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2018-09-20 [長年日記]
_ 金カム買えた。数理科学も買った。なんか知らない言葉の多様体の特集。ついでに漫画コーナーで東陽片岡の新刊見つけてしまった。三度迷って結局買った。アマゾンの読み放題で「嗚呼花の応援団」も読める。いけだたかしの「ささめきこと」もまだ読みきってない。水木さんの全集もだいぶ溜まってる。いつしか漫画地獄だ。う、うれしいれすぅ。あへぇ。クェックェッ。ちょんわーちょんわー。
_ iPadの修理手続き完了。チャットで30分少々。こんなにチャットしたのは十年ぶり以上かな。ヤマトで引き取り。衝撃に強いケースを探しとこう。やれやれ。
_ アップルサポートの人とチャットしながら久し振りに煮物。大根が硬くならないように水の状態から弱火でじっくり煮たら、思いのほか柔らかくなって嬉しい。他に蕗、筍、ちゃんとキッチンペーパーではさんでから水煮して油を抜いたがんもどき。もう風呂上がりに全裸で体重測ると寒い。じんわりと上手い煮物。母の人の遺影の前にもお供えしたりして。そうだ、もう彼岸の入りなんだった。しんみりと良い季節になってきた。
_ 魔窟の中で本を探していた。目を通したい本は…ああ、やはりどこかに埋もれているようだ。しかし、なんだここは。ランジュバンの伝記、シュレディンガーの伝記、ギリシァ語の教本、ランダウの量子力学、田口の実験計画法、スレーターの理論物理学入門、マルクス全集の第1巻(マルクスの博士論文が掲載されている)、アルゴリズム辞典、ヨガの教本数種、神奈川区史、港北区史、ケージの「サイレンス」、街道の日本史全巻、スミルノフ全巻、包装を解いてすらいない山尾悠子の箱入りの本…。その時々の問題意識のために買うしかなかった本たち。これらがみな、今、私の力になってくれようとしているように見えて、これらを購入した当時の自分を驚きの目で決して明るくはなかった過去に向かって見つめ返している。何てことしてくれたのだ。これらが本当に自分のリソースとなるのなら、そのような読解をする努力を続けられるのなら、この先の未来は明るいようにも見える。まるで欲すべき全てをすでに持っていたようにすら思えるのだ。
_ 今気づいたけど、それらに倍するインモラルな書物が山ほど紐解かれるのを待ってるということも慌てて付け足しておいた方が良いのかな。要らんか。