けいりう堂日記

_ 早朝。しょうもない夢見て目が覚める。どうやら役所の食堂で飯を食おうとしてたらしい。注文したものが用意できるまでちょっと待たされたりしてイライラした挙句何故かその料理とお釣りは窓口に回って受け取らねばならんというのでさらにイライラしつつ待ってたら奥から料理を持ってこようとした職員のおっさんがトレーを見事にひっくり返しやがって再度待たされる。代わりを用意してる当のおっさんが「あれ？唐揚げ何個だったっけ？」とか偉そうかつ無能そうな口調で厨房に大声で問いかけてるのを見てさらにイライラ。やっときた食事を見てみると、揚げ物の皿に味噌汁、丼飯にはカレーが掛かっており他にカツ煮の皿まである。どんだけ腹減ってるんだ自分。まあカレーもカツ丼も食べたい、ということはあるが『孤独のグルメ』の良くあるパターンかよ。そしていざ食べようとしたところでお約束通り目が覚めた。余りのくだらなさにトレーをひっくり返したおっさんを怒鳴りつける気にもなれず笑いつつ呟くしかなかった。「もう、腹減っちゃったなあ」。朝飯にはまだ早い。二度寝するか。朝のおかずも碌な物無いなあ。レトルトカレーくらいしか無い。

　朝は結局最寄コンビニで焼き鮭買ってきて自然薯・たらこ・あさりの味噌汁・お焦げ付きはるみで朝食。休暇取ってた。で、何してたかというと、Windows10 PCの復旧をと思ったのだが立ち上がらないのか画面が出ないだけなのかともかく大掛かりなことになりそうなのでそちらはさておき、かねて計画していた魔窟のアウフヘーベンを実行。その深部への回廊を拓くクエストである。ちゃんと日本語で書くと、机（唯一の居住地区）から押し入れへのアクセスを何十年も遮っていたボロボロの棚を撤去して、その上にあった故障しては買い換えてきたブルーレイレコーダーを押し入れに押し込んだのだった。そのため一時的に机の周りはその棚の中に入っていた廃品で溢れかえっているが、まあ明日にはまた畳が見えることだろう。つうかやっぱり物は棄てなくちゃ遺憾なあと思い知った。床が見えればPCをバラせるはずだし。 　で、今は床が見えないそのままで外出。平日なので銀行に行って、かねてから黒い招き猫に溜めていた500円貯金を口座に入金。係の人に尋ねると結局ATMで入金する事になった訳なのだが、手続きが終わってもその後しばらく機械の方ではコインを数えているため、その辺の出張ATMでやると待ち行列を長引かせてしまう（経験済み(^_^;))ので、やはりATMの複数台ある店舗でやるのが無難だったのだった。ただ、日中である必要は無かった。硬貨の入金は一度に100枚までなので3回にわけて入金。うちの黒い招き猫いっぱいに500円玉を溜めると12万ほどになる。口座に入金したらあっという間になくなってしまうので貯金というよりもリスの頬袋に溜め込んだ木の実みたいなもんだ。終了。床屋で三分刈り。三分と言うのは3ミリだと思ってたら6ミリだった。五分が1センチだけどうちのバリカンだと9ミリになると床屋の人は言ってた。知らなかった。何度もマルガリータになってたのに。しかしどう言う単位系なんだろう？終了。安いスーパーに移動してしこたま買い込む。骨休めにはならんなあ、と思って夕空を仰ぐと、三日月に寄り添う宵の明星が見えた。少し休んだら夜ヨーガだ。なんかじゅーじつしてるな。朝の夢見が良かったか。