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2014-11-20 [長年日記]
_ 今は久しぶりに自律神経の焦げる匂いに一日悩まされていた。決して嗅ぎたくはない香りから逃げることができないというのはそれなりに苦痛だ。こういう困難はなかなか人に理解してもらうことはできないのではないかと思う。ただ、実はこれは幻嗅などではないのではないかと言う疑念も拭いきれない。その裏付けになりうることは、例えば自身の体臭であったり、最近流行っている消臭効果の強い洗濯洗剤だったり。嗅覚自体の異常だったり。こう考えると、何か唯我論が否定できないことや哲学的ゾンビとゾンビでない人間との違いとかいった事柄との類似性を感じてしまう。まあしかし何が原因であったにせよ、不快なことには変わりがない。腑分けのできない原因はどのようにして対策して行けば良いのか。とりあえずどちらが原因でどちらが結果かもわからないが、気分の良い時はこの匂いに悩まされることが無い。あるいはこの匂いがしないから気分が良い。心理現象は因果律に縛られない。ユングの教えるところであったと思う。ゆえに心の問題は有向グラフで表現することができない。つまりベイジアンネットワークで表現できない。