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2015-06-03 [長年日記]
_ 梅雨入りしたかな?水木しげる漫画全集最新刊届く。「霊形手術」「貸本戦記漫画集(3)水木しげる作戦シリーズ(上)」。寝ながら読むわ。
_ そういえばKindleで買った聖書も寝ながら読んでるせいで一向に進まない。けどその中でどうやらイザヤ記の53章あたりが受難に関する預言ということだ。かくしてイエスが救い主とみなされることは予言の的中と言うことではなくむしろ自己言及的な現象と見なすことも可能だ。預言書にはこれこれが書かれている。預言書に書かれていることは実現されるべきである。こう考えると事実は預言書の記述に沿うように操作される可能性があるという訳だ。期待感が市場を操作するのと同じように。日蓮は法華経の中にその教えを広めるものは迫害されると書かれていて事実自らが迫害の対象となっていることをもって自らが法華経の伝道者であることを強く自覚したという。もしかするとこれはミーム理論の傍証であるのかもしれない。人の残した言葉や文章は後世の人がそこに意義を見出した瞬間に遺伝子と同じように分裂・増殖・交差などを始めるという訳だ。
_ そうやってウィキペディアを調べてるうちにわかってしまったこと。「マイムマイム」ってイスラエルの民謡なんだって!そしてその歌詞はまさにイザヤ書からとられてるんだって!!おれはアイヌ民族の踊りだと思ってた。マイムマイムも彼らの言葉だと思ってた。なぜだ、何故そう思い込んでいたんだ。
_ そんなことより、歯医者。今日はブリッジの型どりなので楽勝と思ったら、「土台の根元に糸を巻き付ける。痛かったら麻酔するから手を挙げるように」という内容のことを優しく言われた。痛いのか?でも我慢できないほどでもないんだろう。よし、耐える。
治療開始。おおおお、なんだこの痛みは。耐えた。だが俺は泣いた。生涯で一番痛かったかも。想像を絶する痛みというものは存在する。地獄が実在してたらその責め苦には耐えられない。体罰も拷問も禁じられるだけの理由がある。俺には耐えられない。