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2020-08-03 [長年日記]
_ 先月の電気代がかなり高い。何かの間違いかと思って昨年の様子を見ると、暑い時期にはまあまあ同じくらいかかっていたことが分かった。今年は特に「会社で涼む」という訳にはいかないので余計に掛かるのだろう。新しいニュースでは無いが、ゴールデンカムイ のアニメ第3期は10月スタート。とりあえず「時代劇専門チャンネル」での放映は決まってるらしい。
_ ゴールデンカムイ は日露戦争が終わった1905年から少し経った頃が舞台で、その後第一次大戦が1914-18に起こりこの間にロシア革命が起きている。そんな時代に因む話題。先日の訪札の際にご当地の北海道大学に因む「瓔珞みがく」という歌を口ずさんで街中を歩いていた。同学には「都ぞ弥生」をはじめとする数多くの寮歌が残されており、男女混合寮となった今も毎年作られている。「瓔珞みがく」もその代表のように同学出身者には良く歌われる名曲なのだが、実はこれは正確には寮歌では無く「櫻星会」という帝国大学時代の予科(現在の教養部に相当)において教官と生徒の懇親・団結を目的とする会の歌であり、歌詞は8番まである。これをフルで歌ったことのある同学出身者はそう多くはないだろうと思う。自分もそうだ。大正9(1920)年の作である。その歌詞を読んでいると、6番にこうあったのが目に付いた:
潮に暮るる西の空 月も凍らむシベリアの 吾が皇軍を思ひては 猛けき心の躍らずや
これが何を意味するのかを調べずに横浜に帰ってきた訳で、今それを調べていたところ。1917年にロシア革命、その後1922年にソヴィエトが成立する前までのロシア内戦時の1919年に日本はシベリアに出兵していた。これは革命間もないロシアに対して反革命勢力と英米仏などが連合して革命軍と争ったもの。先の「瓔珞みがく」に歌われたのはこれで、参戦した日本には領土的野心や広がる共産主義への危惧などもあったとされる。この辺りのことは学校で習った記憶が無く、少し興味が湧いている。
_ 「ドラゴンボール」28巻まで読み進んで分かったこと。アイデンティティ田島氏の野沢雅子ネタが今までよりさらに面白く思えるようになった。当ったりめえだけんどよ!
