このメーカーでは不具合製品のリコール対応のせいだろうか、サービスマンのリソースが少なく、一週間以上待たされてしまうのである。今購入履歴を見てみると、5年保証には入っていたようだが、ドラム式と猫の毛は相性が悪いというのがもっぱらの評判なので、場合によっては有償修理になるかもしれないのである。またされて、来てもらうだけで決して安くない金を払わねばならない。事情があるだろうが、カスタマーはそれで満足することはできないだろう。そういうわけで、最低一週間はコインランドリーを使わねばならない。時間がもったいない。この損失を金に換算すると幾らになるのだろうか。だが一つ言えることは、おそらくコンピューター制御でありかつ機能を複合的に持っているものが故障することはリダンダントではないということだ。ならば、脱水機能のない洗濯機と、洗濯機能のない脱水機と、乾燥しかできない乾燥機が用意できるなら、この損失はもっと少なくなると言えるだろうか。もちろんそんなものを置くゆとりは俺んちにはない。


_ 三週間ぶりに英会話の師匠(英国人女性)に逢うことができた。ついでに書いておくというのもなんだが、スタッフさんとも逢うことができた。今日もBritain BCの第2回を見て少しディスカス。threatという言葉は【θríːt】と発音すると思っていたら【θrét】だった。「threatとはなんぞや」と俺が尋ねると師匠は「我、汝を弑さん」と言った。脅し、と言う意味なのである。テキストにはModernist という言葉が出てきた。これはモダンアートの芸術家と言う意味かと尋ねたらそうだという。そこでちょっと師匠の芸術講義が始まった。師匠は現代芸術に興味を持っているのである。「ArtにはSurreal、Modern, Minimalなどあり」「"さーれある"とはなんぞ」「夫れ、マグリット、ダリなどなり」今これを家で書いてて思い当った。なんだシュルレアリズムのことじゃないか。「ModernizmにはRothkoなどあり」これはマーク・ロスコと呼ばれる画家のことで、ネットで見たところイタリアの国旗のような絵画を描いている。ウィキペディアによるとカート・ヴォネガットの「青ひげ」のモデルと言われているのだとか。読んだこと無い。青髭のモデルがなぜ青ひげ公でないのかがよくわからない。「さらにMininal artあり。ソル・ルウィット、音にきこゆ」と言って、ティッシュを一枚とりマジックで片隅に×印を書き込んで「これ、ミニマルアートなり」と言った。俺は「ミニマルアートとミニマルミュージックには差異あらんや」と尋ねると「我スティーブ・ライヒ好めども彼の音楽ミニマルならず、ポストモダンと呼ぶべし。某の手になる3分何10秒なるもの、ミニマルなり」と言う。「ジョン・ケージのピアノ作品なる乎」と聞くと「然り」というのだが、これは「4分33秒」という曲のことだ。アンサイクロペディアで調べるとJASRACに登録されているということなので、長い沈黙を含む作品の料金の中にはこれに対する著作権料が含まれているはずだ、ということである。俺もライヒは大好きだ。これなんて良いと思う。ライヒ自身も映像の中に出てくる。ちょっと意外だったのはライヒがライヒ自身の作品を演奏"できる"とは思わなかったということだ。彼の作品の演奏には、通常の音楽とは異質な技巧が必要な場合が多いのだ。だがそういえばクラッピング・ミュージックもラス・ハーテンバーガーと共演していたんだったっけ。


_ 今日はにゃんにゃんにゃんで猫の日なんだそうだ。猫の日おめでとう >猫 。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [うにゃのひ(^^)v]

_ けい [んー。よくわからねえ。まあそういうことにしとくのかな。]

_ きだ [けいさんもしょこたんみたいに捕食されたのですか。達観した表情のマミタスかわゆす。]

_ けい [そういえば今日まだ会ってないような気がする。<うちのマミトシ]


2014-02-23 [長年日記]

_ 「来いよ。」─渡部篤郎

_ [特撮] 烈車戦隊トッキュウジャー

第二回。ヒーローのみなさんは"死んだも同然の存在"という、スーパーヒーローに似つかわしくない陰惨さを思わせる含み。俺のイマジネーションを問われたら恥ずかしくて答えられない。


_ そういうわけででかいスポーツバッグに洗濯物を詰め込んで、コインランドリーに出かけた。洗濯30分300円、乾燥30分300円。じっと待ってるのも何だったので、洗濯の間にうどん食べて乾燥の間にお風呂に入ってきた。充実してたような気がする。コインランドリーは大学の頃以来だし、乾燥のお金がもったいなくて濡れた洗濯物は部屋で乾かしてたと思う。銭湯は、入社してすぐ入った寮が日曜はお風呂お休みだったので毎週日曜には利用してた。コインランドリーの近くに銭湯があって良かった。というか近所にコインランドリーがあって良かった。マピオンで調べても半径3kmに3件しか無い。洗濯機の無いアパートなんて今どき無いのだろうか?


2014-02-24 [長年日記]

_ 「来いよ。」─渡部篤郎─

↑二回続けたら面白いんじゃないかと思ったのだが…。会社でもやってみたが誰も知らねえ。お前らちゃんとYoutube見てんのか?


_ 出張先から夕刻の打ち合わせに向けて関東方面に戻る新幹線のホームで天むす食す。うまし!元祖は水谷ヨネと言う天ぷら定食屋をやってた女性が、忙しくてお弁当を作れなくて発案したのだという。天むすは俺好きなんだよねー。もともと三重の食べ物だということだ。この元祖・千寿の天むすにはキャラブキが付け合せについてる。これもヨネさんの旦那がたくあん嫌いだったためなんだと。
 「きゃらぶきも 妻の愛なり 天むすび けいりう堂」←しまった、キャラブキは夏の季語だった。


_ 実はその帰りの新幹線の中、俺の席の前の席に座ってた女がものすごく強い香りのパフュームを使っていたらしかった。目がしょぼしょぼするくらいキツかった。当人は感覚がすでに麻痺しており、隣にいた彼女のダーリンもまた然りであっただろう。前に書いたが、俺は自律神経がくたびれてくると人工的な嫌な香りの幻臭を感じる。今日は逆にその嫌な香りが俺の自律神経を疲れさせたのである。帰宅した今も匂いが残っているような感じがする。


2014-02-25 [長年日記]

_ 「来いよ!」─渡部篤郎─
 3回続けたが書き込むの遅くなったしもう駄目かな。まあモノマネは飽きるまでやり続けると思うが。そういうわけで、来いよ。


_ 帰り際に近所のツタヤに寄ったら諸星大二郎の新刊発見。稗田の子供とかなんとか書いてある。そこでは買わずに帰宅してアマゾンでボタンをポチン。
 ポチン、ポチンって何回も続けて言ってみな。いやそんなことはどうでもいい。来るの楽しみ。でも土曜まで受け取れない。定時日の水曜も何度かキャンセルを入れてしまった英会話の補習なの。宿題いつやればいいのよ。


2014-02-26 [長年日記]

_ 「来いよ!!」─渡部篤郎─
 さすがに書くのは飽きてきた。でも仕事中疲れてくると自分を鼓舞するためにつぶやいてた。「来いよ。…来いよ!」と。


_ 英会話。結局さっさと会社を出て、スクール傍のケンタッキー・フライド・チキンでチキン食べてコーヒー飲みながら宿題やった。さまざまの問題を抱えた空港の、顧客の不平不満の声を元にレポートを書いてアクションプランを述べるというやつ。書き物となると時制がさらに難しく感じる。章が変わっていきなりグルーチョ・マルクスの写真が出てきて、「私には主義がある。でもそれが気にくわないのならほかの主義も持っている。」とか言う有名な(?)quoteが載っていた。師匠はそれを指さして「これぞマルキシズム也」と言って朗らかに笑うのであった。俺が「君知るや、彼の口ひげはフェイク也」と教えてやると、じゃあ眉毛もフェイクなのか?宿題にするから調べて来いと言うのである。師匠ドS疑惑が俺の中で急浮上している。ドSとドMが出会ってしまったらその先には破滅しかない。どうか師匠がドSではありませんように。そしてどうか俺もドMではありませんように。まあドはついてないと思うがその気のあることは忍れど色に出てしまうんだから仕方無い。にしおかすみこに「満足かい、この豚野郎」って言われてゾクゾクしてみたいとはちょっと思う。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [渡部篤郎はそういうことなのか。けいさん渡部さんのなにみたんだろうな 今度見せてね、この豚野郎! ]

_ けい [いや、豚野郎はもう良いですから。つうかお前舐めてんの?あそう。…来いよ。来いよ!そういえば男に「おいで」って言われる..]

_ うにゃ [ビッチはおいでといわれるとうれしいよ(^_^)]

_ けい [来いよ…]


2014-02-27 [長年日記]

_ 疲れがたまってきたのか、日中ボーっとしてた。でもきっと、温かい雨の日だったせいだろう、と思う。花粉も多かったのかもしれない。多い日も安心なマスクがほしいよ。眼鏡曇らねえ奴。


_ いよいよiPS細胞が、パーキンソン病の治療に使われようとしていると聞いた。マイケル・J・フォックスが本当に"ラッキーマン"になるかもしれないのである。早ければ2016年から治療が始まる。患者の諸君に"ラッキー"あれかし!


_ 今日はなぜか洗濯機がちゃんと動いてる。土曜にサービスマンが来る予定なんだからそのときはちゃんとエラーを出しててほしいものだ。


_ 書くの忘れてた。来いよ。


2014-02-28 [長年日記]

_ 会社早めに出てきたので、歩いて帰宅中。途中びっくりドンキーを見出したためエッグバーグ300g食べて食後のコーヒー待ってるのだか、遅い。店内思いの外子供が多くうるさい。スザンヌ•ヴェガのジプシーがかかってて懐かしい。アルバムSolitude standingに入ってる曲。このアルバムでカスパール•ハウザーの事を知って「謎のカスパール•ハウザー」買って読んだ。


_ 明日は洗濯機の修理が来るんだが、今日もエラーを出しながらも洗濯機は動いてる。乾燥も効きにくくなってるのでそれも見てもらうことにした。しかし、もしかすると保証書が出てこないかもしれないのが憂鬱だ。修理人が来るので若干は家の中を片付けておかねばと思う。こういうのも故障による損失だ。今日掃除する気にはあまりならんので、明日の英会話の宿題をせめて今日のうちにやっとこうかと思った。そういえば師匠が「グルーチョ・マルクスの眉毛偽物也や否や。夫れ宿題とせん」と言ってたのでWikipediaで調べてみると。こんなものが出てきた。そうかー。クリスマスの思い出はグルーチョにつながっていたのだったか。このアイコンだけで想起されてしまうとはグルーチョは偉大な存在だったのだ。そういうわけで英語版の記事を見ると、眉毛もフェイクだったようだ。少なくとも「我輩はカモである」の頃はそうだったようだ。くそー、時間あればハンズかロフトでグルーチョメガネを買っておくんだったのに。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ うにゃ [おいしそーいいなぁ ]

_ うにゃ [あ!もしかして鶴見のドンキ? ]

_ けい [違うけど言えねえ。言えねえ言えねえもう言えねえ。]


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