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けいりう堂日記

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2021-11-03 [長年日記]

_ 日付変わったす。大島永遠+茶柱渋吉『下町銭湯家族』という漫画の最終巻を読もうとしてる。帯付きで買った。その帯に「近所の銭湯潰れてませんか?」などと書いてある。横浜に住んで随分立つけど確かに、その間にいくつかもの銭湯が潰れた。最寄駅そばにあった銭湯が一つ、白楽商店街にあった銭湯が一つ。温泉施設ということで言うと、二宮町の「セドル健康ランド」というのが心に残っている。最初の街道行脚であった東海道歩きの際、歩いた後に温泉なんかいいなと思って、かもめ文庫『かながわの温泉』に出ていたその健康ランドに行って雑魚寝の一泊をしたのが忘れられない。このホームページの「今様東海道中膝栗毛」と称した記事の中にも書いた。反町から茅ヶ崎まで歩いて、東海道線で二宮へ。そこからその健康ランドへの送迎バスが出ていて、ほとんどサウナと変わらないその施設で風呂上がりに生きのあまり良く無い刺身で一杯やって雑魚寝の寝室で一夜を過ごしたのが、それはそれで楽しかった。お刺身持ってきてくれたスタッフさんが母方の祖母にちょっと似ていたのも懐かしい。
実はこの7月の下旬に、二宮から中居町を経て秦野の震災湖へ、という長距離距離ウォークののち鶴巻温泉、という小さな歩き旅をした。この頃のけいりうどう日記に、汗疹と日焼けで大変なことになったと書いたその時の話だ。二宮駅に近い吾妻山を訪ねてから暑い中をひたすら歩いたのだが、途中件のセドル健康ランド跡地を見に行った。今はやっていないが敷地も建物もそこにあった。再開されると良いけれど、それは遠くでたまにしか思い出さないものの勝手な理屈だよな、なんて思った。温泉は今も湧くんだろうか?いつか、またそこで湯を楽しめたら良いな、などと。入浴施設を経営していくのは並大体では無いだろうことは察せられる。私はただあのときのあの、「こんなことやるのも自由なんだ」という開放感というか全能感のようなものを、また感じたい。

_ 追記。いやいやそんなことより、『下町銭湯家族』の帯を見て、なんかすみません、という気持ちになったのがそもそもだった。もっと俺が足繁く銭湯に通っていれば。。。でも俺だけの力ではどうにもならぬ。休日終わり。ヨーガ行った。それ自体はとても満足感のあることだつたのに、何か虚しさを感じてる夜。

_ ああ、そうだ。台所の照明器具付け替えたんだっけ。結構手間取ってしまった。一方でお風呂の換気口を破損して替えを発注。まあこちらも台所の照明同様古いものだったので。


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