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2016-03-03 [長年日記]
_ 29時の人たち。
_ 乗り込む人は皆一様に一瞬ギクッとする。そのうち誰かが急病人発生のボタン押して、自分は降りてしまう。降りかけの時に別の乗客と口論。車掌の確認で数分遅れる。寝てた当人はキョトンとして椅子にかけてまた、寝始めた。というか、寝たふりをしてないといたたまれないというのが本音ではないか。電車の遅れの起こるその瞬間を見れて俺はラッキーだつたのか?
_ [読書] 「40代からの勉強法」和田秀樹、PHP研究所、2008.
08年の新刊を同年の9/18から読んでは放っておいて結局読了は半年後だったようだ。当時は俺もまさに40代だった。だが今もこの本の内容は有効に見える。勉強法の本と書いていながら、著者は精神科医であるゆえに、まず如何にやる気を保持しつつ行なうかと言うことを語る。できることをできると確認しながらやることは無力感に対抗する手段となり、一方自発的に行なうことに報酬を後付けするとやる気はかえって失せる。成果主義の衰退は、高い目標を「どうせできない」と思って端からチャレンジする気力を失ったため。得意なことに手を挙げることで苦手を逃げる効果がある(役割分担の時に『書記やります』って手を挙げるやつ)。仕事の終え方にはいくつかの選択肢を用意して、ここまでやれば合格と言うラインを決めておく。1週間のスケジュールは5日分。土曜はまとめや計画通りいかなかった分の穴埋め、日曜はオフ。内容全てを覚えていたわけではないが、結構今の自分には影響を与えているような気がする。付箋紙がたくさん貼ってあっただけのことはある。
_ [食べ物・飲み物] トルティーヤと春巻き。
スターバックスで食べた根菜サラダラップを自分でも作れないかと思って少々サーベイした結果、トルティーヤ生地で巻けば良いということが判明したので最近これを前日に巻いておいて翌日の昼食にしてる。ついでに朝も、と思ったわけだがトルティーヤ生地だって糖質なので、多少は加減したい。そこで、朝の分はライスペーパーで太めの生春巻きにしてしまうのである。昨日は作り馴れてなくて二枚重ねにしたが、明日の分は1枚。ライスペーパーは一枚づつぬるま湯で戻して使うのだが、だいぶ固めだな、くらいの戻し方で良い。具材は適当な菜っ葉、自作のスモークチキンの薄切り数枚、シュレッドチーズ、サケのペースト(こんなのあるの初めて知ったよ)、スクランブルドエッグ。少し春が近づいてきたのでこんな食事が良くなってきた。厳冬の間はシチューだの鶏のトマト煮だのを作り置きして温めて食べてた。夏は何食べようかな。今年はもう今のうちから暑さ対策の工夫を考えているところ。とりあえず仕事のノルマを猛暑の時期に持ってこないように工夫したいところだ。
_ [漫画]『ノノノノ』岡本倫。
ちょっと敬遠してたんだよ。スキージャンプの漫画なんて興味持てそうな気がしなかった。でも読んでみて大いに考えが変わった。スキージャンプも面白そうだが、それよりこの漫画、ほぼ女子が男装するTS。子供のころからTS的な幻想には結構魅せられていることを最近特に実感する。最近では、高校時代夢中だったT・E・R・R・Aの工作員を書いたラリー・マドックもそんな作品を書いてたらしいということを知った。The Nymph And The Satyr”というのがそれで、1960s classic sex-switch comedy”と紹介されてる。俺はきっと近い将来TSハンターになってしまうという予感がある。三島由紀夫の豊饒の海も、とりかえばや物語も、ムアコックのイリアンも、全部俺のハンティングの範疇だと思えば楽し。寝る。