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2018-10-30 [長年日記]
_ [音楽] 「パリのアメリカ人」、ジョージ・ガーシュウィン、1928。
帰りの電車でミュージカルの宣伝動画を見ていた。電車の中のCMだから音が出ない。それで、自分のiTunesに入っているこの曲を聴きつつ帰宅していると言う訳。マイケル・ティルソン・トーマス指揮、サンフランシスコ交響楽団の演奏。初めてこの曲を聞いたのはジーン・ケリーの出ていた映画のサントラだ。サントラではケリーのタップの音が入っている。ガーシュウィンはパリから車のクラクションを持ち帰って曲に使用したらしい。当時のアメリカはパリなどに比べるとだいぶ田舎だったのだろうか。考証するゆとりはないが、そう感じる。このフランスに憧れるアメリカ人は、フランスの作曲家モーリス・ラヴェルにも憧れて弟子入りをしようとしたが、「すでに一流のガーシュウィンであるあなたが二流のラヴェルになる必要は無い」と、体良く断られたのであった。