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けいりう堂日記

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2014-11-29 [長年日記]

_   日付変わりんだりんだ。あまちゃん視聴完了。これで俺も晴れてあまロスだ。というよりも、次はメニューに従って紀行関連の映像を視聴する予定になっている。何見ればいいんだっけなと思って「紀行・歴史①」とタイトルしたDVDフォルダ(パソコンのフォルダじゃなくて録画したDVDをしまってある実物のフォルダ。なんて、実物かデジタル情報かをいちいち明記しなきゃいけない面倒な時代になったと思うが、そのうち前者は消えてしまうことだろう)を開いてみた。中途半端なコンテンツがいっぱい出てくる。よし、決めた。「探訪 東京地下迷宮」「日曜特番 今昔!古地図東京巡り お江戸日本橋 品川」「地球街道 奥の細道 他」この3枚。同じフォルダの中に「もうひとつのシルクロード」というのがあって、そういえば「シルクロード」のシリーズも全く見てないなと気づいた。そういうのをぶっ通しで見ていくのも面白いだろうと思う。紀行モノを見たらそのあとはバラエティ番組を視聴することになっているのだが、これに関してはちょっと候補があるが、コンテンツ自体の入手がまだ。でもこれ、ずっと見たかったんだ。それは…つづく。

_ 今日の英会話教室で、衝撃的な事実が判明。その1:many とa lot ofは完全に互換ではない!肯定文でmanyを使うのにはちょっと違和感を覚える、と師匠言う。俺が中二病だった頃(今もだが)沢庵というあだ名をつけられた英語教師に習った英語が何時までも有効であると思うのはファンタジーだ。勿論、類義語というものには様々なニュアンスの違いがあるのだから、同義語は厳密には同義ではあり得ない。それを認めると、語義を正確に説明することは不可能、という暗い結論が待ち受けている。逆に、正確に伝えられないながらも共通の認識が生まれるところに、普遍なるイデアやクオリアの存在証明を見出せる可能性はある。
その2。冗長であることを英語でredundantと言うのは解釈が違う。

冗長であるものは、有用な部分と無用な部分からなり、後者の割合が大きいほどより冗長ではあるが、有用な部分が全くないものは最早冗長とは言わず、単に無用というべきと思う。だが、redundantな物は、無用な物自体を意味する。例えば冗長回路は、不良が有ろうと無かろうと冗長回路だが、redundant circuitは本来の意味においては、不良が発生していない時だけredundantなのである。だが、そこもまたそうと結論できないのは、同じ日本人であっても冗長であることを無用であることと同義と考える人はいるかもしれないからである。こんなことを考えると、コミュニケーションは虚しい、と俺には言わざるを得なくなる。まして、「わかりやすく語る」ということはなおさらだ。わからないのだから。でも、たった今この分かり合えないという事実が新たなアイディアにつながったような気がする。ならば、人の言葉に傷つくこともまた虚しいというアイディアだ。この理解が進むなら、俺を傷つけていた愚かな発言の数々は、もはや俺を傷つけることは無くなるのかも知れない。バベルの塔の試練は、幸福な状態であったのだ!その時、人の言葉は互いを傷つけず、まるで美しい鳥のさえずりさながらであったに違いない。ミシェル・ポルナレフは、ある日鳥のさえずりを真似して美しいame carineという歌を作った。あの、俺を悩ませ傷つける、愚かな者たちの身の程知らずな不平の数々が、ポルナレフの美声のように聞こえてくる日も近いということなのであろう。それを福音と呼ばずして何とするのか。と言う間に札幌についた。思いの外寒くは無い。


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